2015年 06月 19日 ( 1 )

【733】アカボシゴマダラ

アカボシゴマダラと言っても何のことかわからないだろう。
赤星胡麻斑というタテハ科の蝶の名なのだが、この蝶について書く
のも、ちょっと恐ろしい。なぜかというと、これは、侵略的外来種に
指定されており、日本の蝶の愛好者の間では、敵視されている。
まぁ「お尋ね者のリスト」に入っているということですね。
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この蝶に出会ったのは、5月23日、東京小石川植物園でだった。
入園して、すぐひらひらと飛んでいるチョウに出会った。
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なんだか、丸っこくアゲハではないし、シロチョウでもないな、と
思った。地面に止まった姿から、アカボシゴマダラだと分かった。
この日は、この植物園の違う場所で、何頭か見かけた。
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東京・小石川で発見、ということは、東京のあちこちに広がっているの
かも知れない。インターネット上では、「○○地で、発見」という論文がたくさん
出ている。その書き方は、「困ったものじゃ」・・・という口調。
だから、「見てうれしい」とは堂々と言うことがはばかられる状況だ。

外国から持ち込まれこの蝶によって、在来種の存続の危機にさらされるという
ことらしい。限られた食草を短い夏の間に食べないと生き延びることが
できない蝶だからね。
外国から持ち込まれて、迷惑する例はたくさんある。でも狭い日本、
純国産品だけでは、生きられないだろうが・・・
韓国で流行っているという恐ろしい感染症も、今に日本に上陸するに
ちがいない。人々の往来があれば、仕方がない話なのだ。
うむ、むむむ・・・
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小石川植物園では、ウマノスズクサの種類をいくつか育てていたが、
外国産のものは、気候が合わなかったらしく生育が悪かった。その内、
オオバウマノスズクサはツルが伸びていて、花が咲いていた。これは、
ジャコウアゲハの幼虫の食草なので、私は、いつも気になっている。
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オオバウマノスズクサ【Aristolochia kaemferi ウマノスズクサ科】
緑のツル性の葉が涼やかなので、西洋では、よく建物に這わせたりしていて
おなじみの植物。
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以前は、見られたジャコウアゲハは、ここ数年見たことがない。
温室がないと難しいのかもしれない。その温室は、取り壊しの最中だったが、
新しいものが建つのだろうか。予算が乏しいので、募金を募っていた。
私もお金があれば、ポンと数千万円ほど寄付したいところだが・・・

東京には、外国人を案内するに足る立派な植物園がない。それは、
とても残念なことだ。
先日、私は、富山県に出かけたとき、富山県中央植物園に足を伸ばした。HPはここ
地方には、いくつか通りすぎたくない植物園がある。
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標本園の傍らに、一群れのナデシコが咲いていた。花びらに切れ目が多く、
きれいだなぁと思った。
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高山に咲くというセンジュガンピ(千手岩菲)によく似て
いるが、センジュガンピは、白色しかない。

ナデシコとインターネットで調べれば、女子サッカー・チームのことしか
ヒットしない。ああ、昔は、日本女性の美称だったのですよ。

by tamayam2 | 2015-06-19 07:08 | 日々のできごと | Comments(10)