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【822】言葉に関する断章 その2

①#いきもの

自然界のこと、特に昆虫に関心があるのだが、昔は「ミノムシ」いうものがいたように思うが最近は見かけなくなった。

子供のころミノムシを取ってきて中に虫がいることを確認しなかった子供はいないだろう。確かに虫が中にいたのだ!

ネットで調べると、今は、絶滅危惧種になっているんだと!?なんでも外国から天敵がやってきて、そいつがミノムシの巣に

寄生して殺してしまうんだそうだ。しかし、私、3月に、白金の自然教育園でミノムシの巣らしいものを観察した。枯れ枝に

ぶら下がって揺れていた。あ~何十年ぶりで見たのです。

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東京都のド真ん中でも、保護されている場所だから、見ることができたのでしょうね。

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#ことば

春先に風邪を引いている方もいらっしゃるでしょう。どうぞ、お大事に!

さて、“はくしょ~ん!!”とくしゃみしたら、英語圏では、周りの人が、“(Godblessyou!” と言ってくれます。

?なんで?と思うでしょうが、そういうキマリ文句。

ドイツでは、なぜか、“Gesundheit!”(健康!)、イタリアでは “Salute!”(おめでとう!)って言ってくれるそうです。

なんでも、くしゃみすると体内にある何か大事なものが抜けてしまい、そこに空洞ができる。その空洞を何か「いいもの」で

満たしておかないと困るから、友人たちがくしゃみの後に間髪を入れずお祝いの言葉を投げかけてくれるようです。

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日本でも、そういう考え方があるようで、くしゃみは、くさめ、元々は糞+食む(くそはむ)が語源。くしゃみをすると

早死するという迷信があり、それを避けるために(悪魔に対して)糞食らえ!出ていけ!と周りの者が掛け声を掛けたようです。

少し過激な表現ですが、どの国の言葉にも、病む人に対するいたわりが感じられます。カリンの花(上)、カリンの樹の幹(下)

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#植物

都立薬用植物園で見た熱帯の植物、月桃(げっとう)。沖縄の方は、サンニンと呼ぶ。
つぼみはつるっとしていて桃のよう。花もきれいで香りがよい。薬効もありお餅などをこの葉に包んでいただくそうだ。南洋には
お皿やサランラップがなくても、こうして食品を葉っぱで包む文化があるわね。ショウガ科 Alpinia zerumbet

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白金の教育園の森を歩いていると、地面に小さな花がいっぱい落ちている。甘い香りもする。

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それは、イイギリ(ヤナギ科)の花が散ったあとなのだ。秋になれば、たくさんの赤い実を

つけ、鳥たちのごちそうになる。先日、公園の樹の下でお弁当を食べた。見上げた樹がイイギリだった。

昔は、この大きな葉っぱにおにぎりを包んだものらしい。だから、飯桐(イイギリ)。“家にしあらば 笥に盛る飯を

草枕 旅にしあれば 椎の葉に盛る”(万葉集)…もし、家にいるのであれば、茶碗に盛るだろうに、今は旅の途中だから

ご飯を葉の上に載せて食べている。“という有間皇子(ありまのみこ)の嘆きの歌を思い出した。

ホウの葉で包むホウバ味噌、カシワの葉で包む柏餅、沖縄地方の月桃の葉。どの葉が食物を包んでも構わないか、

どの葉は有毒か、昔の日本人はちゃぁ~んと知っていたのだなぁ~。

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by tamayam2 | 2018-05-23 05:24 | 日々のできごと | Comments(4)

【819】早春の花々と野鳥たち

3月も半ばを過ぎサクラのたよりもあちこちから届くようになりました。

まだまだ寒い日が続きますので、油断はなりませんね。


1)早春の花々

セリバオウレンがとても好きで、いつもの定点撮影の場所で撮影しているが、

今年は、牧野先生がお好きだったというバイカオウレンの実物も見ることができて、

うれしかった。バイカというのは、梅の花のこと。

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大泉学園にある練馬区立牧野植物園で、ユキワリイチゲを見た。まだ残雪があるようなところに雪を割って花を咲かせるので

ユキワリ~と呼ばれる。

葉はこの種のものは褐色で汚れたような斑が入っている。夕刻のころ、花に西陽が当たって美しかった。

3月に入ってから野川で見たアズマイチゲ

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八王子市の薬草園でみたフキノトウはとても小さいものだったけれども、寒さのせいか苞が紫色に変色していた。

今年の冬は殊の外寒かったからね~ 

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そこの崖の下には、早やカンザクラのような赤い花が見えた。


2野鳥たち

Facebookで野鳥の写真を見せてくださる方が何人かおられ、冬枯れの日々には心がなごむ。私も野鳥に会えば撮影したいと

思うのだが…相手に羽があるから、すぐ逃げてしまうのね~ 今日は思いがけず大物に遭った!コゲラはキツツキの一種。

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Dendrocopos kizuki 学名のkizukiはキツツキのことだろうね。英語では、Japanese pygmy woodpecker 日本の固有種です。そばにいた野鳥にくわしいおじさんによると、いま野鳥が食べるべき木の実が乏しいのだそうだ。このコゲラは、運よくカマキリの卵を見つけたので、それをつついているのだと。樹の幹に産み付けられた虫の幼虫や卵が、この異常に寒い冬を生き延びるための餌なのだそうだ。越冬というのは、野生動物にとって生存を賭けた戦いなのですね。

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新宿御苑でみたヒヨドリは、サクラ見物している人が見ていても構わず、サクラの花の蜜を吸っていた。

ウチの餌台にもヒヨドリが来るが可愛いというより、ならず者!やりたい放題!

メジロなどの小鳥を蹴散らかし、餌を喰い散らかし・・・それでも憎めないで毎朝ミカンを一個かりんご1/4を餌台に置いてやる。

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野川公園で、ツグミを見た。鳥を撮影する人が、「スズメ並みにどこにでもいる」と笑って

いたけれども、至近距離から撮影できてうれしかった!

313日に出かけたら、春はまだまだの感じではあったが、キブシが萌黄色のカーテンのように目の前に広がっていて、

美しいと思った。

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辺りには、人影もなく、自分ひとりで、こんな風景を見ているのが、幸せなような、もったいないような気分になった。



by tamayam2 | 2018-03-17 05:56 | 日々のできごと | Comments(6)

【818】冬のお出かけ

1)1月の第4週から5週にかけて、伊豆半島の山中、湯ヶ島というところで行われている会合に出かけておりました。

  山道には雪が残っていましたし、28日の集会場所には白いものがちらちらして寒い一日でした。

  この写真は、宿泊した旅館の一室です。

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 囲炉裏、ぬくもりのある家具、お食事、万事行き届いたサーヴィスを受け、日本の伝統美を心地よく感じました。

 ロビーに飾ってあった鬼ユズ。とても大きいユズです。

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2)その数日後、今度は、家族と気分転換に箱根湯本の老舗旅館に泊まりました。

 

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朝から「雪」について報道されていたが、お山のふもとなので、たいしたことなし。上のほうは、交通規制などあったようだ。

なによりも驚いたことに宿泊客、電車で出会う人は圧倒的にアジア系の旅行客だったこと。そう、16日は中国のお正月、春節なのでした。

勤労者は平均1週間休みが取れ、29億人が国内外を移動するという。浴衣を着て宿で出される典型的な和食を楽しみ、大温泉や露天風呂…

こういった日本的楽しみ方も、みなさん慣れていらっしゃるようでした。

お庭の池の鯉が一つの場所に集まっているので、不思議に思っていたら、そこからわずかに温泉が湧き出ているとのことでした。

鯉も温もりたいのでしょうね。


高い樹の枝に止まってこちらを見ていた野鳥。

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3)その旅館の日本庭園で大木にからみついたマメヅタを美しいと思って眺めた。

 マメヅタ(ウラボシ科)Lemmaphyllum microphyllum この写真では、栄養葉(丸い形)と胞子葉(長い形)が共に見られるのが面白い!

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 こちらは、テイカカズラといっしょに生えているマメヅタ

 

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 足もとがおぼつかなくなったおジイさんと旅に出るのは、こうした近場が一番。

 こちらも疲れないし、自分たちのペースでゆっくりできる。
 特にドラマティックなことがない、こうした旅もいいものだと思う。



by tamayam2 | 2018-02-09 11:01 | たび | Comments(2)

【816】水族館と展覧会



1)自分の体の骨の様子をレントゲン写真などで見せられるとちょっと気恥ずかしい。この魚は、英語ではtranslucent glass catfish. (ナマズ科)。
  東南アジアの海に生息。板橋区熱帯環境植物館で元気に泳いでいた。この植物園は、熱帯の動植物が見られるステキな場所。
  板橋区のゴミ処分場が近くにあり、その焼却するときの熱を利用して、温水プールや植物館を経営している。夢の島植物園も同じしくみ。
  このような植物園は他県にもあり、いくつか訪ねたことがある。たいてい町のはずれにあり交通が不便なところが多いが、
  ここは地下鉄三田線高島平駅の近く。

  
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2)大好きな画家、熊谷守一(1880-1977)の展覧会にでかけた。私は週一度、豊島区要町に出かける。
  駅から歩いて行けるところに彼の旧家跡で今は美術館になっている所があって時折訪れるが、今回の展示は、彼の生涯にわたる全作品を、
  国立近代美術館のゆったりとした会場で見ることができる。「生きるよろこび」という題だが、自分の庭を愛し、家族を愛し、一切の
  世間的付き合いから離れ、孤高に生きた一人の画家の生涯が見えてくる。
  
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  私が彼の作品をすきなのは、描かれた野草やチョウを一目みただけで、それが何か瞬時にわかることだ。
  あっ、これはフシグロセンノウと黒アゲハ!シンプルな線と平面だけで描かれているのだが、実物をよくよく観察した人でなければ
  描けない線、面、色なのだ。
 
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by tamayam2 | 2018-01-20 07:46 | 日々のできごと | Comments(2)

(813)小笠原諸島のチョウ

1)ぽかぽか陽気の9日、久しぶりに多摩動物園へ。
チョウが放し飼いになっている温室は更に暖かく、上着を脱いで撮影。


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コセンダングサは、沖縄県などに多い外来生物。チョウに好まれているが、8頭のキタキチョウが鈴なりに。
その中に薄青の翅をもつ小型のシジミチョウ。これはまさか、オガサワラシジミCelastrina ogasawaraensis

ではないだろうね。


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8日付け東京新聞によれば、絶滅危惧種のオガサワラシジミを多摩動物園で人工繁殖に成功したと書いてあったが、

一般公開はしていないとも書かれていた。私はシジミチョウのことはよくわからないので、疑問のまま。

ずっと観察していたが、一度も内部の色を確認することができなかった。残念!

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2)8日は成人の日でしたね。Facebookでお付き合いのあるAさんとBさんも、成人になられたことを知り

ました。自然観察の立派な文章からみて、まさかそんなに若い人とは知りませんでした。その人たちの「友人」に

Cさんという人がいて、コメントのやり取りからすると、お二人の大学の教授らしいのです。ひゃ~驚きました。

私は、みな30代、40代の方々かと思っていたのです…。これがFacebookのよい所でもあり、恐ろしい点でもありますね~ 

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さて、これは、多摩動物園の昆虫館にいたイシガキモリバッタです。大きな目玉で天を仰いで、祈りをしているような姿。

でも、ちょっと胴が長すぎる。背後にフンが落ちているようですから、食べすぎなのかもしれません。


3)バラは年間いつでも咲いているが、冬のバラは厳しい寒さに耐えている。葉は赤茶色になり、つぼみは堅く閉じたまま

固まっている。ここ数日、日本海沿岸では、寒さが厳しく、豪雪と聞く。

雪が降れば、車も出せない、雪かきもしなければならない、特に高齢者の家庭では大変なことだろう。

鳥取に住む友人のことを思って心配しつつ、TVを見ている。

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by tamayam2 | 2018-01-12 05:34 | 日々のできごと | Comments(4)

【805】南洋のチョウたち

この数か月間に見たいくつかの南洋のチョウについて書いてみよう。

①光った目玉がたくさんついていて周囲を威嚇しているようなチョウは、
タテハモドキ。もし、鳥がこのチョウを喰えば、あまりのまずさに
吐き出すに違いない。食草であるガガイモ科のアルカロイドが鳥に
捕食されないように、チョウの体を守っている。ガガイモ科の植物は、
折れば白い液を出し少し異臭がある。
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通称「マダガスカルジャスミン」は、かすかにいい香りがするらしく、
園芸店で売られていることもある。
マダガスカル・ジャスミン Stephanotis jasmine(ガガイモ科)
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タテハモドキ(タテハチョウ科)Junonia almanac
たまたま、葉の茂みの中で交尾している姿を見た。
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②九州の南、奄美、八重山諸島で見られる南洋のチョウ、ツマムラサキマダラ
が、時おり翅を開くと、メタリックな紫色が光っていて美しい。
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オスとメスで裏翅の色が違っており、全体が黒っぽいものが♂、白い筋がはっきり
見えるほうが♀。ハマセンナ(マメ科)の樹で交尾している
写真の下のほうが♀。
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③琉球アサギマダラも美しいチョウ。本土のアサギマダラと違って、
全体が水色のメタリックな色をしている。すずしげ~
下の写真は、南洋の植物の気根のところに止まっていたチョウ。
横顔が何とか撮れたかなぁ。
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開翅しているとき。
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④庭仕事をしているとよく蚊が腕に止まることがあり不愉快なもの。
これは、先週、チョウを放し飼いにしている昆虫館で、私の腕に貼り
ついたオオゴマダラ。振り払っても逃げなかった。

締め切った空間にチョウを放し飼いにしている場所なので、かなり
蒸し暑い。汗ばんだ私の腕は、塩分補給に具合がよかったのかもしれない。
うれしいような、困るような、気恥しいような…腕をできるだけ離して、
至近距離からマクロレンズで撮影した。チョウの顔をこんなに間近で見る
ことはあまり多くないだろう。
オオゴマダラ Idea leuconoe
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チョウは、表と裏で全然色が違っていただり、♂♀によっても色や模様が違って
いることがある。その上、春型、夏型など季節によっても色と模様が違う。
識別できるようになるまで、数年かかった。
by tamayam2 | 2017-06-10 13:43 | 日々のできごと | Comments(2)

【801】2月に見た植物たち

2月も最後の週になった。
 春めいてきたかなと思うと、まだまだ油断がならないこのごろです。
 しばらくごぶさたしておりました。
 私は、寒い時期は、温室に出かけるのを楽しみとしています。

★2月3日、伊豆半島熱川のバナナワニ園の温室を再訪しました。
 この葉は枯れかけているのだけども、人が勝手気ままに筆で描いたようで、
 おもしろい!葉っぱの中にもう一つの葉っぱが見える。
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 クズウコン科カラテヤ属 ブラジル原産
 Calathea Veitchiana Hook.F.
 同じ仲間のカラテア メダリオンにも、やはり葉の中に葉が見える。
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★こちらはベゴニアの葉っぱですが、よ~く見ると、葉っぱの中にヤツデの
 ような葉っぱが見えます。
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 球根ベゴニアは、花がとても美しい園芸植物ですが、葉の複雑な美しさも
 見逃すことができません。
 Begonia Tuberhybrida Groupシュウカイドウ科
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★なんとなく冬枯れの季節の中で、Yukonの風景を描くTed Harrisonの絵を
 思い出していた。
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 そうした折、偶然孫が描いた絵が送られてきたのが、まぁ!エスキモーの
 風景のよう!? 
 Ted Harrisonは老年になってカナダ、バンクーバーのVictoria島に住ん
 いたが2015年に亡くなった。カナダ西海岸を代表する画家。

イシガケチョウという羽の模様が地図のような蝶がいる。普通は、沖縄や九州
 に住んでいる蝶だが、動物園の昆虫館の中で元気に飛び回っていた。
 特に、キク科の紫色の花がお気に入りらしく、そこに集中して集まってきていた。
 よほどこの花の蜜がおいしいのだろう。
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 学名:Cyrestis thyodamas 英語では模様が
 地図に似ているのでCommon Mapと呼ばれる。

★11日多摩動物園のサル山の辺りを通りがかったら、サルたちが団子のように
 なって固まっていた。寒いのだろうねぇ~割と高台にあるし、サル山は、
 コンクリートで造られた、吹きさらしの空間だし。
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 小屋のようなもので風を防ぐことはできないものか…。野生動物はペットと違う
 からこういうやり方でよいのだろう。温泉に入るカピバラなどの画像がTVに
 出てくるが、なんとなく不自然な感じがする。でも、ここのサルに少しは
 風が防げるシェルターを与えてやりたい。

★一般に“雪割草”と呼ばれるいう春先に咲く野草
 がある。学名は、Hepatica nobilis  Hepaticaとは肝臓のこと。
 葉の形が肝臓のような形をしているから。この花の実物の展示会が
 平塚市花菜ガーデンで開かれた。主宰しているのは大野好弘さんという
 若い育種家だ。彼は、あちこちで貴重なコレクションを出展している。
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 自分自身で山を歩きまわり、神奈川県と宮城県で新種を2つ発見なさった。
 学名に自分の名が付くというのは、大変なことなのですよ!
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 雪割草に関する文化史にもくわしい。こういう若い方と植物の話が
 できるのがうれしい。

★春まだ目覚めぬころ咲く小さな、小さな花にセツブンソウがある。たまたま
 出かけた八王子市で、鉢植えになっているのを見ることができた。
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 丈が3,4㎝しかなく風に揺れるので、撮影は難しかった。花の中心部分が水色に
 染まっていて可憐。しばらくすると葉をふくめ、すっかり姿を消してしまうので、
 Spring ephemeral(春の妖精)とも言われる。セツブンソウ(キンポウゲ科)
 Eranthis pinnatifida

by tamayam2 | 2017-02-24 17:05 | 日々のできごと | Comments(8)

【800】500番から数え始めて800番に達した

なんでも累積していくというのは、うれしいような、最近では
ぞっとするような感覚です。
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このBlog、ちょうど500番のとき(2012年5月5日)から、この通し番号を
付けるようになって、今日は、800番になった!5年かかって300本の駄文
を書き、写真を2000枚ぐらいUpしたことになる。何でもものが累積していく
ことは、やはり、困ったことです。何か策を考えなければ。
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毎年のことですが、野鳥に餌をやらなければよいのに、やって、辺りを
汚され、乱暴狼藉のし放題になっているわが庭。鳥インフルエンザが
怖いから、やめろと言われているのに、つい、ミカンの輪切りを
やってしまうバカな私!来るのは、ヒヨドリばかり、メジロは恐れを
なして近づかない。
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数年前には、明治神宮の北池にオシドリが来ていたのに、今年は姿が見えない。
がっかりして、本殿で休憩していたら、【797】のお相撲さんが見られたのです。
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井の頭公園のオリ入りのオシドリで我慢しようと撮影に出かけた。

新しいカメラなので、マニュアルの撮影がうまくいかない。何とか
撮ったのがこの写真。オリ越しの水鳥は、大変難しかった。
派手派手なオスは、育児を手伝わず、気の毒なほど地味なメスがもっぱら
育児を担当するとFacebookに書いたら驚いていた人が大勢いた。

どうも「オシドリ夫婦」という言葉が一人歩きしているのだろう。
本当のことを言うと、雄は、毎年相手を変えるというから、どうしようもない。
メスは、苦労のしっぱなしである。でも、このことは書かなかった。

下が苦労しっぱなしの健気なオシドリのメス。
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ウチの庭の陰になるところに毎年咲くツバキ。気の毒だから、いい枝
があれば、一輪挿しにして卓上で、見てあげる。お気に入りの徳利に生けて
みた。南宋時代の絵のようで、気に入っていたが、このごろは徳利自体を
あまり使わなくなってしまった。何でも戸棚からひっぱりだして撮影してみる。
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早朝5時すぎにふと空を見たら美しい眉のような月が。28日が新月なので、
もう欠けかけて最終段階に入っているのだろう。
ウチのように建て込んでいる住宅街では電線を避けて撮影することが大変難しい。
わずかに隣家とその隣家との隙間によい角度を見つけた。
苦肉の作品です。
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by tamayam2 | 2017-01-28 16:58 | 日々のできごと | Comments(15)

【797】新年のできごと

 
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東京の地名には、「富士見」とつく地名がたくさんある。今のようにビルが
 立ち並んでいなかった頃には、そこから富士山が見えたのだ。
 今は、よほど高いところからでないと、富士山の姿を見ることができない。
 2日の午後、たまたま西武線田無付近におり、O先生のダイヤモンド富士の写真を
 思い出した。踵を返して東久留米という駅に降り立ったのが4時半ごろ。
 ちょうど日没寸前の富士山を撮る
 ことができた!

★三が日も明けた。用意した御節料理、人さまからいただいた各地の珍味・・・
 おいしいお酒。この上もなく幸せなことですが、どうも体が重い。
 
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 近場の井の頭公園に出かけた。小春日和の昼下がり、冬枯れの木立の影の下、
 老人はしずしずと足元に注意しながら歩く。

★脇道のマテバシイの茂みの中で何かが動いた。ムラサキツバメ!?
 Arhopala bazalusの♀ だ!
 かなり接近して撮れた。2017年初のチョウ撮影うれしい(^^♪
 
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★自然文化園の中をそぞろ歩きしていたら、クチナシの実が見つかった。
 朝、きんとんを食べながら、そのつややかな黄金色は、昔なら、クチナシの実で
 色づけしたのよ、と話したばかり。面白い形。どうしてこれが色付けに使われる
 ようになったのか、不思議な気持ちで眺めた。暖かい日差しの中で、白梅もすこし
 ほころんでいた。
 
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★1月6日、私はたまたま明治神宮におり、たまたまそこで何か伝統行事が行われる気配が
 したので、席に座って待っておりました。アナウンスによれば、三横綱の“でずり”が
 3時20分ごろから始まるということだった。“でずり”とは・・・・後で知ったことだが、
 横綱土俵入りを大勢で行うのでなく、横綱単独で行われること。
 「出数入り」(でずういり)と書く。
 
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 いよいよその時が来て、鶴竜、日馬富士、白鵬の三横綱がそれぞれに先頭に露払い、行司を
 伴って入場。
 
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 神殿の前で厳かに片足を高く上げ四股を踏むと、観衆から“よいしょ!”の掛け声が!
 厳粛な伝統の技を見せてもらい、清々しい心地でした。

by tamayam2 | 2017-01-07 12:24 | 日々のできごと | Comments(12)

【792】師走の日々

いよいよ師走になりました。
なんとなく気ぜわしい日々ですが、前からお訪ねしようと思っていた
病後の友人を訪問しました。
友人は、だいぶ回復し、喜んで迎えてくださいました。その時、出た
ご馳走は、私の大好きな”吹き寄せ”!
秋の様々な珍味の数々がまるで、風に吹き寄せられた落ち葉のよう!
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赤いのがニンジン、イチョウの葉の形にくりぬいたサツマイモ、
黒い粒はムカゴ、萌黄色のギンナン、薄切りのレンコンなどが揚げてある。
あしらいは、ドウダンツツジの葉。

なんというすてきなおもてなしでしょう!
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お座敷の外の景色にも秋の色が映っています。
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そして、極め付けは、床の間に生けられたビワの花! ほのかに芳香がただよって
います。ビワは初夏に楕円形の実がなり、おいしい果実ですね。古典楽器の琵琶の形
から、この名がついたと言われています。でも、花は、初冬の季語なのです。
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俳句をなさる方、お茶をなさる方ならご存知でしょう。

また、冬の間に栄養を蓄えなければならないハチにとって、この花の蜜は
ごちそうです。ビワは、中国原産のバラ科の植物で、意外なことに明治時代に日本に
伝えられたそうですが、学名にjaponicaがついていて驚きました。
Eriobotrya japonica

お庭には、珍しいマユハケオモト。眉に黒を塗る刷毛のようだから付けられた名前。
この写真は、神代植物園で撮影したものですが、初冬のころに咲くようです。
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神代植物園から、深大寺のほうへだらだらと坂を下っていきましたら、お寺の
築地塀に紅葉がしだれかかって、京都のようでした。
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その先に、水生植物園があるのですが、こんな時期は、人っ子ひとりいません。
見るべき植物は、みな枯れてしまっている道をずんずん歩いていきますと、
向こうから、大きな野鳥がこっちに歩いてきました。「なんか、用?」とでも言いたげに。
アオサギでしょうか。向こうもこんな時期にヒトが歩いてくるとは思っていなかったので、
驚いたようです。面白い遭遇でしたよ!(^^)!
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by tamayam2 | 2016-12-10 06:39 | 日々のできごと | Comments(4)