タラの木 と ウド

春先に山菜とりに出かける人たちは、タラの芽に目が無い。
(声に出すと、なんだか変テコな文章ですね。)

タラの木は背がすぅーと高く、野山ではよく目立つ。
タラノキ(Aralla elata ウコギ科)


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秋の野で、
タラの木が
大振りの葉を
だらりと
下げている姿
を見た。

10月18日
姫木平で











幹のトゲトゲを見て、タラの木とわかった。

黄葉した羽状複葉は、モザイク模様のように味わい深い。


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同じウコギ科のウド(Aralla cordata)は、木ではなく、
草本なのだが、秋には丸い果実をつけ、自由奔放に延び広がって
いる。人が食べるのは、芽生えのころの茎の部分。

ウコギ科のウコギもコシアブラも葉が食用になるらしい。
土地の人が、てんぷらにするとうまいよ、と言っていた。
写真: ↓ ウドの実  10月6日鹿沢高原で
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by tamayam2 | 2008-10-20 13:49 | 日々のできごと
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