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【718】動物の人形がいる風景

そろそろ、ロサンジェルスの話は終わりにしようと思います。
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娘の家を訪問したときは、やっとエクステリア(外壁、窓枠)などの
工事が終わったところで、家の周りには、まだ作業用の足場が組んで
あった。インテリアの方は、専門のディザイナーが手掛けることに
なっており、いろいろな所に絵のフレームや、飾り物が置いてあった。
娘は、仕事柄、世界のあちこちに行っているので、民芸品の類や、
どこかのガラクタ市で買ってきたものや、人にもらったものなど、
本人には、思い出の品でも他人には、さっぱり理解が付かない代物も
多い。それを、ディザイナーがどう、組立てて統一感のある空間に
仕立てるのか、見ものだった。
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舞台となる中古住宅は、形式でいうとスペイン風なのだろうが、
コロニアル風も混ざっているような、不思議な家だ。
天井の梁や玄関ホールの吹き抜けは、スペインの田舎家風だ。
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これは、インド更紗の布を額装したもの。
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食卓の上のレモンは、知り合いの家の庭になっていたもの。
この辺りの家には、レモン、ビワが地植えにされ、たわわになっている。
Meyer lemonというやや丸みを帯びた酸っぱ味の少ないレモン。
娘は、これが気に入って庭に植えたいと言っている。
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KiwiはNew Zealandの飛べない鳥だが、このメタル製の皿の縁に
掛けるととてもよく似合っている。どちらも高価なものではないが、
New Zealandの思い出とともに懐かしい。
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これは、亀の置物のようだが、アフリカ産の器に入っている。
立てかけてあるのは、友人からもらったカード。サインから見ると
安藤廣重の浮世絵らしい。カードに描かれているのはキジだろうか。
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上の亀も寅も中国製のおもちゃのようだが、こうしてSEIKOの置時計
の上に置かれるとちょっと面白い。
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額装のチョウの画は精密画の一種。どこで手に入れたか、ディザイナーに
選ばれずにいつまでも床に放置されていたのは、きっと全体の調度に
合わないのだろう。ママの好みだけど、黙っている。

たくさんある装飾品も、不要になれば、ネット上のオークションに
出品して、処分してしまうのは、現代風といおうか、アメリカ風?
不要になったソファーや、装飾品を買いたい人が、訪ねてきて、
さっさと買ってもらっていた。

ある人には不要な品も、ある人には、必要なのだ。
こうしたドライな取引がごく当たり前に行われているのも、面白く
観察した。

by tamayam2 | 2015-03-04 09:42 | たび | Comments(14)

【714】LA ビバリーヒルズにて (3)

2月18日に帰国しましたが、少しまだビバリーヒルズの子供の生活に
ついて書いてみようかと思います。
私が実質、子供たちと接したのは、2月4日~12日まで。その後
私は、叔母の住むシアトルへの小旅行をしたのです。
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先回は、放課後子供たちの宿題を見てやらなければならない親のことを
書きました。私は、自分の子供のために、そんなことをしたことが無かった
ので、ちょっと驚きました。
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もう一つ、驚いたことは、学校からのお知らせに、Fund Raising
いわゆる募金の多さ
8日の週末には、この学校が支援する市のホームレスたちへの
Free meal(無料の給食提供)の日に当たっていたようで、ウチの子らは
個別パックの飲料を提供していました。学年によっては、食事の材料を、
高学年では、実際の調理を生徒がするそうです。親が寄付した物や資金で
ホームレスの人々に暖かい食事を提供する企画があったのです。
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学校の壁に貼ってあったスローガンによれば、公立学校は、もちろん
公立ですから無料ですが、良い教育的環境を維持していくためには、一人
残らず、多くの側面で、親たちの有形無形の寄付をお願いしたい。潤沢な
資金があってこそ、高い教育水準を維持することができるのであるからして、
全校一丸となって、みな様のご寄付をお願いする次第であります
~と、
まぁ、こんな具合。

近隣に住む方々は、ユダヤ人の人が多いようだ。お金持ちなんだろう。
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2月13日(金)ヴァレンタイン・デーの前日に間に合わせるため、
クラスの子供全員20名に小さなカードとプレゼントを用意しなくっちゃ、
ということになり、夕食の後で作業をした。事務のお姉さん、門番のおばさん、
校長先生、交通整理のMr. Brownにも・・・5歳のCarrieはまだ字がよく
書けないから、手伝ってやった。リストにある名前を正しく書いていくと
いう作業はけっきょく二晩を要した。
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13日、下校してきた子供は、クラスの人数分のプレゼントを受け取り、
うれしくてしょうがない。こういうことを経験しつつ、与えたり、もらったりする
ことの喜びを学んでいくのだろう。とは言え、小さなプレゼントを25人分ほど
用意しないといけない親の負担は大変だ。
公立小学校とはいえ、私立学校並みねぇ~と嘆息!
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私の滞在中、娘が子供と粘土細工をして遊んでいた。
小麦粉 3カップ、塩 1カップを水と少々の油で練って作った
自家製の粘土!
整形して、オーブンで焼いて、アクリル絵の具で彩色して完成!
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子供たちは、それぞれの過程を楽しんで、自分のイメージを膨らませて
オブジェを作った。

食糧を遊びに使うとは・・・私には考えられない発想だが、
やはり、こういうのもアメリカ的大胆な発想と感じた。

by tamayam2 | 2015-02-25 04:42 | たび | Comments(8)

【711】バンクス花譜展

世界史の中で私が一番心躍るのは、大航海時代。

1768年、ジェームス・クックが率いる帆船、エンデヴァ―号が
イギリスの港から大航海に乗り出した。その航海の目的は、天文学に
関するものであったが、乗組員の中に植物学者ジョセフ・バンクス
(1743-1820)が含まれていた。彼は、寄港地ソサエティ島、ニュージランド島、
オーストラリア、シドニー湾付近、ジャワ島でたくさんの植物を採集し、
絵師に精密に記録させた。それらを植物学者バンクスの名にちなんで、
「バンクス画譜」という。
展覧会主催者のBunkamura ザ・ミュージアムが所蔵しているものと
主に、オーストラリア国立海事博物館所蔵の絵が公開されている。
HPはここ
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オセアニア地方の植物には、独特なものが多いが、そういう植物に
関心のある方、また、広く植物精密画に関心がある方には、
とても見応えのある展覧会である。

バンクスという名を聞いて、私はすぐバンクシア(Banksia)という植物を
思い出した。何を隠そう、このバンクス氏が命名者だ。
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なんだか針金のように硬い花びらで、花の形はタワシのようだ。
このポスターの下に描かれている種は、めったに飛ばすことが
少ないが、一旦、山火事になると(殻は燃えにくく)、火に反応して盛大に
種を弾き飛ばす性質があるという。何年かに一度起こる山火事の跡地に
この種は真っ先に芽吹き、子孫へ命を繋ぐと言われている。
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昨年2月に訪れた中米・グアテマラでは、高木に成長したバンクシアの樹を
よく見かけた。
バンクシアはヤマモガシ科に属し、これらの植物は、ほとんどオセアニア、
中南米など南半球でよく見られる。日本では植物園のオセアニアの植物の
コーナーで見ることができるが、余り生育がよいとは言えず、少し残念に思う。
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この精密画を描いた絵師たちは、ジャワでマラリアにかかり、多くの人が
ジャワから喜望峰に至る航海途上で落命したということである。
飛行機もカメラも無かった時代の話である。
植物精密画は、カメラよりも正確にその植物の姿を生き生きと再現している。

by tamayam2 | 2015-01-24 11:38 | 日々のできごと | Comments(14)

【709】日系アメリカ人の孫たち

私の孫は、アメリカ人男性と結婚している日本人女性の子供だから、
“日系アメリカ人”ということになろうか。
5歳と7歳の女の子である。

近ごろ彼らが生まれた首都ワシントンDCから、西海岸のロサンジェルスに
引っ越すことになった。
その子たちがワシントンに住んでいた高級住宅地の雑誌に写真が掲載されると
言って、大騒ぎしている。
    「あらっ!? 映画の子役俳優にでもする気?」とからかったが、
    子供たちは大喜びである。Movie star みたいだと。

こちらが表紙。
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雑誌記者が取材したインタヴューによれば、
Carrie(5歳)彩子は、東海岸から西海岸に引っ越したら、サウス・ダコタ州の
ラッシュモア山へ歴代の大統領の像を見に行きたい、と。
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(フム、子供なのになかなか愛国心があるのだなぁ~)

Laura(7歳)杏子は、ロサンジェルスは温暖な気候で、ビーチが近くにあるというので
期待している。生涯に一度でいいから、中国に行きたいなどと夢を語っている。
(米国西海岸に移ったら、急速に東洋が身近に感じられるんだろうか・・・)
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ちょっとうれしかったのは彼らは、自分たちのルーツが日本であることを誇りに
思っていて、2013年にウチに来たとき、日本のカレーライス、かまぼこ、のり・・・が
好きになったとか述べている。
  (あれっ!? もっといろいろおいしいものも食べさせたのだが、上記の三点のみ
   非常に印象に残ったらしい。)

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新春には、来客もなく静かだったが、数年前に買ったランが、この時期に必ず
トラの模様の黄色の花を咲かせてくれる。今年は、10個の花をつけた。
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昨年2月にグアテマラで手に入れた女性のスカートの織物の生地で、テーブル・クロスを
新調した。2m60cmの長いテーブルなので、2枚を接ぎ合せて縫った。
 過去ログ: 2014年3月手織物の国 グアテマラ
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機械織りだが、ローカルのモチーフが織り込まれており、中古の織物市で手に入れた。
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値段は、気の毒なほど安かったが、ずっしりした重さの生地で、重量オーヴァーせぬかと
気遣いながら、やっと持ち帰った代物。反物状態から早く製品にしなくては、と思い、
やっと新年のテーブルを飾ることができた。

by tamayam2 | 2015-01-09 16:21 | 日々のできごと | Comments(18)

【703】だれかに贈り物がしたくなるシーズン

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新宿・伊勢丹デパートの東側、明治通りを歩いておりますと、
壁に“落書き”が!?アクリルペイントで、トナカイがここにも、
そこにも・・・角を曲がっても“落書き”が続きます。
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これは、どうやらデパートが仕掛けたLife is a Gift というキャンペーンの一つらしい。
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北欧の先住民、サーミ族に伝わる伝説をショーウィンドーで
絵巻物のように見せつつ、北欧テイストの贈物のアイディアを提案している。
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次々に現れる童話のようなディスプレーに見入っているうちにだれかに贈り物がしたくなります。
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12月ですね!
なんだか気ぜわしくなりますが、皆さまどうぞお元気で!
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関連Web-site はここ
追記:
この素敵な作品の制作者は、ミロコマチコさんという若いアーティストでした。教えてくださった方に感謝いたします。



by tamayam2 | 2014-12-01 06:01 | 日々のできごと | Comments(14)

【696】この頃うれしくて…

私は東京都民で、年収が125万以内、先月古稀(70歳)を迎えたので、
東京都シルバー・パスというカードを1000円で購入することができた。
都内を走るバスと、都営地下鉄が無料になるという。
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余り、期待していなかったのだが、日ごろ乗ったことのないバスに乗り、
「ほぅ、これは、けっこう使えるかもしれない」と、そのカードのありがた味が
じわじわと感じられてきた。
交通費が軽減されると、ヒトは、こんなにも幸せを感じるものか…。
そんなに金勘定に細かいほうではないのに、なんだか外出が楽しくなる。
そして、出来る限り工夫してそのパスを使おうと頭を使う。
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ほとんど利用することが無かったバスが、意外に都内を広範囲に走っていることを知り、
うれしくなった。バスは時間がかかると敬遠していたのだが、無料となれば、知らない
路線にも乗ってみる。なんと、ヒトは、もとい、俗人の私は、あさましいのだろう。

先日は、四谷から、銀座を通って築地まで行ってみた。
ああ、遠いと思っていた築地場外市場がウチから近くなった!
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先週は、浅草・合羽橋(かっぱばし)に調理用品を買いに行った。
ついでに、精巧にできた食品のサンプルを外国人にプレゼントするために買った。
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この辺りの商店街では、七夕祭りの飾りつけがきれいだった。
商店街の人たちは店の前に植え木を植え、植物をいつくしんでいる。
このキイチゴもある商家の作品。ジャムが作れそうにたわわになっていた。
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銀座7丁目 並木通りに面したノエビア・ギャラリーで、今森光彦氏の
切り紙展をやっている。8日、出かけてみた。
「今森光彦の世界Ⅲ 切り紙展 昆虫」のhp はここ
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今村氏は、里山をテーマとした写真家として知られるが、じつは、切り紙のアーティストでもある。私は、彼の昆虫シリーズが大好き。
材料は厚紙とハサミだけで、実物と見まごうばかりの昆虫を再現される。
よき観察者にしかできない仕事です。
ご興味のある方は、8月22日まで、ここでご覧になれます。
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今朝通った池袋西口交番の近くは、先月26日、脱法ハーブを吸った男が車を暴走させ、
1人が死亡、8人が重軽傷を負った現場。壊された電話ボックスに黄色いテープが
巻かれ、そばに亡くなった中国人女性に手向ける花束が・・・。

植物好きの私は「Herb」 と言えば、香りのよいスパイスや薬草を思い起こすが、
ある種の人々の間では、麻薬の一種だそうだ。

うっかり、『ハーブ・ティーが好きなの』などと言うと、誤解を招くかもしれない(汗)

非合法なのに、「脱法」と言い逃れる。言葉のすり替えは、許されない。
車を歩道に乗り上げても気付かぬほどの精神状態にさせる薬が
町で売買されているとは、恐ろしいことと思う。

by tamayam2 | 2014-07-08 19:57 | 日々のできごと | Comments(8)

【677】ナショナル・ギャラリーで休息を

ワシントンDCは、政治の中心地ですから、政府の役所に用事がある人、
学会や会議で行かれる方を除くと、ほとんどがアメリカ各州からのお上りさんと
外国人観光客。
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お上りさんだらけだから、私どももなんだか安心感がある。
スミソンアンの施設はみな広大だし、歩く距離も半端ではない。
でも、お疲れだったら、いい場所がありますよ。
それは、National Gallery of Artと呼ばれるすばらしい美術館。
東館と西館の間に地下通路があって東館はセルフサーヴィスのカフェテリアに
なっている。横に割合に充実したギフトショップもある。
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西館の美術館では、ダ・ビンチにも、フェルメールにもお目にかかれます。
お目当ての作品がどの部屋にあるか確かめて見ないと大変なことになります。
各部屋に案内の人が立っていますから、聞くといいでしょう。
写真撮影もOKとは恐れ入り谷の鬼子母神。
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日本と違って、閑散としていますし、ゆったりと座れるすこぶる座り心地の
良いソファーが各室においてあります。
また、建物のコーナーに植物が植っているパティオ風の小庭園があり、
デッキチェアーが置かれているので、とろとろっとまどろむこともできそうです。
非常に居心地よいスペースなのです。
この美術館は、スミソニアン博物館群の中にあって、唯一スミソニアンの運営ではなく、
メロン財団の寄贈物だそうです。

忙しい出張で行かれた方でも、ちょっと休憩したければ、ここをお訪ねになると
いいですよ。もちろん、入館料は無料です。

家人は、ラファエロなど、イタリアの宗教画が見たくて、その時代の部屋を回って
おりました。私は、ソファーに座ってパンフレットや地図類を読んだり・・・
各人の体力に合わせてゆっくり見て歩けます。

美術学校の学生さんが、勉強のために模写することも許されていて、イーゼルなども
貸与してくれるようでした。モネの水蓮の庭の絵です。
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さて、【676】では、自然史博物館の写真を載せました。
その2階に、“生きたチョウが見られる常設展示室“があります。
温室のような場所で、ここは入場料が5$でした。
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自然史博物館の東側からメトロ、Archive方面に向かうビルとビルとの間に
小庭園があり、そこがチョウの食草が植えてあるスペースになっています。
今回は、まだ植物が茂っていませんでしたが、アブラナ科の野菜や、ミカン科の木が
植わっていました。
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ところどころに、チョウと食草の関係を説明した案内板があって、私のような
チョウ好きにとってはたまらなく楽しい空間です。
地図には、なせか Sculpture Garden(彫刻庭園)と書いてありますが、彫刻はなく、
チョウの好きな食草とベンチがあるだけの通路です。
夏なら、チョウがあちこちで舞っている姿を観察することができるでしょう。
過去ログ:2007年10月  チョウの集まる茂み
     
National Galleryは、その庭園から7th Street を渡ってすぐのところにあります。
メトロの最寄駅は、 Archive-Navy Memorial(黄色/緑 Line)か
             L’ Enfant Plaza(オレンジ/青 Line) 
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スミソニアンの施設の一つ、National Zoo(国立動物園)の中にも
生きたチョウを見せる温室があるのですが、非常にわかりにくいところで、
爬虫類(Reptile)館の裏手、Invertebrates(無脊椎動物館)から入り、
イソギンチャクなどの展示室を通りすぎ、最後の展示室が生きたチョウのいる室に
なっています。今回行ったら、ちょっと縮小されており、
“Julia”と“Zebra”いう2種類のチョウしか見られなかったので、ちょっと
がっかりしました。

はぁ~、昆虫は、無脊椎動物に属するということを再認識しました。
イソギンチャクと同類だって?!?

by tamayam2 | 2014-04-22 19:15 | たび | Comments(10)

【667】手織物の国、グアテマラ

女性ならだれしも、美しい織物を身にまとってみたいと思う。
グアテマラの女性たちは、自分の着物を簡単な機織機で織るばかりでなく、
家族の着物も手作りする。写真で見てわかる通り、男性や子供は、現代風の
シャツやズボンを身につけている人が多い。お祭りのようなときには、民族衣装
を着用するそうだ。
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日本のように少子化の国ではないので、至るところに子供がいる。
特に子供をおんぶしたり、幼児の手を引いている女性が多い。
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一人の女性が何人の子供を産むのだろうか。
おんぶするときには、風呂敷のような布を使う。

いろいろな品物を運ぶときにも大きな布を使う。頭にものを載せて運ぶ人もいる。
その布がまた、手織りで、凝っているディザインのものもある。
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この毛布のような大き目の布は、赤ん坊のおぶい布にも、荷物を運搬する風呂敷にも
使われる。多目的なのだ。
首都から2時間ほど行ったところにあるチチカステナンゴという町の市に行った。
近隣の村々から物売りが出ている。買い物客の中には、われわれのような観光客も
大勢いる。観光客は、主に北アメリカからのカナダ人、アメリカ人が多かった。
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シチメンチョウを抱えているおじさん。
このシチメンチョウは、ペットではありません。今夜はローストになるかもしれません。
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女性の服は、輪になっている大きなスカートとベルト。上がスカート。
左にかかっているのがブラウス、下はベルト。
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上着(ブラウス)は、貫頭衣の形になっており、ウイビルと呼ばれる。
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スカートとブラウスに加え、スカーフのような布を肩からかけていたり、頭に載せていたりする。

一番豪華な刺繍は、ブラウスの首回り、胸に当たる部分に念入りに施してある。
材質は、綿、ウールなどの天然素材。最近は、レーヨンなどの化学繊維も多い。
織物なので、重量がずっしり。
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同行した友人Nさんは、自らも趣味として機織りをやっているので、細部にわたって
興味が尽きないようだった。

お気づきかもしれないが、彼らは、人類学的には、モンゴロイドに属し、
われわれと同じように、赤ちゃんのときにはお尻に蒙古班があるのだそうだ。
おんぶの習慣、風呂敷のような包み方、顔の表情・・・なんだか昔出会った、
遠い親戚のような気がすることもあった。

by tamayam2 | 2014-03-03 22:11 | たび | Comments(2)

【661】過去の旅・・・オランダ小旅行

昨日、引出しの中を整理していたら、64メガのSDカードが見つかった。
デジカメを使い出したころ、64メガでもわくわくしたものだ・・・(笑)

さて、そのSDカードの中に2007年に行ったオランダ小旅行の写真が入っていた。
過去のBlogに掲載したものもあったが、使わなかった写真もあったので、
7年後の2014年に、オランダ過去旅行の一部を再現しようと思います。
お時間があれば、お付き合いください。
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上の写真は駅のホームの壁です。運河に囲まれたライデンの街がよくわかります。

2007年6月当時私は、ドイツのオランダに近い西側にあるケルン住んでいた。
カトリックの祝日が木曜日に当たっていたと書いてあるから、金曜日に有給を取れば
4連休になる?! そこで、オランダ小旅行を思いついたようだ。一日目の宿泊地は
ライデン、二日目は、ロッテルダムに一泊した。二泊三日の旅。
一日目は、ケルン →アムステルダム →ライデン(泊まり)。
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アムステルダムまで特急で行き、そこからローカル線に乗り換える。

ライデン大学付属植物園に行くこと、その近くのできたばかりのシーボルト・ハウスを
観るのが目的だったので、宿は、シーボルト・ハウスの向かい、運河に面した小ホテル。
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たまたまこの年、リンネ生誕300年に当たり、渡欧された天皇がリンネ協会で、演説を
なさったのでした。Tamaya2の植物への傾倒もライデン植物園から始まりました。
        過去ログ:リンネ協会での天皇のご講演は、ここ
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        像の周りに植えられているのは、彼の命名した植物でしょう。
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      ライデン大学の日本学科は有名。 俳句が建物の壁に書いてあれば驚く。

二日目は、直接ロッテルダムに行けばよいのに、大いに寄り道をしている。
ライデン → ハーグ → デルフト → ゴーダ → ロッテルダム(泊まり)
たまたま来た普通列車がハーグ行きだったので、ハーグで途中下車。
フェルメールの有名な絵があるマウリッツハイス美術館は以前に訪れたことがあるので、パスして、
エッシャー美術館を訪問しました。
   過去ログ:ハーグで  エッシャー美術館を訪ねるは、ここ

(ここには、国際司法裁判所があり、雅子様のお父様が働いておられるのでしたよね・・・)
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オランダでは、ハーグとは呼ばず、Den Haag、デン ハーグと冠詞付き。
オランダの首都は、アムステルダムですが、政治の中心は、ハーグ。
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古いものもよく保存され、モダンな芸術の息吹がここそこに感じられる街でした。
駅前の時計がとってもおしゃれです。ただ今、10時11分。
エッシャー美術館は、森の中にあるのですが、エッシャ―好きなら、一日いても
楽しいでしょう。美術館前に停まっていたサンドイッチ屋の車もおしゃれ!

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駅の地図を見ていたら、デルフトがハーグからすぐということが分かったので、
急に思い立って、フェルメールの故郷、デルフトへ。駅の壁がデルフト焼き。
中国の明から染付技術を習ったとか。白地に青が美しい陶器が有名です。
     過去ログ:デルフトにて は、ここ
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各駅停車で、ちょっと足を伸ばせは、有名なゴーダチーズの故郷があるようなので、
そこもちょっと見ていくことにしました。
     過去ログ: ゴーダにて は、ここ
そんなわけで、二日目の宿泊地、ロッテルダムに着いたのは、夕やみがせまるころ
でした。でも、構いません。予約しているホテルは、いつも街の中心のわかりやすい
ところですから。

こんな、行き当たりばったりの旅は、旅行会社が何から何まできちんと用意してくれる
旅では味わえない面白さがありました。公共交通手段を使い、バスの回数券を使って
あちこち気の向くまま、足の向くまま移動しましたが、やはり、体力があったからできたこと
なのだなぁ~と我ながらあきれたり、感心したりしました。

by tamayam2 | 2014-01-18 17:52 | たび | Comments(14)

【657】ポインセチア その後

私は、11月に、【648】短日処理 と称して、
クリスマスの花、ポインセチアの短日処理に成功しつつあるという
喜ばしいニュースを得意げに話題にした。過去ログ:短日処理
短日処理がうまくいって、クリスマスには、美しいポインセチアをBlogで
公開する予定だったわけです。
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それが・・・それなのに、ある日、突然、弱々しくなり、
はかなくおなりになってしまわれたのでした(嗚呼)
風の強い日に、外に出したのがいけなかったのだと思います。
11月の中旬には、室内に取り込むべきでした。
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沖縄で、伸び伸びと育った、高さ2mもあるポインセチアを見たときには、
思わす声を上げました。Tamayam2がニュージーランドに住んでいたとき見た、
あの、民家の庭によく生えていた南洋の花でした。
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花の直径は、30cmほど、真ん中に集合している粒々が実は本当の花です。
周りの赤い花びらに見えるものは、花を取り囲む苞という部分です。
どうです、この野生の花の大らかさは!
小さく鉢に閉じ込められた真っ赤で、中央の花がちょこっと飾りのようについている
都会のポインセチアと同類であるとは、だれがが信じられるでしょうか?
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今回、沖縄で初めて知った花は、トックリキワタという樹木です。
12月は、花のシーズンが終わりのころだというので、あまり花はみられなかったのですが、
高速道路の脇に、並木のように植えられているのを見ました。
車中からなので、なかなか撮影できなかったのですが、やっと撮った一枚。
なにしろ、高さが5,6mもある高木の上の方に花がついているので、撮影が
難しかった!
トックリキワタ【パンヤ科 コリシア属 Chorisia speciosa、
あるいは、アオイ科セイバ属カポック  Ceiba speciosa】ブラジル南部原産
パンヤのように、筒型の実から綿がとれ、幹には、鋭いトゲがあるそうだ。
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沖縄の紅型(びんがた)染めの意匠にもなっている。
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また、この少女の髪飾りも、ハイビスカスかと思ったが、トックリキワタの
花かもしれない。着物の柄にもこの花の意匠が見られるようだ。

この少女は、民族村のような観光地で、貸し衣装を着せてもらっていた
ハーフの子供。顔に喜びと含羞が見え、可愛らしかった。

by tamayam2 | 2013-12-26 21:38 | たび | Comments(6)