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【824】五月の日々

)小田原の郊外

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この写真を見ると、♪春の小川はさらさらいくよ~ という童謡が口から出てしまう。

じつは、この場所は、♪メダカの学校は川の中~ と歌われた童謡のふるさと、小田原市

荻窪用水なのだ。1951年(昭和26)にNHKで歌われ、全国的に広まった。作詞家の茶木

滋は、この近くに住んでいたという。作曲は、中田喜直

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友人の案内で行ったこの川には、土手に懐かしい野草がいっぱい!湧き水が歌のようにさらさらと流れていて、

川床には、水草がびっしり。メダカには格好の住処だ。更に目を見張ったのは、岸辺に生える水草! もしやこれは、

クレソンではないか??

ステーキの付け合わせに出てくるクレソンはフランス語。けっこうお高い野菜で、スーパーではポリ袋に入れられて大事そうに

売られている。少し苦みがあって、肉料理にはぴったり。和名では、和蘭芥子(オランダカラシ)という。

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昨日、オランダにお住いの<さんが運河沿いにびっしり生えたヤマニンジンを紹介してくださったが、ヤマニンジンはセリの仲間。

こちらは、アブラナ科。葉の形が違うものを二種類見たが、私は、あれを、サラダにしたら、おいしそうだなぁ~と考えていた。

現地の人は、身近に生える草なんかに目もくれないようだったが…


2)できごと

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昨日、学生時代からずっとお付き合いが続いている友人と食事をした。一人が海外から一時帰国している。

というのも、高齢の父上が亡くなって、その後のいろいろな後始末のために、長女としての務めを果たしている

ところなのだ。私も長女で同じような立場だが、今後起きるであろういろいろなことにどう対処すべきか…

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常々考えめぐらせている話題なので、楽しい再会ではあるが、現実的な話も尽きない。ちょうど新緑の候、

我々三人は、ベランダでフルコースの食事をした。虫もおらず、暑くもなく、寒くもなくとても気持ちがよく過ごせた。

こんな日は一年のうちでもめったにないことだろう。


3)#植物

5月には、いろいろな花が咲くが、中でもどうしても見たい花がいくつかある。その一つが

オオヤマレンゲ(モクレン科)学名にシーボルトの名があるように、シーボルトの命名で、日本原産。

初めて見たのが、オランダ、ライデン大学の付属植物園。シーボルト記念碑のそばのやぶの中にひょろっと

生えている木に白く、香り高い花を見つけた。日本で見たのは、長野県木曽郡上松町の赤沢自然休養林で。

それと、昨日訪ねた赤城自然園で。風の強い日だったので、なかなか撮影が大変だったが、山中に大きな株が

数本植わっている。気高く、高貴な感じのする花で、シーボルトも発見したときは、感動したにちがいない。

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4)#おもいで

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ウスバシロチョウを初めて見たのは、信州の北部、飯山市で。地元の友人が小高い丘の上にある「阿弥陀堂」に

連れていってくれた。南木佳士の小説、『阿弥陀堂だより』の舞台になった場所。後に映画にもなった。

南木の小説を読んだのは初めてだったが、その美しい信州の描写、人の心の細やかな描写に感動し、その後、

南木の小説を読むようになった。映画には、重要なキャラクターとして、あの北林谷栄も出演している。

味のあるおばあさん役の俳優だったが、もう故人になった。




by tamayam2 | 2018-06-25 17:55 | 日々のできごと | Comments(0)

【823】忙しかった五月


五月の終わりの日曜に、大学の大きな祭りがあり、その委員をしていたので、五月は、なんだか非常に忙しかった。

私は、もう金祝(卒業後50年の祝い)を終わっているのだが、次年度の方たちのお祝いの準備をしたのだ。


1)そら豆

#ことば #うまいもの

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昨日は初夏のように気温が高く、よい天気でした。こういうのを皐月晴れというのだろう。

「目には青葉 山ホトトギス 初鰹」という俳句があるが、ウチは、初ガツオの叩きを作り、

上に刻みネギ、ショウガ、ニンニク、山椒、青紫蘇などたっぷり、かけていただきました。

ちょうど出盛りのソラマメの茹でたものを、つまみに…当然、おいしく飲みました。

あ~、いい季節ですね。初鰹を食べると、きまって「女房を質に入れても…初鰹」というのを思い出すのですが、ビンボウ長屋の熊さん、八っさんは、

お金がないときには、質屋に奥さんを送って、下働きをさせたのでしょうか。そんなわけありませんよね~


2)カルミア

#植物

1912年、東京市市長がアメリカ、ワシントンDCにサクラの苗木を贈ったという話は有名です。

その返礼としてアメリカから日本へ贈られたのは、ハナミズキと言われていますが、その他に

このカルミア(別名アメリカシャクナゲ)もあったそうです。日本に来たのは1915年とされています。

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私はこの花を見ると、砂糖菓子の金平糖(こんぺいとう)を思い出します。立体的で角々が尖っているので、そう思うのでしょう。金平糖は、近ごろの子どもは

知らないかもしれませんが、なかなか不思議なお菓子です。砂糖が主たる成分ですが、何か、厚い釜の表面をごろごろ転がしていくと、こんなトゲトゲの形に

なるらしいです。宮内庁でお祝い事があるときに下賜される和菓子の一つ。最近、めったに眼にすることがない珍しいお菓子。

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3)

#いきもの #ことば

これはキウイフルーツの花。

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香りがよくハナムグリがたくさん蜜を吸いに集まっている。キウイフルーツのキウイ,Kiwiとは、ニュージーランドの固有種の鳥の名。飛べない鳥、

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Kiwiは、暗い森に住んでいて、昼間は姿を見せない。暗いところでひたすら長い嘴で、土をほじくり小虫をさがしている。真っ暗な小屋で

飼育されているKiwiを見たことがあるが、よ~く目を凝らさないと見られない。見ていると、気の毒なほど、土をほじくっている姿が悲しい。

私が1998年~2000年にかけて住んでいたニュージ―ランド。そこに住む人たちは、一言で言えば、Humble(つつましく偉ぶらない)人々。

自国を自慢したりしないのだ。だから、自分たちのことをKiwiと呼ぶ。「おいらはNZの固有種、Kiwiのような野鳥なんだ!」と胸を張って言っている。

彼らはsense of humour(ユーモアの感覚)の持ち主である。自分で自分を笑うだけの度量をもった大人である。

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彼らの作った地図には、Down Under Map(真っ逆さまの地図)というのがある。地図を逆さまにして見てごらん!ほぉら、おらが国、ニュージ―ランドは、

世界の中心、トップに来るだろう、さぁ、皆の衆、笑っておくれ!というほどのユーモアの主なんです。

昔は、緑のKiwi Fruitsしかありませんでしたが、今は黄色の種類もあって、おいしいですね。NZの主要輸出品のひとつ。

その他、欧州と季候が逆ということもあって野菜、果物の輸出がさかんです。ラム肉、魚介類もおいしく、ワインは絶品です。


4)

#ことば

NHKの番組に「世界ふれあい街歩き」という番組がある。時折、録画して見ている。旅行者は、ふらりと外国の町に入っていって自然に地元の人と会話を

交わす。その自然さがいいなぁ~とだれしも思うだろう。しかし、この番組は、実は現地語で会話しているわけではないのだ。

「ちょっと見せていただいていいですか?」「お邪魔します」「えっ?よろしいですか?」「すてきなお住いですね!」「突然おじゃましちゃって

すみません」などと旅行者が語りかける日本語はとても美しい。

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それに対して、現地の方の応答は原語で語られ、日本語の字幕が画面下に出る。テレビのように現地の方の言うことが100%理解できて、やり取りがスムース

にできれば旅はどんなに楽しかろう!

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写真上も下も クジャクシダ

他人の生活圏に立ち入るときの言葉づかいの、何と慎ましいことか。「こんにちは!ちょっと、いいですか?」から始まり、「ありがとうございました。

お会いできてうれしいです!さようなら。」ときちんとした挨拶で終わっている。テレないで、そう言う意味のことを、しっかり現地語で伝えられれば最高だ! 

それには、普段から日本語で、そういった表現を使い慣れていないと自然には出てこないだろうね~(母語で言えないことは、外国語では言えないから…)

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by tamayam2 | 2018-06-25 15:32 | 日々のできごと | Comments(2)

【822】言葉に関する断章 その2

①#いきもの

自然界のこと、特に昆虫に関心があるのだが、昔は「ミノムシ」いうものがいたように思うが最近は見かけなくなった。

子供のころミノムシを取ってきて中に虫がいることを確認しなかった子供はいないだろう。確かに虫が中にいたのだ!

ネットで調べると、今は、絶滅危惧種になっているんだと!?なんでも外国から天敵がやってきて、そいつがミノムシの巣に

寄生して殺してしまうんだそうだ。しかし、私、3月に、白金の自然教育園でミノムシの巣らしいものを観察した。枯れ枝に

ぶら下がって揺れていた。あ~何十年ぶりで見たのです。

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東京都のド真ん中でも、保護されている場所だから、見ることができたのでしょうね。

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#ことば

春先に風邪を引いている方もいらっしゃるでしょう。どうぞ、お大事に!

さて、“はくしょ~ん!!”とくしゃみしたら、英語圏では、周りの人が、“(Godblessyou!” と言ってくれます。

?なんで?と思うでしょうが、そういうキマリ文句。

ドイツでは、なぜか、“Gesundheit!”(健康!)、イタリアでは “Salute!”(おめでとう!)って言ってくれるそうです。

なんでも、くしゃみすると体内にある何か大事なものが抜けてしまい、そこに空洞ができる。その空洞を何か「いいもの」で

満たしておかないと困るから、友人たちがくしゃみの後に間髪を入れずお祝いの言葉を投げかけてくれるようです。

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日本でも、そういう考え方があるようで、くしゃみは、くさめ、元々は糞+食む(くそはむ)が語源。くしゃみをすると

早死するという迷信があり、それを避けるために(悪魔に対して)糞食らえ!出ていけ!と周りの者が掛け声を掛けたようです。

少し過激な表現ですが、どの国の言葉にも、病む人に対するいたわりが感じられます。カリンの花(上)、カリンの樹の幹(下)

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#植物

都立薬用植物園で見た熱帯の植物、月桃(げっとう)。沖縄の方は、サンニンと呼ぶ。
つぼみはつるっとしていて桃のよう。花もきれいで香りがよい。薬効もありお餅などをこの葉に包んでいただくそうだ。南洋には
お皿やサランラップがなくても、こうして食品を葉っぱで包む文化があるわね。ショウガ科 Alpinia zerumbet

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白金の教育園の森を歩いていると、地面に小さな花がいっぱい落ちている。甘い香りもする。

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それは、イイギリ(ヤナギ科)の花が散ったあとなのだ。秋になれば、たくさんの赤い実を

つけ、鳥たちのごちそうになる。先日、公園の樹の下でお弁当を食べた。見上げた樹がイイギリだった。

昔は、この大きな葉っぱにおにぎりを包んだものらしい。だから、飯桐(イイギリ)。“家にしあらば 笥に盛る飯を

草枕 旅にしあれば 椎の葉に盛る”(万葉集)…もし、家にいるのであれば、茶碗に盛るだろうに、今は旅の途中だから

ご飯を葉の上に載せて食べている。“という有間皇子(ありまのみこ)の嘆きの歌を思い出した。

ホウの葉で包むホウバ味噌、カシワの葉で包む柏餅、沖縄地方の月桃の葉。どの葉が食物を包んでも構わないか、

どの葉は有毒か、昔の日本人はちゃぁ~んと知っていたのだなぁ~。

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by tamayam2 | 2018-05-23 05:24 | 日々のできごと | Comments(4)

【821】言葉に関する断章 その1


春先にFacebookに載せた記事から、ことばに関するものを少しUpしてみた。


#おもいで

私が子供のころ、記憶に残っている怖~い本は、この絵本。英語で『Slovenly Peter』、邦訳では『もじゃもじゃ頭のピーター』とか

言うようだ。昭和25年ごろ、(1950年前後)どうしてそういう洋書がウチにあったかわからないが、親が私に買い与えてくれたのだろう。

怖い本だったので、鉛筆やクレヨンで怖い部分を塗りつぶそうと試みた形跡がある。見たいが、まともに見たくなかったのだろう。

例えば、この表紙の男の子、Peterは、爪切りと散髪が大嫌いだったので、放置しておいたら、こんな姿になった!

(だから、イヤでも爪を切ったり、散髪しなくちゃダメよ、という教訓が示されるのは、やはりドイツ的。)

Slovenlyという英語は、だらしがない、不注意なという意味。私は、正にそういう子供だった…。

親は将来を心配したのだろうね~

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#アート

この絵は、数日前にご紹介したHoffmannというドイツ人が彼自身の子どものために書いた絵本『SlovenlyPeter』に出てくる絵。

この坊やは学校へ行く道すがらいつもぼんやり空や流れる雲を見ている。心ここに在らず、ボケ~っとした子なんですね。

そいういう状態で道を歩けば、どうなるか??

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昨年、ドイツのPさんが投稿した絵は、とても気に入ったので、Snipしてありました。絵に見覚えあると思ったら、原画はHoffmann

Damals(かつて)とHeute(こんにち)の対比。日本でも道や駅のホームで、思わず人にぶつかりそうになることがありますね。

「歩きスマホ」というのですが・・・。これは、とても危険です!!

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#ことば

年のせいか人の名が覚えられない~ え~と、どなただったかしら?? 名がとっさに

出てこなかったり、間違えて覚えてしまったり。少し前にFacebookに載せたOさんちのネコの名は、「ラテ」! 

イタリアのミルク入りコーヒー、カフェラテCaffè Latte)から。

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また、アメリカの娘宅のネコは「ティラ」!(写真 上と下)

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イタリアの甘いデザート、ティラミスTiramisù)から来ている。いずれもイタリア語。わたしゃ、コーヒーも飲まないし、甘いお菓子も食べないので、

どちらも馴染みのない言葉。


私が子供だったころ、外来語が生活の中にどっと入ってきて、日常語が変化した。kやgの混乱があって、ハンドバッという人、

pやbの混乱もあって、デート、アートと言う人もいた。私の母の世代の人もたいへんだったね~ 

このごろTVを見ていたら、〇〇はエヌジーと言っていた。NGは、だめ!ということ?(OKの反対語か)

かと思えば「忖度」などという古風な言葉も使われる。人の話を聞いていて、何となく解るが、自分では口にしない言葉が

だんだん増えていく気がする。


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(別の日)

お年寄りの集まりで、なんとなく自然に年齢の話になる。みなさん、高齢を恥じているのか、はっきり〇〇歳です!とは、おっしゃらなくて、

「私、Kさんより2歳下」とか「ウマ年です」とかおっしゃる。Kさんに年齢をうかがうと「やだぁ~、年齢なんか忘れたわ!」とおっしゃる。

基準になるKさんの年齢がわからないのだから話にもならない。私は、干支にも弱いので、ウマとかヒツジとか言われても戸惑うばかり。

「私、Kさんと一緒だけれども『遅生まれ!』」と言われることもある。年齢は同じでも学年は違うということか?

(それが人生に如何ほどの差があるというのだろう?)昨日の集会では、12名の出席者のうち、902名、806名、702名、601名。

講師は50代でした。


by tamayam2 | 2018-05-14 08:30 | 日々のできごと | Comments(0)

【820】連休が終わって・・・


4月は、疾風怒涛のように忙しい日々だった。深く考えずに首を突っ込んだ、大学の同窓会の仕事が忙しかったのだ。

5月末に大きな催し物があるので、その準備。私が、ある会の勧誘パンフレットをこしらえることになった。委員は、私を入れて5名。

にわかごしらえの5人組だったが、パソコンで連絡し合って、なんとか4月末までに、ある種の完成品をこしらえた。パソコンを利用が

できる方たちばかりだったので、本当に助かった!この仕事のおかげでたくさんの先輩たちともお知り合いになれた。

3月末あたりのFacebookから少し記事を拾ってみる。

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#アート

友人とはありがたいもので、この年度末の忙しい最中に、少しはゆっくりして美術館に行ったり、サクラでも見てきたら?という思いやりでしょうか、ある展覧会にぜひ行け、と言ってきた。その日本画家のお名前は、木島櫻谷(1877-1938)は、「きじま」ではなく、「このしま」と読む。

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「このしま おうこく」という明治年間の日本画家。その展覧会が、六本木にある泉屋博古館でやっている。この美術館は、住友グループの収集品の宝庫。地下鉄「六本木一丁目」のイズミ・ガーデンも住友の土地なのでしょう。私の愛する動物や植物を克明に描写する画風。

西洋の筆と違って、日本の筆のタッチが動物の毛並みを生き生きと活写していて、楽しい時をすごすことができた。その美術館のガーデンには

数々のサクラが植栽されており、思いがけずもサクラも見物できた。

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#東京

お濠の土手のサクラが満開になった26日、上智大学では卒業式が行われた。

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最近の卒業式は、女子は振袖に袴をつけると聞いていたが、ほんとうに、絢爛豪華な袴姿の女子大生、ピシッと背広を着た男子学生…が

満開の土手のサクラの下で記念撮影をしていた。

「撮影、お願いしてもいいですか?」と尋ねられてスマホを渡されることも幾度か。

「私も50年前の卒業生よ」

「せんぱ~い、よろしくお願いします!」

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袴には、ヒールの高い靴を履いている人も!ピアスも髪飾りも、お召し物によく合っていて本当に輝くばかりに美しい若人たち! 

これから歩む人生に幸あれ!


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#東京

中央線四谷から市ヶ谷にかけて、土手の道を歩いた。サクラは満開!夜の宴会の席取り係なのか、シートを敷いて陣地を確保している人もいた。

電車に乗っているとき、この辺りを通ると、車窓から土手の斜面にアラセイトウ(ムラサキハナナとも言われる)の花群れ見える。

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くわしく見たいと思っても、電車はあっという間に通り過ぎてしまう。その日は、土手から見下ろしてゆっくりと見た。

市ヶ谷から飯田橋に続くお濠の向こうにもサクラが見えた。あの辺りに釣り堀があったり、貸しボート屋さんがあったなぁ~と懐かしく眺めた。


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今朝は、ある方から私が作成した書類のミスを指摘された。

すぐさま訂正したが、このごろは、いろいろミスが多くなり、いよいよ責任のある仕事から下りる時期かなぁ~と気分がダウンした。

この時の私の顔!

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植物を見ると、たちまち気分が回復する私だが、ほんとうに、Syngenta社の作るパンジーは、どうして、まぁ、こう人の顔に迫真した作りなのだろう、

と思わず笑ってしまう。Fbでお知り合いのHasebeさんの会社だ!


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Where’s Wolly?』(ウォリーをさがせ!)という絵本があるが、そのWollyさんの顔に口ヒゲを生やしたお顔。



by tamayam2 | 2018-05-08 13:01 | 日々のできごと | Comments(5)

【819】早春の花々と野鳥たち

3月も半ばを過ぎサクラのたよりもあちこちから届くようになりました。

まだまだ寒い日が続きますので、油断はなりませんね。


1)早春の花々

セリバオウレンがとても好きで、いつもの定点撮影の場所で撮影しているが、

今年は、牧野先生がお好きだったというバイカオウレンの実物も見ることができて、

うれしかった。バイカというのは、梅の花のこと。

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大泉学園にある練馬区立牧野植物園で、ユキワリイチゲを見た。まだ残雪があるようなところに雪を割って花を咲かせるので

ユキワリ~と呼ばれる。

葉はこの種のものは褐色で汚れたような斑が入っている。夕刻のころ、花に西陽が当たって美しかった。

3月に入ってから野川で見たアズマイチゲ

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八王子市の薬草園でみたフキノトウはとても小さいものだったけれども、寒さのせいか苞が紫色に変色していた。

今年の冬は殊の外寒かったからね~ 

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そこの崖の下には、早やカンザクラのような赤い花が見えた。


2野鳥たち

Facebookで野鳥の写真を見せてくださる方が何人かおられ、冬枯れの日々には心がなごむ。私も野鳥に会えば撮影したいと

思うのだが…相手に羽があるから、すぐ逃げてしまうのね~ 今日は思いがけず大物に遭った!コゲラはキツツキの一種。

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Dendrocopos kizuki 学名のkizukiはキツツキのことだろうね。英語では、Japanese pygmy woodpecker 日本の固有種です。そばにいた野鳥にくわしいおじさんによると、いま野鳥が食べるべき木の実が乏しいのだそうだ。このコゲラは、運よくカマキリの卵を見つけたので、それをつついているのだと。樹の幹に産み付けられた虫の幼虫や卵が、この異常に寒い冬を生き延びるための餌なのだそうだ。越冬というのは、野生動物にとって生存を賭けた戦いなのですね。

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新宿御苑でみたヒヨドリは、サクラ見物している人が見ていても構わず、サクラの花の蜜を吸っていた。

ウチの餌台にもヒヨドリが来るが可愛いというより、ならず者!やりたい放題!

メジロなどの小鳥を蹴散らかし、餌を喰い散らかし・・・それでも憎めないで毎朝ミカンを一個かりんご1/4を餌台に置いてやる。

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野川公園で、ツグミを見た。鳥を撮影する人が、「スズメ並みにどこにでもいる」と笑って

いたけれども、至近距離から撮影できてうれしかった!

313日に出かけたら、春はまだまだの感じではあったが、キブシが萌黄色のカーテンのように目の前に広がっていて、

美しいと思った。

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辺りには、人影もなく、自分ひとりで、こんな風景を見ているのが、幸せなような、もったいないような気分になった。



by tamayam2 | 2018-03-17 05:56 | 日々のできごと | Comments(6)

【817】国立近代美術館 (その2)と 魚の話あれこれ


1月23日

いつも早朝にFacebookの更新をするのですが、今朝は、雪かきに追われました。

久しぶりの大雪(23㎝)で、東京はこの話題で持ち切り。

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1)この立像は、国立近代美術館の2F常設会場外のベランダにあったものです。ベランダの内側にも人が立っているように見えますが、そちらは幻想です。

これを見て面白いと思った若いガイジンさんのグループが外側に立ち、内側の影の人と握手したり、お辞儀したりして遊んでいました。

こうした対話を誘発するような彫刻はおもしろい!


2)こちらは別棟の工芸館の前庭にあった彫刻。鏡面の三角錐に地面の模様が映っている。

ちょっと角度を変えると別の模様が見える。万華鏡のような面白さ。

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3)雪の朝、友人から新鮮な鯛が宅配便で送られてきました。雪かきを済ませて下処理を。新聞紙を敷いて、右にあるウロコ取りでウロコを取って、

  頭の部分はカブト煮、半身を刺身、残りの半身をコブ〆にしました。お刺身は当日にいただきますが、コブ〆は、数日かかります。

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  富山のほうでは、そういう食べ方をよくなさるようです。このウロコ取りはどこかの国で(記憶あいまい)中国人の経営する魚屋で買った

  手作りのものですが、非常に有能で、大きな魚を処理するとき無くてはならないものです。

私は外国のいろいろな国に住んでいましたが、海外では魚の切り身はほとんど売っていませんので、魚は丸ごと買うしかなかったのです。

カナダでは中型のシャケを買ってきて塩じゃけを作りました。


New Zealandでは、珍しい深海魚を安価な値段で買うことができました。

マトウダイというお腹に的のような円形の印のある魚など、よく干物にしていただきました。

日本では、かなり高額な魚です。

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ドイツでは冬にアンコウが手に入りましたが、アンコウはぬるぬるして扱いが難しい魚。「アンコウの吊る切り」という特殊技術が要る

とされています。ま、これも何とか、調理し、アンコウ鍋にしました。

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渡航先に出刃包丁、刺身包丁、このウロコ落としを持参したからこそ、魚料理を楽しむことが可能だったのだと思います。


アメリカの娘の家に行くときも、木屋の包丁、砥石をもっていきます。ステンレスの包丁では、大きな魚の処理は難しいので。

やはり、新鮮な海の幸を味わいたけでば、道具はとても大事だと思います。




by tamayam2 | 2018-01-24 11:04 | 日々のできごと | Comments(2)

【816】水族館と展覧会



1)自分の体の骨の様子をレントゲン写真などで見せられるとちょっと気恥ずかしい。この魚は、英語ではtranslucent glass catfish. (ナマズ科)。
  東南アジアの海に生息。板橋区熱帯環境植物館で元気に泳いでいた。この植物園は、熱帯の動植物が見られるステキな場所。
  板橋区のゴミ処分場が近くにあり、その焼却するときの熱を利用して、温水プールや植物館を経営している。夢の島植物園も同じしくみ。
  このような植物園は他県にもあり、いくつか訪ねたことがある。たいてい町のはずれにあり交通が不便なところが多いが、
  ここは地下鉄三田線高島平駅の近く。

  
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2)大好きな画家、熊谷守一(1880-1977)の展覧会にでかけた。私は週一度、豊島区要町に出かける。
  駅から歩いて行けるところに彼の旧家跡で今は美術館になっている所があって時折訪れるが、今回の展示は、彼の生涯にわたる全作品を、
  国立近代美術館のゆったりとした会場で見ることができる。「生きるよろこび」という題だが、自分の庭を愛し、家族を愛し、一切の
  世間的付き合いから離れ、孤高に生きた一人の画家の生涯が見えてくる。
  
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  私が彼の作品をすきなのは、描かれた野草やチョウを一目みただけで、それが何か瞬時にわかることだ。
  あっ、これはフシグロセンノウと黒アゲハ!シンプルな線と平面だけで描かれているのだが、実物をよくよく観察した人でなければ
  描けない線、面、色なのだ。
 
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by tamayam2 | 2018-01-20 07:46 | 日々のできごと | Comments(2)

(813)小笠原諸島のチョウ

1)ぽかぽか陽気の9日、久しぶりに多摩動物園へ。
チョウが放し飼いになっている温室は更に暖かく、上着を脱いで撮影。


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コセンダングサは、沖縄県などに多い外来生物。チョウに好まれているが、8頭のキタキチョウが鈴なりに。
その中に薄青の翅をもつ小型のシジミチョウ。これはまさか、オガサワラシジミCelastrina ogasawaraensis

ではないだろうね。


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8日付け東京新聞によれば、絶滅危惧種のオガサワラシジミを多摩動物園で人工繁殖に成功したと書いてあったが、

一般公開はしていないとも書かれていた。私はシジミチョウのことはよくわからないので、疑問のまま。

ずっと観察していたが、一度も内部の色を確認することができなかった。残念!

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2)8日は成人の日でしたね。Facebookでお付き合いのあるAさんとBさんも、成人になられたことを知り

ました。自然観察の立派な文章からみて、まさかそんなに若い人とは知りませんでした。その人たちの「友人」に

Cさんという人がいて、コメントのやり取りからすると、お二人の大学の教授らしいのです。ひゃ~驚きました。

私は、みな30代、40代の方々かと思っていたのです…。これがFacebookのよい所でもあり、恐ろしい点でもありますね~ 

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さて、これは、多摩動物園の昆虫館にいたイシガキモリバッタです。大きな目玉で天を仰いで、祈りをしているような姿。

でも、ちょっと胴が長すぎる。背後にフンが落ちているようですから、食べすぎなのかもしれません。


3)バラは年間いつでも咲いているが、冬のバラは厳しい寒さに耐えている。葉は赤茶色になり、つぼみは堅く閉じたまま

固まっている。ここ数日、日本海沿岸では、寒さが厳しく、豪雪と聞く。

雪が降れば、車も出せない、雪かきもしなければならない、特に高齢者の家庭では大変なことだろう。

鳥取に住む友人のことを思って心配しつつ、TVを見ている。

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by tamayam2 | 2018-01-12 05:34 | 日々のできごと | Comments(4)

【812】植物のことなど、最近感じること

1.Facebookでお付き合いのある方の中には、育種関係の方々がおられ、新しい品種を作りだす

  ことに心魂を注いでいらっしゃる。日本の風土に適し、丈夫で、美しい花々を安価に供給する

  ことが究極の目的だろう。

   しかし、この花は、いったいどうしたのだろう??

  先月日比谷公園の花壇で見た。青ペンで描いたような精巧な作品。プリムラの種類だと思うが、

  ここまでやると、自然の植物から相当、遠くなってしまうように見えるが…。

  真冬なのに元気に咲いていた。(日比谷公園で)

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2.先月、世田谷ボロ市で買ったヒヤシンスの球根から花が咲いた。白花が始めに咲いて、その後

  青、ピンクが咲いた。食卓に春の香りが漂う。そろそろ正月気分も収束し、平常のリズムが戻ってきた。

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3.言葉の用法は時代とともに変化するのは、当然ですが、最近気になっているのは、「残念」という言葉。

 池袋のサンシャインシティでたまたま「ざんねんないきもの展」というのをやっていたので、何が残念

 なのか見たいと思って入った。特別な生き物ではないのに「残念」と断罪されているのは、日本語で名前が

 変っているとか、行動が少々のろまだとかたいした理由はないのだった。『ざんねんな生き物図鑑』という

 子供に進化論の理解を深めさせる図鑑があってそれと連動しているようだった。こういう価値概念の含むことばを

 自然科学に当てはめるのは土台難ありと思うが、人眼を引けば何でもOKなのだろう。

 誠に残念なことです!

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       上は、インターネットの画像。下は、「ざんねんないきもの展」@池袋 サンシャインシティで撮影。
       とても美しい魚ではないか。何がざんねんなんだろう?? ボロという名が示すように体にヒラヒラしたものが
       ついていて、ボロを身につけているように見えるかららしいが、それは、見る人の主観であって、学名は、
       感情を含まない名になっている。


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by tamayam2 | 2018-01-08 10:02 | 日々のできごと | Comments(6)