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【787】秋が深まってきました

本当に長い間、Blogをほったらかして、しばらくぶりに
会った友人から、「あなた、いつまで黒い森にいるの??」
と聞かれ、顔を赤らめたものです。
Facebookのほうは、一日一回投稿するようにしている
のですが・・・
ときどき過去の写真が必要となり、Excite Blogの検索機能を
使って過去にUpした植物を再検索することもあります。
Blogの一つの良い点は、この検索機能です。

9月の終わりから10月は、いつもチョウを追っかけていました。
ウラナミシジミというチョウに出会って感動した10月でした。
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どこにでもいるヤマトシジミかと思っていたら、
そうではなくて、上部に黒い斑点が2つあって、触覚のように見えるヒゲがある。
そこは(じつは、お尻で)鳥には、眼がついている頭部に見える。
大事な頭部が攻撃されることから身を守っている、このチョウは大変な策略家だった。
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ペンタスの花に止っていたのは、港区六本木の近くで。
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ナンテンハギに止っていたのは、小石川植物園で。マメ科の
植物が好きだそうだと本に書いてあった。このチョウを撮るために
じっとそこにたたずんでいたら、「あなた、何を撮っているの?
それ、雑草でしょう?」と言われた。確かに雑草に見える茂みだった。
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暑い日で、長時間ねばっていたので、額から汗がたらたらと流れた。

9月も10月も暑かったですね。友人のOさんに誘われて小田原の
近く、南足柄郡に出かけた。そこの林道で、クサボタンを見て感動した。
クサボタンを初めて見たのは、ドイツ、ヴュルツブルク大学の植物園で。
シーボルトの出身地なので、植物園の一隅にシーボルトの愛した花々が
植えてあった。そこで見たのだ。
クサボタン(キンポウゲ科センニンソウ属)
Clematis stans Sieb. & Zucc. 日本の植物園で見ることが少ない。
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その時、山道の崖で、ツルニンジン
俗にジイソブ、バアソブというつる草が生い茂っているのに気づいた。
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あっ、あそこにも、ここにも!と歓声をあげて撮影した。ドライブの途中で珍しい野草をみつける私の
ために、車を止めてじっくりつきあってくださったOさんに感謝!
ツルニンジン(キキョウ科)Codonopsis lancedata

その日見た美しい花のひとつ、アケボノソウ(リンドウ科センブリ属)のことも
書いておかなければならない。Swertia bimaculata
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以前からしっかり見たいと思っていたので、本当にうれしかった。
信じられないほど、繊細なつくりの花で、この花の開花時期に居合わせた
幸せを感じることができた。

9月~10月は、天気が不順で、出かけようと思うと台風が来たり、天候が荒れたり、
なかなか外出ができなかったが、晴れている日は、なるべく自然観察の場に
足をのばすようにした。

昨日は、ハロ―ウィンとかで、世の中は、大騒ぎだった。私にとって、10月31日は
骨折一周年記念日。昨年のこの日に左足を骨折した。いま、元気に歩ける幸せを
かみしめ、これからは、無理しないようにしなくちゃ、と神妙に感じているところ
です。

by tamayam2 | 2016-11-02 14:54 | 日々のできごと | Comments(10)

【785】ヨーロッパで見たチョウ5種

今回の旅(7月23日~8月9日)では、5種類の野生のチョウを見た。
ヨーロッパでは、チョウはあまり期待できないが、それでも
元気なチョウたちが見られてうれしかった。鉄道の脇、空き地、
川のほとり、どこにでもあるブッドレヤーの樹がチョウの
憩いの場所。
ブッドレヤー【Buddleja davidii ゴマノハグサ科】和名は、
フサフジウツギ。この樹をよく観察すれば、たいていチョウ
が見つかる。
 (余談ですが、ブッドレヤーの学名の種小名davidiiを見ると、あのハンカチの木
 見つけたイエズス会の神父さまがこの樹に命名したのですね!)

①クジャクチョウ 
 威嚇のためのギョロ目が目立つが、静かに花の上で回転してくれる。
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②ヨーロッパ赤タテハ
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③モンシロチョウ これは、ミントやアザミの周りにとこにでもいた。
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ヤマキチョウ(?)
 日本では、絶滅危惧Ⅱ種ということだが・・・わりに簡単にみつかった。
 場所は、ドイツ南部の標高の高い森林地帯
「追記」通りすがりのお方によれば、このチョウはスジボソヤマキチョウの可能性もあるそうだ。
   それなら、なお日本では希少種。

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⑤マキバジャノメ【Maniola jurtina】英語: Meadow Brown
 タテハチョウ科 わりに小柄だが、シジミチョウより大きい。
 日本では見たことがないが、旧北区では、わりによく見るチョウらしい。
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by tamayam2 | 2016-09-03 10:14 | たび | Comments(4)

【784】ヨーロッパ 路傍の花や虫

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自分の住んでいる土地から離れて違う土地に行ったとき、
私はそこに生えている樹や草、その草に寄ってくる虫に
大いに関心がある。同行した人が、あなた、せっかく有名なところ
に来たのに、そういう写真は撮らずに、地面にしゃがみこんで
つまらない虫なんか撮って・・・と言われてしまう。
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名所の写真は、絵ハガキを買えばいいが、草や虫は、その時でなくては
撮れないので・・・私には、貴重なのだ。
ドイツの花壇でよく見かけた花々。そこに寄ってくる大きなハチに
興味をもった。さわっても、逃げないし、刺さない。
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ドイツでは、パン屋の菓子パンにハチがたくさんたかっていることが
あるが、人々は気にしないのです。ハチが食べるアイシングぐらい
くれてやろう、という大らかさだ。ハエや蚊がほとんどいないという
理由もあるだろうが・・・。
世界的にPollinator(花の受粉を助ける虫)が足りないという問題
があって、果実や野菜の栽培者は、ハチをレンタルで借りているとか。
虫の働きは重要なのです。
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シュツットガルトから奥地に行こうと思って、バス停で待っていると、
そのそばの草むらに白いレースのような花が咲いていた。そこに、赤黒の
シマシマの虫!日本で見たことがない虫! 私は、ひとり心の中で興奮していた。
(後日談)この虫は、わがBlog友のSmallcreatureさんが、いろいろなソースから
    調べてくださった!(ありがたいこと!)結果的に、甲虫目、カッコウムシ科
    だと調べがついた。そのアプローチは、まことにユニーク。昆虫切手から
    調べていった。その結果、この虫が記念切手に載るようなヨーロッパでは
    わりによく見る虫だということがわかった。ありがたいこと。感謝いたします。

    
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その辺りにはオニナベナの花も咲いていた。(マツムシソウ科)
この花が枯れると、紡錘形のトゲトゲのものができる。それはセーターの毛玉を
取るのに便利。日本では、昔ラシャという布を、なめらかにするのに使ったので
別名、羅紗掻草(らしゃかきそう)とも言うそうだ。
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スイスでは、Mt. Saentiesという標高2014mの高山にケーブルカーで登った。
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その頂上あたりにも高山植物が健気に咲いていた。強風で風に吹き飛ばされない
ように注意しながら、撮影をしたが、花も風に吹かれているので、撮影が難しかった。
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ガイドさんの説明によれば、太古の昔、アフリカ大陸がヨーロッパ大陸に、バーンと
ぶつかったのだそうだ。ちょうど、スイスの中央辺りの地形がその衝撃で
グーンと盛り上がってこんな高山がたくさん生まれたということだ。
(なんだか信じられないような話だが、私の聞き間違いでなければ、それが
 正しいのだろう。}

by tamayam2 | 2016-08-26 16:00 | たび | Comments(14)

【781】梅雨明けはまだかなぁ~

☆足立区生物園で
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この枯葉のようなもの、これは、ちょっと怪しい。
全然動かない。でも、じっと眺めていること20分。
少し動きがあってテキは静かに回転しはじめた。
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ああ、やっぱり! 触覚や眼、足を確認することができた。
このチョウは、非常に動きに乏しいのだ。
コノハチョウ【タテハチョウ科】Kallima inachus

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一瞬、ちょっと翅を開きそうになって、オレンジ色
の光が見えた。2.5mほどの樹なので、上からのぞき
見ることができないのが残念。本来は、オレンジ色と青の構造色が
光っているはず。

目白から高田馬場にかけて、山の手線は、
地面より高いところを走っている。いつもは電車の車窓から外を
眺めるだけだが、先日は、線路際の道を土手に沿って歩いた。
そうしたら、土手をびっしり覆っているカラスウリの花に出会った。
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昼間は、こんな姿だが、日没から深夜にかけて、ゆっくりと白い
網状の花びらが開花するという。
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深夜に観てみたいが、それは…ちょっと危険な感じのする場所だった。
カラスウリの原産国は、中国/日本。Trichisanthes cucumeroides【ウリ科】
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7月も半ばを過ぎたというのに、東京地方は、まだ梅雨が明けない。
時には折り畳み式傘では間に合わないような驟雨に見舞われる。
かと思うと、カンカン照りの真夏の太陽。
先日、私が関係する集会でお出ししたのは、水大福
ウチの近くの餅菓子屋さんで売っているのだが、この季節に、
いつも喜んでいただける。本物の笹の葉に包まれたコシあんが
つるりと口に入ってしまう。
おりおりの和菓子は、いいなぁ~

☆再び、足立区生物園で
蝶を放し飼いにしている温室の中で、とても小さいシジミチョウ(1円玉大)がいた。
舞うたびに、チラリと青い翅が光る!
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何というチョウかなぁ?と独り言。すると、そばにいた青年が、
即座に“ツシマウラボシシジミ”!
わぁ~、すごい人! こんな舌を噛みそうなチョウの名を一気に言えるなんて!
ツシマウラボシシジミ Pithecops fulgens tsushimanus【シジミチョウ科】
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この蝶の食草は、ここではハエドクソウ。極小の花は撮影が非常に難しい。
ハエドクソウ Phryma leptostahya asiatica【クマツヅラ科】
極小のチョウと花を撮り終えると、体の力が一気に抜けて、汗が
どっと吹き出た。なにしろ、ここは温室だし…。

このチョウは絶滅危惧種なので、足立生物園では保護育成をしている。
一つの区の事業としては、なかなか夢がある仕事ではないだろうか。
チョウの育成活動については、このページで。

by tamayam2 | 2016-07-21 21:37 | 日々のできごと | Comments(4)

【780】東京23区 足立区と港区

東京23区 所得別ランキングというのが
新聞に出ていた。 
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     上は。 宮古島のウマノスズクサ(都薬用植物園で撮影)
人さまの懐具合を知ったところで、どうにもならないし、まして、
ランキングなんて、下世話な話ですが…どれどれ自分の住んでいる区
は、何位なのだろうと関心をもって見てしまった。
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           上は、ジャコウアゲハ♂
それによれば、最下位が足立区だそうだ。     
前回「709」でご紹介したレトロな眼医者さんのあるのは、足立区。私の住む都内西部の
中野区からは、都の中心部をまたいで、東北部へ、電車を乗り継いで、一時間は
かかる。私は時折、足立区生物園というミニ動物園に出かけるが、
その度に足立区の子供たちをうらやましく思う。
 そこで働いている若い職員は、「生活のためだから」と仕事に従事している
というより、動物のことが好きでたまらないという風だ。しかも、動物の生態
を熟知していて、何を聞いても親切に答えてくれる。この生物園には、チョウの
ための温室と、それとは別にチョウの食草を育てている温室がある。
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         上は、満州のウマノスズクサ(小石川植物園で撮影)
絶滅危惧種を卵から孵化し、チョウの温室に放っている。特に大きい
施設ではないが、よく工夫されていて、子供たちに生命の不思議さを
よく伝えている。それが、23区の一つの区の事業なのだ。

足立区生物園のHPは、ここ
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           上は、ジャコウアゲハ♀
一方、23区の最高位は、どこかというと、ご想像通り
港区なのだ。友人に、六本木の交差点近くに住む人がいて
ときどき訪問する。その方の話によれば、港区は福祉の面では、
他区より満足度が高いものの、医療機関には不満が多いと
とおっしゃるのだ。例えば、入れ歯の噛み合わせが悪くて近所の
歯医者に行けば、その医者の関心は、もっぱら歯を白く見せる
ことだの、歯並びだの、美容歯科に関することで、フツーの歯科医を
見つけるのに苦労したとのこと。皮膚科や内科も同じような傾向が
あって、結局歩いて行ける範囲に良医が見つからず、ランキング15位
のわが区、中野区の医療機関に通って来ているのだった。
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         上は、ぺルーのウマノスズクサ(京都府立植物園で撮影)
米国でも同じような傾向があるらしく、ロサンゼルスの高級住宅街に
住んでいる娘は、一般的な小児科医や、歯科医を探すのに苦労していた。
上には上の悩みがキリなくあろうが、風邪を引いたり、歯が痛くなったり
したときのフツーの病気に対処してくれる医療機関も地域にあらまほしい。

by tamayam2 | 2016-07-09 21:26 | 日々のできごと | Comments(6)

【779】東京点描・6月から7月へ

いやぁ~ 暑くなりました。東京は、まだ梅雨明けではありません。
そろそろね。
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Tamayam2はあちこち都内を動き回っております。
① これは、北千住からバスに乗って出かけたときのこと。
  車窓から、非常にレトロな建物を見たので、帰りにバスを降りて、
  撮影してきました。「大橋眼科」という今も開業中の目医者さん。
  あ~、目が悪くなったら、ここに通って、内部も撮影させて
  もらいたいものだ。
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  調べてみれば、この建築自体は、1982年の建築。元の医院は、
  1917年(大正6年)に、当時の大橋院長が、ドイツ民家ふうの建築を
  建てたそうです。その方は、亡くなって後を継いだ鈴木という眼科医が、
  初代の建築の面影を残すように考えて、再建されたそうです。
  一つ一つ、古い洋館の材料を集めて…。なかなかよい話ではありませぬか。
  ぺらぺらの洋館まがいが多い中で、じつに本格的。
  下町には、そういう奇特なお医者様が住んでおられるようです。

② 先週は、六本木のミッドタウンを通りました。無機質な地下通路に
  丸い大きな大理石がころん、と転がっているのは、なんだかいい感じ。
  そこを通るとき、ちょっと触れてみたい気がします。
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  天井近い壁に、水に染みのような影が見えるのは、ガラス天井を
  クリーニング中だからです。梅雨明け間近の風景です。
  安田侃作「意心帰」2006年

③ アメリカ西海岸の娘宅に、こんな黄色のトラ模様のチョウが現れたと
  連絡がありました。チョウの話など特にしたこともないのに、へっへ、
  だんだん彼らも私の趣味に感化されつつあるなぁ~、とニンマリしました。
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  調べてみれば、Tigar swallowtailという割に普遍種だった。
  娘の夫の故郷コネティカット州(東部)では普通に見られるとか。
  ともかくトラフ(虎斑)、つまり虎のような模様が特徴的です。
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  日本では見たことがない種類でうれしかった。今後は密かに
  彼らをこの世界に誘い、昆虫の話をしてみたいものです。
  Papilio rutulus【アゲハチョウ科】

④2日土曜日、所用があって新宿西口から、南口の高島屋へ向かっていた。
 いつものように、サザンテラス側から橋を渡ろうとしたら、な、何だ!
 手前に広い空間ができていて対岸の高島屋まで徒歩で行けるではないか!?
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その空間には、すてきな花壇まで広がっていて、子供たちがSHINJYUKUの
ロゴの周りで遊んでいた。MIRAINA TOWER(未来なタワー)という新名所。
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「未来な」という新しい造語を一つ覚えた。(個人的には、こういう創作を、
 あまり評価しないが・・・)

⑤そのMIRAINA TOWERの前には、美しい人口庭園が造ってある。
 その下は電車の走る線路なので、言ってみれば“空中庭園”である。
 そこに植栽されている植物の中で、ひときわ涼し気で美しい花を
 咲かせていたのが、この写真のセイヨウニンジンボク。葉をもむと、
 よい香りがする。西洋では女性ホルモンの漢方薬として使われる。
 私が初めてこの植物を見たのは、トルコの古い遺跡でだった。
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 珍しい植物だなぁ~と思って葉を一枚採って香りをかいでみた。
 それが、大都会の“空中庭園”に植わっているとは!?
 なんだか不思議な気がする。
 Vitex agnus-castus(シソ科)英語は、Chaste tree
下の2枚は、2008年8月に初めてトルコを訪問したときのもの。
ベルガマのアクロポリス神殿近くの円形劇場のあたりで。
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 この植物の原産地は、南欧、西アジア、南アジアということだから、
 トルコにあってもおかしくない。“空中庭園”の下は、JRの電車が
 走っている線路なので、乾燥と暑さに強い植物である必要がある。
 セイヨウニンジンボクは、その条件によく適応しているのだろう。

by tamayam2 | 2016-07-04 18:14 | 日々のできごと | Comments(2)

【776】最近見た虫たち

最近、家の周り、出かけた先々ていろいろな虫たちと遭遇した。
幼虫など、FacebookにUpすると、気持ち悪がる人が多いので、
この種の話題を避けている。変人と思われかねないですからね(笑)
ハンゲショウ(ドクダミ科)
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①野川で
スジグロシロチョウをたくさん見た。 ヤマトスジグロシロチョウかもしれない。
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ドクダミハンゲショウが生えるころは、虫の季節を告げる序曲。
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②ウチのメダカ池に落ちていたビロードハマキガ。 下は開翅したところ(Websiteより)
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 始めはちょっとぐったりしていたが、救出後、どこかへ去っていった
 から、回復したのだろうと思う。こんな美しい蛾をみることは珍しい。
③目白学習院の校庭で。ミズイロオナガシジミ じっと見ていたが、
 まったく開翅してくれなかった。ものの本によると、鳥が黄色の部分を頭だと
 間違えてつついても、「残念でした!」、そこは、尾っぽなのです。そうやって、
 敵から身を守るのだそうです。
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④小石川植物園で、 サトキマダラヒカゲ
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⑤荒川生物園で、 
 これは、じっと見ていたら、しばらくして開翅してくれた。ヒメジャノメ
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 園の中で飼われているチョウだからだろうか。
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 こちらは、戸外の木立で。ヒモワタカイガラムシ。珍しい。
 きっと園芸家には、大敵なのだろう。
⑥ウチの猫額大の庭。今年もツマグロヒョウモンの幼虫がスミレを
 丸かじりしている。今朝は、2個も丸い置き土産をおいていった。
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 これは、名前が分らない虫。ルリイロトウワタのサヤのところにいる。
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 害虫なのだろう、名がわかる方は教えてください。
 特徴は、後ろ足、ヒゲの真ん中へんが白いことです。

by tamayam2 | 2016-06-18 07:42 | 日々のできごと | Comments(8)

【775】ロサンゼルスで気に入った植物たち

娘一家は、2014年まで東海岸のワシントンDCに住んでいた。
それが、2014年年末から西海岸のロサンゼルスに住むことになった。
急に温帯から、亜熱帯という環境である。私は、引っ越ししてすぐの
2月に訪問したのだが、植物群に圧倒されてしまった。

若いころ、フィリッピンに住んでいたり、20年前にニュージーランドに
住んでいたことがあるが、そのころ見た懐かしい植物が見られる!!
若いころは、仕事に忙しかったので、今のように植物を調べたりはせず。
「あらっ、いいわね~」 と、看過していた。
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①5月の訪問で、とても驚いたのは、タイザンボク(泰山木 モクレン科)が
北アメリカ南部の原産ということらしく、街路樹になっていること。
白い大振りの花が目の高さで、ふんだんに見られた。大きな花びらには、
ハチが吸蜜に訪れる。日本だと、公園の真ん中に1本か2本、花が咲いていたと
しても梢の高いところを見上げれば、見られるといった具合で、
あまりしげしげと花を見たことがないのだった。香気高い花を見ていると、
気持までゆったりとしてくる。
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②これは、娘の家の庭やご近所の前庭でよく見た多肉植物。
大きさは、キャベツぐらいで、始め見たときは、アルマジロみたいだと
思った。
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調べてみると、日本では、唐印、英名“desert rose”というそうだ。
アメリカでは、“flapjack cuctus”と俗に言われているそうだが、学名は、
Calanchoe lucuae ~なぁんだ、カランコエの仲間なのね~

③娘の家の近くにUCLAの植物園があって、あまり期待もせずに行ったのだが、
そこで、やはり亜熱帯の面白い樹木をたくさん見ることができた。
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一つは、フトモモ科のフトモモ(蒲桃 Syzygium jambos)がきれいな花を
たくさんつけていた。
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また、家の裏通りには、同じくフトモモ科ピタンガ(Eugenia uniflora-pitanga)が
垣根になっているお宅があって、そこにも「まつ毛の長いお嬢さん」のような、
白い花が咲いていた。
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私が愛してやまないギンバイカ(Myrtus  communis)も、あちこちで見ることができ、
目立たない花ながら、とても幸せな気分になった。日本語は、銀梅花だが、
ドイツ語では、Myrte ミルテ、シューマンの“ミルテの花”という歌曲もある。
マートルという呼び方で呼ぶ国もある。結婚式で、花嫁が持つブーケは、この花。

④ 【703】で私が虜になったハチドリの他にも、珍しい野鳥をみることができて
幸せだった。ただし、名前は、まだ調べ中。
PS. Namiheiii先生が教えてくださいました!
  Song Sparrow ウタスズメ スズメ目ホオジロ科 Melospiza melodia
   学名にmelodiaとついているので、とても音楽的なスズメ
  野原を歩いていたとき、ピーと美しい声で一鳴きしたかと思うとすぐ前の低木に
  止まりました。慌ててカメラを構えたのです。 お教えいただきありがとうございました。


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⑤夕食後、子供たちと近所の道を散歩していたら、あるお宅の前庭で、お父さんと
子供がなにやら楽しそうに話している。“Hello!”と声をかけたら、ヤモリ
捕まえたから見せてあげる、と言って見せてくれた。かわいいヤモリを
皆で触らせてもらった。虫や爬虫類は、怖い、汚い、触ってはだめ!と
言わないで、みんな友達!といったおおらかな風土をうらやましく思った。
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私が若い時に住んでいたフィリッピンの家には、どこの家でもヤモリが
いて、夜になると、寝室の天井に張り付いていて「キュッキュッ」と
かわいい声で鳴くのだった。日本から来たお客さんは、青い顔をして、
騒ぐのだけれども、どこの家にもいるから、駆除するわけにもいかないのだ。
フィリッピンに来たら、ただ、慣れてもらうしかない。ヒトには、無害だし、
クモか、ハエがいると思っていただくしかないのだった。

by tamayam2 | 2016-06-16 16:22 | たび | Comments(2)

【773】5月のロサンゼルス訪問

もう六月、つまり一年の半分が過ぎてしまった!
そして、もう6月の半ば! ずっとBlogをさぼってきてしまった。反省、反省。

でも、過去の写真、過去のFacebookの記事をピックアップして書いてみます。

5月の大きな出来事というと、5月13日~23日まで、アメリカの娘の家に出かけて
おりました。始めの計画では、ロサンゼルスの娘の家から、北上してシアトルの叔母も
訪問する予定でした。叔母は95歳で一人暮らしをしているので、この訪問をとても
楽しみにしておりました。しかし、私の訪問を待たず叔母は5月2日に逝去。
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従妹たちの特別な計らいで葬儀を15日に延長してくれましたので、
葬儀には、出席することができました。
ロサンゼルスからシアトルまでは、飛行機で、2時間ほどかかります。
久しぶりの親戚との再会が、悲しい旅になってしまったのですが、
従妹たち全員に会えたし、それはそれで和やかな再会が果たせました。
同行した主人は、もう81歳ですので、長いフライトは今後はなかなか
難しいでしょう。
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娘のロサンゼルスの家では、孫9歳と7歳の女の子の学校生活のスケジュール
に合わせてけっこう忙しくすごしました。でも、その合間に近所を散歩したり、
料理を楽しんだりできましたので、充実した10日間と言えるでしょう。
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いろいろ話したいことはたくさんあるのですが、私の趣味の自然観察
を中心に話しましょう。一番うれしかったのは、庭にいろいろな野鳥が
来ること。その中のハチドリという小型の鳥がとても気に入ってしまいました。
ハチドリTrochilidae 【ハチドリ科】
ハチドリは、北米の南西部、中南米に生息するとても小さい鳥。
長いくちばしで花の蜜を吸い、素早く移動する。蜂のようにぶんぶんと
音を立てるので、英語ではhumming birdと呼ばれる。Humは、ぶんぶんと飛ぶ
蜂の羽音。どのぐらい小さいかというと、長さ3,4㎝でしょうか。宙に浮くように飛んで
いるので、撮影は至難の業です。やや姿が見えるものから、バッチり写って
いるものまで載せてみます。私がどんなに興奮して撮影したかご想像くださいませね。
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また、植物についていうと、カンガルー・ポーというのが町でも
娘の家でもよく見られました。kangaroo paw【Haemodorum科】
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カンガルーという獣は、お腹の中に子供を入れて移動する南半球の動物です。
カンガルーの脚は、骨ばっていて、細く、どこまでも駆けて行けそうな頑健な
足。その脚を実際に触ったことはないのですが、たしかに薄い毛でおおわれた
硬い茎を見ていると、なかなか適切な命名だなぁ~と感心してしまいました。
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この植物がロサンジェルスの町の植え込みの中や個人のお宅の前庭など、
どこにでもよく見られました。赤、黄、ピンクなど多彩。
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星のような花が見られたのも私としてはとても幸せでした。

by tamayam2 | 2016-06-13 15:35 | たび | Comments(8)

【772】府立京都植物園にて

 目的がある旅の場合、私は昼食などは簡単に
済ませます。府立京都植物園の場合は、いつも
おにぎりと飲み物を買って、気持のよいベンチに
座って…。
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①今回の旅で、友人と私は、植物園の向かい側のちょっとしゃれたパン屋
に入りました。11時半までは、簡単な朝食が食べられるというので、
お店の焼きたてパン、卵料理、サラダの、シンプルな食事。1000円以下で、
とても素敵な昼食を楽しみました。
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 高い天井、ガラス張りの店内、外の新緑が目にまぶしく、
“airy”(空気がゆきわたって気持がよいこと)という表現がぴったりの店でした!

同行者としてSさんは最高でした!
それは、一般の女の人のように、グルメやショッピング抜きで旅を
楽しむ術を熟知しておられるから。私も女性だから、旅に出れば、
ちょっと洒落た店を覗いてみたいとか、食べたことがない土地の味を
味わってみたいとかという欲望がないわけではありませんが…
植物園めぐりの場合、日差しのよい内に、なるべくたくさん植物を見たい
という欲望が何よりも優先するのです。

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②植物園の北山口の近くで見た高木は、シナアブラギリ【トウダイグサ科】
見たこともない清らかな白い花!中国では油を搾って利用していた
こともあるとか。有用植物である。広い敷地内に大木がゆったりと植栽されている風景は、
見ていて胸がすく思い。学名:Vernicia fordii
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③薄暗い林の中で、星のように輝くこの花は、何だろう?
クワの仲間ではないだろうか、と見当をつけて調べてみると、果たして、
和紙の原料のコウゾ、ヒメコウゾであることが分かった。
 コウゾの学名はBroussonetia kaginoki【クワ科】
カジノキという日本語が学名についているのは、
この樹がヒメコウゾとカジノキの雑種であることかららしい。
下は、カジノキ(新宿御苑で2010年に撮影)の実。
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クワ、カジノキ、コウゾ・・・日本の山野で、よく見られる有用植物である。
養蚕も和紙の製造もあまり流行らなくなってしまったけれども…

by tamayam2 | 2016-05-12 17:51 | たび | Comments(10)