【699】以熱治熱

毎日暑い日が続いています。皆さまは、いかがでしょうか。
熱帯の植物を調べに植物園の温室に行きたいところですが、7月の温室は、
けっこう過酷な環境です。
韓国の俚諺に、“以熱治熱”(이열치열 イヨルチヨル)というのがあります。
暑さは、熱いものを食して治す・・・という意味です。
今年の土用丑の日は7月29日だそうですが、日本では、ウナギを食すことに
なっております。
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韓国では、丑の日に、参鶏湯(サムゲタン)という若鶏丸ごと一羽をぐつぐつと
土鍋で煮て、一人で一人前、(鶏一羽)いただくことになっています。
これは、大変ですよ。
汗だらだら、体中ほてってエライことになりますが、それが、熱を以って熱を制す
という漢方の理屈に合っている療法なのであります。

さて、2月にグァテマラで見た植物のうち、調べがまだつかないものが一つ、
わかったものが一つ・・・忘れないうちにUpしておきます。
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(1)Wigandia urens(ムラサキ科)
現地では、Ortiga chaconと言っているようです。
グァテマラ、アンティグアという古都でのこと、その町のカテドラルの廃墟
にこの植物が生えていました。廃墟の壁の隙間から紫色の花をつけた枝が
飛び出しておりました。
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アンティグアは1773年に大地震に見舞われ、このカテドラルも崩壊したのです。
その後、首都は、現在のグァテマラ・シティーに移されました。
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(2)この花は、パナハッチェルのホテルの庭で見たものです。
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赤い花と肉厚の葉が印象的でしたが、この実はトゲトゲでさらに個性的でした。
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実が熟すとパカっと割れて種子が飛び出す仕組みになっているのです。
カスタネットのようですね。縦横4x3cmぐらいでした。
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テンニンカというフトモモ科の植物かとも思いましたが、実の形が違うようです。
どなたか、ご存じの方がおられましたら、教えてください。

by tamayam2 | 2014-07-17 10:43 | たび
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