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新年のWAKO

今日は、1月7日、七草粥を食べる日ですね。
松飾りは、そろそろ片づけるのでしたっけ。
ドイツでは、1月6日は公現日(Epiphany)。
この日に、クリスマス・ツリーなどを片づけます。
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6日に、ちょっと銀座四丁目を通りましたので、
定点撮影のWAKOのディスプレーを撮りました。
交差点を渡るときに、薄墨で書いた怖い目が
2つギョロリとにらんでいるように見えました。
大きな屏風に書いた竜眼のようであります。
その裏に大きな白い竜がひそんでいて、こちらが頭。
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こちらが尾のようです。コントラバスを運搬するのは
大変ですね。人の背より高いし、タクシ-には乗らない
でしょうね。器楽はいつも旅をしている、とオーケストラの人
に聞いたことがありますが、いやぁ~こんなデッカイ楽器を
選んだ人は、本当に偉い!オーケストラにバスが入ると、
ぐっと引き立つのですね。無いと困る楽器なんです。
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赤い球には、2012の文字が見えました。非常に
凝っていますね。大胆で、愉快。



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ヤマノ楽器と木村屋を過ぎますと、さて、御木本の空間
です。これが、またすごい。
生け花なのですが、平面の池のような水盤には、
梅と菊のアレンジ。本物の花ですよ。
垂直の長いパネルは、やはり昇り竜でしょうか。
日本地図のようでもあります。
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浅黄色、白、黄金色の美しいキクでできています。
静かな画面ですが、日本的な美しさにあふれ、
立ち止まってカメラを向けている人もいました。


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WAKOも御木本も、やるなぁ~

今年も銀座4丁目の二つのディスプレーをご報告
いたしましょう。楽しみにしていてください。
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by tamayam2 | 2012-01-07 17:17 | 日々のできごと | Comments(12)

師走の東京より

更新が遅れがちになっています。
師走ですから、気忙しいこともありますが、その合間に
いろいろな人との思いがけない出会いがあったりして・・・

Tamayam2は、昔、教師をしていたのですが、昔の教え子が
なぜか、12月のこの時期に、急に東京へ来たからとか、
お国に帰国するからとか・・・言ってくるのです。
12月は人の往来が激しいときなのでしょう。
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先日出かけた町の点描を二、三。
今、京橋のINAX ギャラリー2というところで、
おもしろい展覧会をやっています。
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種子のデザイン・・・旅するかたち
来年の2月までやっていますから、京橋付近にお出かけでしたら、
立ち寄ってみてください。このポスターの写真は、ツノゴマ
の種です。悪魔の爪という別名があるこの植物については、
過去ログでご紹介したことがあります。
 過去ログ:2010年10月 ハローウィンの季節
この展覧会は、種の形にスポットが当てられていますが、
植物学的な関心にも向けられていて、展示物はほとんど、
実物の種の標本です。
この展覧会の情報は、ここ


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京橋から銀座にかけての店のクリスマスの装い。
愛する人へのプレゼントを買うのでしょうか、うきうき
した楽しさが街にあふれていました。
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昨夜は、ふるさとに帰る友人を囲んで浅草で飲み会。
スカイツリーも完成したようですね。
アサヒビールの建物と墨田区役所の間に挟まれたスカイ
ツリーは、もうすっかり東京の景色の一部になりました。


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先週末には「サラの鍵」というナチス時代の出来事を
扱った映画を見ました。ユダヤ人に対する迫害が、ドイツ
だけではなく、フランスでもあったという史実が
基になっています。重いテーマですが、アメリカ人の
リポーターが主役で、現代的なタッチになっています。
この映画の情報は ここ

クリスマス・カードも年賀状も・・・お正月の用意も、
気ばかり焦りますが・・・・はい、師走の東京からの
リポートでした。
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by tamayam2 | 2011-12-21 10:53 | 日々のできごと | Comments(16)

井の頭線、駒場東大前界隈(2)

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壁に思い出の小皿を埋め込んでいるお宅、
住み手の趣味のよい風格が感じられます。
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こちらは、扇形の小皿。下のは、西洋の磁器ですね。
日本では小皿は、お刺身のお醤油入れなどに使われる
ようですが、西洋でしたら、何を入れるのでしょう。

洗面所に置いて、奥方がはずした指輪やイヤリングを
ちょっと置いておくための小皿でしょうか。

私は、美しい猪口を、食卓で錠剤のために使っています。
毎日飲む薬を、猪口に入れて、間違いがないか確かめて
飲むようにしています。先代の大事にしていた猪口セット
が不揃いになってしまったものを生かしたいと思って。
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さて、この一角にある駒場野公園は、昔は、駒場農学校
(東京帝国大学農学部や教育大学農学部の前身)だった
そうです。ここで近代的西洋の農業を教えたのが、ドイツ
から招へいされたオスカー・ケンネルという方だったようで、
演習農園が今も保存されています。ケンネル田圃と呼ばれる
この水田は、今は筑波大付属高校の学生さんたちの農業
演習に使われているそうです。都内に田圃とは、驚きですね。
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この公園で見た鬼ぐるみの大木。
オニグルミ【鬼胡桃 クルミ科 Junglans mandshurica】
学名によれば、満州が原産地かも。立派な花がたくさん
ぶら下がっていました。
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駒場の道端で見かけたキイチゴ(バラ科)
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渋谷に近い松濤公園で見た緑色のアジサイ
枯れるとだんだん緑色になる種類かもしれません。
美しいドライフラワーになりそうです。

東京、渋谷の雑踏から歩いて行ける範囲に、森があったり、
田圃があったり、江戸時代の建物を思わせる民芸館が
あったり・・・東京って、おもしろいところだと思います。

おついでがあれば、東京大学駒場キャンパスに入って
みてください。(門番のような人がいますが、
なぁに、構いません。学生のような顔をして通ればいいです。)

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by tamayam2 | 2011-07-23 11:33 | 日々のできごと | Comments(8)

井の頭線、駒場東大前界隈(1)

井の頭線、駒場東大前近くに住んでいる友人が
いる。その友人の案内で14日、東京大学駒場キャンパスの
あたりを歩いてみた。

駒場野公園という目黒区の公園、
柳 宗悦(やなぎ むねよし)の開設した日本民芸館
旧前田侯爵の洋館と和館近代文学館松濤公園など、
都内とは思えないほど、苔むした樹木が茂っている。
街路樹の美しい住宅街の小道を、おしゃべりしながら歩いた。
私は、いつものように樹木に関心が行ってしまいます
けど・・・しばらくおつきあいください。
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東大の正門を入ると、すぐ右手に駒場博物館があり、
今「小石川植物園と植物学の世界」という展示会を
している。本郷キャンパスと同じように、銀杏並木が
の道がある。イチョウの気根が伸びていた。地面に
達するまでどのぐらいの時間がかかるのだろうか。
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ナンキンハゼの花が咲いていた。
ナンキンハゼ【南京櫨 ドウダイグサ科 Sapium sebiferum】
東大生と言ってもどこででも見かけるような屈託ない顔を
した若者たちがキャンパスを談笑しながら歩いている。
各建物は、古びていて、クラッシックな趣き。どこか
ヨーロッパの僧院のよう。


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キャンパスの裏門から出てしばらく歩くと、
日本民芸館がある。
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後日再訪してみたが、日本や朝鮮の手仕事の美をじっくり
見ることのできるすばらしい美術館だった。
今は、「芹沢銈介と柳悦孝展」を開催している。
生活の道具は用いてこそ、美しいと用の美
提唱した柳 宗悦の考えが全館に満ちている。
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付近の個人宅のコンクリート塀に埋め込まれた
九谷焼の小皿。きっと思い出深い小皿なのだろう。
こうして個人史に残る大事なものを展示する方法
もあるのだなぁ。
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旧前田侯爵邸の玄関のそばで見かけた、マメガキの木。
直径1cmほどの豆柿が目の高さになっていた。
この柿は、これ以上大きくならないが、秋になれば
柿色に色づく。欧米では見たことがあるが、日本では
初めて見た。前田侯爵にとって思い出のある木だった
のだろうか。
マメガキ【豆柿 カキノキ科 Diospyros lotus】
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by tamayam2 | 2011-07-23 10:16 | 日々のできごと | Comments(2)

高い樹に咲く花

巨木と言われる、樹齢何百年もの樹を見ると
心が晴れ晴れとする。
昨日、汗ばむような陽気の中、上野にある東京
国立博物館に「写楽展」を見に行った。
入口から平成館へ向かう道の正面に高さ30mも
あろうかと思われる巨木がそびえていて、花がいっぱい
ついていた。近づいて見ると、ユリノキだった。
花びらの下に垂れ下がっているガク片が地面にたくさん落ちていた。
この木は、いろいろな名前がある。英語では、
Lily Tree。(百合の木)。
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種小名に、tulipiferaとあって、チューリップの木とも言われる。
日本では、葉の形からの連想で、半纏に似ているから、
ハンテンボクとも言われる。
(寒いときに着る綿入れの半纏です。)
さぁ、あなたは、どれが一番ピッタリ来る名だと
お考えですか?
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きれいな花なのに、なにしろ高木の上のほうに咲いている
ものだから、なかなか花をよく見ることができない。
「写楽展」に行かれたら、ぜひこの樹を見上げてくださいな。
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西洋の各地で、たくさんの浮世絵を見たが、今回
この展覧会で、こんなにたくさんの写楽の作品が見られる
とは、幸せなこと。  写楽展:6月12日まで。
ユリノキ【百合の木 モクレン科 Liriodendron tulipifera】

今後は、大地震のあった国に大事な美術品を貸ししぶる
恐れがあると思うので、またと無いチャンスだと思う。
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先月30日に白金台の自然教育園に行ったとき、
野に咲く小さい花ばかりに眼を奪われていたが、
ふと上を見上げると、ホオノキに花が咲いていた。
ホオノキ【朴の木 モクレン科 Magnolia hypoleuca】
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4月の終わりごろ、おや?と思うほど、赤い葉が
地面に落ちていた。見上げた樹木は、クスノキ
あの樟脳(しょうのう 防虫剤)の原料を
とるクスノキです。
調べてみると、4月から5月にかけて、落葉し、世代交代
をする性質があるというのだ。春に落葉する竹と似た性質。
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お詫び:school-t3さんのご指摘で、よーく調べましたら、上の画像は、
     クスノキではなくて、白樫(シラカシ ブナ科)のようです。
     school-t3さん、どうもありがとうございました。

上野の森では、今クスノキの花、もとい、シラカシの花
たくさん咲いていて、生ぬるいような甘い花の香りでむせ返えるよう
です。
この木も高木なので、めったに花に気づくことがありません。
梅雨の前の頃には、植物界も世代交代があり、花が咲き、
虫が集まり、生命の活動が脈々と行われているのです。
シラカシ【白樫 ブナ科 Quercus myrsinifolia】

追記:5月16日に、やっと本物のクスノキの花に会うことができ
ました。下の写真です。
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クスノキ【楠 クスノキ科 Cinnamomum canphora】
葉も花の付き方もシラカシとは、別物でした。
いい勉強になりました。
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by tamayam2 | 2011-05-14 10:18 | 日々のできごと | Comments(18)

二つのノートルダム寺院

キリスト教の社会では、復活祭(イースター)は
クリスマスと並ぶ大事な日です。クリスマスは、
イエス・キリストの誕生を祝う日であり、
イースターは、そのキリストが十字架に架けられ、
死んで3日目に甦られた(復活された)日だからです。
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3月10日、私は、パリ、ノートルダム大聖堂
訪れ、天国と地獄を表わす門をくぐり、大きなバラ窓の
ある聖堂の内部に入りました。
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写真で見たことがありましたが、実物を見たのははじめて。
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ステンドグラスの撮影は、だいたいにおいて失敗
することが多いのです。よほど精神を集中しなければ、
ならないのに、聖堂に入ったとたん、撮影はどうでも
いいや・・・という気分になってしまうのです。
その場に立つと、大きな力に圧倒されてしまうから
でしょう。
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上の写真は翌11日、隣国ルクセンブルグのノートルダム聖堂
で撮ったステンド・グラスです。
その日に、東日本大震災のことを知ったのでした。

ノートル・ダム(Notre Dame)とは、われわれのお母さま、
という意味。キリストの母である聖母マリアのことです。
カトリック(旧教)では、聖母信仰というものがあり、
聖堂の中によくマリア像が置かれています。


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上の写真の
中央部分を
くわしく見ると
キリストの
磔刑の図が
見える
















一方、プロテスタント(新教)では、
聖母マリアを特別に崇めることはありません。
また、イエス・キリストの磔刑の様子をリアルに描いた像を
見せるという発想がないので、美術的には
簡素な印象です。磔刑のキリストの姿を象徴するものとして
十字架が掲げられているだけです。

日本では、キリスト教の知識がばらばらに伝わって
いるらしく、一般のマスコミでさえ、用語がメチャクチャ
で・・・苦笑してしまうことがあります。
(ちなみにtamayam2は、プロテスタント(新教)信者。)
ご参考までに( )内の表現が、新教の言い方。

☆聖堂(教会)で、ミサ(礼拝)に、あずかります(出ます)。
☆説教をなさるのは神父さま(牧師さん)です。

外国人と英語で話すときにも、旧教と新教では用語が
違いますので、ごっちゃにしないようにしたほうが
いいです。こういう単語は、相手にとっては、精神生活
に関わる問題なので・・・(自身は無宗教だとしても)
相手の気持ちを尊重すれば、正確に話すことが
とても大事なことです。
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by tamayam2 | 2011-04-24 00:10 | たび | Comments(12)

イースターのころ

あさって、4月24日はキリスト教では、復活祭です。
英語では、イースター(Easter)。

日本では、なじみが薄いでしょうが、キリスト教では、
クリスマスに次いで大事な祝日です。
普通は、3月末~4月初旬なのですが、
今年は例外的に4月後半になり、近年では最も遅い
イースターです。

西洋の移動祝日は、我々には理解しづらいものですが、
イースターは、春分の日の後の満月から数えて初めての
日曜日・・・とそんなふうに天文の法則に従って決める
のだそうです。
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先月訪問したパリ、ノートルダム大聖堂で見たバラ窓。
中世のころは、文盲も多かったのでしょう、キリストの
生涯や神の教えを教えるのに、たくさんのステンドグラス
が使われました。天井の高い、こうした伽藍の中に
身をおきますと、人生の短さ、はかなさが
じわっ~と伝わってきて、自然に頭を垂れ、手を合わせ
たくなってしまうのです。
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イースターが近づくと、町のショーウィンドーも、
復活祭一色になります。やはり、卵とウサギが
イースターの主役。ものみな無から生まれ、生命を
得て育ちゆくイメージが、イースター・エッグなの
でしょう。
きれいに彩色された卵にリボンをつけて、
ネコヤナギやレンギョウの小枝にぶら下げたりします。
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多産系のウサギもイースターには、つきものです。
ピョン、ピョン跳ねて、元気がよいことも
春の躍動感を表しているのでしょうか。
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これは、南ドイツの町でみたVilleroy & Bochという
高級陶器の専門店。やわらかい早春の色づかいと卵のある食卓。
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パリの花屋の店先で見たチューリップの花束。
わりに小ぶりなチューリップがバサッと大量に
ガラス器に生けてあったりすると、そこがパッと
華やいでいいものですね。

辛いこと、困難なことが多い日本ですが、春から
夏の移ろいの中で、自然の生命力を感じながら
過ごせるのはありがたいことです。
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by tamayam2 | 2011-04-23 00:48 | たび | Comments(10)

春の断想

四月を迎えました。

三月末は・・・普通の人には何でもないことだ
けれども、仕事をしているときには、この日を
越すのが大変だった。思いがけない天災によって
日本中が喪に服しているような、重い空気の中にも、
かすかに春の気配がし、草木が芽吹き、新年度がスタートした。
新しい学校や職場で、身を引締めている人たちもおられること
だろう。
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ぼんやりした私の脳に、ときおり刺激を与えてくれる友人が
東銀座で藤原新也の写真と書の展覧会がありますよ、
と教えてくれた。


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展覧会の
テーマは、
「死ぬな 生きろ」




















今回の震災によって亡くなった人々、生き残った人々、
復興に力を注ぐ人々、祈る人々に・・・藤原氏が
語りかけている短い詩のような言葉、俳句・・・が
力強く訴えかけてくる。
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工事中の歌舞伎座跡を見ながら、四丁目の交差点のところへ
来る。定点撮影の和光のショーウィンドーは、真珠の泡
から生まれたヴィーナスのよう。
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御木本のスペースは、オレンジ色と白の四角く区切られた
花壇が市松模様に並べられている。禅寺の庭園のような抑制
が感じられる。

和光も御木本も、申し合わせたように春めいたうきうきムード
を排しているように見える。

Tamayam2は近頃、外国の友人たちからのメールや電話の
対応におわれた。放射能の漏れについては、海外に避難する
考えがあるのなら、いつでも歓迎する・・・という
ありがたいような、困ったようなお申し出。

数週間おじゃまするのなら構わないが、いつまで続くか
わからない事態に、「どうあろうと私の住むところはここです
から・・・」とご辞退するしかない。

日本人がこんな災害にあって、暴掠や略奪が起こらなかったこと、
インターヴューされた被災者が感情を取り乱さないこと、
社会に助け合いの精神がみなぎっていることに、賞賛と感嘆の
声を聞いた。

ある日系の米国人は、被災者の服装がこざっぱりしていることに
驚き、日系人として誇りに思ったと書いてきた。

一番上の写真、六本木 ミッドタウンの建物に映りこんだビル群。
人が造ったいろいろな建造物は、角度を変えて見れば、
このような美しい幻想(イルージョン)のようだ。
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by tamayam2 | 2011-04-02 07:25 | 日々のできごと | Comments(6)

カナダの西玄関、ヴァンクーヴァー

昨年の冬季オリンピックで、ヴァンクーヴァーの町の
様子がテレビで紹介されていた。Tamayam2は、
30年ほど前にこの町に住んでいたことがあるので、
シアトルに行ったついでにヴァンクーヴァーにも、
立ち寄ることにした。
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一番驚いたことは、空港から下町のウォータフロント駅
までなんと、すばらしい鉄道(スカイ・トレイン)が
走っていること!レンターカーを借りずとも、主要な
場所にはほとんど公共交通で行けることがわかった。
ありがたや!
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滞在第1日目は、残念ながら雨。
市営バスで、グランヴィル・アイランドに出かけた。
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グランヴィル橋の真下に公営市場があり、新鮮な野菜、
魚介類、質のよいパン、チーズなどを売っている。
その上、手工業者のクラフト・マーケットが集中して
おり、私の大好きなところだった。

ヴァンクーヴァーに滞在していたころ、家でお客様を
おもてなしするときには、ここで、牡蠣、エビ、
スモーク・サーモン等を買ったものだ。
しゃれたレストランもあり、美術工芸学校もあって、
クラフトpeopleの工房をちょっと冷やかして歩くのが
楽しい場所だった。今はさらに個性的な店が増えたようだ。

雨なので、公園などは行けない。しかたなく観光客のよく訪れる
ギャス・タウンに蒸気時計を見に行く。


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ヴァンクーヴァーの
発祥の地で
歴史的建造物を
見ながら、
北西部インディアン
ディザインの木彫や
アクセサリーなど
見て歩く。













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この非常にスリムな
建造物は、
私が滞在中も
そこにあった。

なんでも
ギネスブック公認の
「世界一幅が狭い
ビル」だそうだ。
幅が178cmとか。













このビルから東へ行ったPowell通りには、日本食料品屋が
あり、米や味噌を買ったものだ。その先の中華街では、
刺身用に丸ごとのスナッパー(鯛の一種)や鮭などを買った。

中華街の西、False Creek沿いにBC Placeという
スポーツ施設の殿堂がまとまった大きな敷地ができていた。
ヴァンクーヴァーは世界中のスポーツ愛好家を惹きつけ
てやまない所なのだろう。

翌日は、雨が上がったので、スタンレー・パークへ。
Prospect pointからラインオンズ・ゲート橋とノース・ヴァンクー
ヴァーを望む。(写真 一番上)

町全体が複雑な入り江に囲まれていて、どの地点から
も青い海と雪を戴いた山々が見える。
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空港に行く前に、UBC(ブリティシュ・コロンビア大学)
の構内を半周して、人類学博物館に立ち寄った。
かつてインディアンたちが森の中に建てた巨大なトーテム・
ポール群を見て、その素朴な力強さに、やはり素晴らしい
もんだなぁ~と感じた。
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by tamayam2 | 2011-02-25 00:29 | たび | Comments(12)

球根べゴニアの思い出

2月に入りました。
豪雪や思いがけない火山の噴火・・・
自然のすることは、まったく予想外のことだらけです。
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先月出かけた神代植物園の温室で、たくさんの
球根ベゴニアのあでやかな花を見ました。バラや
ランの豪華さと匹敵するような存在感。
色の鮮やかさ、肉厚のしっとりとした花びらの質感。
愛好家が多いと聞いていますが、なるほどと
うなずきました。
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ペルーやボリビアなどのアンデス地方が原産地だそう
です。ヨーロッパでは、ベルギーのゲント地方で
たくさん栽培されているようです。少し涼しく、カラッと
した環境を好むようです。
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ベルギーの首都、ブラッセル(フランス風に言うと、
ブリュッセル)の町の真ん中に、世界遺産になっている
グラン プラス(Grand Place)という広場があります。
2年に一度、その広場に花で敷き詰められたフラワー・
カーペットが出現します。写真は、2010年のものです。


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2004年夏、
私は隣国の
ドイツに赴任した
ばかりでしたが、
新聞で読み、
どうしても
その巨大な
カーペットが
見たくて
ブラッセルまで
出かけたのです。











ケルンから列車で2時間ほどの所でしたが、
初めて見たその花の絨毯の美しさに驚嘆
してしまいました。

絨毯のディザインは、毎年違うのですが、下絵の上に
色とりどりの生花を置いて、絨毯の模様の細部を
表現するのです。開催日は、週末をはさんで数日だけ
ですから、その生花は、枯れずに生き生きとした花色を
保っているのです。

その花が・・・私には、実物を見るまで見当がつかなかった
のですが・・・球根ベゴニアでした。
目に焼きつくほど鮮やかで、つややかな色彩。

1平方メートルに約300の花を使うそうです。
全体で75万の花。花の部分だけ切り取ります。
(オランダのチューリップの畑でも、園芸農園は、球根を
 太らせるために、花は、さっさと切り取ってしまいます。)

花びらではなくて、花序全体を使います。
ダンボールに赤、黄、白・・・のように花を詰めておき、
下絵の指示に従って、花で巨大な塗り絵を塗っていくような
作業をするのです。詳しくは、フラワー・カーペットの
HPで説明しています。写真はそのサイトが公表している
ものです。     Brussels' Flower Carpet
来年2012年の夏、北ヨーロッパに行かれる方は、ぜひフラワー・
カーペット見物を予定に入れておかれたら、どうでしょう?
パリから、ロンドンからでも2時間あれば行ける所です。

球根ベゴニア【シュウカイドウ科 Begonia tuberhybrida】
英語:tuberous begonia
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by tamayam2 | 2011-02-01 23:39 | たび | Comments(7)