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百年実生のユズ

Blog仲間の太美吉さんのところで、
高知は北川村の、百年実生ユズを収穫するので、
手伝いに行くというお話をうかがった。

ほぉ~百年も実をつけ続けているユズの大木が
高知にある・・・・
黄金色の実がたわわになっている老木の姿が目に
浮かんできた。
一昨年、高知に出かけ、店でカツオの土佐作り(お刺身)を注文した。
ニンニクと塩で召し上がれ、と言われた。

あれ~? 醤油は使わないのですか?と聞くと、
せっかくの初鰹なんですから、塩で味わってください、
ときっぱりと言われた。
郷に入っては郷に従え・・・
塩と柑橘類の酢でいただいたが、大変おいしかった。
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ユズの生産高日本一の高知県のユズをぜひ味わって
みたいと思っていたところ、手絞りのユズ汁の
小瓶があるというので、注文してみた。

ラベルに太美吉さんの書が踊っている。
ふっふ・・・「百年ちび」

昨夜、イワシのタタキを作ったので、振りかけて
みたら、ユズのいい香りと酸味がなんとも言えない。
鍋物に、ヨーグルトに何でもユズ酢をかけて、
楽しんでいる。太美吉さんのおかげです。
ありがとうございます。

話はちがうが、私は、外出先でお昼ごはんを食べる必要があると、
たいていソバ屋かうどん屋はないかとキョロキョロする。
なぜか、このごろそういう店が少ないのよね~

新宿西口、三井ビルの55ひろば(半地下になっているところ)に
「丸亀製麺」という讃岐うどんの店を見つけ、非常に気に入った。

昼時には、サラリーマンの長い列ができている。うどんという
ものがこんなにおいしいものなのか、感動した。あちこちに
チェーン店があるみたい。
ま、言ってみれば、うどんのファースト・フードのチェーン店だ。
ワンコイン(500円)で、私は、大満足です。
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先日鎌倉のお寺で見た、ヒガンバナによく似た花、ネリネ
という名だと知った。
ネリネ【ヒガンバナ科 Nerine sarniensis 】
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来年は、卯年、ウサギ年ですね。こちらも鎌倉は光則寺で見た
めずらしい食虫植物、ウサギゴケ
ウサギゴケは、タヌキ藻科だなんて、嘘みたいな話ですが、
本当です。
ネリネもこの苔も南アフリカ原産だとか。

じーっと見ていると、ウサギの顔に見えてきますね。(*^.^*)

ウサギゴケ【兎苔 タヌキモ科 Utricularia sandersonii 】
by tamayam2 | 2010-12-05 00:09 | 日々のできごと | Comments(19)

ランの顔

ランは、バラと並び、園芸植物の中の女王さま格。
種類も多いし、高価な花。
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こんな見事な造形はないと思われるほど、精巧な
作りのものもあって、見とれてしまう。
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これなんか、どうだろう。↑
森の中に潜む昆虫のようではないか。
中央の目が怪しく光っている。
食虫植物のようでもある。

左右に広げている羽のような花弁は、
チョウなどを思わせる。しかも、左右の花弁(羽)
は、裏と表の色がちがう。
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また、これは、どう見てもクモの仲間のようだ。

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これも、足長クモが集団で踊っているように見える。

花に顔は無いのだろうが、
よく見ていると、どれも昆虫のように見える。

あ、そうそう、クモは昆虫の種類には入らないそうだ。
昆虫の足は、6本、クモは8本。複眼を持たないなど
昆虫とは一線を画している。

クモを見るとキャーと叫ぶ人がいるから、写真は、載せないが、
ある種のランとクモは、とてもよく似ている・・・
と、Tamayam2は最近、気づいたのです。
(それが、どうした?という声が聞こえますが。)

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これは、
赤ワインではなく、
赤シソ・ジュースです。


















八百屋さんで買ってきて、袋に書いてある指示通り作ったら、
すばらしい和風ジュースができました。
みな様のお宅でも作っておられることでしょうが、
天然100%、自家製のジュースは、この時期、
なにより爽やかな飲み物です。
           つくり方はここ

        上2枚の写真:2009年4月 ワシントンDC 植物園
        下2枚の写真:2010年5月 群馬フラワー・パーク
by tamayam2 | 2010-08-07 11:47 | 日々のできごと | Comments(10)

ラタトゥーユ

ラタトューユ(Ratatouille)という料理がありますね。
プロヴァンス風野菜の煮込みと辞書に出ていました。
フランス家庭料理なんだろうけど、我が家では夏に
よく登場するおかずです。
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理由は、
1)いろいろな野菜をたくさん摂れる。

2)いっぺんにたくさん作って冷やしておける。

3)油や酢を使うが、さっぱりしている。

4)作った後のスープは、スパゲッテイのソースや
カレーのスープとして利用できる。
いろいろな野菜のエキスが煮詰まっていて、
まずかろうはずがない極上のソースです。
第一、ムダがない。

5)冷蔵庫の野菜の整理になる。

吝嗇のTamayam2は、特にこの4)と 5)が
気に入っています。

我が家の作り方:
1)野菜を大ぶりに切る。
  必須のもの:トマト、ナス Or ズッキーニ、ニンニク
  お好みのもの:ピーマン、バプリカ、セロリやセロリの葉、ししとう、
        かぶ、オクラ、インゲン、ニンジン・・・などなど。

2)硬い野菜から大なべで炒める。ニンニク、オリーブ油で。
  最後にトマトを加え、月桂樹の葉、コショウを加える。

3)別の容器に、塩、砂糖 各小さじ2分の1、白ワイン 4分の1カップ
          酢 小さじ1 を混ぜ合わせた液を作っておき、
   2)に加え、フタをして、15分~20分蒸し煮にする。
硬いものがだいたいやわらかくなればよい。

4)最後にワインヴィネガー(Or バルサミコ酢)を少々回し掛け、
   味を調えて出来上がり。冷やして供する。野菜はつぶさないように
   ざっくりとまぜる。

  野菜から出た煮汁は捨てないで、とっておくのを忘れないでね。

いろいろなレシピがあるようです。インターネットで調べてみて
ください。お宅の作り方があれば、ぜひ教えてください。

ワインのつまみによし、洋食の前菜によし、
和風のごはんのおかずにさえいいんです(*^.^*)
by tamayam2 | 2010-07-25 08:18 | 日々のできごと | Comments(18)

パイク プレース マーケット@シアトル

今度の旅の最終目的地は、カナダの西端の島ですが、
アメリカ、シアトル(Seattle))から船で渡りました。
シアトルは、日本から最も近いアメリカ本土の港町です。

海岸沿いの道からちょっと上がったところに市営の大きな
市場があります。 Pike Place Market  HPはここ

シアトルは、坂道が多くちょっとサンフランシスコのようです。
下の道から急こう配の通りに行くのは大変なので、エレベータを
利用します。
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美しい飾り物のようですが、れっきとした各種トンガラシと
ニンニク束
のリースです。台所に掛けておいて、適度に乾燥させ
必要に応じて使うのです。メキシコなど中米の料理に
使うのかな???
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ニンニクの芽は、日本のものに比べてジャンボでした。
一束、450円、割に高価です。
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西海岸の魚の代表は、やはりアラスカのシャケ類
1本2500円ぐらい。頭は取ってありました。
BBQにすれば、豪華でしょうね。
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左は、イセエビ(Tails of Lobster)これは、まあ、時価なので
値段が書いてありませんでした。お高いものです。
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左は、アラスカのエビ。1パウンド(約450g)1800円ぐらい。
貝類は、豊富です。中央がムール貝、右が大アサリ
いずれもパウンド450円ぐらい。これは、スープにすると大変
おいしい。サワードゥ(sourdough)という酸っぱい天然
酵母パンと一緒に食べます。
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ここの名物は、ダンジョネスクラブ(Dungeness Crab)という
大きな蟹(貝の箱の左後ろ)ですが、これは一個2500円ほど、
まあ高価ですね。
(それでも日本より安いかなぁ)
「48時間もつようにお土産用パックいたします」と書いてあり
ましたから、旅行者が買って行くのでしょう。
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このマーケットの中にある真鍮のブタ。
いつ行っても子供連れの観光客がここで写真を撮っています。
中国人にとっては、ブタは富貴の象徴。
東洋系の人々もたくさん働いていました。彼らの扱う野菜や果物
は、キチンと並べられまるで芸術品のよう。
(ブタの後方に、赤いシャツのご婦人が写っていますが、米国には
 かなり巨大な人がいます。日本でダイエットと騒いでいる人の
 レベルではありません。)
 

奥の方にはワインやスパイス、チーズの専門店もあり、
ここに来れば、だれでも料理の素材にうっとりし、
豊かで幸せな気持ちになれるというわけです。

私も旅行者ですから、こういう品々を買うわけには行きませんが、
歩きまわって見ているだけで、幸せでしたよ。(*^_^*)
by tamayam2 | 2010-07-06 05:09 | たび | Comments(10)

新刊書:世界の野菜を旅する

6月19日、北米への旅に出発する前、
旅の供として、何か一冊買おうかなぁ~と
思って成田空港内の書店に立ち寄った。
野菜の本か・・・これならかる~く読めそうと
思って購入したのが、この本。
よ~く見たら、翌日の20日が発行日。
一日早くゲットしたわけです(笑)


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それが、
面白いの
なんのって。

かるく読め
そうと思った
のですが、
内容の濃さは
ずっしり。
読みごたえが
ありましたよ。






機内で見ようと思っていた映画も見ず、眠るどころではなく、
アメリカに着く前に、読了してしまいました。

旅の間じゅう、もったいないから、ちびちびと反芻し、
この本を書かれた玉村氏の溢れるような野菜への
思い、知見の深さ広さに感じ入りました。
この本とともに世界の野菜の原産国を旅しているような
思いで過ごしました。

実は、先月、玉村氏の経営するVilla d’est garden farm & winery
に出かけたばかりです。長野県 東御市にあります。
HPはここ

そのときには、趣味の幅の広い方だなぁ~と思い、
その菜園で採れる野菜をふんだんに使ったお料理を
堪能しただけで、ご著書にまで当たってみなかった
のです。

今度の旅で、大人4名、幼児2名の食事を担当した私、
行く先々で、新鮮でおいしそうな野菜がないか、
きょろきょろして歩いたものです。
見てくれが悪くても、しっかり味の濃い野菜や果物と
出会えました。

この本で取り上げている野菜は、キャベツ、ジャガイモ、
トウガラシ、ナス、サトイモ、テンサイの6品目。
野生植物から、どういう経路をたどって、我々の食卓
に上る野菜になったか・・・ご興味のある方はぜひ
ご一読ください。
いい本です! (Tamayamの太鼓判)
by tamayam2 | 2010-07-04 08:13 | 日々のできごと | Comments(10)

ショウガや ミョウガ

お昼に、ざるソバを食べることが多くなった。
薬味に、ネギ、のり、わさびなど、用意し、さらに
庭から摘んできたシソや木の芽などがあれば、尚よし。

家のミョウガは、まだ蕾がついていないので、がまん。
店でミョウガを買おうとは思わない。
自家製のほうがずっと香りがよいので。

先日、京都府立植物園の植物生態園を歩いていたら、
茂みの中にハナミョウガの花がワァ~と固まって咲いていた。

木漏れ日の中に、そこだけがスポットライトが当てられた
ように、輝いて見えた。
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ハナミョウガ【花茗荷 ショウガ科  Alpinia japonica】
日本が原産国かも。
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植物園の敷地内の温室では、トーチ・ジンジャーという
丈が1mもある植物を見た。
torch(たいまつ)と言う名がピッタリの大輪の花が咲いていた。
かなり派手な花で、直径15cmぐらい。
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トーチ・ジンジャー【ショウガ科 Nicolaia elatior】


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そのそばに咲いていた白い花は、おそらく
ウコン。
ウコン【鬱金
ショウガ科
Curcuma
domestica 】













英語では、turmeric. タクワンの色づけにするターメリック
じゃありませんか! 呑ん兵衛の友人が肝臓の薬だと言って
いた。

ショウガ、ミョウガの類は、みんな好きだ。

外国で料理をする場合、ショウガがあれば、何とかなる。
無けりゃ、ショウガナイから、がまん!

食べると気分がシャンとするし、梅雨時には、
本当に重宝するお薬味。
by tamayam2 | 2010-06-13 20:40 | 日々のできごと | Comments(14)

山くらげ

先月21日、信州に行ったときに、
(サクラは満開なのに、雪がちらつくような変な天候の日)
路上で、地元の人が野菜の乾燥したものを売っていた。
その中に山くらげ があった。

海のくらげじゃありませんよ。
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見たところ、細い緑のヒモのようなものである。写真上

普段は、そんな変わったものを買わない私だが、
小父さんの売り場に添えられた写真に関心をもった。
「これが、山くらげの葉なの?」
「そうだよ。でも、葉を食べるのではなくて、茎を食う。
 レタスの一種なんだ。」

確かに写真の葉は、みずみずしく、レタスのように見えた。
                           写真 下
たいていは、中国からの輸入物だが、小父さんの
持っている品物は、自分の畑で栽培したものという。
水で戻して、アクを抜いて、炒めて食べると、
あ~ら、不思議、クラゲのようなテクスチュアで、
コリコリ、プリプリしていておいしいのだと言う。

「だまされたと思ってやってみな。」
彼は、くわしい調理法を書いた紙をくれて、その紙には
自宅の住所、電話番号まで書いてあった。
こういう紙をもらったからには、だまされてみようじゃないか!
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2日がかりで、作りましたよ。
三分の一を水に戻しただけなのに、ボウル一杯の量に
増えた。シラタキ、揚げなど手近にあるものと一緒に炒め、
鷹のツメをちょっと入れて炒りつけたら、なかなか結構な
おかずになりましたよ。コリコリ、プリプリした歯触りが
よいのですよ。残りの三分の二は冷凍してあります。

ヤマクラゲは通称。本当は、
ステム・レタス【和名:茎ヂシャ キク科アキノゲシ属 
        Lactuca sativa 中国】
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庄内地方では特産物らしく、
2006年6月24日付「荘内日報社」写真入りの説明が
わかりやすいので、写真を拝借させていただいた。

レタスの茎がこんなにおいしいとは!
新しい発見だった。


Wikipediaによると、西洋でよく食べられる、マーシュは、
生物学的にはオミナエシ科で、レタスの種類とは全然別モノ
そうだ。ドイツでは、フランス語のマーシュを、
Feldsalat(野ヂシャ)と言い、春のサラダの代表格。

日本のツマミ菜のようでやわらかく、酢油のドレッシングと
よく合う。みな、馬のようによく食べている。
by tamayam2 | 2010-05-06 23:06 | 日々のできごと | Comments(6)

紅芯大根

10年ほど前、中国・山東省を旅したとき、道端で
小学生ぐらいの子供たちが、大根を丸ごとポリポリ
かじっているのを見た。外側が薄緑色で、中が紅色の
おいしそうな大根だった。

たまたま先日、市場で同じような大根を見かけたので、
買ってみた。パンフレットには、紅芯大根(こうしん
だいこん)
、中国の種類で、甘みがあるので、生のまま
サラダにして食べるとよい、と書いてあった。
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輪切りにして見ると、目も覚めるような紅色。
水分が少なく、甘みがある。自然のいい甘みと大根らしい
香り。10年前に食べてみたかった味を噛みしめた。


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同じころBlogの未知の方のページで、干しゆず大根の作り方
を見たので、(会津地方の方かもしれない?)私もまねを
して作ってみた。輪切りにした大根を干し、しんなりしたら、
ゆずを巻きこんで、糸に通し、さらに乾燥させる。その後、
乾燥したものを甘酢に漬けるという、いわば、
お天道様の力をお借りした漬物の一種。
くわしい作り方はこちらから。

乾燥させたので、かなり量が減りカサカサのものになったが、
甘酢に漬けるとまたほどよい柔らかさに戻り、太陽の日向くさい
香りが加わる。切干大根の味ですね。

普通の大根でも作ってみた。大根とゆずが好きな人なら、
きっとおいしく召し上がれます。

外国生活で、大根か大根らしきものと、ネギ、またはネギらしき
ものさえあれば、日本料理は完璧ですね。その二つを欠いて
日本料理らしきものを作るのはタ~イヘンです!

ドイツH市のトミ子さんによると、最近スーパーで、日本のカブ
らしきもの、新キャベツらしきものが買えるとの朗報が
載っていました。
私がいたころは、そんなものは無かったのです(涙)

大根は、中にの入った直径4,5cmの貧弱なもの、
カブは無いからコールラビやビーツで代用。

キャベツは、材木のように堅いものを酢漬けにしてい
ましたっけ。わずか数年で進歩したのですね!

トミ子さんの幸せな気持ちがよーくわかります。
よかったね(*^.^*)
by tamayam2 | 2010-02-17 12:16 | 日々のできごと | Comments(12)

牛筋の煮込み

時おり、和風の飲み屋に行ったりする。

お酒に合う肴は、何でも好きだが、牛筋の煮込み が
メニューにあれば、注文する。
材料が手に入れば、家庭でも作れるのではないかと
考えた。web-siteであちこち見て、肉屋さんで牛筋を購入、
作ってみた。

はじめにアクを取るためにぐつぐつ煮て、その湯を
捨てて、次に調味してから、煮こむこと数時間。
ま、なんとかお店で出てくるようなモンが出来ました!
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web-siteで見た「ふろしき生活」さんの解説が
役にたった。その方は、
サーモス社のシャトル・シェフという鍋を使って
短時間で仕上げるとおっしゃる。

なんだ、なんだ?
そのシャトル・シェフという鍋は?

よーく読んだら、なぁ~んだ、はかせ鍋のことか・・・。
わが敬愛する魚柄 仁之助氏の著書では、はかせ鍋と
言っている。
はかせは、博士ではなく、履かせである。

彼の台所では、発泡スチロールの箱に、さっと調理した
鍋を入れ、数時間放置する。
(バスタオルなどで鍋を包んでもよい)
鍋がだんだんさめていく過程で、味が良く染込み、
余熱で静かに調理していることになる。氏の用語では、
保温調理と言う。牛筋、豆類、おでんなど静かに
コトコト煮ていく料理に向いている。この場合、放置
するので、燃料費はタダ。鍋の番をする必要がない。
外出しようと、昼寝しようと、かまわないし、安全だ。

じつは、旅館で出てくるような温泉タマゴが食べたくて・・・
苦節2年、試行錯誤の末、75度の湯につけたタマゴを
25分放置すると、やわらか過ぎず、かた過ぎず、絶妙な
かたさの温泉タマゴになることがわかった。

その鍋を使えば、完璧な温泉タマゴ、煮豆、肉じゃがetcが
簡単にできると言うじゃぁないか。欲しいな、でも、発泡
スチロール箱と、バスタオルでもできるのなら、そういう
装置ぐらい自分で作れるか・・・。

魚柄 仁之助(うおつか じんのすけ)氏はいろいろな本
を出しておられるが、どれもこれも言っておられることが
真っ当でうれしくなっちゃう。

ドイツにも彼の著書を持って行って、私のキッチンで
大いに活用しました。あのケチなドイツ人もマッサオな
台所リストラ術がいっぱいですよ。

『うおつか流 台所リストラ術』 農文協
by tamayam2 | 2010-01-18 17:07 | 日々のできごと | Comments(14)

冬のイチゴ

ドイツ人の友人から少し前にメールをもらった。
9歳になるお孫さんの宿題を手伝って、とのご依頼。

「クリスマスに日本では、どんなケーキを食べますか?」
という質問に答えるのです。

さぁて、世間で売っているケーキは、たいてい
フワフワのスポンジ生地のケーキに白いホイッピング・
クリームと赤いイチゴが乗っている。
そういう画像を送ったら、イチゴが12月にあるの?と
ドイツ人の子供を驚かせたようだ。

そう、ドイツではイチゴが出回るのは、5月末から6月、
初夏の果物。真っ赤に熟れたイチゴが市場に並ぶ。
量り売りで、500gとか1kgとか買うものなのだ。
そのお子さんにはなかなか想像がつかないようなので、
補足説明として、日本では温室栽培されて、大きめの、
形のよいイチゴをクリスマス時期に間に合うように
出荷されるという日本事情を説明した。

・・・・イチゴは主に冬に市場に出回るもので、
5,6月になると、もう市場には出てこなくなること。
日本のイチゴはいろいろな種類があって、Lサイズの
ものは一口で食べられないほど、芸術品並みに美しくて、
甘みもあること・・・でも、けっこう高価な果物である
ことを説明したのです。
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北米では、クリスマスに食べるのは、フルーツ・ケーキ
ナッツ類、ラム酒漬けのドライフルーツ、スパイス類を
しっかり混ぜ込んで焼いた日持ちのするケーキです。
ラム酒に漬け込むのは10月ごろから、少しずつ材料を
買い揃えて、主婦はパウンド型で何本も焼くのです。
それぞれのお家の味があって、手作りは最高の贈り物です。
濃厚な味なので、1cmほどに薄く切り分けていただきます。

ドイツではシュトレン(Stollen)が有名です。
赤ちゃんのキリストがおくるみに包まれている様子を表している
ので、粉糖がたっぷりまぶしてある白いパンという
感じです。

内容は、フルーツ・ケーキと大同小異ですが、
スパイスを利かせ日持ちがよいことがポイントです。
とくに美味しいものとも思いませんけど・・・・
ドイツ人にとってはきっとなつかしい故郷の味なの
でしょう。


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私が好きなのは、黒い森のサクランボ・ケーキ
(独Schwarzwalder Kirshtorte, 英Black Forest Cake)
これは、季節に関係なく通年食べられます。ココア味の
生地にリキュールに漬けこんだサクランボがふんだんに
挟み込まれています。
ああ、これを食べるときには、ダイエットのことなど
考えずにたっぷりといただきたいものですよ。

写真は、フユイチゴ【バラ科 Rubus buergeri】
赤塚植物園で 11月26日撮影。食べることができ、
かなり美味だということだ。
by tamayam2 | 2009-12-29 12:00 | 日々のできごと | Comments(8)