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【764】春先のタウン・ウォッチング

先日2月27日に六本木にある東洋英和女学院
行われたコンサートに出かけた。

それに先だって、神保町で昼食をとろうということにした。
神田・神保町のすずらん通り。
午前11時過ぎだというのに、もう列ができていた。
  【 スヰート ポーヅ 】
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餃子と包子、どちらも似たようなものだが、違うの
だろうか。私は、看板の表記に関心をもった。
ヰやヅ…普段、あまり見かけない字ですね。

中国語のピンイン(拼音)では、包子Bāozi 餃子Jiǎozi
スヰート包子というのだから、餡マンのことかな??

私の関心事は、餃子よりもむしろ表記のほうなのですが・・・
ヰは、ローマ字入力では、wiで、ヅは、duと打つと
出てくる。
イとヰ、または、は、ヅとズの発音は同じなのか違うのか?
知り合いにチズ子さんもいるし、チヅ子さんもいる。
このようなことを、FaceBookで書いたところ、
かなりの反響があった。

たいていの人は、この界隈には、大陸風の変わったシナ料理を
食べさせる店が昔からあった、懐かしいというもの。

本当に、神保町の角には、救世軍があったり、岩波ホール
があったりする場所で、ちょっとエキゾチックな町並みが
おもしろい。主人がこの近くに勤務していたこと
があって、当時よく通っていた別の中華店で食事をした。
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そこから地下鉄で、六本木の東洋英和女学院へ。
いま、朝の連続ドラマ「朝が来た」のヒロイン、
広岡浅子というスケールの大きい女性と
以前の連続ドラマ「花子とアン」のヒロイン、
村岡花子の展示を、たまたま東洋英和史料館で見て、
面白く感じた。広岡浅子は、日本女子大学の設立者
でもあるし、スケールの大きい実業家。
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村岡花子は、東洋英和女学院の卒業生、明治から大正にかけての
知的な女性のはつらつとした活躍ぶりがまぶしいほどだ。
企画展のリンクはここ
ヴォ―リス(William Vories1880-1964)のディザインに似せて
作られた学院の扉。
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ホールのパイプオルガン。
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そして、3月、友人のお玄関先でみた、紙細工のひな人形。
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その方のお宅には、立派な段飾りのお雛様があるそうだ。
それを出すお座敷もあるのだが、肝心の孫たちが、
そろって受験中。受験が終われば、スキー旅行だ、卒業式だと
いそがしい。
雛飾りを出して、ちらし寿司でもこしらえて祝ってやりたい
けれども、若い人は、関心なし!
さびしいわ~と彼女は語った。

そう、時代がそういう悠長な時の過ごし方の価値を
認めなくなったのか…。いろいろな行事は・・・
ひな祭りも、ヴァレンタインも、花見も・・・和も洋も
ごっちゃまぜになって商業的なものに支配されてしまった・・・
そう嘆く友人の話にひとしきり耳を傾けた。

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by tamayam2 | 2016-03-07 08:18 | 日々のできごと | Comments(6)

【763】三月に突入!

先回は、二月に突入・・・でした。なんという怠け者!

一月もBlogをほったらかしにしていたので、友人から
電話がかかってきました。
「あなた、元気なの?それとも、具合が悪いの?」
こころ優しい友人!ありがたいことです(涙)
私は、元気です。やっと自前の足で歩けるしあわせに、
昔行ったところを、ぼちぼちヒマを見つけては、出かけて
います。とは、いえ、一日一件です。掛け持ち、欲張りは
しないように心がけています。以前より体力が落ちたなぁ~
と思いますが、仕方がありません。
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順不同で、2月に出かけたところを二、三取り上げます。
①2月12日、教会の用事の帰りに、久しぶりに井の頭
公園を歩いてみた。真冬で、何もないだろうと思っていたのに、
さにあらず、自然園の中でオシドリを見た。
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檻にいるオシドリを撮影したのだが、昔、2006年にドイツ
で、森の奥の池で、オシドリの群れを見たことを
思い出し、昔の写真を捜してみた。
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写真は、右クリックすれば、撮影日時を検索できるので、
大変便利だと思った。特にいい写真ではないが、
懐かしいのでFaceBookにUpしたら、かなりの
反響があった。都会では、めったにお目にかからない
水鳥だが、吉祥寺の井の頭公園にいたとは!
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②22日、池袋のお教室の方々に誘われて、高速ジェトで
伊豆大島に日帰りで出かけた。足が悪いので・・・と
断ったのだが、バスで巡るからぶらぶら歩きで十分と
言われたので、参加した。あいにくうす曇りの日だったが、
ツバキ、オオシマサクラの満開を見ることができて、
しあわせな一日になった。
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③Blog仲間のトミ子さんから、「魔女の秘密展」
というおどろおどろしい名前の展覧会の切符をいただいた。
トミ子さんは、ドイツにおられるが、この企画の
ために翻訳を担当されていたのだ。

私は、ドイツの北のほうブロッケン山の辺りが
好きで、数回旅行したことがある。お土産物屋で売って
いる人形は、黒い服を着た鼻の曲がった老女が箒に
またがって空を飛んでいるもの。その旅行をきっかけに
魔女とはなんだろう、魔女裁判とは??と非常に関心
があったので、怖いもの見たさに24日、出かけていったのです。
展示は、そんなに怖くなかったですが、魔女が人を
毒殺するときに使う道具とか、薬草の話がおもしろくて、
興味をもって見学しました。トミ子さん、ありがとう。
薬草のことが書いてある本を一冊購入し、大変興味深く
読みました。
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その展覧会が行われている場所が、な、なんと、原宿の
ラ・フォーレ。原宿に一歩足を踏み入れた途端に、
これは、私の来るところじゃないんじゃないか??
何しろ歩いている人は、若い人ばかり、ガイジンさんも多く、
辺りは、まるで日本の風景ではなく、異国のようでした。
ラ・フォーレの前の東急プラザの入り口がこんなんです!
目がくらみそうでした!
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しかし、少し歩いて行きますと、表参道の手前に、あの
なつかしい、同潤会アパートが、と思ったら、そのアパート
はとっくに取り壊され、今は、おっしゃれ~な商業地区に
生まれ変わっていたのでした。
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安藤忠雄という建築家がアパートの古い外観の一部だけ残して、
「表参道ヒルズ」にリメイクされたのだそうです。
昔風の建物の前で、中国人の親子が写真を撮りあって、はしゃいでいました。
それが、なかなかほほえましい場面でしたので、撮影させてもらいました。

これからも、しっかりUpしてまいりますので、どうぞ
よろしくお願いいたします。さぁ!三月、頑張るぞ~

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by tamayam2 | 2016-03-02 09:32 | 日々のできごと | Comments(16)

【756】療養中の経験

Face Bookにも書いた話なのだが・・・
日本では、めくら、おし、つんぼ、ちんば・・・等が差別用語の指定を
されたとかで、「いざる」(躄る)という動詞も差別用語となったそうだ。
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名詞の「いざり」という「物乞い」も見ることが少なくなったし、
これらの言葉は死語になったようだ。
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デュランタの実
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デュランタの樹で。ツマグロヒョウモンの交尾。

骨折から1週間目の診察日。
再度レントゲンをとって、骨がくっついていることを確認した。
あ~よかった!あと何週間かの辛抱、と私の心は明るくなった。
30代と思しき整形外科医との会話。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
医師:いかがですか?
私:松葉杖もなんとか使えるようになりましたが、段差のあるところは、
  「いざれば」なんとか移動できます。
医師: ???
私: (ジェスチャーで示す)
医師: あ~、「這い這い」ですね~!
私: (そうですが、私、赤ちゃんじゃないんで・・・「這い這い」は使いにくし。)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
彼は、本当に「いざる」という動詞を知らないようだった。
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この投稿には、FaceBookでは、あまり反応がなかった。元々この語彙を
知らない人が多いのだから、意味がわからないらしい。
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その後、言語の専門家からコメントがあり、
2007年にイザリウオという魚が、差別語の匂いがするという理由で、
日本魚類学会がカエルアンコウと改名したと聞いた。
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科名すら、イザリウオ科からカエルアンコウ科へ。
英名は、Frogfish というので、その連想で、カエルアンコウと
名付けられたらしい。爬虫類のカエルにも、魚類のアンコウにも
無関係な魚である。嗚呼~
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私は、日本人のこうした無節操な言語感覚に腹立たしさを禁じえない。
だれに対して差別なの? 魚に対して?

私の家は、古い一戸建ての住まいで、勝手口に複雑な段差があるので、
現在、古いマットを敷いて、その部分を「いざって」通行をしている。
松葉杖を使うとかえって転倒の危険があるので、膝で「いざる」能力が
残された幸いを感じている。
「いざれば」転倒の危険がなく、非常に安全なのだ。
狭い場所で砂利道、敷石、縁石などを確認しつつ、松葉杖で
移動するのは、至難のわざである。
ウズグモの巣
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さっそく、介護認定の申請をすることを友人から教えてもらったり、
勝手口の段差をなくす工事の人に来てもらったり、なかなか
身辺があわただしくなってきた。
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こういうことも事故に遭ってはじめて知る手続き・・・。
ヤマトシジミの交尾
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今まで便利に使ってきた勝手口が、身障者にとって非常に
危険だったことに初めて気づいた。
病院などの外出は、今、すべてタクシーを使っている。

9月、10月に見たチョウの写真をいくつかUpしてみました。
交尾の写真がある。昆虫の世界も冬の前にしておかなければ
ならないことが、山積していて忙しいのだろう。

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by tamayam2 | 2015-11-14 19:02 | 日々のできごと | Comments(22)

【755】登山中のアクシデント

10月最後の日、31日はハロウィーンとて、東京・渋谷
は大騒ぎだったそうです。薄曇りの日でしたが、
私は予定が無かったので、高尾山に行こうと思いました。
東京近郊の有名な低山です。
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しかし、土曜日の高尾山は、大混雑と聞きましたので、
予定を変更して、小仏城山に行くことにしました。
写真は、頂上の城山から高尾山を眺めたところ。
晴れておれば、富士山が見える、とそばにいた人が
言っておられました。
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中央線高尾駅から日陰というところまでバスで
行って、そこから川に沿って一人で登り始めました。
城山は標高760mの低山です。
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始めは、特筆すべき植物もなかったのですが、
だんだん面白い植物が見られるようになりました。
先に歩んでいた女性が熱心に撮影されていたので、
「何かめずらしいものですか?」と声をかけました。
それがIさんとの出会いです。
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彼女のお目当ては、センブリという小さい花。
彼女も植物に関してよくご存じで、話がはずみました。
頂上でお弁当を食べた後、その方にまた会いましたので、
下山をご一緒することにしました。

日陰林道を素直に進んで行けばよかったのですが、
ちょっと横道に入って歩いて行くことにしました。
Iさんは、週に2回も登っておられるベテランだし・・・、
横道のほうが面白い植物に出会えそうだったので・・・。
(ちょっと欲を張ったのですね。)

確かに、予想どおりでした。
センブリもすぐ足元でいくつも見つけることができました。
ただし、曇っているので、開花しているものはわずか
でした。
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アクシデントはその後で起きました!

麓から2/3ぐらいのガレ地で、私は、滑ってしまったのです。
滑るとき左足をねじるようにしたらしく、痛ッ!
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後で、レントゲンを撮ったらしっかり骨折していました
その時は、よろよろ立ちあがって、左足をかばいながら、
杖を頼りにそろそろと歩き始めました。
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Iさんは、何度も「ゆっくりでいいですよ、ゆっくりネ」と
念を押されました。
彼女は、何度もその道を通っておられるので、
その後の行程も見えていたはずです。
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その後は、想像していたより、急坂の昇り、下りが多く、
岩が露出しているところ、谷側に傾斜している細道など
難所もいくつかあり、最後は、小さな川を飛び石づたいに
渡るのでした。ある場所では、私は、お尻を使って滑り落ちて、
下に着地したり、後ろ向きになって、足が着くまでずるずると
斜面を這ったりして、ともかくバス通りまで出ることが出来ました。
(難所を下りるときは、お尻、胸を使う手があることを知りました!)

普通1時間半ほどの行程が、2時間以上もかかりました。
泥だらけになりましたが、無事に普通の林道に戻ることができました。
足に異常がなければ、楽しい下山のはずでしたが、
“びっこ”では、なかなかのものでした。
その間、Iさんは、常に沈着で、
「ゆっくり、急がないで!」を繰りかえし励ましてくれました。
それから、バス、中央線特快に乗って、家の近くの駅から
病院に直行しました。

少し前に、昔の同業者が登山中スティックが折れて、足を骨折、
ヘリコプターで、搬送されたという事故を耳にしていました
ので、私も一瞬、これは大変!と思いました。
事故を起こした場所は、携帯の圏外でしたが、救急車を呼んでも、
林道まで、だれかに背負ってもらわなくちゃいけません。
(それは、まずい!)

何とか、自力で下山しなくっちゃ!と思ったのです。
私は、やはり今後は自分の年を考えなくてはと思い、
大いに反省しました。それと同時に、Iさんのような方に
出会わなかったら、どうだっただろう、と不幸中の幸いを
しみじみとありがたく思いました。

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by tamayam2 | 2015-11-03 12:18 | 日々のできごと | Comments(32)

【748】野川の蝶たち

秋のお彼岸のころ、まだ陽に夏の輝きがあるとき、
チョウが元気に活動しているはず。
12日、忙しいことは忙しいのだが、こんなときを見逃すわけにもいかず、
午後から、ちょっと野川方面へ出かけた。
 (幾つかの写真は、Face BookにすでにUpしたものです。Blogと連動していないので、
  ここに載せます。)
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暗い林の中を歩いていたら、向こうに赤いものが見えた。
あれっ?!と思うと、それはヒガンバナの群生だった。
予期していなかったものだから、思わずにんまりしてしまった。
ラッキー!
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そこへ、クロアゲハが一頭。花から花へせわしなく羽を震わせて
吸蜜を始めた。あたりは静かな林。こんな光景を独り占めして…
二重の幸せ!
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近くには、白いヒガンバナの一群れもあった。

自然園では、たくさんの野草が元気に咲いていた。
管理されないフツーの野っぱらが無くなった今、こうした空間は
なんと豊かなことか!?
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和種のハッカに止まるモンシロチョウキツネノマゴに止まるキチョウ
特筆することもないフツーの蝶だけれども、よくみれば愛おしい。
追記:通りすがりのおじ様に教えてもらいました。
 正しくはキタキチョウ
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アザミの大株にヒョウモンチョウが群がってとまっていた。
通りすがりのおじさまによると、上の蝶はミドリヒョウモン。
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ミドリヒョウモンの♂
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ダイミョウセセリイチモンジセセリ
ミソハギは、もう終わりかけだった。
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ヒメウラナミジャノメは、ゆっくりと飛び、
葉の上で太陽の光をたっぷりと浴びている。気持ちよさそう~
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こちらは、羽根の形から見て、もしやC-タテハ??
  追記)Maximiechanさん、これは キタテハ と教えていただきました。ありがとうございます!

武蔵野のこうした自然がいつまでも守られますように。
私も健康が守られ、いつまでも、こうして婆の野良歩きができますように、と
祈らずにおれません。

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by tamayam2 | 2015-09-24 10:23 | 日々のできごと | Comments(10)

【738】オオコンニャク尽くし

21日の夜、ショクダイオオコンニャクが、神代植物園で開花したらしい、
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というニュースを知った。ショクダイとは、燭台、ロウソク立てのこと
です。以前にも小石川植物園(2010年7月)と
神代植物園(2011年12月)で見たことがあった。
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株を植えてから5~7年経たなければ、花をつけないということ、
世界で2番目に大きい花ということで、大騒ぎなのだ。
それに、良い香りではなく、鼻が曲がるほどの悪臭がするという点でも、
話題になる。
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22日には、大事な用があったのだが、7:30に家を出て、ともかく
撮影してきました。
やはり、期待どおり悪臭がしていました。畳の腐ったあばら家に入った
ような匂いでしょうか。
直立している棒は、花びらに見える仏炎苞の付属物なのですが、
そこから悪臭を出して昆虫をおびきだすのです。
ショクダイオオコンニャク【サトイモ科Amorphophallus titanium】

この植物に関心をもったのは、何を隠そう、かなり前からなのです。
ドイツのボン大学付属植物園で、数日前に開花したショクダイオオコンニャク
が、しぼんでだらりと身を折っている奇妙な姿を見ました。
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とてつもなく大きい植物で、あれぇ!と驚きました。
本当の姿は、下のようだったらしいのですが。
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先日、富山県中央植物園でも、コンニャクの種類を見ました。
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以前にベルリンのダーレム植物園でも、コンニャクそのものを
見ました。
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学名にKonjacと書いてあり、なんだかうれしいような
気恥ずかしいような気持ちになりました。

私は、食品の中では、コンニャクは割に好きなほうです。
西洋人は、これをどうやって食べるのか知らないでしょう。
おでんにコンニャク、肉じゃがに糸ゴンニャク、みそ田楽・・・
いいなぁ~
コンニャクがサトイモ科というのも、実にアジア的ですね!

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by tamayam2 | 2015-07-23 16:27 | 日々のできごと | Comments(14)

【737】やっと雨があがって

毎日毎日、よく降りました。
11日、やっと東京地方にも青空が見え、と同時に暑くなって
きました。まだ、梅雨明けではなさそうですが、気分は晴れ晴れ。
汐留方面から築地へぶらぶら歩き。
でも、さすが暑かったです。
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清澄庭園の木陰で、カラスアゲハを見ました。
水たまりで吸水していました。
東京湾に面しているからか、辺りは塩水の匂いがしました。
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先日行った三鷹市野川で、いろいろなキノコもみましたが、
赤い地衣類を見ました。柳の木の幹に生えていました。
コアカミゴケかもしれません。

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アカザは、昔はどこにでも生えていたのですが、現在では
ちょっと珍しくなりました。余り紅色が美しかったので、撮影。
昔は、この植物を摘んで、おひたしにしたのよ、と
若い人に言いますと、笑われてしまいましたが、本当です。
アカザ【アカザ科 Chenopodium album】英名 Fat hen
英語が示すように、鶏の餌にしたようです。シュウ酸があるそう
ですが、ホウレンソウと同じ仲間。また、種は、
キヌア(Quinoa)と同じ種類で、南米では、トウモロコシの粉と
同じように、雑穀としてよく食されています。
きれいなパッケージに入っていて、健康食品の店などで売られて
います。日本では、雑誌などで紹介されると、ぱっと人気商品に
なりそうなキヌアですが、実はアカザの実だったとは・・・私も
知りませんでした。

東京の下町、都電荒川二丁目にある荒川自然公園で、地元の有志の
方たちがオオムラサキを育てていると聞き、昨日出かけました。
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オオムラサキの幼虫は、エノキの葉しか食べないので、エノキの
樹の葉が必要なのです。そのエノキが最近、都内では少なくなって
います。昔は、よく見かけたのですが・・・今は、園芸的価値のある
樹木に取って替ってしまったからでしょう。
テント中に置かれたエノキの木の葉はあらかた喰いつくされ、
葉が足りないなぁ~という印象でした。
雌をやっと一頭撮影することができました。
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雄は、ムラサキの構造色がとても美しいのですが、
テントの天井に張り付いており、
私の視野の中には、なかなか入ってきませんでした。
こちらは、山梨県北杜市にあるオオムラサキ・センターのHPの
写真。本当は、自然の中で見てみたいものです。
日本の国蝶なのに、めったに人の眼に触れることがないのは、
残念なことです。
過去ログ やっと会えたオオムラサキ 2010年7月
                     
過去ログ オオムラサキセンター   2011年7月  

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by tamayam2 | 2015-07-13 09:23 | 日々のできごと | Comments(6)

【736】ハンゲショウが咲くころ

日本の暦ではちょうど今ごろ、雑節で半夏生(はんげしょう)
と言うそうだ。
そして、そのころには、ハンゲ(カラスビシャク)とか、
ハンゲショウという植物が見られる。
ハンゲショウ【ドクダミ科 Saururus chinensis】
植物のハンゲショウは、葉の半分が白くて、おもしろい。
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おそらく「半化粧」という漢字が当てられているのだろう。

先週、晴れ間を見計らってちょっと武蔵野の野川公園に行ってきた。
はたして、途中で降られたので、やっぱり梅雨どきは無理はできない
なぁ~と思った。

おはぐろ(鉄漿/お歯黒)という言葉をご存じだろうか。
時代劇などで、侍の奥さんの歯が真っ黒なのを見たことがあるかもしれない。
昔は、既婚女性は、歯に黒いものをつけて“おしゃれ”をしたらしい。
(現在は、肌の美白とか、歯を白くするのが流行のようだが・・・)
その日見たのは、二つのハグロ
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ハグロトンボ(羽黒蜻蛉)とハグロソウ(葉黒草)
どちらも湿気の多い藪や川べりなどに生息するという。
ハグロトンボ♂は藪の中をゆっくり飛んでいた。体の金属的な光が美しい。
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ハグロソウ【キツネノマゴ科 Dicliptera japonica】
は、唇の形がかわいい。
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その他に見たのは、ヒメウラナミジャノメ。小さい蝶だが、ヤブの中を
すいすいと飛んで来ては、ススキの葉の上で翅を拡げてくれた。
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やや明るい草地では、ベニシジミも見た。
この蝶の下のヒメジョオンの花びらに、緑の幼虫が写り込んでいた。
知らずに撮っていたが・・・
(気持ちの悪い人がいるかもしれないが、これが蝶のお子様の姿です。
 お子様も親と同様に愛してあげてください。)

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かわいいピンクの花が咲いていたのは、
イヌゴマ【シソ科 Stachys japonica】
犬が付くのは、蔑称かと思っていたが、ゴマには非ず、という意味で
否ゴマがなまってイヌゴマとなったという説を読んだ。

あ、それもありうるなぁと思った。犬は役に立たないものという蔑称は
ちょっと気になっていた。
イヌザンショとか、イヌホウズキとか・・・
「イヌゴマは、ゴマではないから、食べてもおいしくないよ」、
という警告として読める。

ハグロソウイヌゴマもどちらも日本の湿地、川べりの草むらに
生える雑草で、学名にjaponicaがついている。こういう植物を大事
にしないと、と思う。

ひと気の無い川べりをうろうろしたが、けっこう収穫があり、
楽しかった。

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by tamayam2 | 2015-07-06 13:39 | 日々のできごと | Comments(10)

【735】ジャカランダの花

先月、新大久保の路地を歩いていたら、民家の庭に
紫色のきれいな花をつけた樹木を見た。
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よくよく見るに、ジャカランダの花らしく、ドキドキした。
亜熱帯地方に咲く花が、東京に!? ちょっと信じられなかったが、
新大久保は、外国人の多い町・・・ありうるかもしれない。

昨年2月にグアテマラに出かけたとき、ホテルの窓から町を見下ろすと、
大通りがまるで紫色の雲に覆われているように見えた。
それがJakaranda(マメ科ジャカランダ属)。スペイン語では、Jはハ行の発音
なので、ハカランダと言う。
過去ログからの写真。国立考古学博物館の庭で。
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南アフリカのプレトリアという都市は、一名ジャカランダ・Cityと
呼ばれるとか。インターネット上で見つけた見事な街路樹の写真。

日本でも宮崎市、熱海市で街路樹に採用されているそうだ。

世界三大花木は、ジャカランダの他に1.ノウゼンカズラ科の火焔木
(かえんぼく)私は、フィリッピンに住んでいたころ見たことがあるが、
緑の葉が出るより先に花で咲くので、樹木全体が文字通り火が燃えるよう。
熱帯地方では、きれいというより、暑苦しく感じていた。

2.マメ科の鳳凰木(ほうおうぼく)アメリカのロサンジェルスで見た。
幹もがっしりしており、目が覚めるよう。

街路樹に選ばれるからには、生育が早く、丈夫でなければならない。
ノウゼンカズラ科、マメ科の植物は、おしなべて強い。否、強すぎる
ほどの生命力にあふれている。東京・新大久保の街路樹が紫色に
染まる日が来るかもしれない・・・・
さて、
Yamyam町の近所を歩いていたら、こんな家があった。
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タケニグサ【ケシ科】という雑草を庭に野放図に生やかして・・・
かなりの背の高さになるばかりでなく、茎も葉もすべて猛毒。
折ると黄色い液が出て、肌につくとかぶれる。よく荒地などに生えて
いる雑草で、駆除するにも大変なしろもの。しかし、この家の塀の
上には、ネコが!作りものの猫だが、なんとなくユーモラス。

植物のことなんか、丸で無頓着な若者が住んでいるのかも
しれない。


どの家のお庭にもこぼれるようにアジサイの花が咲いている。
紫、青系統のアジサイも、水色・ピンクのガクアジサイも、
白い柏葉アジサイも・・・
Hydrangeaと英語で呼ぶがHydra-、Hydro-と付く言葉は、
みな水と関係がある。
アジサイが梅雨のころ咲くのは、うべなるかな。
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このアジサイは、少々盛りが過ぎたものか、
あるいは、こういう種類なのか・・・
さび色と言うのか、複雑な色合いのアジサイがある。
こういうのも、悪くないなぁ~と思う。

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by tamayam2 | 2015-07-03 13:25 | 日々のできごと | Comments(8)

【733】アカボシゴマダラ

アカボシゴマダラと言っても何のことかわからないだろう。
赤星胡麻斑というタテハ科の蝶の名なのだが、この蝶について書く
のも、ちょっと恐ろしい。なぜかというと、これは、侵略的外来種に
指定されており、日本の蝶の愛好者の間では、敵視されている。
まぁ「お尋ね者のリスト」に入っているということですね。
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この蝶に出会ったのは、5月23日、東京小石川植物園でだった。
入園して、すぐひらひらと飛んでいるチョウに出会った。
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なんだか、丸っこくアゲハではないし、シロチョウでもないな、と
思った。地面に止まった姿から、アカボシゴマダラだと分かった。
この日は、この植物園の違う場所で、何頭か見かけた。
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東京・小石川で発見、ということは、東京のあちこちに広がっているの
かも知れない。インターネット上では、「○○地で、発見」という論文がたくさん
出ている。その書き方は、「困ったものじゃ」・・・という口調。
だから、「見てうれしい」とは堂々と言うことがはばかられる状況だ。

外国から持ち込まれこの蝶によって、在来種の存続の危機にさらされるという
ことらしい。限られた食草を短い夏の間に食べないと生き延びることが
できない蝶だからね。
外国から持ち込まれて、迷惑する例はたくさんある。でも狭い日本、
純国産品だけでは、生きられないだろうが・・・
韓国で流行っているという恐ろしい感染症も、今に日本に上陸するに
ちがいない。人々の往来があれば、仕方がない話なのだ。
うむ、むむむ・・・
アカボシゴマダラ 関連記事

小石川植物園では、ウマノスズクサの種類をいくつか育てていたが、
外国産のものは、気候が合わなかったらしく生育が悪かった。その内、
オオバウマノスズクサはツルが伸びていて、花が咲いていた。これは、
ジャコウアゲハの幼虫の食草なので、私は、いつも気になっている。
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オオバウマノスズクサ【Aristolochia kaemferi ウマノスズクサ科】
緑のツル性の葉が涼やかなので、西洋では、よく建物に這わせたりしていて
おなじみの植物。
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以前は、見られたジャコウアゲハは、ここ数年見たことがない。
温室がないと難しいのかもしれない。その温室は、取り壊しの最中だったが、
新しいものが建つのだろうか。予算が乏しいので、募金を募っていた。
私もお金があれば、ポンと数千万円ほど寄付したいところだが・・・

東京には、外国人を案内するに足る立派な植物園がない。それは、
とても残念なことだ。
先日、私は、富山県に出かけたとき、富山県中央植物園に足を伸ばした。HPはここ
地方には、いくつか通りすぎたくない植物園がある。
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標本園の傍らに、一群れのナデシコが咲いていた。花びらに切れ目が多く、
きれいだなぁと思った。
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高山に咲くというセンジュガンピ(千手岩菲)によく似て
いるが、センジュガンピは、白色しかない。

ナデシコとインターネットで調べれば、女子サッカー・チームのことしか
ヒットしない。ああ、昔は、日本女性の美称だったのですよ。

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by tamayam2 | 2015-06-19 07:08 | 日々のできごと | Comments(10)