5月の2週目に一週間、トルコ、イスタンブールに出かけました。
その後、雑事に追われて更新が途絶えておりました。 ドイツの友人夫妻がイスタンブールに来るというので、ドイツで 会うより、別の都市で会うのも一興と思い・・・ 私どもにとって、トルコは2度目。イスタンブールは、とても 好きな都市です。ヨーロッパとアジアが交差する歴史的な 都市であり、人々がとても親日的です。 過去ログ 2008年9月 トルコから帰りました 1923年に共和国になり、政教分離政策がとられていますが、 国民の99%はイスラム教徒です。最近読んだ本によると、 総人口の半数を29歳以下の青年層が占めるといいます。 高齢少子化の日本から見ますと、なんともうらやましい若々しい 国なのです。 イスラム教徒の女性は、頭にスカーフをかぶっている人が、 かつては多かったのですが、今は、以前ほど多くありません。 この人たちは、5人家族ですが、やや保守的な家族のようで、 お姑さん(手前)が長い伝統的服、隣りの若奥さんは、真っ黒な 伝統服そして幼児、前に行くのは、夫と乳母車の赤ちゃんのようです。 こちらは、ドイツの泉という記念碑の前で、多分地方から出てきた らしい女性2人が記念撮影をしているところです。 この女性たちは、全身真っ黒な伝統服を着ています。でも顔は 覆っていません。私が空港で見たアゼルバイジャンの女性は、 手は黒手袋、顔も別布で覆っていて、眼球だけが光っていました。 眼以外がすべて覆われていたのですが、それは、それは、美しい 女性に見えましたよ。(笑) 最近出た「文藝春秋」6月号で、林真理子さんが「ドバイを訪れて」と 題してエッセイを書いていました。彼女も私同様、全身黒衣の女性 に関心をもったらしいです。あの黒衣の下は、(体型がかくれる服装だから) かなり肥満で、(彼らのブランド好きから見て)かなりのお洒落で あろうと、作家らしい想像をしておられます。隠すとますます知りたくなる のは、人間の自然の性なのでしょう。 私の好きな下町の通りで、若い男女がデートしていました。 外国から来た旅行者はラフな格好をしていますが、トルコの 女性は、かなり暑い日でしたのに、すっぽりと裾の長い服で 肌を露出しないように気遣っている様子がうかがえました。 今どきの日本の若い女性が見たら、どう思うでしょうかね。 これは、トプカプ宮殿の入口のところで出会った10歳の男の子。 お父さんに伴われて伝統的な正装で歩いていました。 いわゆる成人式のような式で、10歳で割礼を受ける習慣がある と聞いていますが、宮殿で?? イスラム教では、このような儀式にたくさんのお金をかける ようですが、お子さんの正装に対して、お父さんのほうの服装は?? 下は、あるモスクの前庭にあった足洗い場の様子です。 一日5回の礼拝の前には、必ず、このように手足を清めてモスク の中に入ります。洗っている様子を見ておりますと、手足だけ でなく、耳の後ろや首筋などもていねいに時間をかけて洗って いるのです。 私もモスクの中に入るときには、被り物をして、靴を脱いで静かに 入りました。中は、絹の絨毯が敷き詰められており、ひんやり していて気持ちよかったです。
by tamayam2
| 2012-05-24 10:03
| たび
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