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【670】Google doodleの絵

昨日7月18日は、ネルソン・マンデラの96歳の誕生日だったそうだ。
マンデラさんは、昨年亡くなっているが、その遺徳を偲び彼の誕生日を
記念する人たちがいる。それを知ったのは、昨日のGoogleの表紙で。
Google doodleという企画は、その日に記念すべき人のイラストを表紙に
載せている。
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doodleというのは、子供の"お絵かき"のような意味。
心に浮かんだことをいたずら描きをするように、雑記帳などに描くこと。
そうやって線で色々なイメージを描いていくと、だんだん何が言いたいのか
輪郭がはっきり見えていく。
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アメリカの学校では教師が、doodleしてごらん、とよく言う。
学校だけでなく、大人になってからもdoodleすると、考えがだんだん
まとまるという経験をすることがある。
グーグルと発音が似ているし、ドゥードゥルという言葉も普及するかもしれない。
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さて、マンデラさんの周りを囲む花に目が留まった。
あっ、これはアフリカの花だなと見当がついた。
この花は、ニュージーランドやオーストラリアでもよく見た。
Leucospenmum cordifolium【ヤマモガシ科 プロティア科】南アフリカ原産
ニュージーランドやオーストラリアの植物は、めずらしいものが多いが、
2月に出かけたグァテマラで、同じような種類の植物をよく見た。
同じ南半球だから類似性があるのかもしれない。
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二億年ほど前、太古の時代には、南アフリカ、南米、オセアニアの国々は、
一つの大陸(ゴンドワナ大陸)だったという説がある。

ヤマモガシ科の植物は、マカデミアやバンクシア(ブラシの樹)などオセアニアの植物
に多い。
京都府立植物園の中庭で見たのは、
Telopea speciosissima【ヤマモガシ科テロベア属】waratahは英語
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オーストラリア、ニューーサウスウェールズ州の花。
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注意してみてみると、日本でも公園などで見られることがある。

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by tamayam2 | 2014-07-19 09:58 | 日々のできごと | Comments(4)

【692】世界の言語の中で

ふだん、TVを観ない私だが、雑誌などを見ていたら、
あちこちから”アナユキ”という新語が見えてきた。
NHKの朝の連続ドラマ“花子とアン”に関係があるのだろうか・・・と
ぼんやり考えていた。
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何かの折に若い人に聞いてみると、それは、ディズニーのアニメ映画のことで
今大変に人気があるのだそうだ。本来の題は「アナと雪の女王」。
そのテーマソング、Let it go がTVでしょっちゅう流れているから、YouTubeで
聴いてごらん、と言われ聞いてみた。
そうしたら、日本語の歌詞の他に25か国語で歌われているヴァ―ジョンもあり、
それを面白く見ているうちに歌まで覚えてしまった。25か国ヴァ―ジョンはここ。↓

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25の言語がどうして選ばれたのか・・・よくわからないが、この映画を観そうな人が
住んでいる地域の言語が選ばれたのかもしれない。
しかし、人口の多いインドやアジア圏、イスラム圏の言葉が少ないような気がする。
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歌の中に出て来る言語は、
英語、フランス語、ドイツ語、オランダ語、北京語(マンダリン)、スウェーデン語、日本語、
スペイン語(中南米の)、ポーランド語、ハンガリー語、スペイン語(欧州の)、
カタルーニャ語、イタリア語、韓国語、セルビア語、広東語、ポルトガル語、マレーシア語、
ロシア語、デンマーク語、ブルガリア語、ノルウェー語、タイ語、フランス語(カナダの)、
フラマン語(ベルギー北部の)・・・の25。
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これとは別の統計で、言語使用者の多い言語を調べて見ると、
英語、フランス語、スペイン語、アラビア語、北京語、ロシア語、ポルトガル語、ドイツ語、
日本語、ヒンドゥスターニー語、マレー語、ペルシャ語、スワヒリ語、タミル語、イタリア語、
アフリカーンス、ベンガル語、トルコ語、ベトナム語、ポーランド語、ジャワ語、パンジャブ語、
タイ語、広東語、朝鮮語・・・となっている。
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わが日本語が、どの位置におかれるのか、ちょっと気になるところである。
なぜなら、その言語を使用する人口が減れば、その言語は衰退の道をたどる。
現在6000~7000あると言われる世界の言語だが、100年以内に100以上の言語
が消滅するだろうと言われている。日本に関していうと、アイヌ語や琉球語などが
衰退の危機にある。
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「アナと雪の女王」という題名が長すぎるからと言ってすぐ「アナユキ」などと
短縮化してしまう、無神経な言語感覚を持っていると、将来が不安だ。
言語は、人とのコミュニケーションの道具なのに、なんとなく隠語化
させて、仲間うちでひそひそやっている点が気になる。
別に隠すほどのことでもないのに・・・。

外国に行って日本人がこういう短縮語が通じると思って、人前で堂々と使うことが
ある。見ていてヒヤヒヤする。
テレビ、コンビニ、スマホ、ネット、コピペ、インフラ・・・など等。

これらは、日本の仲間うちでしか通じない隠語です。
国際社会で通じる英語ではけっしてありませぬよ。

写真、一番上は、黒法師【ベンケイソウ科 Aeonium arboreum 】
ベンケイソウ科やサボテン科の植物を集めてみました。

PS)アゲハチョウ(ナミアゲハ)の羽化を観察されたsmallcreatureさんのBlogはここ


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by tamayam2 | 2014-06-20 15:22 | 音楽 | Comments(13)

【682】憲法の日だから?

5月3日は憲法記念日。とてもいい天気だったので、久しぶりに銀ブラに
出かけました。みな様は、大型連休の日々、いかがお過ごしでしたでしょうか。
(日本橋)
まず、二、三の用事を済ませに日本橋へ。この辺りは最近、COREDO日本橋に続き、
COREDO室町という洒落た商業スペースができて、人気スポットになっています。
この際そこは賢明に避けて・・・。COREDO室町のHPはここ
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高島屋デパートの裏手には、生きた植物のフェンスができていました。
こういう葉っぱの組み合わせ、これから初夏にかけてもいいなぁ~と眺めました。
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歩道わきの花壇には、江戸情緒を意識してか、屋根瓦が使われています。
伝統的な素材を生かしましたね。
そこから、東銀座方面へ移動。
(築地)
築地の場外市場あたりでお昼を、と思ったのですが、同じことを考える人がいるとみえて、
どこも長い行列ができていました。
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来月、岩手県に行く予定なので、歌舞伎座近くの岩手県のアンテナショップ
観光地図など情報をゲット。ローカル線の乗り換えについて親切なアドヴァイスを
受けました。旅行の情報は、このごろは、アンテナショップが便利です。
いわて銀河プラザのHPはここ
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昔は、川があって橋があったところが、いまは「築地川銀座公園」になっており、
一休みしたい人には格好の空間です。家族連れ、犬連れ、母の日サービスの親子連れ、
カップル、外人さん・・・どの人の顔もゆったり、微笑みがこぼれています。
まさに五月晴れの下、花壇は色とりどりのお花でいっぱいです!

銀座四丁目の角の方に向かって歩いていきますと、突然、耳をつんざくような大音響が!
街宣車です。 !!!!GGG ::: VVV:::QXQX!!!!
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何台も何台も!日の丸を立てて、マイクを最大のヴォリュームにして・・・。
ゆったり歩いている私どもも、外人さんの銀ブラ族も、腰を抜かしてしまいました。
ああ、今日は憲法記念日なのです。護憲の人も改憲の人もいるわけですけれども、
あんなヒドイ手段で通行人を驚かさなくてもよいでしょうに!!
左のおじさんは、手で耳をふさいでいます。外人さんは逃げ出しました。

機動隊もおりましたが・・・四丁目の交差点の侵入を防ぐほか、なすすべがありません。
ののしり、がなり、絶叫する声を聞きながらの銀ブラ! 
独特のリズムで繰り返される汚い日本語。
ガイジンさんは、何事かと思ったことだろう。
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定点観察のWAKOですが、5月は、白いレースのような透き通ったソファーに
高級品を満載したディザインです。
陶製のネコの置物と、レースでできた犬のオブジェ・・・豊かな暮らしのシンボルなの
でしょうか、すべては絵空ごと! スノビッシュな趣味・・・
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歩行者天国の広場には、お人形のように毛を刈り取られたお犬様が
通行人の注目を浴び、妙にお行儀よく座っていました。

そう言えば、先のアメリカ旅行で、たくさんの犬を見ましたが、洋服を着ている犬
には一度も会わなかったことに気がつきました。

最近のWAKOや御木本のディスプレイは、やや面白みに欠けるような
気がしています。

そろそろ昼どきのピークが過ぎたころになったので、歌舞伎座の方へ戻りました。
道路の向こう側に、黒々と墨で書かれた「壽司」という文字が!勘亭流ですね。
その文字の勢いに思わず見とれて、足がそちらのほうへ向かいました。
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「すし」という字は、寿司のほか、鮨や鮓もありますが、旧漢字の複雑な「壽司」は
なんだか凄みがあるようではありませぬか。

みなさまは、この字、書けますか?
土書いて、片仮名のフ、その下にエ、更に下に数字の一、
左に片仮名のロ、右に漢字の寸で、出来上がりですよ。(^_-)-☆

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by tamayam2 | 2014-05-06 08:50 | 日々のできごと | Comments(6)

【679】虫さん、いらっしゃい!(アメリカで見たチョウ)

アメリカ訪問だよりもそろそろ終わりにしましょう・・・しかし、
あと一つ、蝶々関係が残っています。スミソニアンの自然史博物館の前を
通ったら、生きたチョウの展示会をやっているというので、行列に並んでしまった。
今から5年前2009年に初めてこのような展示会があることを知った。 ↓
過去ログ:2009年4月 生きたチョウの展示会

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温室のような空間に、北米大陸に住むチョウが放たれているのだけれども、
20人ぐらい、人数を限って、順番に入れるシステムになっている。
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ゆっくり立ち止まって撮影もできない。比較的狭い空間なので、チョウが私の体に
止まってしまうこともある。退場するときには、大鏡の前に立たされてチョウ
がついていないか、入念にチェックを受ける。
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その上、ジャングルのような人工空間なので、時折、ミストが降りかかる。
植物とチョウのためなのだが、カメラには、ちょっと困るわけだ。
名前の調べがまだつかないのですが、何とか撮れた写真をここに載せておきます。
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上の2枚、目玉がたくさんついているチョウの表翔は、ブルーで、モルフォチョウの一種では
ないかと思う。なかなか翅を開いてくれず、うまく撮影できなかったのが残念だ。

孫たちが庭で、なにやらどろんこ遊びをしている。
芝生が植わっていないところに、モクレンの花びらを敷き詰めて、御殿の
ような仮想空間を作っている。子供にだけ見える、ミニァチュア・ワールド!
御殿の門の辺りに、看板を立てたいと言う。
厚紙に絵と字を描いて、木の枝で看板を支えようというのだ。
ママに字を教えてもらって書いている。
看板には、チョウや、毛虫の絵とともに、
“Bugs Welcome! ” (虫さん、いらっしゃい!)
ははん、彼らにとっては、そこは、虫の御殿なのだな!
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Bugsというのは、ノミとかダニのような嫌われ者を言うのかと思っていたが、
テントウムシ、トンボ、セミ、ハチ、キリギリス、クモなど子供たちに人気ある
ものも含まれるらしいのだ。

子供に虫を毛嫌いさせない親の教育態度は、いいなぁ~と思う。
「虫は、怖い、汚い、あぶない」と思うのは、大人の考え、
子供は、そんなことは知らないのだ。犬や猫と変わらない。
童話には、いろいろな虫たちが登場するし、子供たちは虫が大好き。

チョウ好きのおばあちゃんは、この写真を見て、にんまりと微笑んだものです。

アメリカの話はこれでおしまいにいたします。長々とおつきあいくださり
ありがとうございました。

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by tamayam2 | 2014-04-28 15:48 | たび | Comments(8)

【676】スミソニアンの豊かさ

娘の家の近く、メリーランド州Kenwoodという住宅街はサクラの名所と
して有名だ。どの家の前庭にもサクラが植っているのではないだろうか。
サクラの街路樹も見事だった。
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国旗を掲げている家もよく見かける。
(日本だったら、ちょっと国粋主義的と思われるのではないか。
日の丸は自国の国旗なのに、堂々と掲げられないってなんだかおかしい。)

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こういう人が集まるところ、自家製レモネード売りの小卓が出る。
売り子さんは、幼稚園生ぐらいの子供。
売りモノのレモネードやブラウニーを作るのは、きっとその子のお母さん。
1つ2ドルだった。 子供はこういう機会に、経済学の体験学習する。
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キャリーは花見に関心なく、ご機嫌が悪かったが、公園のブランコで気分が直った。
右の女性は、娘の友人。
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こちらは、スミソニアン協会のセンターになっている建物。
“キャッスル”と愛称で呼ばれている。
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議事堂近くの広場(Mall)に点在する博物館群はすべて入場無料。
世界的なコレクションを所蔵しているが・・・スミソニアン協会が管理している。
スミソニアンを支える膨大な財源を寄付したのは、フランス人のスミソンという科学者。
  James Smithon(1765-1829)
Smithon氏の寄付で賄われている施設群をSmithonian という。
この人は、生涯一度もアメリカを訪れたことがなく、独身であったため膨大な遺産を
譲る親族がなかった。全遺産を譲られたアメリカという国は、本当に幸運だった。
1996年にスミソニアン協会設立150年を祝ったという。
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私は、ふだんはごく庶民的な生活をしているので、1ハンドレッド、ミリオン(1億のこと)
とか、10ハンドレッド ミリオン(10億のこと)というような数字を聞いても全く
想像がつかない。それ以上の金額に及んでは、何の意味もなさない。
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スミソン氏がどのぐらいの額を遺贈したか知らないが、彼の意思としては、
母国フランスやご先祖がいた英国ではなく、未知の国アメリカに夢を託したかったので
あろう。ヨーロッパのケチ臭い、旧弊な考え方を不愉快に思っていたのかもしれない。
いまその恩恵を、アメリカ人は当たり前のように受けている。
(だれが寄付しようと、だれが所有しようと、地球上のどこかにあればいいじゃん・・・)
ということなのかもしれない。
豊かさとはそういうことなのだろうなぁ~

“キャッスル”の裏手で見たモクレン。マグノリアと呼ばれているが、日本のモクレン
よりも花付きが豊かな気がする。別の種類なのだろうか。
甘い香りが辺りを包み込んでいた。

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by tamayam2 | 2014-04-20 20:39 | たび | Comments(4)

【632】町の写真館

この写真は、今年5月に下田で撮影。
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ペリー提督が黒船でこの下田の港にやって来てから150周年の黒船祭りの前日だった。
電柱には、日米の小旗がかかげられていた。
下田のメインストリート、マイマイ通りを通るたびに、この写真館が目についた。

「さぁ、撮りますよ。いい顔をして!」
などと言って、手を大きく振って指図する昔ながらの写真屋さんの姿が見えるような看板。
あのころは、「はい、チーズ!」などという言葉もなかった。
指でVサインをする人もいなかった。
写真撮影は、割と厳粛なものだった。
ウィンドーに掲げられている写真は七五三の晴れ姿、成人式や婚礼の記念写真などなど。
どこの町にもこういう写真館があって、家族の記念写真を撮ってもらったものだ。
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時は移り今は、写真は、ケータイで簡単に撮れ、撮ったらすぐ画面を見せ合い、
人にメールで送ることができる。
(写メするというのだろうが、Tamayamはそういうモダンな言葉は使わない)
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こちらは、他の地方都市で見た写真館、ウィンドー一杯にその町の住人の記念写真
が飾ってあった。みな顔見知りだから、恥ずかしいこともないのだろう。
肖像権などという難しいことを言わない時代だった。
私の住む町にも、こういう写真館があったけれども、今はない。
フイルム写真を撮る人もいなくなったので、写真屋自体がない。
自分が選んだ写真を、焼いてくれるプリント・ショップがあるだけだ。
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さて、みなさんはご自分で撮った写真をどうやって管理しておられるのだろうか。
Internet上のフォトアルバムで管理されている方、携帯やスマホのデータ・ファイル
に貯蔵している人、パソコンの外付けHDに貯蔵している人・・・いちいちプリント
している人は、おそらくもうおられないでしょう・・・。

私は、人に差し上げるときには、昔風にプリントしたものを郵送したり手渡したり
しているのだが・・・「こういうのは、No thank you.」と言われたこともある。
プリントした写真は整理が大変だから、もう持たないことにしたという人が現れたのだ。

それも一理あるなぁ~。相手のご都合を考えて差し上げないと、迷惑になるかもしれない。
私は、すべての写真を時系列で、CD-Rに焼いて保存している。
昔のものを見る必要がある場合、時系列だと割合検索しやすい。
PC上には、今月分のデータしか置いていない。
他人からいただいたり、どうしても保存したいものは、スキャンしてPower pointで
保存している。
何かよい方法がありましたら、ぜひ、皆さまの写真整理法をお教えください。
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上は、葛切り、葛湯、葛餅の原料になるクズ。花は意外に美しく、香りもよい。
根に貯蔵されたデンプンは、良質で食用になり、葉も新芽も食べられる。
風邪を引いたときの葛根湯という薬の原料となる。しかし、英語圏では、kudzuと
呼ばれ、忌み嫌われている。世界侵略的外来種ワースト100。

東京、中央線の四谷~お茶の水間の線路沿いの土手は、クズの蔓に覆われており、
その猛威には、恐怖すら感じる。この植物を有効利用している様子はなく、日本では
葛粉と称しても、ジャガイモ、トウモロコシのデンプンで代用したり、中国からの輸入品を混ぜているということだ。
和菓子の原料となる吉野本葛粉などはとても高価だ。
クズ【葛 マメ科 Pueraria  lobata】秋の七草の一つ
オミナエシ、ナデシコも秋の七草だが、クズほど、隆盛を誇っているわけではなく、
どちらかと言うと、衰退ぎみ。
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こちらは、同じマメ科のナタマメ。長さが15,6cmあっただろうか。
健康食品として利用される他、あのカレーの付け合せ、福神漬けの材料としても使われる。

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by tamayam2 | 2013-09-04 15:42 | 日々のできごと | Comments(12)

【630】ラッパ飲み

2004年に初めてドイツに行ったとき、市電の中で、女性がビールの小瓶を
ラッパ飲みをしているのを見て、 ショックを受けた。
住んでみてわかったことだが、特に夏、特にサッカー(フースバル)の試合の後は、
男女を問わず、場所を問わず、ビールはラッパ飲みされるのがフツ―の光景なのだった。
(現在は、車内の飲食は禁止になっている)

瓶の口から直に飲み物を飲むなどということは、昔の日本女性はできなかった。
自動販売機でプラスティック容器入り飲み物を買うようになってから、できた
新しい習慣だ。今は、歩きながらでも、会議中でも、どこででもラッパ飲みだ。
子供も、年よりも、この暑い時期には、外出先でラッパ飲みしている。
無論、私も恥じらいなくやっている。習慣とは恐ろしいものだ。

2007年に日本に帰国したとき、電車の中で人々がケータイをいじっているのに
たまげた。当時ドイツでは、ケータイ(ハンディ)を持っている人は、
ビジネスマンぐらいで、学生や主婦、子供、老人が持っているケースが少なかった。
カード交換式以外は、契約料金が割高だったのだ。

このごろは、日本は、ケータイからスマホにかわったが・・・
電車の中で小さい長方形の箱を握りしめて何らかの操作に熱中している人が非常に多い。
7人掛け座席の7人中6人ぐらいが箱を凝視していたり、指で頁を繰っていたりしている。

私は、ひそかに前の座席を見て、7分の6とか、7分の5とか、心の中でつぶやく。
電車の中では、他人との接触を断ちたいのだろうか・・・ぼんやり中吊り広告を
見たり、車窓風景を眺めたりする人は少ないし、本を読んでいる人も珍しくなった。
1.
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家人が歩行が不自由な人になって以来、電車に乗ったら、優先席を目指す。
優先席とその周囲は、ケータイ電話のスィッチOFFと明記してあるが、
これは、だいぶ前から有名無実になっていて、前後6席ある優先席は、だいがい
6分の3~4ぐらいがケータイ/スマホ利用者によって占められている。
老人の利用者もいる。ペースメーカーに影響がある言われているが、あまり影響がないという説もあるとか・・・。
人はその当事者になってみなければ、痛みが理解できない。
2.
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歩行が不自由な人には、10mの移動でも恐る恐るで・・・無事に目的地に
着けるかどうか、何度も頭の中でシミューレーションをしてから、詮方なく電車に乗って
いるのである。
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このごろ、ちょっと怖いと思うのは、「歩きスマホ」の人だ。
前を行く若者が階段の途中で急に止まり、後続の私がつんのめりそうになったことがある。
怖かった! 歩きながら、文字操作をしたり、通話したり・・・周りの人のことなど、
全く眼中にない人が多くなった。公共の場と自分ちと区別がつかないのだな・・・うむむ。

この夏に見た植物たち。
1.よく生垣に使われるベニカナメモチの園芸種に、きれいな花が咲いているのを見た。

2.トウダイグサ科のユーフォルビアは背が高く、1~2mにもなり、花壇の中央では
  主役級の扱いだ。ヨーロッパでよく見かけた植物。
  トウダイグサ科の植物は、353属7500種もあって、一大科を形成している。
  サボテンや多肉植物のような姿もあり、その多様性に興味が尽きない。
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3.シダは、日本中いたるところで見られるが、日本固有のものもあり、シシガシラは、
  Makino(牧野)の学名がついている。

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by tamayam2 | 2013-08-27 20:35 | 日々のできごと | Comments(10)

【627】ヒコウキソウ

珍しい植物を見た。
名をヒコウキソウ(飛行機草)という。
確かに、プロペラのような形、竹トンボみたいなので、こういう名が付いたのだろう。
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別名コウモリホウズキハギというので、コウモリ
見立てる人もいる。中国の方は、双飛胡蝶 と名付けた。私は、この蝶のイメージが一番気に入っている。
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ヒコウキソウ【飛行機草 マメ科 Christia vesportionis】中国南部、南アジア原産
薬効もあり、葉を乾燥させ、呼吸器障害。排尿障害などに用いたり、外用で
化膿止めなどにも使われるそうだ。8月13日、新宿御苑温室で撮影。
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こちらは、Soap wort 一名、シャボンの花と言われる。園芸の方では、サポナリア
とも言う。
ソープワート【ナデシコ科 Saponaria officinalis】西洋、西アジア原産
西洋では、これは完全に雑草。道端に普通に咲いている。石鹸がなかったときには、
これは、石鹸やシャンプー代わりに良く使われていたそうだ。

また、ムクロジ(無患子)の種、
   サイカチの種もサボニンを含み、洗濯、洗髪に使われていた。
ムクロジは、過去log : 2009年11月 秋の拾いもの・・・解題・・・
サイカチは、過去log : 2013年8月 【622】道端で

先月、尾瀬で長蔵小屋に泊まったとき、石鹸、シャンプー、歯磨き粉等の
化学製品は、排水に混じると地下水を汚染する恐れがあるため使用禁止だった。

ついつい習慣で、石鹸を使わずに洗顔するのは、変な感じだったが、
考えてみれば、100年ぐらい前までは、だれもこんな石油化学製品に頼らずに
顔を洗ったり、洗髪していたのだ。
食器類も米のとぎ汁を使ったり、野菜をゆでた後の湯で油を落としたりしていた。

まだまだ暑さが続くようです。みな様、健康に注意してこの時期を
やり過ごしてくださいな。
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甕の中で泳いでいるメダカたち。(昨年11月、石見銀山で。)
ウチの火鉢池のメダカは、何匹か暑さにやられ、今、2匹だけ残っています。

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by tamayam2 | 2013-08-14 20:18 | 日々のできごと | Comments(12)

【624】暑いときには、熱いものを

7月に【617】食育 のところで、孫の食生活について、驚きの報告をした
ところ、Blog友の寧夢さんから、
「近ごろでは、急須でお茶を淹れずに、日本茶や烏龍茶を市販のペットボトルの
お茶で済ます人もいる」というコメントをいただいた。
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そのことを、女性の集まりで話題にしたら、麦茶は市販の水出しパックで入れると、
夏場は、衛生上不安なので、大型ペットボトルの麦茶を買って飲んでいる・・・という方もおられた。
熱いお茶を急須で淹れる人は、たしかに少数派なのだなぁ~ということがわかった。
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今日は、缶やビン、プラスティク・ボトルの回収日であるが、その量の多いこと、
驚くべき数である。確かに各戸が、大量の2L容器を出すとなれば、大変な嵩となる。

私の家では、年がら年中、熱いお茶を急須で注いでいただいておりますが、
そういうものを、客人にお出ししてもあまり歓迎されていないのかもしれない。
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中国人は、お茶を愛する国民で、常に熱い湯を用意し、中国茶を急須で
淹れてくれる。しかし、韓国人は、家庭で、日本で言うお茶を飲む習慣があまりなく、
お茶と言えば、麦茶(ポリ茶)や五味子茶(オミ茶)なども穀物茶のことを指す。
韓国人の友人によれば、お茶の文化は、仏教寺院とともに広がったもので、
庶民には、行きわたらなかったということだ。
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しかし、韓国には、以熱以治(이열이치)、邦訳すれば、熱をもって、熱を癒す・・・
という考え方があり、暑い夏に、好んで食べられのは、ウナギではなくて、
参鶏湯(サムゲタン)という若鶏一羽丸ごとのスープだ。腹に高麗人参、棗、クコの実、
もち米などを入れぐつぐつと長時間煮込んだ熱い、熱いスープ料理をふうふう汗を
流しながら、豪快に食するのです。

私が、初めてソウルを訪問したとき、7月の暑い日だったが、この日が土用の日
だったのか・・・参鶏湯(サムゲタン)を御馳走になった。そのとき、どの方から
も、以熱以治(이열이치)・・・韓国人の健康の基は、暑いときにこそ、熱い食べ物を食べて、
盛大に汗をかいて、毒を外に出す
のですよ・・・という説明であった。

先日、蓮の花を見に三鷹の神代植物園に行った。炎天下に蓮の花はあまり咲いて
いなかったが、茂みの中にヤマユリやカノコユリが咲いていて、うれしかった。
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中国や韓国の友人が、「女性は、棗(ナツメ)をたくさんお上がりなさい。女性の
体には、良いからね」と言うナツメ、西洋やトルコでよく見たニンジンボク
涼しげな花などを見たので、Upしてみた。

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by tamayam2 | 2013-08-07 10:55 | 日々のできごと | Comments(16)

【619】尾瀬の山小屋に泊まる

山小屋に泊まるというと、何となく汗臭い山男たちがうろうろしていて、
食事は、カレーライス、というようなイメージがあった。

ところが、どっこい、そのイメージは完全に過去のものだった。
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和手拭いをきりっと頬かむりした男たちがきびきびと働き、年代ものの
木造建築は、隅々まで拭き清められ、食事はとてもおいしかったのだ!

お風呂など期待していなかったけれど、ハイキングの汗を流すお風呂もあった。

但し、尾瀬の山小屋では、石鹸、シャンプー、歯磨き粉などは、使えないのだった。
洗剤入りの水は、地面に流れ、いずれ地下水になる。湿原の地下水を汚さないため、
化学物質の混ざった水は流さないのだ。
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有名な、長蔵小屋に泊まった。現在のご当主は、三代目。
初代の平野長蔵氏の精神を引き継いで、気持ちのよい宿をハイカーに提供している。
長蔵小屋の前庭に植えられたヒメサユリ
絶滅危惧種NTだそうだ。

シーズン中、若い男女がアルバイトとして働いていた。
きびきびと働いている若者たちの言葉づかいは、まともで歯切れがよい。
(世間でよく耳にするコンビニ・マニュアル言葉ではないのだった・・・)
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そこからすぐ近くの大江湿原では、ちょうどニッコウキスゲが満開だった。
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二日目に泊まった第二長蔵小屋の部屋から見た景色。早朝4時ごろ。
朝焼けがきれいだ、今日も頑張って歩こう!
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尾瀬ヶ原全般でよく見た小さなランたち。
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鐘馗(しょうき)ランギンリョウソウは、葉緑素を持たず、菌類に寄生する
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腐生植物。森林の倒木、落ち葉などのゴミを片づけてくれるのは、菌類と聞いた。
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ゴミはいつの間にか土に戻っていく。そして、その土が次の世代を育てる栄養となる。
尾瀬のきれいな植物を育てている水を、我々人間が汚してはならないと、
山小屋に泊まって強く感じた。

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by tamayam2 | 2013-07-25 00:11 | たび | Comments(10)