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【803】長い、長い空白

先回の記事が【802】中井の「染の小道」が2月26日…
今日は、4月26日、丸々2か月の空白を作ってしまった!?

いったん、サボリ癖がつくと、さぁ、再開するのが大変だ。
子供のころの三月で止まってしまった日記帳を眺めているような思い。

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さて、言い訳がましくなるが、3月には、米国から私の従妹Y子が
滞在していた。彼女は、14歳のとき日本の離れ、私と同い年。(つまり70代)。
結婚して子供も成人しているが、数年前にほかの男性と暮らすようになった。
米国でその男性Tさんにも会ったが、Y子より10歳年下(つまり60代)はあまり
よく知らない。日本語力は皆無、初来日!
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来日の日と離陸の日は、わかったが、一向にどこに行くのか、何をしたい
のかわからず、結局、私が彼らの旅行のプランを立てるハメになった。
会いたい人とのコントクトなどが大変だった。相手は、70代以上の人が多い
から、パソコンのメールが使えない。携帯のメールには、添付がつけられない。
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到着の一週間前になって、彼らは、Japan Rail Passというのをアメリカで
$500で購入、それを利用して、京都、奈良、大阪、箱根、東北地方に行きたい
という希望がわかった。関東では、銀座、築地魚市場、浅草、鎌倉・・・
それは、結構なのだが、彼女は中学生程度の日本語力しかない。
しかも、その切符は6日間ひとかたまりで使う必要がある。その条件ならば、JRなら、
新幹線「のぞみ」以外は乗り放題になる・・・というシロモノ。私がヨーロッパで
使ったEurail Passの日本版。日本人は、使えないが海外からお客さんだけの
特権なのだ。
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成田からリムジンバスに乗って着た客人を、我が家に近い京王プラザホテルでお出迎え。
その時、仰天したのは、特大のスーツケースを5個もってきたこと。
私と主人と別々のタクシーでやっと狭い我が家に運びこんだ。
(一部屋の和室を予備として空けておいたが、そこに5個のスーツケースを
 収納すれば、その部屋はそれだけでいっぱいになった。)

第一課は、まず、ウチの玄関の鍵の開け方、
お風呂の入り方、それから、駅までの道順を教えた。細かい店舗の多い商店街は、とても
気に入ったようだ。

翌日は、第2課、Suicaの利用法とチャージの仕方。JRで神田まで行き、
そこから地下鉄で浅草へ。その後、船で隅田川を下り浜離宮庭園で下船した。
JRのマークと地下鉄のマークを教えた。電車でも英語のアナウンスがあって
とても助かった。
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浜離宮公園の出口のところに菜の花が一面に広がっており、旅人は大喜び!
素敵な演出でした。彼らの希望の一つは、サクラを見ることだったが、何故か
今年のサクラは遅れに遅れ、結局満開のサクラを見せることができなかった。
それは、私のせいではないが、ちょっと目算が違った・・・
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数日してから、いよいよ関西方面に旅立つ前に、心配な保護者は、箱根まで
ご案内。従妹の希望で箱根ガラスの森美術館に出かけた。翌日、小田原から
本人たちだけで、京都の旅へ。やれやれやっと一人立ちしてくれた・・・と
保護者も小休止。何しろ、三度の食事の世話、洗濯も多いので、家事も結構忙しい
のだ。さらに、彼らは、炭水化物抜きのダイエットをしていたり、基本的に野菜、
果物中心の生活。でも、おやつにおにぎりや、ケーキなをを買ってきたりします
ので、え~と、おにぎりは、炭水化物ではなかったかしら?? といぶかります。
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だんだん街歩きも慣れてきたとき、今日はどうしてもCOSTCOに行きたいと、
言い出す。アメリカの倉庫式大型スーパーですが、彼らのアメリカの会員パスが
日本でも通用すると調べてきて言うので、家から一番近いCOSTCOを調べますと、
川崎にあることが判りました。行き方を教えると意気揚々と出かけていきました。
大きなイースター・エッグや、大きなパッケージの食品をたんまり買ってきました。
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ーーー上は、彼らが愛用した右ヒヨコ豆の缶詰と、左Tahiniソース(ゴマペースト)
   この2つとニンニク、レモン汁、パセリを加えたDipハマスを愛用していました!

一体何を買いたかったのと尋ねますと、日本中どこにでも設置してある、温水が
出る便座が買いたかったのだそうです。しかし、水道の配管やヴォルテージが違う
ため、日本製の便座は、アメリカでは使えないことがわかって、あきらめたそうです。

あ~あ、中国人の爆買いの人たちが、炊飯器や温水が出る便座を買っていく話は
知っておりましたが、「アメリカ人よ、おまえもか!?」と泣き笑いしたい気持ち
でした。アメリカのテクノロジーをして、そんなもの作れないのでしょうかね~

by tamayam2 | 2017-04-26 14:40 | 日々のできごと | Comments(0)

【778】メダカの飼育・ネコの点滴

2011年ごろからメダカを飼い始めた。夏は、庭に火鉢池を
作ってやって、冬期は、室内の水槽の中で飼育する。
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4月に外に出したメダカは、10匹いたのだが、
5月に2匹の赤ちゃんが生まれていることを発見。2匹を隔離した。
そうしないと、親の世代に食べられてしまう危険性があると聞いたので。
6月に入って、何匹かが死んでしまった。
理由は、わからないが水質が悪くなったのかと思い、
もう一度水の入れ替えをした。今は、体長3㎝~3.5㎝ぐらいの親世代が8匹いる。
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その世代が産んだ2匹の子供は、始めは糸くずのようだったが、
今は、1㎝3㎜ぐらいになった。少し赤っぽくなってきた。(囲みB)
最近、また糸くずのような赤ちゃんを発見!(囲みA)
よ~く、みないとわからないほど小さい(3㎜ぐらい)だが、活発に泳いでいる。
毎日、3つの水槽のメダカがちゃんと生きているだろうか、と
調べるのが日課になった。メダカは小さくても眼がピカーっと光っていて
かわいいのだ。
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小さな子供用の水槽にやってきたカゲロウ(?) クサカゲロウかな??
追記) 通りがかりのおじ様によりますと、これは、キイトトンボCeriagrion melanurumのオス
    だそうです。

    お教えいただき本当に感謝しております。 Tamayam2

私の誕生日に、孫が絵を描いて送ってくれた。
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9歳のKyoko(Laura)は、乗馬を習っているので、ふだんから馬をよく観察
しているのだろう。子供の描いた馬としては、よく特徴をつかんでいる。
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7歳のAyako(Carrie)の絵は、飼っているネコの絵だ。
眼にまぶたが描いてあるのは、ネコが老齢のため、大きく愛嬌のある丸い眼
ではなくて、ぼんやりとした眠そうな眼だからだろう。よく観察しているなぁ~。

ヒトも老年になると、眼力(めぢから)が弱くなる。視力が弱いというのでは
なくて、どこを見ているのか、なんとなく印象がぼやけた眼になってしまう。
しょうがないのだろうな~

このネコは、いま、点滴を毎日しているという。
私どもが滞在中は、2日に一回だったが…もう15年以上にもなるのだから、
そろそろその時期が迫っているのであろう。
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でも、家族総出で点滴をしてやっている。「さぁ~、やるよ」とママが
かけ声を掛けると、Kyokoがネコの体を押さえている。Ayakoが椅子に
乗って点滴の管から流れ出る液体の落ちるスピードを調節する。
終わるまで、家族が協力して黙々とこの作業をしている。ネコは、じっと
おとなしくなされるがままに従っている。とても印象的な光景だった。
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by tamayam2 | 2016-06-28 15:51 | 日々のできごと | Comments(10)

【775】ロサンゼルスで気に入った植物たち

娘一家は、2014年まで東海岸のワシントンDCに住んでいた。
それが、2014年年末から西海岸のロサンゼルスに住むことになった。
急に温帯から、亜熱帯という環境である。私は、引っ越ししてすぐの
2月に訪問したのだが、植物群に圧倒されてしまった。

若いころ、フィリッピンに住んでいたり、20年前にニュージーランドに
住んでいたことがあるが、そのころ見た懐かしい植物が見られる!!
若いころは、仕事に忙しかったので、今のように植物を調べたりはせず。
「あらっ、いいわね~」 と、看過していた。
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①5月の訪問で、とても驚いたのは、タイザンボク(泰山木 モクレン科)が
北アメリカ南部の原産ということらしく、街路樹になっていること。
白い大振りの花が目の高さで、ふんだんに見られた。大きな花びらには、
ハチが吸蜜に訪れる。日本だと、公園の真ん中に1本か2本、花が咲いていたと
しても梢の高いところを見上げれば、見られるといった具合で、
あまりしげしげと花を見たことがないのだった。香気高い花を見ていると、
気持までゆったりとしてくる。
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②これは、娘の家の庭やご近所の前庭でよく見た多肉植物。
大きさは、キャベツぐらいで、始め見たときは、アルマジロみたいだと
思った。
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調べてみると、日本では、唐印、英名“desert rose”というそうだ。
アメリカでは、“flapjack cuctus”と俗に言われているそうだが、学名は、
Calanchoe lucuae ~なぁんだ、カランコエの仲間なのね~

③娘の家の近くにUCLAの植物園があって、あまり期待もせずに行ったのだが、
そこで、やはり亜熱帯の面白い樹木をたくさん見ることができた。
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一つは、フトモモ科のフトモモ(蒲桃 Syzygium jambos)がきれいな花を
たくさんつけていた。
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また、家の裏通りには、同じくフトモモ科ピタンガ(Eugenia uniflora-pitanga)が
垣根になっているお宅があって、そこにも「まつ毛の長いお嬢さん」のような、
白い花が咲いていた。
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私が愛してやまないギンバイカ(Myrtus  communis)も、あちこちで見ることができ、
目立たない花ながら、とても幸せな気分になった。日本語は、銀梅花だが、
ドイツ語では、Myrte ミルテ、シューマンの“ミルテの花”という歌曲もある。
マートルという呼び方で呼ぶ国もある。結婚式で、花嫁が持つブーケは、この花。

④ 【703】で私が虜になったハチドリの他にも、珍しい野鳥をみることができて
幸せだった。ただし、名前は、まだ調べ中。
PS. Namiheiii先生が教えてくださいました!
  Song Sparrow ウタスズメ スズメ目ホオジロ科 Melospiza melodia
   学名にmelodiaとついているので、とても音楽的なスズメ
  野原を歩いていたとき、ピーと美しい声で一鳴きしたかと思うとすぐ前の低木に
  止まりました。慌ててカメラを構えたのです。 お教えいただきありがとうございました。


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⑤夕食後、子供たちと近所の道を散歩していたら、あるお宅の前庭で、お父さんと
子供がなにやら楽しそうに話している。“Hello!”と声をかけたら、ヤモリ
捕まえたから見せてあげる、と言って見せてくれた。かわいいヤモリを
皆で触らせてもらった。虫や爬虫類は、怖い、汚い、触ってはだめ!と
言わないで、みんな友達!といったおおらかな風土をうらやましく思った。
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私が若い時に住んでいたフィリッピンの家には、どこの家でもヤモリが
いて、夜になると、寝室の天井に張り付いていて「キュッキュッ」と
かわいい声で鳴くのだった。日本から来たお客さんは、青い顔をして、
騒ぐのだけれども、どこの家にもいるから、駆除するわけにもいかないのだ。
フィリッピンに来たら、ただ、慣れてもらうしかない。ヒトには、無害だし、
クモか、ハエがいると思っていただくしかないのだった。

by tamayam2 | 2016-06-16 16:22 | たび | Comments(2)

【774 】孫たちとの生活

ロサンゼルスの孫たちとの生活は、かなり忙しく、小学校の送り迎えを
しなければならないので、彼らがいない数時間は、貴重な時間。
買い物に出かけたり、娘は在宅勤務もしているので、書斎にこもって仕事をして
いることもあった。玄関のジャカランダ(マメ科)の花が美しかった!
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孫たちの公立小学校は、5月末に学期が終わり、8月11日まで11週間は夏休みだ。
5月末は、いろいろな科目の発表会や、授業のまとめが行なわれる。
上の孫娘Kyokoは、9歳、3年生。下の子Ayakoは、7歳で1年生。
左がKyoko, 右がAyako
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Kyokoちゃんのバレエの発表会、コーラスの発表会は学校の課外活動のようだった。
とは言え、衣装は誂えで、舞台のはねた後の花束を用意するなど、かなり本格的なもの。
それで驚くのは早かった。まだまだ、子供関連の課外授業が続くのだ。
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土曜日には、ふたりとも個人のコーチについて、テニスを習っている。
日曜日には、Kyokoは乗馬のレッスン。
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Ayakoは週に二回、近所に空手を習いに行っている。
乗馬は、ちょっとハイクラスなレッスンで、空手は、庶民的なお稽古事のようだ。
あくまで、子供の自主性に任せてあるので、そういう結果になったそうだ。

更に、金曜日には、ピアノの先生が家に来てレッスンをしてくださる。
その発表会も間近ということで、ママは練習に付き合っていた。
まぁ、こんなにたくさんレッスンをして…お金もかかるだろうし、
車で送り迎えもしなくてはならないし、親は大変だ!と私どもは思う。
日本の小学生もこんなふうに習い事をしているのだろうか。

学校から帰ってきたら、おやつを食べた後、ママが子供たちの勉強をみてやっている。
1時間ほどたっぷり! 毎日プリント一枚ぐらいの宿題が出ている。
パパもママも、一応Ph.Dをもっているからいいようなものだが、
あまり、教育レベルの高くない親だったら、家庭教師を雇わなければならないだろう。
しかし、娘の話によると、ウチの孫たちの成績は中程度で、親の努力は全く報われて
いないそうだ。
私どもジジ、ババは、こういう話を聞いても、「へ~、そうですか!?」と
他人事のように聞いておられるのがありがたい。

日本で私の友人のおばあさん方の話を聞いていると、孫の習い事の話、学校の成績、
それに教育にお金がかかることなど、関心事の筆頭に来る。同じなのね~
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左がAyako, 右がKyoko.
私どもは、日本から【飛び出せお寿司】という簡単な道具をもっていって、
握り寿司の夕べを開催した。ロサンゼルスの日本食専門スーパーで、マグロ、
シマアジ、ハマチなどのサクを手に入れ、それにシャケのぞぼろ、だし巻き卵、
蒲鉾、薄味に煮た高野豆腐、アボカドなどを加え、子供たちに握りを作らせた。

米はカリフォルニア米、日本から持参した「すしのこ」という粉末ですし飯を用意。
こんなおもちゃのような【飛び出せお寿司】だが、どんどん作れる。
大成功だった。私どもも楽しかったし、大人も子供も楽しめた。
【飛び出せお寿司】はインターネットで買えますよ。 ここを見てね~

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私どもが帰る日、私のベッドに来て「帰らないで~」と私のバッグに座りこんでしまったMarble!
このネコは、娘が独身時代から飼っているネコ。すでに18歳以上。老ネコだが、大事な
家族の一員になっている。

by tamayam2 | 2016-06-15 15:37 | たび | Comments(4)

【773】5月のロサンゼルス訪問

もう六月、つまり一年の半分が過ぎてしまった!
そして、もう6月の半ば! ずっとBlogをさぼってきてしまった。反省、反省。

でも、過去の写真、過去のFacebookの記事をピックアップして書いてみます。

5月の大きな出来事というと、5月13日~23日まで、アメリカの娘の家に出かけて
おりました。始めの計画では、ロサンゼルスの娘の家から、北上してシアトルの叔母も
訪問する予定でした。叔母は95歳で一人暮らしをしているので、この訪問をとても
楽しみにしておりました。しかし、私の訪問を待たず叔母は5月2日に逝去。
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従妹たちの特別な計らいで葬儀を15日に延長してくれましたので、
葬儀には、出席することができました。
ロサンゼルスからシアトルまでは、飛行機で、2時間ほどかかります。
久しぶりの親戚との再会が、悲しい旅になってしまったのですが、
従妹たち全員に会えたし、それはそれで和やかな再会が果たせました。
同行した主人は、もう81歳ですので、長いフライトは今後はなかなか
難しいでしょう。
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娘のロサンゼルスの家では、孫9歳と7歳の女の子の学校生活のスケジュール
に合わせてけっこう忙しくすごしました。でも、その合間に近所を散歩したり、
料理を楽しんだりできましたので、充実した10日間と言えるでしょう。
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いろいろ話したいことはたくさんあるのですが、私の趣味の自然観察
を中心に話しましょう。一番うれしかったのは、庭にいろいろな野鳥が
来ること。その中のハチドリという小型の鳥がとても気に入ってしまいました。
ハチドリTrochilidae 【ハチドリ科】
ハチドリは、北米の南西部、中南米に生息するとても小さい鳥。
長いくちばしで花の蜜を吸い、素早く移動する。蜂のようにぶんぶんと
音を立てるので、英語ではhumming birdと呼ばれる。Humは、ぶんぶんと飛ぶ
蜂の羽音。どのぐらい小さいかというと、長さ3,4㎝でしょうか。宙に浮くように飛んで
いるので、撮影は至難の業です。やや姿が見えるものから、バッチり写って
いるものまで載せてみます。私がどんなに興奮して撮影したかご想像くださいませね。
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また、植物についていうと、カンガルー・ポーというのが町でも
娘の家でもよく見られました。kangaroo paw【Haemodorum科】
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カンガルーという獣は、お腹の中に子供を入れて移動する南半球の動物です。
カンガルーの脚は、骨ばっていて、細く、どこまでも駆けて行けそうな頑健な
足。その脚を実際に触ったことはないのですが、たしかに薄い毛でおおわれた
硬い茎を見ていると、なかなか適切な命名だなぁ~と感心してしまいました。
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この植物がロサンジェルスの町の植え込みの中や個人のお宅の前庭など、
どこにでもよく見られました。赤、黄、ピンクなど多彩。
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星のような花が見られたのも私としてはとても幸せでした。

by tamayam2 | 2016-06-13 15:35 | たび | Comments(8)

【767】四月、春近し

各地で桜だよりが聞かれ、どこそこのサクラはどんな様子
だったという報告がFacebookでよく聞かれる話題。
私は、3月末からの風邪がぐずついていて、なかなか外出する
気分になれずにいた。

過去のサクラの話。2009年に当時ワシントンD.C.の
娘の家を訪問したとき。2番目の孫娘が生まれたので、
顔を見に出かけた。以下、Facebookより・・・
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①アメリカ在住の娘は、植物のことに特に関心のない
フツーの人。なのに、私が「このサクラ、何の種類かなぁ?」と聞いたら、
即座に「Kwangzan!」と答えた。
サクラには、いろいろな種類があるが、日本では圧倒的に染井吉野が多い。
Kwanzanは関山というサクラの種類。
上の写真のように、やや濃い色の八重の花が咲く。
 私が驚いたのは、彼女が「かんざん」と発音したのではなく
「くゎんざん」と発音したこと。
確かに昔、「関」という字は、「くゎん」と発音した。
観音とか、完成とか…明治、大正時代の発音なのだ。

今は、ワシトンはサクラの名所となっているが、それは
1912年(明治45年=大正元年)日米友好のしるしとして、
日本がサクラの苗を贈ったのが始まり。
米国人から「アケボノ」とか「フゲンゾウ」とか
サクラの種類を教えられると、不思議な気持ちになる。
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②当時の写真を検索していたら、野鳥の写真が見つかった。
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アメリカで最もありふれた、どこにでもいる鳥は、
アメリカン・ロビン Turdus migratorius 【ツグミ科】
ヒヨドリぐらいの大きさ。でも、日本では見たことがない。
日本にもいるのかしら?和名:コマツグミ 

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ヨーロッパには、European Robinという小型の鳥がいる。(上の写真)
よくクリスマスカードなどに描かれていて、かわいがられている。

今年になって、身の周りの小鳥たちも私の関心の対象になってきた。
「身近に見られる野鳥は、たった(!)100種ぐらいだから、覚えなさい」、と
友人に言われたので、頑張っているが、なかなか・・・

③先日、目黒区の自然教育園を定点観測しておられるTさんから、
お誘いを受けたので、開園に間に合うように出かけた。
9時10分前なのに、すでに10人ばかりの方が、カメラを手に
待っていらっしゃった。Facebookの写真で見て知っているから、
すぐTさんのことがわかった。
その他、「常連さん」というお仲間も何人か。
みなさんにご挨拶して入園。

お話によると、①花専門  ②鳥専門  ③蝶専門  ④特殊機材での
撮影専門などなどいろいろな方がいらっしゃるらしい。みな、適当な距離を保ちつつ、
出会えば、互いに声を掛け合う。そういう距離の保ち方がなかなか爽やかだった。
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③歩き始めて5分も行かないうちに、茶色のシジミ蝶を見つけた。
私にとって、今年初めての蝶! 心が躍った!
ムラサキシジミArhopala japonica
地面近くの葉の上で吸水。私がその辺りの植物に見とれていたら、
Tさんが「ほら、こっち見て!」と呼ぶ。
開翅して角度が変わったら、茶色と思っていた翅が、
な、なんと金属のようなコバルト色に光っているではないか!
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「構造色」といって、光線や見る角度によって、色が変化する。
じゃぼん玉の色、CDの表面の虹色・・・光の色なのだ。
のっけから、楽しい発見があり、こころ豊かな半日を過ごすことが
できた。

by tamayam2 | 2016-04-07 13:08 | 日々のできごと | Comments(4)

【759】スノーマンに会いに、銀座ブラ

10月31日に骨折して、7週間(49日)目に入った。
松葉杖が2本から1本になり、ゆっくりながら歩行できるように
なった。整形外科に毎週通っているが、薬をくれるでなし、
レントゲンを撮って骨がちゃんと着いているか確認するだけ。
でも、むくみも少なくなったし、だんだん健康な足の状態
に近づいていることがわかる。骨折の治療は、本当に
時間をかけて忍耐強くやるしかないのだ。
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12月に入って、気温は低いが晴れ渡った気持ちの良い日。
ちょっと気分転換に電車に乗って外出したくなった。
ウチからバスで西武池袋線練馬まで行く。そこから地下鉄
有楽町線に乗って、銀座一丁目まで行こうと計画を立てた。
もちろん、保護者付き、杖は、一本。
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地下鉄の区間は駅は12,3あるが、乗り換えなし。
銀座松屋で、「スノーマン展」をやっているので、それを目的地とする。
スノーマンは、イギリス人が創作した漫画。緩やかなストーリーは
あるが、セリフがないから、大人から子供にまで愛されている。
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ウチの孫たちは、なぜかスノーマンを溺愛しており、これが
無ければ夜も日も明けないほどなのだ。幼児のころ、ちょっとでも
スノーマンが見つからないと火がついたように泣く。代用品では
ダメで、自身の匂いのついた自分の人形でなくてはいけないのだった。

ピーナツという漫画のライナーズという子供が、ボロボロになった
毛布を引きずっているのと同じことだ。
「Security blanket」 あるいは、「安全毛布」という。

2010年に子供たちと一緒に過ごしたカナダ、ヴィクトリア島での
写真を見ると、二人は、いつもこの人形を抱えている。
このとき、1歳、3歳だった孫たちは、今は小学生になった。
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今年の2月に訪問したとき、子供部屋で見せてもらった、スノーマンは、
7体。あるものは、ボロボロになり顔は真っ黒だ。それでも、
洗うわけにはいかないのだった。
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最近の親からの便りによると、この子供たちの成績は、クラスで中位。
親はどちらもPh.D保持者なのにね~と、嘆いていた。
親は親、子は子、関係ないよ~と言っておいたが、幼少時の
「安全毛布」へのこだわりと成績は関係があるのだろうか・・・
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さて、金曜日の銀座は、人通りも多くなく、爆買いのガイジンさんたち
も目につかなかった。MIKIMOTO(御木本)は、社屋を改装中で
今年は、名物のクリスマスツリーはなかった。が、お隣の山野楽器が
大きなクリスマスツリーを店頭に出していた。
キラキラの♪のオーナメントがぶら下がっていた。
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三越の壁には、ショー・ウィンドーからはみ出した人形の
キャラクターたちが壁に落書きのように描かれていた。
「Life is a gift」 というような訳のわからない英語が書いて
あったが、こういうあいまいな言い方をしないで、
「年始年末は、三越でしっかりお買い物を!」と正直に
言ったらいいのに…。日本人は、直接にズバリということを避けて
なんとなく曖昧にへらへらと笑っていることがある。
「こんなん、世界では通じませんよ」とTamayam2は思いながら通りすぎる。
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杖をついて歩いているので、歩行は問題がないのだが、人に
接触すると困る。だから、デパートの中では、その点に注意し
ながらしずしずと歩いた。
Appleの前には若い人たちがいっぱいいて、道行く人たちで
さえスマホを見入っている。こういう人にぶつかると危険
なので、近づかないようにした。
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Ito-ya(伊東屋)は新装ビルで、入りたい気もあったが、
人が多そうなので、止めておく。
いつもなら必ず入る「教文館」のビルにも入らなかった。
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保護者と少しへヴィーな昼食をして、また、同じ行程で、
家にたどりついた。地下鉄は、エスカレータやエレベータが
整っていてほどんど問題がなかった。ありがたいこと!

銀座通りも段差が少なく安全だが、一番心配なのは、人の動き
だった。とっさに駆け出す人、とっさに止まる人、
おしゃべりに夢中な人。そういう人に対して、
一般の人よりずっと動作の緩慢な「歩行不自由者」は、素速い対処
がしにくく、転倒しそうになるのだ。

今回は、ゆっくりと銀座一丁目から四丁目まで歩いただけだが、
都会の空気を胸いっぱい吸って、とてもいい気分転換になった。

by tamayam2 | 2015-12-19 15:23 | 日々のできごと | Comments(30)

【721】クワ科イチジク属の植物

先月アメリカ、ロサンジェルスの娘の家に滞在していたとき、
町の至るところで見た幹の白い、常緑樹は、何かしらとずっと考えていた。
ちょうど、庭師が来たので尋ねてみると、
(スペイン語なまりのおじさんだったが)「フィクト」と言った。
さぁて「フィクト」とは何か??
娘の家の木は、玄関の脇に植えられていて、2mぐらいなのだが、
街路樹になっているところでは、5~6mの大木もある。
下は、LAのN.Bevely Hills Dr.通り
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何と言っても、LAの亜熱帯の気候に合っていると見えて、そこいらじゅうに
植えられていて、この世の春を謳歌しているあんばいなのだ。

しばらく調べていて、それは、Ficus クワ科イチジク属であるらしいことに
気付いた。イチジクのことを、英語でFigという。葉はつやつやしており、
むしると、白い乳白の汁が出る。確かにイチジクの種類に似ている。
沖縄などでよく見かけるガジュマルもFicusの仲間。
溶樹とか、アコウとか呼ばれる種類もある。

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日本で事務所などで鉢植えの鑑賞用植木・・・茎が三つ編みにされたり
して、つやつやとした葉の美しい木は、俗に「ベンジャミン」とか
呼ばれているが、あれもFicus benjamina という種類だとわかった。
LAでは大木、日本では鉢植えの鑑賞用植え木!?!(*^。^*)
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さて、先日訪問した五島列島で、至るところに繁茂しているツル草に
気付いた。石垣であれ、大木であれ、家の壁、塀に絡み付いたら離さないと
ばかりにしっかり絡み付いて、非常に手ごわい感じのツル草である。
東京あたりでも塀などに絡みついているのを見かることもある。
その親分格!
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東京などで見るのは、Ficus pumila
五島や石垣島、対馬などに生息するのは、
イタビカズラまたは、大イタビ【Ficus sarmentosa var nippoica 】
Nipponica というので、日本の固有種かもしれない。

小さい鶏卵ぐらいの実をつけていた。熟すとムラサキ色になる。
土地の人によれば、イチジクと違ってまずいそうだ。
長崎市内でも見かけた。
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イチジクの種類は、けっこう多く、茎が柔らかく、樹皮がなめし皮のよう。
ある物は、気根が垂れ下がって増える。実の中に昆虫を宿していることもあり、
成長が早く大木になる。どこかに絡み付いて、絞め殺してしまう種類も
ある。獰猛で手ごわい樹木だ。
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五島列島、福江島の堂崎教会は、岬のわきに建っている。その庭に、
珍しい植物、ハマジンチョウを見た。
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沈丁花に似ているから、ハマジンチョウと名付けられているが、
別種類で、ゴマノハグサ科。学名はMyoporum  buntioides
種が潮流に乗って、あちこちの岸辺にたどり着き、そこで根を下ろす
という。ムラサキ色の花が美しかった。
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インターネットで、斑点のはっきりした別の島の写真もあったので
拝借した。三重県の海岸、小笠原諸島でも見られるという。
いま盛りの沈丁花とは、無関係ではあるが、樹皮が皮のように
しなやかで、葉の付き方もジンチョウゲによく似ていた。

この木も、クワ科イチジク属の植物も、あちこちに根をおろし、
しっかりその存在感を示している。

by tamayam2 | 2015-03-23 15:07 | たび | Comments(6)

【718】動物の人形がいる風景

そろそろ、ロサンジェルスの話は終わりにしようと思います。
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娘の家を訪問したときは、やっとエクステリア(外壁、窓枠)などの
工事が終わったところで、家の周りには、まだ作業用の足場が組んで
あった。インテリアの方は、専門のディザイナーが手掛けることに
なっており、いろいろな所に絵のフレームや、飾り物が置いてあった。
娘は、仕事柄、世界のあちこちに行っているので、民芸品の類や、
どこかのガラクタ市で買ってきたものや、人にもらったものなど、
本人には、思い出の品でも他人には、さっぱり理解が付かない代物も
多い。それを、ディザイナーがどう、組立てて統一感のある空間に
仕立てるのか、見ものだった。
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舞台となる中古住宅は、形式でいうとスペイン風なのだろうが、
コロニアル風も混ざっているような、不思議な家だ。
天井の梁や玄関ホールの吹き抜けは、スペインの田舎家風だ。
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これは、インド更紗の布を額装したもの。
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食卓の上のレモンは、知り合いの家の庭になっていたもの。
この辺りの家には、レモン、ビワが地植えにされ、たわわになっている。
Meyer lemonというやや丸みを帯びた酸っぱ味の少ないレモン。
娘は、これが気に入って庭に植えたいと言っている。
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KiwiはNew Zealandの飛べない鳥だが、このメタル製の皿の縁に
掛けるととてもよく似合っている。どちらも高価なものではないが、
New Zealandの思い出とともに懐かしい。
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これは、亀の置物のようだが、アフリカ産の器に入っている。
立てかけてあるのは、友人からもらったカード。サインから見ると
安藤廣重の浮世絵らしい。カードに描かれているのはキジだろうか。
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上の亀も寅も中国製のおもちゃのようだが、こうしてSEIKOの置時計
の上に置かれるとちょっと面白い。
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額装のチョウの画は精密画の一種。どこで手に入れたか、ディザイナーに
選ばれずにいつまでも床に放置されていたのは、きっと全体の調度に
合わないのだろう。ママの好みだけど、黙っている。

たくさんある装飾品も、不要になれば、ネット上のオークションに
出品して、処分してしまうのは、現代風といおうか、アメリカ風?
不要になったソファーや、装飾品を買いたい人が、訪ねてきて、
さっさと買ってもらっていた。

ある人には不要な品も、ある人には、必要なのだ。
こうしたドライな取引がごく当たり前に行われているのも、面白く
観察した。

by tamayam2 | 2015-03-04 09:42 | たび | Comments(14)

【717】アメリカで見た花木

植物のことに興味をもつようになり、
その中でも樹木に関心があるものだから、旅をしてももの珍しい
樹木が気になってしかたがない。
ということは、樹木を見るだけでうれしいので、あえて名所に出かける
こともない。
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印象に残った樹木
(1)Pink Ipê
英語では、Pink Ipê、Taheeboなどと呼ばれている南米産の樹。
学名は、Tabebuia avellanedae(ノウゼンカズラ科)
メキシコからアルゼンチンによく生育していて、そこでは、
Pau d’ Arco(パウダルコ)とも呼ばれているらしい。沖縄ではPink Ipêから
イッペーと呼ばれているらしい。
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面白いことは、この木は、全体がピンクで、開花しているとき、
葉というものが一切見当たらない。
LA ビバリーヒルズの目抜き通りWilshire BlvdとN. Cannon Drの角
で撮影した。このN. Cannon Drというオフィス街の街路樹になっている。
いきなり、ピンクだらけの高木にでっくわして、私はうれしくて
たまらないが、道行く人々は、たいして関心がなさそう。
(2)黄色の Ipê
この木のことについて調べていたら、
一年前、グアテマラのパナハッチェルのホテルの庭で見た、黄色い花の
咲く樹と親類であることがわかった。
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こちらは、同じ種類の黄色花ヴァ―ション。
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学名は、Tabebuia chrysotricha ピンクの花と同じ種類だが、亜種。
学名が判らなかったので、Upしなかったが、一年ぶりにやっと判明して
とてもうれしい。
また、この樹皮は、抗ウィルス、抗細菌、抗真菌、抗免疫不全症などの
薬効があり、脚光を浴びている植物だそうだ。
(3)デイゴ
デイゴは、沖縄地方の民謡、島唄にも歌われ、見たことのある人も多いだろう。
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その樹木は、巨大で、剪定しないと大変なことになるらしい。
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公園で見た巨木。幹にイボのようなトゲがある。丁度花が開花しつつある状態
だった。全木が真っ赤になったものも街中で見た。
デイゴ【Erythrina variegate マメ科】
(4)イチゴの木
地中海地方や西ヨーロッパで見かける木
表面がザラザラした果実がなるが、緑、黄、赤など混ざっていて、
一見イチゴのように見える。
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イチゴノキ【Arbutus unedo  ツツジ科】
これは、ゲッテイ・ヴィラという石油王の所有する美術館の庭で見た。
カリフォルニア州ロサンジェルスは、亜熱帯気候で、日本で言えば、
沖縄や宮古島あたりで見られる植物がふんだんに見られる。

東海岸のワシントンDCから、西海岸に引っ越してきた娘は、
「やはり、暖かい気候というのは、人の心を開放的にするわね~」
と言っていたが、うむむ・・・と頷ける。
暖かい気候は、植物だけでなく人の心も朗らかにしてくれる効用が
あるように思う。

by tamayam2 | 2015-03-02 08:21 | たび | Comments(2)