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【726】虫の季節到来 2015年春

年年歳歳花相似 歳歳年年人不同
(ねんねんさいさい花あいにたり さいさいねんねん人おなじからず)

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我が家にあるただ一本の高木、西洋ハナミズキが花ざかりになりました。
この樹づたいに二階までサルのように駆け上っていた愛猫は、
この花の開花を見ることなく、晩秋にこの世を去りました。

昨日は、親しかった友人の告別式でした。
突然のお別れでしたので、胸つぶるる思いでした。
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植物を愛する私は、どこでも植物に目がとまれば撮影しますが、
家に帰って写真を拡大してみると、思いがけず昆虫が写りこんでいることが
あります。そういうときは、儲けものをしたようにうれしい!
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先日出かけた赤城自然公園のみごとなシャクナゲ。(上)
その写真に写っていたのは、、コツバメ。
もう少し注意深く観察すればよかった! と後悔しています。
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もう一つは、やや離れたところにいて、翅を開いたり閉じたりしていたチョウ。
翅の形から、シータテハか・・・
 (通りすがり様より、教えていただきました。シータテハ)→ヒオドシチョウ…感謝!)
望遠レンズをもっていくべきでした。
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こちらは、別の日、花の植え込みにいたトノサマバッタ。
拡大したら、触角が一本欠けているのが分かりました。
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これは、ネコノメ草を撮影したのですが、アブの種類でしょうか、
 (通りすがり様より、教えていただきました。こちらは、おそらくヒメフンバエの♀)
虫たちに再び出会えるうれしい季節の到来を感じます。

追記)通りすがり様、お教えいただきありがとうございました。これからもどうぞよろしくご指導ください。

子供たちが、こういう虫たちを無意味に追い掛けまわしませんように。
静かに虫を見て楽しむ文化が、浸透していきますように、
老婆心ながら、祈っています。

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by tamayam2 | 2015-04-22 10:27 | 日々のできごと | Comments(6)

【718】動物の人形がいる風景

そろそろ、ロサンジェルスの話は終わりにしようと思います。
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娘の家を訪問したときは、やっとエクステリア(外壁、窓枠)などの
工事が終わったところで、家の周りには、まだ作業用の足場が組んで
あった。インテリアの方は、専門のディザイナーが手掛けることに
なっており、いろいろな所に絵のフレームや、飾り物が置いてあった。
娘は、仕事柄、世界のあちこちに行っているので、民芸品の類や、
どこかのガラクタ市で買ってきたものや、人にもらったものなど、
本人には、思い出の品でも他人には、さっぱり理解が付かない代物も
多い。それを、ディザイナーがどう、組立てて統一感のある空間に
仕立てるのか、見ものだった。
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舞台となる中古住宅は、形式でいうとスペイン風なのだろうが、
コロニアル風も混ざっているような、不思議な家だ。
天井の梁や玄関ホールの吹き抜けは、スペインの田舎家風だ。
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これは、インド更紗の布を額装したもの。
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食卓の上のレモンは、知り合いの家の庭になっていたもの。
この辺りの家には、レモン、ビワが地植えにされ、たわわになっている。
Meyer lemonというやや丸みを帯びた酸っぱ味の少ないレモン。
娘は、これが気に入って庭に植えたいと言っている。
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KiwiはNew Zealandの飛べない鳥だが、このメタル製の皿の縁に
掛けるととてもよく似合っている。どちらも高価なものではないが、
New Zealandの思い出とともに懐かしい。
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これは、亀の置物のようだが、アフリカ産の器に入っている。
立てかけてあるのは、友人からもらったカード。サインから見ると
安藤廣重の浮世絵らしい。カードに描かれているのはキジだろうか。
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上の亀も寅も中国製のおもちゃのようだが、こうしてSEIKOの置時計
の上に置かれるとちょっと面白い。
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額装のチョウの画は精密画の一種。どこで手に入れたか、ディザイナーに
選ばれずにいつまでも床に放置されていたのは、きっと全体の調度に
合わないのだろう。ママの好みだけど、黙っている。

たくさんある装飾品も、不要になれば、ネット上のオークションに
出品して、処分してしまうのは、現代風といおうか、アメリカ風?
不要になったソファーや、装飾品を買いたい人が、訪ねてきて、
さっさと買ってもらっていた。

ある人には不要な品も、ある人には、必要なのだ。
こうしたドライな取引がごく当たり前に行われているのも、面白く
観察した。

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by tamayam2 | 2015-03-04 09:42 | たび | Comments(14)

【699】11月の野川公園

9月から今まで、家にこもってパソコンの前に座っていることが多かったです。
秋のまばゆい光に誘われて、今日こそはと、朝から三鷹市、野川公園に行って
まいりました。
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ここは、元国際基督教大学のゴルフ場があったところ、同大学に隣接する広い緑地です。
真ん中に野川が流れており、なぁんにも無い公園ですが、そこが自然の宝庫。
ジョッギングする人、犬の散歩をする人もたくさん見ました。
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私は、まだ蝶の姿が見られるだろうか、木の幹にひっそり何かの蛹が隠れてはいない
だろうか、虫に会えればいいなぁ~と期待して行きました。
蝶は、シジミチョウ、黄チョウ、ツマグロヒョウモンをいくつか見かけただけでした。
植物は、大半が枯れており、実をつけているものも多かったです。
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枯れた野の風情ですが、少し仔細にみれば、いろいろ珍しいものも見られました。
一番面白かったのは、センボンヤリ【キク科】の閉鎖花
閉鎖花というのは、普通の受精ではなく、自家受粉を行うものだそうです。
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立ち枯れた丸い花が美しかったばかりでなく、タンポポのような葉は青々として
おりましたし、傍らに蕾さえ見ることができました。
センボンヤリとは千本槍の意味でしょう。大名行列のときの槍でしょうね。
そのようにすくっと直立しているのです。
別名ムラサキタンポポとも言うようです。確かに葉はタンポポのようでした。
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秋の実の代表格、ヒヨドリジョウゴ【ナス科】下は、ジョロウグモ。
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ナナホシテントウムシ
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その他、小さな虫たちも秋の陽ざしの中で活動中でした。
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この(多分)カメムシの一種の名はまだ同定できておりません。
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私も、自然から気持ちのよいエネルギーをいただいたようで、
体内の活力が生き生きとしてくるのを感じました。

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by tamayam2 | 2014-11-15 09:03 | 日々のできごと | Comments(10)

【695】10月の銀ブラ

10月も終盤に近づいてきました。
愛猫との別れ、親しかった叔母との別れがあり・・・
それとは別に、いろいろな行事がありました。
一つ記念すべきことは、私の卒業した中・高校の創立記念礼拝で、
スピーチをする機会が与えられたことです。
卒業後50年もたって、懐かしい母校で私が何かを話すなんて考えてもいなかったことでした。
緊張のあまり、一月も前から準備しておりました。
それが終わり、ほっとしました。
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ウチの庭の西洋ハナミズキの葉が紅葉しています。
19日に、久々に銀座通りを歩きました。
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定点撮影のWAKOのディスプレー、「ブチェラッティ展」の案内でした。
真っ先に私の眼に止まったのは、中央左奥の、蛾です。
これは、【693】でご紹介したアフリカ尾長ミズアオ(ヤママユガ科)に相違ありません。
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Apple社のほうへ歩んで行きますと、宝飾店の小さいウィンドーにかわいい秋の虫が!?
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虫好きには、虫がすぐ目に留まるのです。
高さ5㎝ぐらいのガラス製あるいは、陶製のオブジェでした。
近くには、主役のアメジスト、ダイヤモンド、黒真珠など・・・が輝いておりましたっけ。
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なんだかこの日は、いい陽気に誘われたのか、どこも人がいっぱいで、
皆ウキウキと弾んでいるようでした。

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by tamayam2 | 2014-10-29 13:38 | 日々のできごと | Comments(14)

【694】ツマベニチョウと赤い実

秋がだんだん深まっているというのに、いろいろな出来事が次から次へ
起きて、最近、野山に出かけることが少なくなりました。
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ドイツの蝶園で見たツマベニチョウ。2頭がふらふらとやってきて、
花に止まりました。その後の様子は見届けなかったのですが・・・
日本でとても有名なクモマツマキチョウとは違う種類ですが、東洋区に属する
蝶です。
この種類は、高山ではなくて、沖縄、関西でも見かけることができるそうです。
裏翅にいわゆる青ズリ模様という模様があって、蝶愛好家の間で珍重されているよう
ですが、私は、国内でまだ見たことがありません。
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西洋では家の垣根などでよく見かけるコトネアスター(バラ科)。
茎が団扇のように横に張り出し、よく繁茂しますから、垣根に適しています。
日本でも最近公園などで見かけるようになりました。
和名は、紅紫檀(ベニシタン)。
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少し長細い実のつくベルベリッツ
和名は、ヒロハノヘビノボラズ
トゲがあるので、蛇登らず・・・というのです。メギ科の植物。
メギは目木と書き、昔は眼病の薬にしたそうです。メギ科メギ属の植物は葉も
紅葉し、ふだんは、目立たないのに秋の野では主役級です。
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上は、名がよくわかりませんが、スイス、ベルンの道端で見ました。
実も葉もきれいだったので、撮影しました。これから紅葉、黄葉が本格的
になりますね。楽しみです。

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by tamayam2 | 2014-10-22 14:02 | 日々のできごと | Comments(6)

【693】嫌われ者の蛾

世の中には、私をふくめ蝶の好きな人は大勢いる。
クレージーとも思える蝶好きもいる。
しかし、蛾となると、たいだいにおいて嫌われている。

日本では、蝶と蛾を区別するが、世界的には、区別しない国も多い。
図鑑などでは、鱗翅類をひとくくりにしている場合が多い。
さて、蝶と蛾はどう違うか?
一般的な答えは、①蝶は、静止状態のとき、羽を閉じて立てる
         蛾は、べったっと拡げている。
        ②蝶の胴体は、細い。蛾は太い。
        ③蝶は昼間活動する。蛾は夜活動する。
        ④蝶の触角は、細く、雫形。蛾の触角は、太く、ブラシ状。
        ⑤蝶の幼虫は、芋虫の形。蛾の幼虫は、多くは毛虫の形。

しかし、この原則が当てはまらないケースがたくさんあります。
ですから、①~⑤の区別は、一応のチェック項目として記憶しておくことにします。
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上は、スイスの蝶園で見たアフリカの蛾です。
羽化してまもないフレッシュな個体で、
敵を威嚇するギョロ眼がついていて、とても美しい蛾でした。
アフリカオナガミズアオ【ヤママユガ科】
私のもっている図鑑(『蝶と蛾の写真図鑑』日本ヴォーグ社)にも載っていました。
下の絵です。
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先週、10月12日、静岡県天城高原に行ったのですが、宿舎の渡り廊下に
やはり大きなギョロ眼がついた蛾が止まっていました。
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撮影して、人に踏まれないように地面に放してやりました。
帰京して調べたところ、クスサンという【ヤママユガ科】の蛾で、
これは大発生して困る種類の蛾であることが判明しました。
そう言えば、2009年、北海道・網走のホテルの外に、この蛾の死骸がたくさん落ちて
いました。昨年、富良野市でも大発生したそうです。その時のポスター。
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この蛾は、クスノキ、クヌギ、クリ、コナラ、イチョウ、サクラ、ウメの葉を大量に
食べるそうですから、大発生すれば、森林は大被害を受けます。
これは嫌われ者の代表格ですから、私が放してやったのはよくない処置だったかも
しれません。
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蝶園には、蝶の他にこんな小鳥も放たれていました。
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また、矮性のウズラもチョコチョコと地面を歩いていました。
こういう鳥類との共存は問題がないのでしょう。
海外のあちこちの蝶園で割とよく見かける風景です。

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by tamayam2 | 2014-10-18 20:03 | たび | Comments(12)

【692】愛猫との別れ

台風18号、19号が相次いてやってきて、天候の不順な秋・・・。
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ウチで14年間飼っている愛猫が腎不全のために亡くなった。
老猫がよくかかる病気であるらしいのだけれども、私どもは、獣医師の
言いつけをしっかり守らずに、ときどき人間が食べるお刺身などを
やったりしていたのが悪かったのか・・・だんだん痩せてきて、
水ばかり飲み、13日に亡くなった。

亡くなったとき、私は、外出しており、最期をしっかりみてやれなかったのが
悔やまれる。
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過去ログ 【684】植物のふしぎ 2014年5月9日付
に載せた写真を再録した。
この猫は、こうして植木鉢の中に入りこんでよく昼寝していた。
Cat nipという猫の好きなハーブが植えてあるから、気持ちがよかったのだろう。
ウチには、猫に踏まれて困るような大事な植物は無いが、
それでも種まきした苗などは、隔離しなければならなかった。

家中のドアをきちんと閉めずに5㎝ぐらいの隙間が開けてあるのは、彼が
どこでも自由に行き来できるようにするためだ。
猫専用の出入り口もあるので、外出も自由だった。

今日の午後、荼毘に付すため業者に引き取りに来てもらった。
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これからは、ウチではもうペットは飼えないだろうと思う。
この猫のように、犬や猫の寿命が15年程度だとすれば、世話するわれわれが
先に逝くかもしれないから・・・。
自分たちの世話さえ他人に頼らなければならなくなるかもしれないのに、
ペットの世話まではお願いできない。
もの心ついてから、いつも犬か猫が身近にいたので、
もうペットとの生活が望めないと知ると、粛然としてしまった。
ペット用の医療保険に入っていなかったので、終末介護の費用はかなりの額に
上った。

上の写真は、スイス、ベルン大学植物園の構内で見たキツネの彫刻。
ウチの猫は庭のジョウロやバケツに汲み置いた水をよく飲んでいた。
骨ばった腰のあたりや水を飲む姿が、この野生のキツネとよく似ている。

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by tamayam2 | 2014-10-14 21:52 | 特別なできごと | Comments(24)

【691b】緑色に輝くアジアの蝶2つ

スイス【687】とドイツの蝶園【689】で見たチョウのうち、
緑色に輝く美しい蝶に目がとまった。

モルフォ蝶もそうだが、蝶の翅の色のメタリックな輝きに魅せらせてしまい、
ただ茫然となる・・・(あ~、だんだん養老先生の世界にはまっていく・・・)。
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1)和名 コモンタイマイ(タテハチョウ科 アオスジアゲハの仲間)
【Graphium agamemnon 英語Tailed Jay】
スイスの蝶園で緑色の鮮やかな蝶が目に留まり、写真を撮りたいのだが、
高い樹の枝に張り付いて動かない。
こんな角度で撮るのが精いっぱいだった。
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  ウェブサイトで、この蝶を正面から撮った写真を拝借。
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  こちらは、ドイツの蝶園で撮った写真で、この蝶の裏翅。
  表とはかなり違う印象。
  帰国後に、和名は、コモンタイマイ、フィリピン、インドネシア等アジア系の蝶と
  知った。

2)和名 ルリタテアゲハ(アゲハチョウ科)
【Papilio palinurus英語 Emerald Swallowtail】
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  この蝶は、やはりアジア系の蝶で、コバルト色のような非常に美しい翅を
  もつが、飛ぶと速い。たまたま一頭が花にとまったら、すぐあとに一頭が
  加わった。交尾をするのかもしれない。翅を激しく震わせていた。
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  今森さんの図鑑でルリタテアゲハという名を知った。

3)構造色
上の蝶のように微妙な翅の緑色は、鱗粉の色ではなくて、鱗粉の細かいヒダの構造が
光の干渉によって起こる“構造色”という現象。見る角度によっていろいろな色調に
見える。身近なものでは、CD-Romの表面、シャボン玉、クジャクの羽、
カワセミの羽、玉虫のいわゆるタマムシ色・・・等。
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昆虫標本では、体液が翅の輝きを失わせるため、体の部分は、取り除かれる。
また、標本では、上下4枚の翅を最大に開いて見せようとする。
でも、実際の蝶は、標本のように翅を拡げて飛んでいるわけはない。
標本が全開きだったら、実物は、半開きか2/3開き状態だ。

そういう事情もあって、標本写真や図鑑のイメージから、私が撮影したチョウ
の名を確定するのには、かなり時間がかかる。

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by tamayam2 | 2014-10-09 13:33 | たび | Comments(10)

【690】モルフォ蝶やフクロウ蝶

十月に入りました。なんだか夏のように暑い日があるかと思えば、
また台風が近づいているとか、みな様のところではいかがでしょうか。
お気をつけてお過ごしください。

【687】でスイスの蝶園で見たチョウについて書きました。
じつは、最近の旅では、南ドイツ、ボーデン湖に浮かぶマイナウ島にある
ドイツの蝶園にも行きました。
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ドイツ語では蝶をSchmetterlingと言いますので、蝶園は、
Schmetterlingsgartenです。Konstanzからバスで20分ぐらいの所で、
花の島として知られています。植物の展示も魅力的ですが、蝶園も
なかなかのものでした。 HPはここ

さて、スイスの蝶園でたくさんのモルフォ蝶が飛んでいるのを見ました。
ドイツでもたくさん飛んでいました。
(1)Morpho peleides (英語 Blue Morpho)
モルフォ蝶は、コバルト色に輝く翅をもつ中南米の代表的な蝶
ですが、飛翔が速くて撮影は、とても難しいのです。
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ドイツの蝶園で、かろうじて少し青の部分が少し見える写真がありました。
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この蝶は、威嚇のためのギョロ眼が付いているのですが、
裏と表の様子が全く違うので、どれがモルフォ蝶の裏翅か判断できたのは、
帰国してからのことでした。

(2)Prepona demophon (英語 Banded King Shoemaker)
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また、裏翅が地味なのに、きれいな青をチラリとのぞかせている蝶は、タテハチョウ科の蝶でした。
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なかなか開翅してくれないのでした。でも、かわいい眼が写せてうれしかったのです。

(3)Caligo eurilochus (英語 Common Owl)
私がモルフォ蝶かと間違って認識していた、一番強烈なギョロ眼は、フクロウ蝶でした。
(1)、(2)の写真の左に写っている蝶です。
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このギョロ眼が複数重なっていたりするとフクロウに見えます。
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その表翅はと言いますと、実にぼんやりとした、なんだか透き通っているような印象の蝶なのです。

過去ログ:  2010年7月 フクロウチョウ

いずれにしてもあまり、日本の蝶園ではお目に掛かれない蝶ばかりなので、
大変うれしく、夢中でたくさん撮影しました。しかし表裏の区別をしっかり
勉強していなかったので、更に一歩踏み込めていない駄作ぞろいで、
あぁ~あと嘆いているところです。

いろいろ調べて書いたのですが、もし、間違っていたら教えてください。

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by tamayam2 | 2014-10-04 12:29 | たび | Comments(16)

【687】スイスの蝶園で

Butterfly gardenというのは、どう訳してよいかわかりませんが、
便宜的に蝶園と訳しました。東京近辺では、多摩動物園の中にあります。
群馬県には、「ぐんま昆虫の森」という施設があります。大きな温室の中で、
蝶を蛹から育てていて、蝶が舞う姿を一般の人に見せている施設です。
人工飼育ですから、自然の状態ではないのですけれども、蝶を間近に見られる
という点では、教育的でもあり、魅力的な場所です。
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今回8月にスイスに行くことになって、スイスにもこういう施設がないかと
調べてみましたら、首都ベルンの近くKerzersという所にあることがわかりました。HPはここ
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“Papiliorama”という所です。Papillonというのが蝶のフランス語ですが、
この場所はフランス語圏とドイツ語圏の境界あたりです。
地図では(2)の場所。【685】のテルマエ・ロマエのある街は(4)。

北米、中南米のチョウがたくさん放蝶されていました。
モルフォ蝶は、たくさん飛んでいましたが、動きが速すぎて青い表翅を撮影するの
が難しかったです。ヨーロッパから比較的近いアフリカ大陸の蝶が私には、初見で、
めずらしかったです。中央と尾翅のところにギョロ眼がついています。
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こちらは、インド・オセアニア圏の蝶です。
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ツマグロヒョウモンに似ていますが、ヒョウモン(虎紋)はありません。
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帰国後、スイスの友人に聞いた話によると、この蝶園に、何者かが、“ゲッコウ”
放つという悪質ないたずらをしたので、現地で話題になっているという話でした。
さて、“ゲッコウ”とは何か?
調べてみますと、学名Gekko geckoというヤモリの一種、トッケイヤモリだそうです。
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コイツは、昆虫を主食とするので、ここに放蝶されている蝶にとっては、天敵
ということになります。ただでさえ、はかない命の蝶たちはどうなることか・・・
スイスの人たちはこの犯罪について、胸を痛めているということです。
今後は、入場の際、ボディチェックが厳しくなるかもしれません。

東京では、代々木公園や新宿御苑で、デング熱を引き起こす原因となる蚊が発生、
盛大に薬剤が散布され、立ち入りが禁止されています。
新宿御苑はヒガンバナが美しい季節でしょうに・・・残念なことです。
私の定点観察地ですから、昆虫たちの命も心配です。

デング熱は、熱帯地域ではありふれた病気で、だれでも、どこでも罹る可能性があります。
私の知識では、マラリアなどと違って、命に係わる病気ではないと思っておりますが・・・
やや騒ぎすぎではないかしら・・・。

蝶園に入るときには、蚊を避けるスプレーやきつい香水は厳禁です。
蝶も昆虫のひとつですから。

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by tamayam2 | 2014-09-25 12:33 | たび | Comments(12)