ベルリンはドイツの首都であるから、かなりの大都会と言ってよい。
しかし、私が愛してやまないダーレム植物園は、地下鉄U3線の Dahlem- Dorfから徒歩15分ぐらいの住宅街にある。 Dorfは村という意味だから、ダーレム村である。 その名にふさわしく、駅舎は、木造で、カヤぶき屋根。 さすがに火災を用心してか、避雷針が屋根の周りを覆っていた。 首都圏で、カヤぶき屋根ですぞ。 驚くまいことか。 駅は無人駅と言ってよく、滞在中駅員の姿を、一度も見たことが なかった。 ホームに 木製の ごっつい ベンチが 置いてある のだが、 どう見ても 実用的 ベンチ というより、 芸術作品。 ようく見れば、女2人に挟まれた男の形に見える。 見えますよね。 ベンチの腰を下ろす部分に、ちゃんと、男性の身体の一部が 配置されていて、人々は当たり前の顔をしてそこに坐っている。 しっかりした木材でできていて、身体をすっぽり抱きとめてくれる ような安定感があり、坐り心地はわるくなかった。 U3線で、15分ほど行けば、ベルリン一の目抜き通り Unter den Linden(訳せば、菩提樹の下通り)へ行ける。 写真の Caféは Friedrich- strから、 博物館島へ 向かう ガード下に ある。 あたりには骨董品屋が多いので、アール・ヌーヴォーやアール・ デコ風のレトロなアクセサリーをひやかして歩く。足がつかれたら、 ここでちょっとひと休み。 壁や天井一面に、戦後のなんだか懐かしいようなブリキ製の店舗の 看板が貼りめぐらされていて、見飽きることがない。
by tamayam2
| 2008-06-06 16:53
| たび
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