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【715】LA ビバリーヒルズ (4)

娘たちは、LAに引っ越すに当たり、子供たちの公立小学校さがし
から始めた。広大な都市、LAには、たくさんの学校があるのだが、
安全で、できたら徒歩で通学できるところとなると、選択肢が限られる。
そんなわけでビバリーヒルズの中古住宅を購入することになった。
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その中庭は、割合大きいプールが全体の8割を占めていた。
水泳が好きな人には、悪くはないが、プールが大きすぎるので、
半分のサイズにして、余った分を家庭菜園が作れるような庭にしたい
と考えた。
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ちょうど私が訪問したとき、中庭の工事が始まるところであった。
水抜きした日。
結構広い面積だということがわかる・・・

それと並行して、家の内部のインテリアの工事も進行していた。
インテリアディザイナーの女性が来て、どんどん改装していく。

プールの一番深いところの水深は9フィート(2m70cm)もあり、
手すりもないので、私でも怖い感じだった。子供や猫が転落したら、
大変・・・という思い。
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浅い部分の底部分を残して工事が進められるのかと思ったら、
市の役人が検査に来て、まず、プール全体を壊して、それから、
新たに半分のサイズのプールを新設しないと、許可が下りないという。

小さなブルドーザーが2台来て、毎日轟音を上げて工事が続く。
スパニッシュ・煉瓦という美しい煉瓦をはずして・・・
この猫は、ドア・ストップの縫ぐるみ人形。
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工事は、朝から5時ごろまで2人の作業員によって進められる。
瓦礫は、まとめて大きなトラックで裏庭から搬送する。
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日中は気温が高い(25,6度)し、騒音、埃はたつし・・・
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ご近所から文句が出ないかと心配するが、隣家からは文句なし。
むしろ、お宅の中庭が美しくなれば、土地評価価格が上がるので、
自分の家の資産価値も上がり、結構なこと、という反応だそうだ。
みなさん、家を美しくして、資産価値を減じないことを常に
心がけておられるのだろう。さっすが、アメリカ!

by tamayam2 | 2015-02-26 06:59 | たび | Comments(2)

【714】LA ビバリーヒルズにて (3)

2月18日に帰国しましたが、少しまだビバリーヒルズの子供の生活に
ついて書いてみようかと思います。
私が実質、子供たちと接したのは、2月4日~12日まで。その後
私は、叔母の住むシアトルへの小旅行をしたのです。
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先回は、放課後子供たちの宿題を見てやらなければならない親のことを
書きました。私は、自分の子供のために、そんなことをしたことが無かった
ので、ちょっと驚きました。
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もう一つ、驚いたことは、学校からのお知らせに、Fund Raising
いわゆる募金の多さ
8日の週末には、この学校が支援する市のホームレスたちへの
Free meal(無料の給食提供)の日に当たっていたようで、ウチの子らは
個別パックの飲料を提供していました。学年によっては、食事の材料を、
高学年では、実際の調理を生徒がするそうです。親が寄付した物や資金で
ホームレスの人々に暖かい食事を提供する企画があったのです。
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学校の壁に貼ってあったスローガンによれば、公立学校は、もちろん
公立ですから無料ですが、良い教育的環境を維持していくためには、一人
残らず、多くの側面で、親たちの有形無形の寄付をお願いしたい。潤沢な
資金があってこそ、高い教育水準を維持することができるのであるからして、
全校一丸となって、みな様のご寄付をお願いする次第であります
~と、
まぁ、こんな具合。

近隣に住む方々は、ユダヤ人の人が多いようだ。お金持ちなんだろう。
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2月13日(金)ヴァレンタイン・デーの前日に間に合わせるため、
クラスの子供全員20名に小さなカードとプレゼントを用意しなくっちゃ、
ということになり、夕食の後で作業をした。事務のお姉さん、門番のおばさん、
校長先生、交通整理のMr. Brownにも・・・5歳のCarrieはまだ字がよく
書けないから、手伝ってやった。リストにある名前を正しく書いていくと
いう作業はけっきょく二晩を要した。
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13日、下校してきた子供は、クラスの人数分のプレゼントを受け取り、
うれしくてしょうがない。こういうことを経験しつつ、与えたり、もらったりする
ことの喜びを学んでいくのだろう。とは言え、小さなプレゼントを25人分ほど
用意しないといけない親の負担は大変だ。
公立小学校とはいえ、私立学校並みねぇ~と嘆息!
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私の滞在中、娘が子供と粘土細工をして遊んでいた。
小麦粉 3カップ、塩 1カップを水と少々の油で練って作った
自家製の粘土!
整形して、オーブンで焼いて、アクリル絵の具で彩色して完成!
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子供たちは、それぞれの過程を楽しんで、自分のイメージを膨らませて
オブジェを作った。

食糧を遊びに使うとは・・・私には考えられない発想だが、
やはり、こういうのもアメリカ的大胆な発想と感じた。

by tamayam2 | 2015-02-25 04:42 | たび | Comments(8)

【712】LA ビバリーヒルズにて(1)

娘一家は、最近米国の首都ワシントンDCから西海岸ロサンジェルスに
引っ越した。私が行ったところで何の役にも立たないだろうけれども・・・
様子見かたがた2月始めからこちらに滞在している。
[家の前の通り]
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大雪が降っている東海岸と違って、ここは、メキシコに近く亜熱帯地である。
高いヤシの樹がそびえ、ブーゲンビリアの花が咲いている。
[糸杉]
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厳寒期の日本からやってきた者にとっても南国の景色にくつろぎを感じる。
[2階にまで達しているポインセチア]
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植物好きの私は、まず亜熱帯性の花々に興味津々。近所の散歩が楽しい。
最近、公立小学校に入学を許された孫たちの送り迎えが日課となった。
孫は、一人が小学校1年生、もう一人は幼稚園の年長組(9月から小学校一年生)
[西洋ナシの花]
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ビバリーヒルズというと映画スターが住んでいる地域かと思っていたが、
そういう方々は丘陵地の高いところに住んでいるらしく、見たところ、やや高級では
あるが一般の住宅街と変わりがない。子供の送り迎えの親たちを見ても、特にセレブには
見えない。観光客が訪れる超有名なショッピング・センターRodeo Driveや
伝統的な商店街にも徒歩で行くことができる。
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そのRodeo Driveの入口に面したWilshire大通りの中央分離帯に、妙なものが
ぶら下がっている大木群が見えた。樹の高さは、ゆうに10mを超え、実の大きさは、
マンゴーぐらいの大きさ。いくつかの実は、熟して実がはぜ、中から綿が噴出して
いる。パンヤの樹だ!?
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学名Seiba speciosa、スペイン語では
Palo barracho(意味は酔っ払いの樹)、日本では
沖縄で見たことがあるトックリキワタ。幹が人の胴なら徳利のように膨れているので、
南米の人は、酔っ払いの樹といい、日本人は、酒を入れる徳利の形を連想する。
ともに、酒と関連があるのがおもしろい。
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私は、一年前中米のグアテマラで、Seibaの樹という大木に出会って感動した。
過去ログ: 2014年3月 [669]大木を見るのは愉快
同じ仲間の樹だ。その証拠にどちらの樹にも鋭いイボのようなトゲがびっしりと
ついている。獣や昆虫を拒絶するようなトゲだ。学名から見ても同じ仲間である。

パンヤは、昔は、枕やクッションの詰め物にした。そのパンヤの大木が、
東京でいえば六本木ヒルズのド真ん中に植わっているようなもの、なんだか
笑いだしたくなるほど愉快な光景だ。

by tamayam2 | 2015-02-11 09:29 | たび | Comments(10)

【709】日系アメリカ人の孫たち

私の孫は、アメリカ人男性と結婚している日本人女性の子供だから、
“日系アメリカ人”ということになろうか。
5歳と7歳の女の子である。

近ごろ彼らが生まれた首都ワシントンDCから、西海岸のロサンジェルスに
引っ越すことになった。
その子たちがワシントンに住んでいた高級住宅地の雑誌に写真が掲載されると
言って、大騒ぎしている。
    「あらっ!? 映画の子役俳優にでもする気?」とからかったが、
    子供たちは大喜びである。Movie star みたいだと。

こちらが表紙。
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雑誌記者が取材したインタヴューによれば、
Carrie(5歳)彩子は、東海岸から西海岸に引っ越したら、サウス・ダコタ州の
ラッシュモア山へ歴代の大統領の像を見に行きたい、と。
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(フム、子供なのになかなか愛国心があるのだなぁ~)

Laura(7歳)杏子は、ロサンジェルスは温暖な気候で、ビーチが近くにあるというので
期待している。生涯に一度でいいから、中国に行きたいなどと夢を語っている。
(米国西海岸に移ったら、急速に東洋が身近に感じられるんだろうか・・・)
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ちょっとうれしかったのは彼らは、自分たちのルーツが日本であることを誇りに
思っていて、2013年にウチに来たとき、日本のカレーライス、かまぼこ、のり・・・が
好きになったとか述べている。
  (あれっ!? もっといろいろおいしいものも食べさせたのだが、上記の三点のみ
   非常に印象に残ったらしい。)

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新春には、来客もなく静かだったが、数年前に買ったランが、この時期に必ず
トラの模様の黄色の花を咲かせてくれる。今年は、10個の花をつけた。
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昨年2月にグアテマラで手に入れた女性のスカートの織物の生地で、テーブル・クロスを
新調した。2m60cmの長いテーブルなので、2枚を接ぎ合せて縫った。
 過去ログ: 2014年3月手織物の国 グアテマラ
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機械織りだが、ローカルのモチーフが織り込まれており、中古の織物市で手に入れた。
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値段は、気の毒なほど安かったが、ずっしりした重さの生地で、重量オーヴァーせぬかと
気遣いながら、やっと持ち帰った代物。反物状態から早く製品にしなくては、と思い、
やっと新年のテーブルを飾ることができた。

by tamayam2 | 2015-01-09 16:21 | 日々のできごと | Comments(18)

【698】アメリカ、小学校のクラスへ

米国、メリーランド州に住む孫のクラスの先生からメールをもらいました。
この公立小学校の2年生のクラスには、様々な文化的背景を持っている子供がいるので、
「日本紹介」の教材を送ってほしいとの依頼状。

20名のクラスの子供の名前を見ると、たしかに、アラブ系、ヒスパニック系、
アジア系、東欧系・・・ご両親の出自が色々であることがわかります。
取り急ぎ子供たちにわかりそうな写真を集めてスライドショーを作成しました。
先生からのお返事によると、日ごろ内気な孫の顔が輝いた ☆゚+.゚+.☆
その姿をお見せしたかった・・・と。
おばあちゃんとしては、とても幸せな気持ちでした。
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クラスには、こんな電子黒板があって、私の送ったPower Pointの画像を
すぐ見せることができるのでしょうね。
便利な世の中になりました。
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アメリカではハローウィンが盛んですが、6歳と5歳の孫たちは、
『アナと雪の女王』の衣装を着たようです。

家の近くのショッピング・モールに行ったら、Elsaの格好をしている少女を
34人も見かけたそうです。
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女の子の親ともなると、ずいぶん物入りなのだなぁ~と思っておりましたら、
彼らの従弟たち(男の子)の写真(下)も、イイ勝負でした!?
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彼らは、同じ東海岸、コネティカット州に住んでいます。
ハロウィーンに着飾って歩き回るのは、たいていは、幼児~小学校低学年ぐらいの
子供たちです。
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私が日本紹介で、選んだ画像は、12枚。どんな項目を選んだらいいか??
ずいぶん迷いました。日本の地理的位置、首都などの基本情報の他に、
公共交通と新幹線、富士山、皇居、自然(サクラと紅葉)、子供の行事(お宮参り、
ひな祭り、こいのぼり)、通学風景(ランドセル姿)、スカイツリー、ハローキティ、
すし、お弁当・・・。
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子供たちは、日本について、どんなイメージを持ったことでしょう。

by tamayam2 | 2014-11-13 15:16 | 日々のできごと | Comments(4)

【679】虫さん、いらっしゃい!(アメリカで見たチョウ)

アメリカ訪問だよりもそろそろ終わりにしましょう・・・しかし、
あと一つ、蝶々関係が残っています。スミソニアンの自然史博物館の前を
通ったら、生きたチョウの展示会をやっているというので、行列に並んでしまった。
今から5年前2009年に初めてこのような展示会があることを知った。 ↓
過去ログ:2009年4月 生きたチョウの展示会

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温室のような空間に、北米大陸に住むチョウが放たれているのだけれども、
20人ぐらい、人数を限って、順番に入れるシステムになっている。
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ゆっくり立ち止まって撮影もできない。比較的狭い空間なので、チョウが私の体に
止まってしまうこともある。退場するときには、大鏡の前に立たされてチョウ
がついていないか、入念にチェックを受ける。
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その上、ジャングルのような人工空間なので、時折、ミストが降りかかる。
植物とチョウのためなのだが、カメラには、ちょっと困るわけだ。
名前の調べがまだつかないのですが、何とか撮れた写真をここに載せておきます。
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上の2枚、目玉がたくさんついているチョウの表翔は、ブルーで、モルフォチョウの一種では
ないかと思う。なかなか翅を開いてくれず、うまく撮影できなかったのが残念だ。

孫たちが庭で、なにやらどろんこ遊びをしている。
芝生が植わっていないところに、モクレンの花びらを敷き詰めて、御殿の
ような仮想空間を作っている。子供にだけ見える、ミニァチュア・ワールド!
御殿の門の辺りに、看板を立てたいと言う。
厚紙に絵と字を描いて、木の枝で看板を支えようというのだ。
ママに字を教えてもらって書いている。
看板には、チョウや、毛虫の絵とともに、
“Bugs Welcome! ” (虫さん、いらっしゃい!)
ははん、彼らにとっては、そこは、虫の御殿なのだな!
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Bugsというのは、ノミとかダニのような嫌われ者を言うのかと思っていたが、
テントウムシ、トンボ、セミ、ハチ、キリギリス、クモなど子供たちに人気ある
ものも含まれるらしいのだ。

子供に虫を毛嫌いさせない親の教育態度は、いいなぁ~と思う。
「虫は、怖い、汚い、あぶない」と思うのは、大人の考え、
子供は、そんなことは知らないのだ。犬や猫と変わらない。
童話には、いろいろな虫たちが登場するし、子供たちは虫が大好き。

チョウ好きのおばあちゃんは、この写真を見て、にんまりと微笑んだものです。

アメリカの話はこれでおしまいにいたします。長々とおつきあいくださり
ありがとうございました。

by tamayam2 | 2014-04-28 15:48 | たび | Comments(8)

【678】4月初旬のアメリカで

4月の始めに、まず西海岸、シアトルに住む叔母を訪ねた。
叔母は、1921年生まれ、93歳。

90歳の誕生日に訪ねて以来のこと。子供たちがそばに住んでいるが、
一戸建ての家で一人暮らし。幸いなことに心身ともに健康を維持している。
最近は、車の運転だけは息子の命令で止めているようだが、本人はちょっと不満そう。
毎日、赤十字のご奉仕で、ミシンを踏んで縫い物をする。プロの洋裁師のよう。
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過去ログ:2009年2月 90歳の誕生祝い@シアトル
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1.叔母の庭に咲いていたのは、Fritillariaというユリ科の植物。
クロユリやバイモと同じ仲間という。チューリップの花が下向きに咲いるみたいだ。

従弟の家は、シアトルの郊外の住宅地なのだが、苔むした森林の中にあり、
高山植物のような植物が見られた。

2,3,
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シアトルから東海岸に5時間飛んで、ワシントンDCで一週間すごした。
西海岸との間には3時間の時差がある。

主に、市内のビルとビルの間の植え込みで見た園芸種の花々。
4,5,チオノドクサはヒヤシンスの仲間だそうだ。
  青と白の種類があった。
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6.Corydalisの仲間(ケシ科で有毒)エンゴサクとか、キケマンの仲間。
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7.上の白い花は、「Claytonia」と名札がついていた。
スベリヒユの仲間。こちらはネギのように食用になるようだ。
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8.上は、ワスレナグサのような花が咲いているが、葉に白い斑が入っており、
  とてもきれい。
追記)アメリカ東海岸在住のcimarronさんから教えていただきました。この花は、
    Brunnera macrophilla(ムラサキ科)ロシア、コーカサス、シベリア西部原産の
    花だそうです。前にも教えていただいたのに・・・忘れてしまい、二度目のコメントでした(汗)


どの花壇でもコンポスト(堆肥)がよく使われていた。
娘の家でも、リサイクルできるものは、紙類、瓶、缶、生ゴミ・・・
しっかり分別していて、生ゴミは庭の土になって再利用されているようだった。

9.冒頭の写真、隣家の庭の大木には、朝夕赤い鳥が来ていた。
カーディナルの♂だそうだ。♀は、割りに地味な色をしている。
米国大陸に固有の野鳥で、市街地でもよく見かけた。
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10. 動物園で見た鳥。尾が長く珍しかった。南米の鳥のようだ。

by tamayam2 | 2014-04-27 19:28 | たび | Comments(10)

【677】ナショナル・ギャラリーで休息を

ワシントンDCは、政治の中心地ですから、政府の役所に用事がある人、
学会や会議で行かれる方を除くと、ほとんどがアメリカ各州からのお上りさんと
外国人観光客。
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お上りさんだらけだから、私どももなんだか安心感がある。
スミソンアンの施設はみな広大だし、歩く距離も半端ではない。
でも、お疲れだったら、いい場所がありますよ。
それは、National Gallery of Artと呼ばれるすばらしい美術館。
東館と西館の間に地下通路があって東館はセルフサーヴィスのカフェテリアに
なっている。横に割合に充実したギフトショップもある。
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西館の美術館では、ダ・ビンチにも、フェルメールにもお目にかかれます。
お目当ての作品がどの部屋にあるか確かめて見ないと大変なことになります。
各部屋に案内の人が立っていますから、聞くといいでしょう。
写真撮影もOKとは恐れ入り谷の鬼子母神。
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日本と違って、閑散としていますし、ゆったりと座れるすこぶる座り心地の
良いソファーが各室においてあります。
また、建物のコーナーに植物が植っているパティオ風の小庭園があり、
デッキチェアーが置かれているので、とろとろっとまどろむこともできそうです。
非常に居心地よいスペースなのです。
この美術館は、スミソニアン博物館群の中にあって、唯一スミソニアンの運営ではなく、
メロン財団の寄贈物だそうです。

忙しい出張で行かれた方でも、ちょっと休憩したければ、ここをお訪ねになると
いいですよ。もちろん、入館料は無料です。

家人は、ラファエロなど、イタリアの宗教画が見たくて、その時代の部屋を回って
おりました。私は、ソファーに座ってパンフレットや地図類を読んだり・・・
各人の体力に合わせてゆっくり見て歩けます。

美術学校の学生さんが、勉強のために模写することも許されていて、イーゼルなども
貸与してくれるようでした。モネの水蓮の庭の絵です。
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さて、【676】では、自然史博物館の写真を載せました。
その2階に、“生きたチョウが見られる常設展示室“があります。
温室のような場所で、ここは入場料が5$でした。
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自然史博物館の東側からメトロ、Archive方面に向かうビルとビルとの間に
小庭園があり、そこがチョウの食草が植えてあるスペースになっています。
今回は、まだ植物が茂っていませんでしたが、アブラナ科の野菜や、ミカン科の木が
植わっていました。
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ところどころに、チョウと食草の関係を説明した案内板があって、私のような
チョウ好きにとってはたまらなく楽しい空間です。
地図には、なせか Sculpture Garden(彫刻庭園)と書いてありますが、彫刻はなく、
チョウの好きな食草とベンチがあるだけの通路です。
夏なら、チョウがあちこちで舞っている姿を観察することができるでしょう。
過去ログ:2007年10月  チョウの集まる茂み
     
National Galleryは、その庭園から7th Street を渡ってすぐのところにあります。
メトロの最寄駅は、 Archive-Navy Memorial(黄色/緑 Line)か
             L’ Enfant Plaza(オレンジ/青 Line) 
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スミソニアンの施設の一つ、National Zoo(国立動物園)の中にも
生きたチョウを見せる温室があるのですが、非常にわかりにくいところで、
爬虫類(Reptile)館の裏手、Invertebrates(無脊椎動物館)から入り、
イソギンチャクなどの展示室を通りすぎ、最後の展示室が生きたチョウのいる室に
なっています。今回行ったら、ちょっと縮小されており、
“Julia”と“Zebra”いう2種類のチョウしか見られなかったので、ちょっと
がっかりしました。

はぁ~、昆虫は、無脊椎動物に属するということを再認識しました。
イソギンチャクと同類だって?!?

by tamayam2 | 2014-04-22 19:15 | たび | Comments(10)

【676】スミソニアンの豊かさ

娘の家の近く、メリーランド州Kenwoodという住宅街はサクラの名所と
して有名だ。どの家の前庭にもサクラが植っているのではないだろうか。
サクラの街路樹も見事だった。
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国旗を掲げている家もよく見かける。
(日本だったら、ちょっと国粋主義的と思われるのではないか。
日の丸は自国の国旗なのに、堂々と掲げられないってなんだかおかしい。)

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こういう人が集まるところ、自家製レモネード売りの小卓が出る。
売り子さんは、幼稚園生ぐらいの子供。
売りモノのレモネードやブラウニーを作るのは、きっとその子のお母さん。
1つ2ドルだった。 子供はこういう機会に、経済学の体験学習する。
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キャリーは花見に関心なく、ご機嫌が悪かったが、公園のブランコで気分が直った。
右の女性は、娘の友人。
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こちらは、スミソニアン協会のセンターになっている建物。
“キャッスル”と愛称で呼ばれている。
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議事堂近くの広場(Mall)に点在する博物館群はすべて入場無料。
世界的なコレクションを所蔵しているが・・・スミソニアン協会が管理している。
スミソニアンを支える膨大な財源を寄付したのは、フランス人のスミソンという科学者。
  James Smithon(1765-1829)
Smithon氏の寄付で賄われている施設群をSmithonian という。
この人は、生涯一度もアメリカを訪れたことがなく、独身であったため膨大な遺産を
譲る親族がなかった。全遺産を譲られたアメリカという国は、本当に幸運だった。
1996年にスミソニアン協会設立150年を祝ったという。
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私は、ふだんはごく庶民的な生活をしているので、1ハンドレッド、ミリオン(1億のこと)
とか、10ハンドレッド ミリオン(10億のこと)というような数字を聞いても全く
想像がつかない。それ以上の金額に及んでは、何の意味もなさない。
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スミソン氏がどのぐらいの額を遺贈したか知らないが、彼の意思としては、
母国フランスやご先祖がいた英国ではなく、未知の国アメリカに夢を託したかったので
あろう。ヨーロッパのケチ臭い、旧弊な考え方を不愉快に思っていたのかもしれない。
いまその恩恵を、アメリカ人は当たり前のように受けている。
(だれが寄付しようと、だれが所有しようと、地球上のどこかにあればいいじゃん・・・)
ということなのかもしれない。
豊かさとはそういうことなのだろうなぁ~

“キャッスル”の裏手で見たモクレン。マグノリアと呼ばれているが、日本のモクレン
よりも花付きが豊かな気がする。別の種類なのだろうか。
甘い香りが辺りを包み込んでいた。

by tamayam2 | 2014-04-20 20:39 | たび | Comments(4)

【675】サクラいっぱいのワシントンDC

サクラのころに、ワシントンDCの娘の家を訪問しようと、前々から
計画を立てていた。
娘は2年前、古い家を買い内部を大改装して一家4人で移り住んだ。
新しい家の改装は、専門業者に任せたが、女性としては、なかなかの大事業だった
ようで、途中経過をいろいろ聞いていたので、ぜひ新居を見てみたいと思った。
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歩行に無理がきかない家人をおもんぱかって、東京からいったん、西海岸シアトル
に飛び(9時間)、数日泊まってから、東海岸のワシントンDCまで(5時間)飛ぶ
という、二段構えの旅程を組んだ。
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ワシントンDCに着いた週の週末は、ワシントン“さくら祭り”に当たっていて、
サクラを十分に楽しむことができた。
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地下鉄スミソニアン駅で下車すると、東端にCapitol(議事堂)、西端にワシントン・モニュメントというおなじみの景色が見える。
細長いMall(中央の芝生)をポトマック河畔のほうへ歩いて行くと、ピンクのサクラの連なりが雲海のように見えてきた。
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どの枝にもびっしりと花が咲いており、まさに満開。
1912年に日本が友好のためにサクラの苗木を贈ってから、今年で102年目。
どちらかというと、古木は少なく、目の高さで充分鑑賞できる。
アメリカ人も、海外からの観光客もみな、うっとりとサクラの樹を見上げ、記念写真を
撮りあっていた。

娘の新居は、スミソニアン地区から地下鉄で20分ほどの住宅地。
住宅地の中もサクラ、ナシ、モクレンの花がいっぱいだった。
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娘の家。右端が表玄関、正面はガラージの入口。
左隣りの家のモクレンの高木は、今まさに花ざかり。
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ご近所の家々。
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赤い椅子が二つ並んだ角のお家には、90歳近いおばあさんが一人で住んでおられるとか。
お手伝いや介護の人を雇ってのことであろう。

この住宅街には、町民専用のクラブハウスがあって、ゴルフ場やテニスコートなども
完備しているという。しかし、入会金が相当高く、入会自体も10名以上の会員の推薦が
必要ということで、若い住民には手が届かないらしい。
子供たちの朝食風景。
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キャリー 彩子は、5歳で今年9月から小学校。シリアルを食べ、典型的なアメリカ食。
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ローラ 杏子は、6歳で小学校1年生。この子は、パンと日本から持参した蒲鉾を
食べる。両方ともヤクルトが大好き。どちらも徒歩10分ほどのところにある幼稚園、
小学校に通っている。お手伝いが送迎を担当しているが、出来ない時には、スクール・バスを
利用したりしている。

8時過ぎには、パパもママも働きに出る。二人ともかなりの激務をこなしているが、
それでも、午後6時ごろには帰宅して、子供たちと遊んでいるから、日本よりは、
子育て可能な労働環境が整っているのであろう。
じじとばばは、滞在中出かけたり、昼寝をしており、家事には少しも参与しなかったが、
一度だけ、日本から持参した甘口カレールーでカレーライスを作ってあげた。
これは、子供たちのお気に入りなのだった。

by tamayam2 | 2014-04-19 09:52 | たび | Comments(19)