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【675】サクラいっぱいのワシントンDC

サクラのころに、ワシントンDCの娘の家を訪問しようと、前々から
計画を立てていた。
娘は2年前、古い家を買い内部を大改装して一家4人で移り住んだ。
新しい家の改装は、専門業者に任せたが、女性としては、なかなかの大事業だった
ようで、途中経過をいろいろ聞いていたので、ぜひ新居を見てみたいと思った。
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歩行に無理がきかない家人をおもんぱかって、東京からいったん、西海岸シアトル
に飛び(9時間)、数日泊まってから、東海岸のワシントンDCまで(5時間)飛ぶ
という、二段構えの旅程を組んだ。
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ワシントンDCに着いた週の週末は、ワシントン“さくら祭り”に当たっていて、
サクラを十分に楽しむことができた。
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地下鉄スミソニアン駅で下車すると、東端にCapitol(議事堂)、西端にワシントン・モニュメントというおなじみの景色が見える。
細長いMall(中央の芝生)をポトマック河畔のほうへ歩いて行くと、ピンクのサクラの連なりが雲海のように見えてきた。
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どの枝にもびっしりと花が咲いており、まさに満開。
1912年に日本が友好のためにサクラの苗木を贈ってから、今年で102年目。
どちらかというと、古木は少なく、目の高さで充分鑑賞できる。
アメリカ人も、海外からの観光客もみな、うっとりとサクラの樹を見上げ、記念写真を
撮りあっていた。

娘の新居は、スミソニアン地区から地下鉄で20分ほどの住宅地。
住宅地の中もサクラ、ナシ、モクレンの花がいっぱいだった。
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娘の家。右端が表玄関、正面はガラージの入口。
左隣りの家のモクレンの高木は、今まさに花ざかり。
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ご近所の家々。
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赤い椅子が二つ並んだ角のお家には、90歳近いおばあさんが一人で住んでおられるとか。
お手伝いや介護の人を雇ってのことであろう。

この住宅街には、町民専用のクラブハウスがあって、ゴルフ場やテニスコートなども
完備しているという。しかし、入会金が相当高く、入会自体も10名以上の会員の推薦が
必要ということで、若い住民には手が届かないらしい。
子供たちの朝食風景。
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キャリー 彩子は、5歳で今年9月から小学校。シリアルを食べ、典型的なアメリカ食。
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ローラ 杏子は、6歳で小学校1年生。この子は、パンと日本から持参した蒲鉾を
食べる。両方ともヤクルトが大好き。どちらも徒歩10分ほどのところにある幼稚園、
小学校に通っている。お手伝いが送迎を担当しているが、出来ない時には、スクール・バスを
利用したりしている。

8時過ぎには、パパもママも働きに出る。二人ともかなりの激務をこなしているが、
それでも、午後6時ごろには帰宅して、子供たちと遊んでいるから、日本よりは、
子育て可能な労働環境が整っているのであろう。
じじとばばは、滞在中出かけたり、昼寝をしており、家事には少しも参与しなかったが、
一度だけ、日本から持参した甘口カレールーでカレーライスを作ってあげた。
これは、子供たちのお気に入りなのだった。

by tamayam2 | 2014-04-19 09:52 | たび | Comments(19)

【628】子供の絵

7月の上旬に娘一家がアメリカから来て、4才、6才の孫と過ごした。
10日ばかりの眼の回るような日々だった。
今、静かな老夫婦の生活に戻った。
壁に貼ってある6才の杏子ちゃんが描いた絵を見てそのエネルギーのほとばしりに
感嘆する。
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ウチに到着して第一日目に、おばあちゃんの絵を描いた。
私は、この絵のような水玉模様の短パンをはいていた。
うむむ・・・じつに私の感じがよく出ているのだ。
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娘が臨月のとき、女の子の名を考えてほしいと言ってきた。
できたら、「~子」 というふつうの名が良いと言う。
今は、「~子」という名は流行らないらしいが、きょう子という名が気にいったようだった。
米国人の夫の語感も大事な問題だった。
漢字は、難しいのは無理というので、木の下に口を書くと、あんずの意味もあるのよ、
と言ってやった。結局、杏子が採用された。
杏子ちゃんは、6才で、来月から小学校1年生になる。
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写真に写るのを意識すると、いつも何だかとても変な顔を作る。
そういう年頃なのだろう。
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もう一人の孫は、あや子という名が採用されたのだが、なかなか漢字が決まらなかった。
結局、色彩の彩という字が採用された。
4才のこの子は、
片時もSnowmanの人形が手放せない。もし、見失うと大変なパニックになる。
こういうのを、”security blanket”  (安心毛布)症候群と言う。
スヌーピーという漫画に登場するライナスという男の子は、どこに行くにも、
毛布が手放せない。ぼろぼろになっても、雑巾のようになった毛布を抱えて寝る。

彩子ちゃんのSnowmanは、手でもつ首のところの布が裂けひどい状態になっており、
眼は半分取れ、全体にずず黒く汚れているのだが、洗濯するわけにはいかない。
やはり、上の子に比べて、まだ赤ちゃんの感じがするが、自己主張がはっきり
しており、二人の食べ物の好み、色の好み、遊びのやり方は別なのだった。

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杏子ちゃんの絵、水泳をする人魚の絵や風船で遊ぶ子供たちの絵。
どこで、何を見てモノの特徴をつかむのか、心に映った心象があっという間に
絵になってしまう。大人には、こんな芸当はまったく不可能なのだ。

by tamayam2 | 2013-08-18 20:54 | 日々のできごと | Comments(18)

【594】アメリカから来た植物2つ

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我が家には、ろくな樹木がないのだが、唯一先代がわざわざ植えたものが、
アメリカハナミズキ。今から45年ほど前のことである。当時は、珍しい樹木で、
亡母は、この木をdogwood(犬の樹)と呼んでいた。アメリカでそう呼ばれているから
と言って・・・。今では、街路樹や公園でもよく見かける花木である。

米国では、この花は、キリストの磔刑を思わせる花として知られている。
白い花びらと思われる部分は、総苞で、その一部が赤く染まっている。
それが、十字架につけられたキリストの血潮、茶色のさび色が、釘跡と見られる。

中心のつぶつぶの部分が、植物学的には花に当たる。その部分は茨の冠に見立てられる。
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そう思って見れば、なにやら意義深くも見え、この花がちょうど復活祭のころに
咲くことから、キリスト教の国の人のイメージの豊かさに感心してしまう。

1912年に日米友好のしるしとして、日本がアメリカに贈ったソメイヨシノの返礼として、
3年後、ハナミズキが日本に来たことは、よく知られている。
アメリカハナミズキ【米国花水木 ミズキ科 Benthamidia florida】
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先月末、八王子市の丘陵地帯で、めずらしいスミレを見た。
アメリカスミレサイシン【米国菫細辛 スミレ科 Viola sororia priceana】 
数株が点在しているのではなくて、かなりの面積にわぁ~と生えていた。
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インターネットで調べると、かなり繁殖力が強い種類で、里山や野山に浸食しつつ
あるので、少し脅威を感じている人もいるようだ。
かわいらしいスミレではあるが、やはり、日本のスミレより、
紅毛、青目ぱっちりのSumireさんという感じがする。

by tamayam2 | 2013-04-09 06:33 | 日々のできごと | Comments(10)

【569】電報の話

みな様、つつがなく2013年の新年をお迎えのことでしょう。
改めまして、明けまして、おめでとうございます。

新年早々ナンですが、Tamayam家では、昨年年末に近しい親戚が亡くなり、
12月31日がお葬儀でした。葬儀の後で、都内の火葬場に参りましたら、
大晦日というのに、火葬場は大忙し。それというのも、1月4日に再開するまで
年始休業なのですから、とても混み合っているのです。
何を好き好んでこんな日を選んだのではありません。
仕方がないことなのですが、新年のよろこびの最中に
お葬儀をする家もあるのだということを、我がこととして、しみじみと深く
考えさせられました。

私の娘は、アメリカに住んでいるのですが、さっそく報せてやりますと、
こういう場合、品物、カード、花・・・何を送れば弔意が表せるかという
相談です。急なことでもあり、ともかく電報を送りなさい、とアドヴァイス
しました。
すると、40代の社会人の娘が「え? telegram?
              そんなの日本に存在するの?」
と問うではありませんか。
40歳以上にもなって、きちんとした教育も受けさせているのに、
電報を知らぬとは・・・つべこべ説明している暇もありませんので、
とりあえず、KDDI、ちょうでんが、Key word・・・
則、検索してみるべし!と母は、叫んだのであります。

ややあって、娘からメールが来まして、「『でんぽっぽ』を無事に
送ることができた、まさか、21世紀の世の中に電報が機能しているとは、
思わなかった」と。KDDIは、祝電や弔電を普及させようとして、
『でんぽっぽ』という若者に媚びたネーミングを考え付いたものと思われます。

式場で、電報のご披露があるのは、おそらく日本だけの風習でしょう。

私自身は、海外に住んでいたとき、何度も利用したことがあります。

手紙が廃れ、電話やメールの時代ですが、一昔前の古い通信手段、電報と
いうのは、なかなかよいものです。
今はKDDIですが、昔は、KDD(国際、電信、電話局)と言ったのです。




こちらのFlash Mob(大衆を巻き込んでの路上パーフォーマンス)は、
アメリカに住むBlog友Cimarronさんから教えていただいたものです。
昨年5月にスペイン、サバデルの広場で、行われたコンサート。

この広場に面しているBanco Dabadell銀行創業130年記念事業だそう
です。ベートーヴェンの第九ですね。このサイトには、860万人のアクセス
があったということです。日本でもこんなのがあればなぁ~。

by tamayam2 | 2013-01-02 18:57 | 日々のできごと | Comments(26)

【561】アート・オブ・我慢

Blog友のtabikitiさんから、尊厳の藝術Art of Gaman(我慢)のことを
教えていただいて、24日、上野の東京芸術大学に出かけてきました。
翌25日、NHK、日曜美術でも、この展覧会について取り上げていましたから、
ご存じの方もおられるでしょう。
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今年は、太平洋戦争中、日系移民が強制収容されてから70年の節目にある
年だそうです。アメリカ在住の日本人は、移民とは言え、敵国日本に有利な情報を
もらしたりする恐れがあることから、12万人以上の人々がある日突然、住まいも
農地も取り上げられ、アメリカの奥地にある強制収容所へ連行され自由を奪われました。
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粗末な収容所では、人々は、通し番号で呼ばれ、個人の尊厳は著しく損なわれたの
です。そういう辛い生活は、終戦まで続いたようですが、当事者は、その記憶を封印し、
多く語ることをしませんでした。最近になって収容所生活をした人々の遺族から、
遺品の中に非常に手のこんだ手工芸品があることがわかり、それを収集して展示されることになりました。
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芸大の校門のところに植わっていたナンキンハゼ

それが、2010年にアメリカ・ワシントンのスミソニアンアメリカ美術館
レンウィック・ギャラリーで展示され反響を呼びました。今回の日本での展覧会は、
ワシントンの内容の日本公開版のようです。東京の他、福島、仙台、広島、沖縄でも
順次公開されるようです。

  関連HPは、ここ

アート オブ 我慢と名付けられたその展覧会は、いつまでそういう不自由な
生活が続くかわからない状況で、材料も道具もないのに、人々が廃材や自然の拾得物の
中から、ものを作り出して、生きる喜びを見出していたこと、日本人の手先の器用さ、
創造の中に生きる意味を見出していた人々の精神の気高さ・・・そういう
ものにアメリカ人が尊敬の念を抱いたからでしょう。
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杖や、机、腰かけのような実用品から、自然に曲がった木の枝を蛇に見立てた彫刻、
何かの紐をほどいて編んだバスケット、貝殻で作ったブローチなど、
愛するだれかに贈り物として上げるために、手をかけ、ひまをかけ作った装飾品なども含まれています。
小さな手製の仏壇、そろばん、二宮尊徳の薪を背負う少年像など、ああ、海を渡った
移民も我々と同じ価値観を持ち続けているのだ・・・と感動しました。

閑話休題
近ごろ、アメリカのオバマ大統領が再選されたわけですが、オバマ氏は
人種的に言うと、WASP(White Anglo-Saxon Protestant)には属さない人です。
ケネディーが登場する前までは、WASPの条件を満たさない者は大統領には
なれないと言われていました。それが、カトリック系のケネディが登場し、
キリスト教のProtestantでなくても大統領になれるのだと注目されたのです。
オバマ以後、Whiteでなくても、Anglo-Saxon、Protestantでなくても、
そういった属性は、問題ではなくなりました。

話は違いますが、この一年、合衆国で生まれた幼児の数は、はじめて非白人が白人を
上回ったということです。非白人というのは、ヒスパニック系、黒人、アジア系などですが、
その人たちが50.4%で、対するヨーロッパ系の白人が49.6を占めているということです。
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上の写真は、ウチの孫が幼稚園の砂場で遊んでいる写真なのですが、
行列の右端の男の子を除いて、後の4人が非白人系です。ウチの孫は、
日本人とアメリカ人とのハーフで、(左の2人)アジア系家族の子供ということに
なります。
アメリカに住んでいると、民族的にどこの出自であるか、いちいち気にしては
おれません。ただひたすらに、自己表現してフェァーに生き抜くほかはありません。

この展覧会で示された日本人の、厳しい状況におかれても美しさにこだわり、
ものを大事にし、人に認められようが認められまいがいつもbetterを目指して
努力する健気さを、日系の血を引いている孫たちが受けついてほしいものだと
思いました。

by tamayam2 | 2012-11-26 16:34 | 日々のできごと | Comments(10)

クリスマスツリーの木

今日は、クリスマス、皆様は、いかがお過ごしでしょうか。

私宅には、内外からクリスマスカードがたくさん届いています。
部屋の一隅に、紐を張りカードをぶら下げています。

旧友の消息を確かめ、住所録の更新をして、一年間の郵便物の
整理しがてら、新たに加わった「古切手」のコレクションを眺める
のが12月の年中行事の一つです。
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アメリカの切手の中に、クリスマスツリーを思わせる針葉樹
の切手がいくつかありました。

1.Balsam fir【マツ科 トドマツ属 Abies balsamea】
2.Eastern red cedar 【ヒノキ科ネズサシ属 
                  Juniperus verginiana】

3.Blue Spruce【マツ科トウヒ属 Picea pungens】
4.Ponderosa pine【マツ科 Pinus ponderosa】

切手に英語の名が書いてありますので、助かりますが、
Fir, Cedar, Spruce, Pineが、どのように区別されるのか
よくわかりません。

アメリカに住む娘の家では、以前は、偽物のクリスマスツリーを
飾っていたけれども、今年は、少し広い家に引っ越したので、
本物のモミの木のツリーを飾ることができた、と書いてきました。
どの種類の木なのでしょうか???

ツリーの下には、きれいな紙に包まれたプレゼントを置いて
おきます。
25日の朝までは・・・けっして開けてはいけないのです。
子供にとって、どんなに待ち遠しい長い時間でしょうね。
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日本の切手の中にも針葉樹の切手がありました。
1.国土緑化 福井県(2009年)
2.国土緑化 神奈川県(2010年)
3.マツカサと、杜松(ネズ ヒノキ科)の実らしいもので
        作られたクリスマスリース

木の種類は、よくわかりません。
(切手に植物名を書いてくれれば、いいのに)
来年は、もっと針葉樹やマツカサ(球果)について、
勉強して少しは区別がつくようになりたいものです。
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上の2枚の写真は、2010年6月カナダ、ヴィクトリアにある
Butchart Gardenで見たすばらしい針葉樹の大木と
球果です。日本では、大木の球果は、梢近くにあってじっくり
観察する機会に恵まれませんが、私は針葉樹の香りが大好き。

厳しい自然を生き抜く強さ、気高さがあります。邪気を払い
精霊が宿っているような不思議な力を感じさせます。
だからこそ、クリスマスツリーやリースに使われるのでしょう。
日本でもお正月の門松には、まっすぐ伸びた竹とマツを
使いますね。
by tamayam2 | 2011-12-25 21:37 | 日々のできごと | Comments(13)

Yamyam町点描

早朝、ネコに餌をやると、
「散歩に行きたいよぉ~」と誘ってくる。
私は、防虫スプレーで防備して、2匹の
ネコを近くの神社へ連れていく。
ネコは静々と私の後ろに従ってくる。
神社には、ルリマツリの花が咲いている。
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早朝から掃除をする方がいて、6時には、すでに箒目が
ついている。
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神社のそばのお宅で、眼も覚めるような青いアサガオ
金網にからみついていた。
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こちらは、狭い私道。ブロック塀にケヤキの盆栽が
置いてあるのだが、だれかがプラスティック製の小さな
人形を枝に置いた。ふふふ、子供の仕業だろうか。
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この路地には、今サルスベリの花が満開だ。
地面から立ち上ってくるような熱気の中で、サルスベリは
街中にぼぉ~とした彩りを与えている。百日紅と書くよう
に、ずいぶん長く咲いている。
2006年7月に娘の結婚式に出るために訪れた米国
ワシントンDC、街中に色とりどりのサルスベリが咲いていた。
濃淡のピンク、紫、白・・・
東洋的な花と思っていたのに、アメリカ人に好まれている
ようだった。
サルスベリ【百日紅 ミソハギ科 Lagerstroemia indica】
中国南部原産。英語:crape myrtle 縮れている花びらが
ちりめんのようだから、crape(布)

私のBlog仲間にヤマトシジミばかり撮影している方がいる。
体長が数センチ、よく見かけるシジミ蝶なのだが、その表翅が
瑠璃色で非常に美しいことをその方のBlogで初めて知った。
開翅してくれるまで、じっと待てばよいのだが・・・今朝は、
その時間がなかった。
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ツマグロヒョウモンの♀。羽化したばかりなのか、
動きが穏やかで翅が美しい。
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こうした何気ない毎日毎日の暮らし・・・人と直に
接触があるわけではないけれど、みなが今日一日、
それぞれがやるべきことに従い、暑い夏の一日を
やり過ごしてしているんだなぁと思い、あたたかい気持ち
になる。
by tamayam2 | 2011-08-09 19:10 | 日々のできごと | Comments(6)

90歳の誕生祝い@シアトル

私の叔母は大正10年(1921年)生まれ。
今年1月末に90歳になった。

米国デトロイト在住で、元気。日系のご主人を
8年前に天に送って以来、大きな家に独りで
住んでいる。子どもは5人いてアメリカ各地に
散らばっている。

長男が西海岸シアトルに住んでおり、弟妹に呼びかけて
母親の90歳の誕生会を催した。姪に当たる私は日本から
出席した。
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シアトルは太平洋岸のカナダ国境に近い町。
1971年創立されたStarbucks Coffeeは、当時、
紙コップのコーヒーを歩き飲みするファッションが
シアトル・スタイルとして若者に人気を博し、あっと
いう間に世界に広がった。日本でも “スタバ” として
有名ですね。上は、Pike Place Marketのわきにある
スタバ発祥の店。この店のロゴはおなじみの緑ではなかった。
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シアトル郊外にある長男の家の玄関。
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子供たちとその配偶者、7人の孫、1人の曾孫、亡夫の
兄弟と姪・・・9歳から90歳まで総勢23名で
90歳の誕生日を祝った。
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叔母は、ケーキ・カットの前に英語で感謝の言葉を
述べた。やさしい子どもたちの心遣いに居合わせた
誰もが心動かされた。とても良い会だった。

シアトルは、野球のマリナーズの本拠地。イチロー
選手の名は誰でも知っている。叔母もイチローの
大ファン。また、叔母は日本の相撲の大ファンでも
あるが、今回の相撲界の醜聞は理解に苦しむ様子だった。
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シアトル在住の日系の人にとって日本食の補給に
欠かせないのは、下町にあるUwajimaya(宇和島屋)大型
スーパーで食品のほか、家庭用品、雑貨何でも
手に入る。紀伊国屋Book Storeも店内にあるし、
中に入れば、そこはもう日本。
創業は1928年、(おそらく四国出身の)森口ふじまつと
いう方が創業者。ワシントン、オレゴン州にも支店がいくつかあり、
日系の企業として大成功の部類だろう。駐車場のわきに
早くもカワズサクラがほころんでいた。

シアトル下町の中心街では、 公共交通が無料なのも助かる。
公営バスやLink Light Railという路線は、地下を
走っていて宇和島屋や中華街のあるInternational District
に簡単にアクセスできる。
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Westlake駅の壁には折り紙で作った雛人形のような・・・
大きなオブジェが!
日本の伝統文化が意識されているようだが、メタリックで
バカでかいサイズなので、やはりアメリカ感覚だなぁ~と思った。

東京だと、山手線の内部の公共交通がタダという感じ。
観光客にとっては非常にありがたかった。

過去ログ:2010年6月 シアトルの下町で
        Pike Place Marketにて
by tamayam2 | 2011-02-21 07:41 | たび | Comments(21)

タテハモドキ

前回、~モドキという言葉について書きました。

そうそう、最近見た蝶の中に、タテハモドキという
視覚的にびっくりの蝶がいました!
何がびっくりだって?
一目見たらだれでも忘れられません。
ギョロ目がいっぱいついているのです。
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タテハモドキ【立羽擬 タテハチョウ科 Junonia almana】
英名 peacock pansy

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モデルにタテハチョウという蝶がいるのではなくて、
タテハチョウ科という科の中にこの蝶が属しているのです。
何がモドキなのだ!?
(この科に入れたくない何か深い事情があるのかな・・・)

目玉がびっくりの蝶にクジャクチョウというのがいます。
ちょうど、お彼岸のころ、ドイツでも、北海道でも
見たことがあります。

このようなギョロ目は、鳥に対して威嚇するためと言われて
いますが、人間だってドキッとします。
過去ログ:2008年9月 クジャクチョウ

チョウたちは、4日、多摩動物園の中にある昆虫生態園で撮った
ものです。タテハモドキと同様、本来は、先島諸島など南洋に住む
蝶ですが、そこまで行かなくても見られます。
この生態園では、一年中こうした蝶が飼育され、温室の中を
舞っているのです。
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スジグロカバマダラ【筋黒樺斑 タテハチョウ科 Salatura genutia】
これの親戚、オオカバマダラ(英名 Monarch )は、北アメリカから
メキシコまで渡りをする蝶として有名です。
過去ログ:2007年10月 オオカバマダラ
by tamayam2 | 2010-10-07 18:17 | 日々のできごと | Comments(10)

フクロウチョウ

今、両国の江戸東京博物館で大昆虫博をやっている。
 関連ページはここ
夏休みが始まって子どもたちが、殺到する前に、出かけて
きた。
子どもたちのお目当ては、カブトムシなどの甲虫類だが、
私の関心は、一昨年岐阜で見た名和昆虫博物館からの
チョウのコレクション。
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まったくよだれが出そうなものなのですよ。

この写真は、フクロウチョウの♂
後翅にギョロリとした目がある。この標本のような角度
から見れば、ちょっとフクロウに見えやしないだろうか。
鳥を威嚇するギョロメ。中米や南米に生息するそうだ。
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じつは、6月にカナダ、ヴィクトリアのブッチャート庭園の
そばにあるButterfly Gardensで、フクロウチョウを
見たばかりだ。(上の写真)
フクロウチョウ 英名Giant Owl Butterfly【Caligo eurilochus】

チョウは♂と♀で色が違うばかりでなく、表と裏がまったく
違う色合いであることが多い。美しいブルーに輝くモルフォ
チョウも見たが、動きが速くていい写真がとれなかった。
以下の2点はヴィクトリアで見たもの。
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英名 Golden Helicon【Heliconius hecale】
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英名 Brown Clipper 【Parthenos sylvia philippensis】
   学名からみると、フィリッピンでも見られるのだろうか。
          過去ログ:ともにワシントンDCで
                 2007年10月 
                 2009年 4月
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大昆虫博では、いろいろなチョウの擬態の姿を見せていたが、
コノハチョウの擬態は、まったく枯れ葉にそっくりで、
ウーンとうなってしまった。このチョウの内側(表)は
きれいな青や黄色の帯が見える。準絶滅危惧種
コノハチョウ【タテハチョウ科 Kallima inachus】

大昆虫博の写真には、白い点(電灯の写りこみ)が写ってしまいました(泣)
by tamayam2 | 2010-07-17 10:54 | 日々のできごと | Comments(10)