【647】秋の野に咲きたる花を数えれば

秋の野に咲きたる花を数えれば・・・というような歌が万葉集にあったような気がします。
11月の声を聞くと、あれ!もう、そんな・・・とちょっとあわてます。
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先日、晴れて気持ちの良い日、三鷹市の野川公園に出かけてみました。
秋の七草の代表格、尾花、現代語では、ススキ
ススキが風にそよいでいる風景は、実に日本的です。
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秋の野は、キク科の植物がたくさん。
野菊の類は、とてもとても種類が多くて名前がなかなか覚えられません。
上は、シロヨメナ、黄色いのはヤクシソウ
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よく見かけたのは、ノハラアザミ
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コウヤボウキ(高野箒)は、野趣がある花。
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面白いのは、ゲンノショウコ(現の証拠)の種を飛ばした後の果柄が、
わっしょい、わっしょいのお神輿みたい! 別名、ミコシ草
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あ、余談ですが、わっしょいは、韓国語の来る(온다)の過去形、왔다(ワッタ)
あるいは、敬体、오셨다(オショッタ=いらっしゃいました)から来たと言われて
います。「神様がいらっしゃった!いらっしゃった!」が、
わっしょい、わっしょいに聞こえるのだそうです。
日本語には、中国や朝鮮半島の言語からの影響が至るところで見られます。

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ヒヨドリジョウゴは、まだ完熟していません。
ヒヨドリの餌になるのかしら。
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帰化植物のヒメジョオンには、ベニシジミの♂と♀が吸蜜の最中でした。
ヒメジョオン(姫女菀)は、ムカシヨモギ属、ヒメシオン(姫紫苑)はシオン属で、
同じキク科でも別物でした。

そういう些末なこととは関係なく、秋は静かに推移しているようです。
by tamayam2 | 2013-11-01 15:48 | 日々のできごと
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