御苑の花木

Blog「季節の窓」で美しい植物の写真を見せてくださる
namiheiiiさんのところで、いま、ハンカチの木が東京
でも見られることを知った。
ケルンやベルリンの植物園の大木を思い出して、日本の
ハンカチの木が見たくなった。もともと中国産のこの木は
白いハンカチが干してあるような独特な景観をつくる。

午後、ちょっと時間を見つけて新宿御苑まで足を運んだ。
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上が、御苑のハンカチの木(オオギリ科)
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その近くの母と子の森では、ホソバオオアマナ(ユリ科)
が群生していた。
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薄紫の花は、距(きょ)があり、鳥のようだと思ったら、
セリバヒエンソウ(芹葉 飛燕草 キンポウゲ科)
 ああ、なるほど!
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池のそばで見かけたこの木は、名がよくわからない。白い花の
内部が赤く色づいている。何の花だろうか。トチの木の
そばにあって、かなりの大木だった。
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イギリス庭園のほうでは、大イチョウの木の下に雄花が
びっしり落ちていた。写真は、イチョウの雄花。
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その近くでユリの木(モクレン科)の木立に花が咲いていた。
別名チューリップの木とも半纏(はんてん)の木とも言われる。
チューリップは、花の形から、半纏は葉の形から来た連想。
秋になるとすばらしい黄葉が見られるはず。

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大木戸門のゲートの脇には、ハクウンボク(エゴノキ科 白雲木)
が白いつぼみをいっぱいつけていた。数週間でまっ白の花が
雲のようにたなびくことだろう。
by tamayam2 | 2009-04-25 09:57 | 日々のできごと
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