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【621】水族館の楽しみ

今、夏休みだから水族館はどこも混んでいるに違いない。
そういうとき、Tamayamは水族館には足を向けないようにしているが、
水族館って、じつは、大人にとっても楽しいところだ。
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エイというのは、サメと親類のような動物でサメの鰓(エラ)が側面に
あるのに対し、エイは、平たいから、腹の下のほうに鰓があるのだそうだ。
この写真では、中央に口があり、その左右に眼のようなものがあるが、
それは、眼ではなくて、鼻腔ということだ。実の眼は、頭とおぼしきところに
(つまり、上のほうに)ついている。
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人間は、自分の都合のようよいに物事を見て、あっ、かっわい~い!
なんて叫ぶことがある。私も、自分が眼だと見ていたものが、眼でない
ことを知った分だけ、この下田海中水族館で利口になった。
(でも、どうしても、鼻腔の部分が眼に見えてしまうなぁ~)
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さて、これは、サメの仲間、ネコザメというそうだ。
潜水夫に抱かれていておとなしくしているが、人に危害を加えるサメとは
別種らしい。確かに猫に似ていないこともないが・・・人の思い込みに
よって得をしている種族と言える。
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こちらは、涼しげなミズクラゲ。蛍光を発している。
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ペンギンは、よちよち歩く点で、人の幼児のしぐさに似ている。

その点で、やはり得をしているなぁ。どこから見てもかわいいから。
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こちらは、模型の舟のように見えるが、標高343mの寝姿山から撮ったので、
小さく見える。実際は、下田湾を周航している本物の遊覧船だ。写真下 ↓
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あのペリー提督が乗ってきた黒船を模したもので、サスケハナ号というなんだか
日本語のような名だが、インディアンの言葉でペンシルバニア州にある
川の名だそうだ。日本人がこういう未知のものを覚えるときには、自分の
知っているものに事寄せて、(猿飛)佐助花号と覚えたりする・・・ぅふふふ

毎日暑いですね。それに時々大雨が降ったり、雷が鳴ったり、忙しいことです。
さあ、忙しい7月が去り、明日から8月になります。
みな様、よい夏をお過ごしくださいね。

by tamayam2 | 2013-07-31 12:27 | 日々のできごと | Comments(6)

【614】映画「二十四の瞳」の舞台

6月の第一週末に、香川県小豆島へ行った。

小豆島と言えば、私の世代では、ああ、あの「二十四の瞳」の・・・と来る。
しかし、若い世代は、え~? にじゅうよんの? あずき島?
いいえ、にじゅうの瞳 の しょうど島です。
高峰秀子という女優さんがいて・・・説明したいが、わかってもらえないだろうナ。
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映画に出ている高峰秀子、笠智衆…木下恵介監督、原作者の壺井栄…みな故人となった。
この映画ができたのは、昭和29年(1954年)。約60年前になる。
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小豆島は、今の人には、オリーブの木が茂る南国風の島というイメージなのだ。
ちょうどオリーブの花の開花時期で、島中どこでも香しい花が咲いていた。写真上。
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小豆島の東のはずれ苗羽(のうま)から出た半島の先っぽに映画の舞台となった
岬の分教場がある。今は、「二十四の瞳映画村」として観光スポットの一つ。
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本物の分教場は、そこから10分ほど海岸沿いに歩いたところに保存されており、
当時(昭和3年~46年ごろ)の教室の様子を見ることができる。映画もこの分教場
で撮影された。小学校の1年生から4年生までは、この分教場で学び、5年生からは
島の中心部にある本校へ移る。
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主人公の大石先生(高峰秀子)は、この分教場の新任教師として赴任してくる。
そこで、12名の尋常小学校一年生の担任となる。12名だから、
24のキラキラした瞳が女(おなご)先生の一挙一動に注がれる。
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新任教師は、生徒とのやりとりの中で、この島の貧しさ、生徒たちの置かれている家庭
環境、刻々と迫りくる軍国主義の圧力・・・を感じとっていく。
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写真上  あふち【楝 センダン科】の花

改めてこの映画を観た。背景に流れる懐かしい童謡や学校唱歌の数々が懐かしい。
七つの子、仰げば尊し、ふるさと、朧月夜・・・
茶っきり節、金毘羅舟々などの民謡もあった。

日本人なら、子供のころどこかで歌ったそういう歌の数々。それが、今では
初等教育で教えないのだそうだ。
言葉が難しいから・・・と言って。(嗚呼)
その代わりに教えるのは、NHKの幼児番組の歌やCMソング。
そうなると、その番組をみていないおばあちゃん世代は、子供と一緒に歌えなくなる。
残念なことですね。
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写真上 小豆島には、醤油工場が多い。昔は、塩田をつくっていた。

私は、今、高齢者の友人と小さい竪琴のような楽器(Leier)を習っている。
その方が老人介護施設で、その楽器で童謡を弾くと、みなが回りに集まってきて自然に
歌が口から流れ出るそうだ。若い介護の人たちも手を休めて、
♪~菜の花畑に入り日薄れ・・・
そういう国民だれでも、どの世代でも知っている歌を、大事にしていかなくちゃと
思う。たしかに言葉は少々難しいけど、少し、現代風に書き直したりして、継承
したらいいと思う。

♪~卯の花の匂う垣根に、ホトトギス早やも来、鳴きて、忍び音もらす、
  夏は来ぬ   
「これって、さっぱり意味わかんない」と若い方から言われたことがある。(嗚呼)

「6月ごろの山の道を歩いていると、どこからともなく、ホトトギスの低い、押し殺した
ようなグルグルという鳴き声が聞こえてきて、農家の垣根からウツギの白い花の香りが漂ってくる。
ああ、もう夏が近いのだなぁ~という感じ」・・・ですよ。

こういう日本人の共通にもつ感覚を、国語の先生がた、生徒たちにぜひ教えてあげて
ください。

by tamayam2 | 2013-06-26 10:10 | たび | Comments(11)

【599】赤城自然園 早春の顔

赤城自然園に初めて行ったのは、2010年5月10日、
2011年には、4月24日に訪れた。2012 年は、行きそびれ、
今年(4月25日)は、3度目。
まだ地上の植物は、完全に眼覚めておらず、
樹木は、これから芽吹くもの、すでに新緑に覆われているもの・・・・
園は芽吹きのエネルギーに満ち満ちていた。
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これは、何の樹だろうか。コナラミズナラかもしれない。
青空に、真っ赤な若葉が陽に透けて美しかった。
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こちらは、モミジの新緑。背景の森はまだ冬木立のよう。
崖のわきに、這うようにして生えていたのは、ハルトラノオ
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茎が赤く、白い花と緑の葉のコントラストがきれいだった。
ハルトラノオ【春虎の尾 タデ科 Bistorta tenuicanlis】
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ヤマシャクヤク(山芍薬)は、まだ蕾が固かったが、数株花がほころびかけていた。
これが開花すれば、辺りに香しい甘い香りが漂うことだろう。
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早春植物のカタクリは、すでに枯れているものもあったが、まだ咲いているものも
ある。この花は、種が地中に落ちてから7年経たないと開花しないという。
途方もなく長い時間、ひたすら「そのとき」を辛抱強く待っているのだ。
ヒメギフチョウの幼虫の食草。種は、アリによってあちこちに伝搬されるという。
植物と昆虫の持ちつ持たれつの連携プレーは、知れば知るほど面白い。

この園の気に入っていることは、ひと気が少なく、静かに自分のペースで
歩けること。好きなところで立ち止まって、撮影できる。
しゃがんで別の花を撮っていたら、こういう方がたが直立して手を前に揃えて
お辞儀をしてくださったように感じた。
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「これは、これはかたじけないことです・・・、はい、はい、一人で回りますから、
ご案内にはおよびませんですよ・・・」
とご挨拶するところだった。
ヒトリシズカ【一人静 センリョウ科 Chloranthus japoniocus 】
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東京へ帰る途中、伊勢崎市の粕川の河原で、何十ものこいのぼりが、空に
翻っているすてきな光景を見た。雄大な眺めでしたよ。
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そう言えば、今日から大型連休が始まっているのですよね。
みな皆様もよい休日をお過ごしくださいますよう。

by tamayam2 | 2013-04-27 13:34 | たび | Comments(2)

【598】早春のチョウ、ミヤマセセリ

25日、群馬県の赤城自然園に出かけた。まだ、春がめざめていない早春の
感じ。HPはここ
一番先に目についたのは、三つ葉ツツジの明るいピンク。
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花より遅れて出て来る葉が三つか四つ。若葉がピンと立っている。
それに雄蕊が10本、目がパッチリした、つけまつげの乙女という感じ。
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少し日蔭の場所には、その名もヒカゲツツジ。東京以西の山地に自生する種類。
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ヒカゲツツジ【日蔭ツツジ Rhododendron keiskai 】
学名のkeiskaiは、知る人ぞ知る、植物学者、伊藤圭介(1803-1901)のこと。

ツツジと言えば、日本に園芸種はたくさんあるが、早春にこういう日本原産種に
会えるとは、うれしい。薄い黄色は街中ではあまり見ないように思う。
日蔭ツツジの花に虫が! ヨコバイだ。カメムシの仲間。
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そろそろ春に目覚めた虫たちに会いたいなぁ~と思っていたら、
カタクリの花に忙しく飛び回る茶色のチョウが!
カタクリなら、ギフチョウではないか?
Tamayam2はまだ、一度もギフチョウをみたことがありません。
見たいなぁ~
結局、その日は、ギフチョウの出会うことはありませんでした。
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でも、何だかせわし気に飛び回るチョウ、これが早春の一時期にしか
見ることができないミヤマセセリでした。

やや盛りを過ぎた三つ葉ツツジの花に一頭のミヤマセセリが吸蜜していました。
オレンジの斑点が見え、あらっと思ってカメラを構えると、そのまま行って
しまいました。地面に羽を広げた瞬間にやっと姿を捕えることができました。
ミヤマセセリ【セセリチョウ科 Erynnis montanus】
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このチョウは、幼虫の状態で越冬し、早春に羽化、春先の一時にしか見ることができない
貴重なチョウでした。ギフチョウのような派手さはありませんが、やはり春の妖精の一つ
でしょう。食草は、コナラ、クヌギ、カシワ等のブナ科の落葉樹だそうです。
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たしかに、赤城自然園には、そういう樹木がたくさんありますが、一体どうやって
あの上州の空っ風、またの名を赤城下ろしという寒風の中で生命を永らえるのでしょうか。
地味なこのチョウに出会えて、Tamayam2はうれしかったです。

by tamayam2 | 2013-04-26 17:51 | Comments(10)

【563】禅寺の収入源

下の写真の手前の丸い穴をごらんになってください。
漬物を漬ける甕のようにも見えますが、漬物小屋ではありません。
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先日、訪問した京都・東福寺の東司という建物なのですが、
禅宗の寺で東司(とうす)と言えば、お手洗いのことだそうです。
室町時代の重要文化財です。
用便をするに際しては、いろいろ作法があり、禅僧には修行の一つだったそうです。

私がとても興味をもったことは、この甕に溜まった下肥(しもごえ)を捨てることはせず、
農家に売り、それが寺の重要な収入源になったという点です。
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京野菜として有名な京菜、真っ赤な京ニンジン、聖護院ダイコン、千枚漬けのかぶら、
万願寺とうがらし・・・そういう野菜は、昔は、下肥を使って育てられたのですね。

閑話休題:もう20年ほど前のことですが、韓国人の若い女性から、
「とても聞きにくいことなのですが、ある種の薬を買いたいのですが・・・・
何と言って買えばよいか・・・?」と、相談を持ちかけられたことがあります。
その方の日本語が未熟なせいでどんな薬かよく理解できないので、いろいろと
質問しましたら、それは便秘薬でも、下剤でも、避妊薬でもなくて、虫下しだったのです。

彼女が言うには、韓国では、お母さんが、いつも虫下しを用意しておいてくれて、
生野菜を食べた後には、用心のために虫下しを常用しているということです。
韓国では、まだ下肥を使っていますから・・・と彼女は恥ずかしそうに言っていました。
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ドイツでも新鮮な生豚肉のミンチをパンに挟んで食べるMettwurstという食べ方が
あるのですが、「・・・うむむ、生の豚肉は、ちょっと・・・」と尻込みする私に、
「なぁに、虫下しを飲んでおけば大丈夫ですよ・・・」としきりに勧めてくれた
友人がおりましたっけ。

今、日本の薬局で虫下しが簡単に手に入るかどうかわかりませんが・・・日本では
スーパーで買ってきた野菜を食べている限り、回虫に苦しむということは無さそうです。
若い世代では、虫下し、回虫などという用語も理解不可能でしょうね。
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東福寺で下肥を業者に売って、それが寺の大事な収入源になったということを
知り、広い世界には、まだ下肥を使っている国、虫下しや検便が必要な国が存在する
のだなぁ~と、当たり前のことですが、思い至ったのです。

それと、日本で水に流してしまっている下肥はもしかしたら、すごい資源なのではないか、
という疑問。

海外に行って、生野菜のサラダや生牡蠣、刺身を出されても、調理人の腕をあまり過信なさらない
ほうがよいかと・・・老婆心までに。

by tamayam2 | 2012-12-10 14:43 | 日々のできごと | Comments(16)

【559】京の道端で

京都の山道は、ゴロゴロ小石があったり、木の根っこが渦を巻いていたり、
お寺の石段はすり減り、庭園の飛び石は丸みを帯び・・・雨でも降れば、
滑りやすく足元がおぼつかない。
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これは、大原、三千院へ行く山道で見た行燈(あんどん)。
黄色の花は、Blog 友、nenemuさんのところで見たヤクシソウだろうか。
アキノノゲシか、ハナニガナか・・・。
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足元を照らしてくれるこんな小さな灯りが、観光客に対するホスピタリティなのだろう。
こちらは、嵯峨野の高山寺付近の山道で見た行燈。小学生の描いた画用紙を
丸めただけの素朴な行燈。この子の絵は、赤とんぼだ。
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鞍馬寺は、牛若丸が修行した寺として有名。こんな根っこが露出している道で跳躍の
練習をしたと伝えられる。
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午前中、山を下っていると杉の木立から朝もやが立ち、朝日が差し込んだ。
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岩にこびりつくように生えているのは、マメヅタ
マメヅタ【豆蔦 ウラボシ科 Lemmaphyllum microphyllum Presl】
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大原の三千院へ続く山道では、シバ漬けや千枚漬けなどの漬物を売る店が並んでいる。
千枚漬け用の大カブや赤カブが樽の上に積んであった。薄く切ったカブと昆布が
一体となって、けっこうな京のお漬物。
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晴れた日の午後、嵐山、渡月橋の辺りで一服した。
桂川に架かる渡月橋は、観光客のメッカ。若い人々がたくさん散策していた。
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山と川のつくり出す大きく開けた景観に、身も心も解放される思い!
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河原で遊ぶ水鳥たちを眺めていたら、日は瞬く間に沈み、嵐山の紅葉も
ぼんやり霞んで辺りが暗くなった。

by tamayam2 | 2012-11-21 23:39 | たび | Comments(7)

【558】京都 紅葉づくし

JR東海のCMのキャッチフレーズに、
“そうだ、京都に行こう”・・・というのがある。
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家族の者が、東京の紅葉がなかなか色づかないので、
「どこに行ったら目が覚めるような紅葉が見られだろうか?」と問う。
「そりゃ、京都に決まっています!」と請け合った私。
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JRのCMが決め手となって、衝動的に京都へ行くことにした。しかし、
今回は、バスで行く。 (JRさん、申し訳けありません。)

そうしたら、旅行会社の企画はてんこ盛り。
どこもかしこも、みごとな紅葉づくしだったが、有名な場所ばかりだから、人出がすごい。
その上、京都の道は狭く、一方通行が多い。難しく厄介なことはすべてその道のプロに
まかせて、紅葉求道に専念した。天気は、曇ったり、雨降りだったり・・・一日だけ
よい天気に恵まれた。
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始めに行ったのは、洛北の貴船神社、鞍馬寺。

翌日は、洛南の東福寺。まさに東奔西走。
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境内をまたぐように架けられた木造の天通橋から下の谷間をのぞくと色とりどりの紅葉が
楽しめる。人影を撮らないようにするのに苦労した。
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その後、西山の光明寺に出かけたときには、雨は、小降りから本格的なざんざん降りに。
それでもがんばって撮影してまいりました。
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旅行会社の方は、夜は、夜で、ライトアップに連れていってくださいます。
こちらは、祇園に近い高台寺の池。
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ライトアップされた紅葉が池に映っている。
Illusion(幻影)のほうが、実物より生き生きと見え、人工的ながら、不思議な風景だった。

by tamayam2 | 2012-11-19 21:04 | たび | Comments(15)

【557】石見銀山と群言堂

群言堂(ぐんげんどう)というユニークな会社がある。
主に、衣類、服飾品、生活雑貨を作って売っている。素材は、昔から日本にあるものを見直して
現代の生活にマッチするように工夫されたもの。そして、失われかけた日本のモノ作りの技術を
再評価するような仕事をしている。
“エコ”とか、“和のテイスト”といったベラベラした風潮とは一線を画している。
会社のHPはここ

群言堂の服を初めて買ったのは、東京の小田急デパートで、かれこれ10年ほど前の話。
10年も経つのに、布地の風合いや着心地がますますよくて捨てられない。海外で着れば、
さり気なく日本をアッピールできる。織りも、染めも、刺繍も昔から日本にある技法だし、
なんだか落ち着くのである。
会社の本拠が島根県の山奥にあるというのもユニークだし、設立者ご自身の理想や信念
を若い人に伝えつつ、地元に仕事を創出しているという生き方も素敵だ。
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石見銀山に行ったら、群言堂の本店に出会えるかナ~と楽しみにしていたら、中央の通りに入ってすぐの
ところにあった。
看板の上には、木彫りのミシンの飾りが! 
手仕事に従事しております、という主張だな。
道の向こうから来るのはVeloタクシー。ここでは、環境保全のため車が使えない
から、観光客に利用されている。
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ショップの内部は撮影しなかったが、中庭やインテリアなどを撮影させてもらった。
美しいものを追及し、モノを大事にしながら生きる生き方が、伝わってきて
居心地のよい空間ができている。そこで働く人たちも生き生きとして楽しそうだった。
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こちらは、床屋さんの店先に飾ってあった昔の椅子。
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こんな椅子に座ってバリカンで頭を刈ってもらった経験がある人もおられるでしょう。
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「弥七」という屋号を持つ貸自転車の店先で。気のいい青年で、見物している間、
荷物を預かってくれた。窓枠にからまっているのは、テッセンか半鐘ヅルの綿毛。

by tamayam2 | 2012-11-13 07:40 | たび | Comments(12)

【556】石見銀山にて

1271年、マルコポーロ(Malco Polo)がイタリアを発って東方旅行に出かけて以来、
中国の東にジパング(Zipangu)という国があって、金を産出している・・・と伝えられ、西洋の地図に日本の存在がちらほらと現れはじめました。
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それから、300年後の1595年、イエズス会の宣教師ルイス・ティセラの日本図には、
北海道を除く三島が描かれています。本州の西に、Hivami(石見 いわみ)の地名を
認めることができます。その上には、Minas de Plata(銀鉱山)という文字が見えます。
このころ、日本は、黄金の国ならぬ銀を産出する国として西洋で知られていたわけです。

1595年というのは、天下分け目の関ヶ原合戦の5年前、秀吉の統一(1590年)の
5年後ということになります。安土桃山時代の後半に当たります。
私は、2007年、石見銀山がユネスコの世界遺産に登録されたと聞いたときから、
いつか機会があれば、その地を訪れてみたいと思っていました。

島根県は、ご存じ出雲が有名で、たまたま11月には、神話博というイベントが行われて
いたそうです。石見銀山は、出雲からさらに西の大田(おおだ)市にあり、
交通の便があまりよくないのです。私は、温泉津(ゆのつ)町に宿をとりました。
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一時は、世界の銀の産出量の三分の一をここから世界へ向けて出していた港、
沖泊(おきどまり)港に近い町ですが、JR温泉津駅は無人駅で、10数軒ある温泉街
へは、徒歩で行けないほど離れたところにかたまっているのでした。
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古い道標。    みぎ   ふく原  大 もり(銀山のある地名)
          ひだり   〇じき  ゆのつ              と読める

翌朝タクシーで、銀山へ向かいました。

そして、更に山合いにある龍源寺間歩まで、貸し自転車で山道を登りました。
間歩(まぶ)というのは、坑道のことで、600を越える間歩跡が現在確認されて
いるようですが、ガイド無しに行けるのは、ここだけです。
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どんな人たちが銀を掘る危険な仕事に従事していたのか・・・その人たちの
疲れきった体、傷を負った体に、温泉がどんなにありがたいものであったか・・・
前日入った温泉の豊かさを思いながら感じたことです。
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江戸時代は、天領であった大森地区の町並みも歩いて回れる範囲にあります。
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自然を保護するために、その辺一帯は、住民以外の自動車の通行ができなくなって
います。現代の人たちが住んでおられる住宅の縁側には、鉢植え、一輪挿しなど、
旅人へのやさしい心遣いが感じられるものがいっぱい陳列してありました。
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石見銀山は、大正12年(1923年)に閉山するまで、約400年にわたり銀を産出
し続けていたということです。こういうことを、みな様、学校時代、歴史の授業
で習われましたか?
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地元では世界遺産に登録されてからというもの、いま流行りの「ゆるキャラ」を採用
したり、いろいろなイベントが企画されているようでしたが、銀山という地味な産業分野でもあり、また
地理的に都会から相当離れた場所であることから、普通の観光地のような人出は
期待できそうもないと思いました。
お祭り騒ぎが似つかわしくない場所なのです。
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なんとなく内向きで、自信をなくしかけている若い日本人に、400年も続いて
いた日本の銀山のことを、ぜひ知ってほしいなぁと思います。今は、金も銀も
出ないけれど、何かピカッ★~ と光るものを掘り当てて、世界の人たちに見せたい
じゃありませんか。

by tamayam2 | 2012-11-11 21:31 | たび | Comments(8)

【553】紅葉には早かったけれども

山梨県昇仙峡に紅葉を見に出かけたのだけれど、まだちょっと紅葉には
早かったようだ。
それでも、外の空気をたっぷり吸って、お友達とおしゃべりできて、
楽しい一日を過ごすことができた。
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7月に長野県八方尾根に出かけたとき、ご一緒した人に10月10日ごろに
もう一度来てごらんなさい、草もみじ と言って草原は、黄金色に輝いているわよ、
と言われた。10月10日は体育の日前後ですよ、と念をおされたのに、
とうとうその時期を逸してしまった。
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木々の葉も枯れるが、草も枯れる。

すがれていくもののあはれさ、いとおしさ・・・。
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赤い葉は、フウの一種だろうか。
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こちらは、ドウダンツツジの類だろう。
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30日、山梨県弥三郎岳の山頂付近で。

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アブラガヤだろうか、穂にいっぱいの実をつけて風に揺れている草の強さを
美しいと思った。
こちらは、昇仙峡を流れる荒川の川べりで。

しのびよるように、11月に入りました。なんだかあと2か月で
この年が暮れるかと思うと、さびしいですね。
みな様、お忙しいでしょうが、お元気で秋の日をお楽しみください。

by tamayam2 | 2012-11-01 10:41 | たび | Comments(8)