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【729】久しぶりの銀ブラ・・・小さなコミュニケーション

銀座の歩行者天国からしばらく遠ざかっていた。
久しぶりの銀座通り。松坂屋のビルが建て替えのため、ぽっかりと空地に
なっている。外国ブランドのショップが増え、外国人の姿が目立つ。
四丁目の角には、相変わらず、ご自慢の犬を連れた人も大勢。
犬を見せたい人、見たい人・・・ちゃんと需要と供給のバランスが
とれているような気がする。
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道路の脇に、イスラム圏の女性が数人立っていた。
ヒジャーブというのだろうか、頭の被り物をして、長い衣に身を包んでいる。
汗ばむような陽気の中、顔以外、身体をすっぽり覆う民族衣装を着て暑くない
だろうか、などとぼんやり考えながら通りの反対側から眺めていた。
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衣類は伝統的ながら、みな片手にスマホを持っている。
と、その時、
向こうから着物姿の女性が、これまた、スマホ片手に歩いてきた。
イスラム圏の女性が、つ、つっと近づいて行って、
「写真を撮らせてください」と交渉している。
・・・交渉成立・・・
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互いにスマホで写真を撮りあいながら、なごやかに談笑。
こういう会話を、何語でしたのか・・・よくわからないけれど、
対岸から見ていて、なんだかほほえましい姿だった。

知らない者どうしが、ちゃんと交渉し、話が通じているのだ。
スマホを通じて、そういった未知の人とのコミュニケーションに
習熟しているのだろうか。
面識のないイスラム圏の人と着物姿の女性が、くったくなく談笑している姿は、
やはり、じつに今日的だと思った。
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さて、銀座四丁目の山野楽器店前で見たこちらの青年は、おもしろい方法で
銀座通りを行く人々を撮影していた。
小さな自家製の滑車に載せたカメラを静かに移動させながら、
道行く人々の動画を撮影しているのだ。
とっても興味深かったので、声を掛け、撮影した動画を見せてもらった。
低い位置から撮影しているのに、足もとだけではなく、通行人の全貌が映っており、
かなりドラマティックな映像が撮れている。

私は感心して、彼にお礼を述べた。
小さなコミュニケーションだったが、
私も銀座のホコ天に集う人を定点撮影しており、なんだか共通の関心を
持つもの同志の喜びを感じることができた。

知らない者どうしが、声をかけ合うのは、ちょっと勇気がいる。
でも、こういうパブリックの場所で、ホコ天のようなスペースなら、
なんとなく普段の垣根を乗り越えられる気がした。
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銀座通りにしっかり陣取っているおなじみのApple Store.
ちょっと入ってみたが、若い人々でいっぱい。
更に奥へ進む気力が失せるほどの混雑ぶりだった。
店頭のApple Watchだけ、撮影して撤退。
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大きな旅行用トランクを引きながら歩いているガイジンさんをたくさん見かけた。
トランクにまだタグがついているところを見ると、
日本での買い物がいっぱいで・・・さらに、運搬用のトランクが必要なんでしょうね。

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by tamayam2 | 2015-05-07 00:22 | 日々のできごと | Comments(10)

【726】虫の季節到来 2015年春

年年歳歳花相似 歳歳年年人不同
(ねんねんさいさい花あいにたり さいさいねんねん人おなじからず)

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我が家にあるただ一本の高木、西洋ハナミズキが花ざかりになりました。
この樹づたいに二階までサルのように駆け上っていた愛猫は、
この花の開花を見ることなく、晩秋にこの世を去りました。

昨日は、親しかった友人の告別式でした。
突然のお別れでしたので、胸つぶるる思いでした。
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植物を愛する私は、どこでも植物に目がとまれば撮影しますが、
家に帰って写真を拡大してみると、思いがけず昆虫が写りこんでいることが
あります。そういうときは、儲けものをしたようにうれしい!
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先日出かけた赤城自然公園のみごとなシャクナゲ。(上)
その写真に写っていたのは、、コツバメ。
もう少し注意深く観察すればよかった! と後悔しています。
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もう一つは、やや離れたところにいて、翅を開いたり閉じたりしていたチョウ。
翅の形から、シータテハか・・・
 (通りすがり様より、教えていただきました。シータテハ)→ヒオドシチョウ…感謝!)
望遠レンズをもっていくべきでした。
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こちらは、別の日、花の植え込みにいたトノサマバッタ。
拡大したら、触角が一本欠けているのが分かりました。
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これは、ネコノメ草を撮影したのですが、アブの種類でしょうか、
 (通りすがり様より、教えていただきました。こちらは、おそらくヒメフンバエの♀)
虫たちに再び出会えるうれしい季節の到来を感じます。

追記)通りすがり様、お教えいただきありがとうございました。これからもどうぞよろしくご指導ください。

子供たちが、こういう虫たちを無意味に追い掛けまわしませんように。
静かに虫を見て楽しむ文化が、浸透していきますように、
老婆心ながら、祈っています。

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by tamayam2 | 2015-04-22 10:27 | 日々のできごと | Comments(6)

【714】LA ビバリーヒルズにて (3)

2月18日に帰国しましたが、少しまだビバリーヒルズの子供の生活に
ついて書いてみようかと思います。
私が実質、子供たちと接したのは、2月4日~12日まで。その後
私は、叔母の住むシアトルへの小旅行をしたのです。
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先回は、放課後子供たちの宿題を見てやらなければならない親のことを
書きました。私は、自分の子供のために、そんなことをしたことが無かった
ので、ちょっと驚きました。
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もう一つ、驚いたことは、学校からのお知らせに、Fund Raising
いわゆる募金の多さ
8日の週末には、この学校が支援する市のホームレスたちへの
Free meal(無料の給食提供)の日に当たっていたようで、ウチの子らは
個別パックの飲料を提供していました。学年によっては、食事の材料を、
高学年では、実際の調理を生徒がするそうです。親が寄付した物や資金で
ホームレスの人々に暖かい食事を提供する企画があったのです。
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学校の壁に貼ってあったスローガンによれば、公立学校は、もちろん
公立ですから無料ですが、良い教育的環境を維持していくためには、一人
残らず、多くの側面で、親たちの有形無形の寄付をお願いしたい。潤沢な
資金があってこそ、高い教育水準を維持することができるのであるからして、
全校一丸となって、みな様のご寄付をお願いする次第であります
~と、
まぁ、こんな具合。

近隣に住む方々は、ユダヤ人の人が多いようだ。お金持ちなんだろう。
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2月13日(金)ヴァレンタイン・デーの前日に間に合わせるため、
クラスの子供全員20名に小さなカードとプレゼントを用意しなくっちゃ、
ということになり、夕食の後で作業をした。事務のお姉さん、門番のおばさん、
校長先生、交通整理のMr. Brownにも・・・5歳のCarrieはまだ字がよく
書けないから、手伝ってやった。リストにある名前を正しく書いていくと
いう作業はけっきょく二晩を要した。
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13日、下校してきた子供は、クラスの人数分のプレゼントを受け取り、
うれしくてしょうがない。こういうことを経験しつつ、与えたり、もらったりする
ことの喜びを学んでいくのだろう。とは言え、小さなプレゼントを25人分ほど
用意しないといけない親の負担は大変だ。
公立小学校とはいえ、私立学校並みねぇ~と嘆息!
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私の滞在中、娘が子供と粘土細工をして遊んでいた。
小麦粉 3カップ、塩 1カップを水と少々の油で練って作った
自家製の粘土!
整形して、オーブンで焼いて、アクリル絵の具で彩色して完成!
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子供たちは、それぞれの過程を楽しんで、自分のイメージを膨らませて
オブジェを作った。

食糧を遊びに使うとは・・・私には考えられない発想だが、
やはり、こういうのもアメリカ的大胆な発想と感じた。

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by tamayam2 | 2015-02-25 04:42 | たび | Comments(8)

【708】干支の人形

ヨーロッパへ行くとき、毎年のようにスイスに住む友人のところにおじゃまする
のだが、何をおみやげにお持ちしましょうかと尋ねると、今年の干支の人形を、
とおっしゃる。それが昨年(2014年)は、五月の連休のころだったので、
「はいはい」と言ったものの、探すのに苦労した。
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2011年のときは、ウサギだったので、比較的手に入れやすかったのだが、
昨年(2014年)の馬のとき・・・季節はずれになると難しいのだ。
 ガァ~ン!!
東北旅行でやっと、民芸風の小型の馬を手にいれることができた。
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今年2015年は、羊を!と言われそうなので、4日浅草に出かけて、
早めに手に入れようと思った。
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しかし、正月過ぎの4日でも、そう簡単ではなかった。
猫や犬、パンダの可愛い人形はあるのだが、日本的で、素朴な干支らしい、
小さいサイズの置物はありそうでないのだった
(やっぱり、暮れに来るべきだったか・・・)

4日、日曜日の午後、浅草はかなりの人出だった。
人ごみを掻き分けながら、2015年の干支、羊の人形をさがす・・・
たとえば、こんなんです。↓
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なんとか、手ごろなものを小さな土産物屋で見つけた。
大きすぎず、高価すぎず、モダンすぎず、日本的で素朴なもの・・・
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仲見世通りは、混雑していたが、横道の伝法院通りは、比較的すいていた。
なんだかおいしそうな匂いがすると思ったら、
最近の買い喰い人気No.1は、“浅草メンチ”ということ。
買い喰い、が楽しい町。
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人形焼き、手焼きせんべい、雷おこし、江戸風食べ物はどこでも客を惹きつけていて
そぞろ歩きが楽しい町だ。
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追記:この行燈風のものに歌のようなダジャレのようなものが書かれているもの・・・
weloveaiさんから、「伝法院通りの看板は何と言うのでしょう?」と質問を頂きました。
しかし、私は、知識がなく答えられずにおりましたら、smallcreatureさんから、
解答をいただきました。
「伝法院通りの江戸風駄洒落の飾りは、地口行灯(じぐちあんどん)といいます。」
smallcreatureさん、ありがとうございました。問題解決して、本当にうれしい!!

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外国人の姿もたくさん見かけた。
売り子の浅草人たちもとても気さくに英語でやりとりしていた。
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どこの横丁からもスカイツリーが見える町、浅草。

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by tamayam2 | 2015-01-05 20:00 | 日々のできごと | Comments(12)

【705】温泉にスマホ

暮れも迫ったこの時期にハイキングする人は、めったにいないでしょうね。

箱根に骨休みに行く予定だった日が、折悪しくなんだか全国的に大荒れの日
に当たってしまったので、急きょ、箱根の山のほうへ行くことは中止。
予定を変更して、箱根の玄関口、箱根湯本の裏山を歩くことにしました。
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18日、少し風はあるものの、天気は良好。
旧街道を歩いて行きますと、天成園という大きな旅館の裏手に、
すてきな滝がありました。
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玉簾(たますだれ)の瀧
滝壺にかすかに虹がかかって、こりゃ幸先良し! と更に歩を進めていきますと、
箱根旧街道に出ました。
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苔むした石畳の道は歩きにくかったですが、楽しかったです。
この街道を馬や参勤交代の行列が通ったかと思うと、昔の旅行は、
大変だったのですね。
新春の箱根マラソンは、もちろん、旧街道ではなく現代の道を通ります。
湯本の駅付近には、早くも応援の垂れ幕の準備が進められておりました。

宿泊した旅館は、元は旧岩崎邸の別宅だったという素晴らしい日本庭園のあるお宿。
温泉もお料理もおもてなしの心遣いも、非常に満足のいくものでした。
行き帰りに小田急ロマンスカー(ちょっと気恥ずかしいネーミング…)を
利用したのですが、今度の旅では、たくさんのアジアからのガイジンさんを
見かけました。首都圏から、箱根、日光は一番アクセスしやすい観光地ですから
人気があるのでしょう。
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日本庭園には、マンリョウ(万両)、センリョウ(千両)、ナンテン(南天)、
ドウダンツツジの紅葉など、緑の中に、鮮やかな黄や赤が映えるようにしつらえて
あります。
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この辺が庭師に腕の見せ所でしょうね。

早朝に温泉の露天風呂でくつろいでおりましたら、若い女性がスマホを
片手に入ってきました。露天風呂の周りに見事に作られた日本庭園の紅葉を撮影しようと
しています。「浴室にカメラ類を持ち込んではいけない」と脱衣所の入口に
張り紙がしてありましたのに・・・
露天風呂の縁に座ったその女性は、スマホでだれかに通話を始めました。
その声で、彼女が外国人だとわかりました。
脱衣所の張り紙が外国の方には読めなかったものだと思われます。
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これは、困ることだなぁ~と思いながら、私は、自分が撮影されないように
注意しつつ、その場を離れました。

この旅館も、ロマンスカーも、アナウンスに英語、中国語、韓国語などの
説明が無く、これでは、外国人がちょっとしたルール違反をしても
仕方がないと感じました。
オリンピックまでには、少しは状況がよくなるように祈ります。

それにしても、我々の世代では、お風呂場にスマホをもっていくことは、
考えられないことなのですが、四六時中スマホから離れられない世代には、
スマホは、必携なのでしょうか。
スマホは、電話でもありますが、カメラ機能もついているのでしたよね。

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by tamayam2 | 2014-12-19 12:17 | たび | Comments(4)

【696】冬時間

10月が去り、11月に入りました。
10月最後の日、つまり10月31日は、ハロウィンで東京の繁華街はにぎわった
そうです。商売に結びつけば、何でも取り入れちゃう節操なきわが国・・・
クリスマス、ヴァレンタインに次いで、ハロウィンもすっかり市民権を得たようです。
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さて、私がかつて住んでいたドイツでは、10月31日は、ハロウィンというより、
宗教改革記念日、マルティン・ルターが宗教改革の口火を切った日として記憶されます。
今年は、497年め、あと3年で500年に達します。

そして、翌11月1日は、諸聖人の日。昔で言うと、万聖節。
カトリックの諸聖人をお祝いする日ですが、日本で言うとお盆か、お彼岸のように
死者を覚える日です。
たいてい、その翌11月2日に死者の日として、お墓詣りをします。
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私Tamayam2は、2日の日曜日に、教会学校で、小学校低学年の子供たちに
サンタクロースについてお話をしました。
ドイツでは、12月6日がザンクト・二クラウスの日(聖ニコラウスの日)です。
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子供たちは、この一年、良い子ちゃんだったか、悪い子ちゃんだったか、
ニコラウス様の前で審判を受けなければならない、きびし~い日となっております。
ここでは、サンタクロースが良い子のみなさんにいつもプレゼントを運んで来る
ハッピーな人物とだけ認識されてはいないのです。
(教育熱心な人たちですから、ただでは、子供にプレゼントを与えないのですね。)

聖ニコラウスは実在の人物で、4C、トルコ生まれの司教だった方です。
諸聖人に列せられたり、取り消されたりしましたが、やはり子供たちに最も親しまれて
いる諸聖人の一人であることは間違いがありません。

そして、お話の中で、サンタクロースとクリスマスとは無関係であると言いました
(そういうけじめを、本当は、日本の商売熱心な人たちに申し上げたいのですが・・・)
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この10月の終わりから11月にかけて、そこで生活している者にとって
非常に煩わしいことは、夏時間から冬時間に変わるという問題です。
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10月最後の日曜ということになっておりますから、今年は、10月25日(土)の深夜
から26日(日)にかけて切り替わったはずです。
待ち合わせ等で、失敗をした経験を話し始めれば、いくらでも話題が尽きないでしょう。
ローカルの人たちはよく承知していることでも、寄留者である外国人には、
なかなか掴めない感覚です。

冬の日中の日差しを大事にして暮らさないと、健康を損ねるとも言われています。
凍てつく寒さと、頼りない太陽の光を愛おしむような日々が3月末まで続きます。
ドイツに友人によりますと、冬は、できるだけバルコン(ベランダ)に出て、そこで、
昼食をとったりお茶を飲んだりして日光を浴びるように努めているそうです。

町中を歩いておりますと、たしかに歩行に問題をかかえている老人たちが多いと感じます。
太陽の光が乏しいところでは、骨や筋肉が衰えやすいのでしょうね。
われわれも気をつけねば。

写真は、今年8月末訪問した、スイス、ベルンの時計塔
この写真のように市電がひっきりなしに通る道なので、ひかれないように注意しながら
撮影しました。首都ベルンは、町全体が世界遺産です。
冒頭は、ベルン大聖堂(Muenster)。ファサードには天国と地獄図が描かれ、
彫刻の周りに十二弟子を始め諸聖人が取り囲んでおります。

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by tamayam2 | 2014-11-03 07:20 | たび | Comments(10)

【692】愛猫との別れ

台風18号、19号が相次いてやってきて、天候の不順な秋・・・。
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ウチで14年間飼っている愛猫が腎不全のために亡くなった。
老猫がよくかかる病気であるらしいのだけれども、私どもは、獣医師の
言いつけをしっかり守らずに、ときどき人間が食べるお刺身などを
やったりしていたのが悪かったのか・・・だんだん痩せてきて、
水ばかり飲み、13日に亡くなった。

亡くなったとき、私は、外出しており、最期をしっかりみてやれなかったのが
悔やまれる。
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過去ログ 【684】植物のふしぎ 2014年5月9日付
に載せた写真を再録した。
この猫は、こうして植木鉢の中に入りこんでよく昼寝していた。
Cat nipという猫の好きなハーブが植えてあるから、気持ちがよかったのだろう。
ウチには、猫に踏まれて困るような大事な植物は無いが、
それでも種まきした苗などは、隔離しなければならなかった。

家中のドアをきちんと閉めずに5㎝ぐらいの隙間が開けてあるのは、彼が
どこでも自由に行き来できるようにするためだ。
猫専用の出入り口もあるので、外出も自由だった。

今日の午後、荼毘に付すため業者に引き取りに来てもらった。
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これからは、ウチではもうペットは飼えないだろうと思う。
この猫のように、犬や猫の寿命が15年程度だとすれば、世話するわれわれが
先に逝くかもしれないから・・・。
自分たちの世話さえ他人に頼らなければならなくなるかもしれないのに、
ペットの世話まではお願いできない。
もの心ついてから、いつも犬か猫が身近にいたので、
もうペットとの生活が望めないと知ると、粛然としてしまった。
ペット用の医療保険に入っていなかったので、終末介護の費用はかなりの額に
上った。

上の写真は、スイス、ベルン大学植物園の構内で見たキツネの彫刻。
ウチの猫は庭のジョウロやバケツに汲み置いた水をよく飲んでいた。
骨ばった腰のあたりや水を飲む姿が、この野生のキツネとよく似ている。

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by tamayam2 | 2014-10-14 21:52 | 特別なできごと | Comments(24)

【689】鎌倉の道端で

鎌倉・鶴岡八幡宮の参道、段葛(だんかずら)が11月から工事のため
通行止めになる。中央のやや高いところを、段葛と言って、左右にサクラが
植えられている。しかし、石段が崩れかけたり、桜が老木になって、
大規模な工事が必要になったのだそうだ。
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それで、今回は、段葛を通らずに、小町通りを通ることになった。
鎌倉の人たちのホスピタリティーの表われだろうか、商店街わきの道端には、
きれいな花々がたくさん! 旅人の眼をなごませてくれた。

1)シロバナ曼珠沙華(ヒガンバナ科)と">ムラサキシキブ(クマツヅラ科)
ヒガンバナは、中国原産。ムラサキシキブは、学名にjaponicaがついているから、
日本原産だろう。
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2)ハゼラン(スベリヒユ科)は、熱帯アメリカ原産。午後3時ごろ咲くので、
三時草という別名をもっている。どこでもよく見かけ、はびこっている。
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3)トレニア(ゴマノハグサ科)はアジア、アフリカ原産。
   ジュズサンゴ(ヤマゴボウ科)は。メキシコ、ブラジル原産。
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4)ポーチュラカ(スベリヒユ科)はマツバボタンの園芸種。ブラジル原産。
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5)ニガナ(キク科)の種類は、おそらくヨーロッパからの外来種。
野襤褸(のぼろ)菊とか、ノゲシの仲間かもしれない。
花の後は、耳かきの後ろについている綿毛みたいね。
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6) ランタナ(クマツヅラ科)は、和名シチヘンゲとよばれ、文字通り七変化する。南米原産。   
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どの花々も可憐でかわいらしかったのだが、調べてみれば、日本原産は、
おそらくムラサキシキブだけで、あとは、みな外国原産の植物たちだったのには、驚いた。
しかも、熱帯アメリカや中南米など、暑いところの植物が日本の風土に
よく馴染み、たくましくもその領地をひろげているように見える。

たしかに、日本の夏の気候は熱帯にちかく、9月末と言えども、まだ残暑を感じるからねぇ・・・
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私は庭に西洋的な植物を植えることを、とっくにあきらめて、できるだけ
頑強で、枯れにくいものを植えるようにしたら、結果的に亜熱帯・熱帯の草花が多く
なってしまった。冬の温度管理には、気を使わなければならないが・・・
春から秋は、ほったらかしにしておいてもぐんぐん伸びて花を咲かせてくれる。
そのたくましさと頑強さが気に入っている。

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by tamayam2 | 2014-09-30 23:13 | たび | Comments(6)

【687】スイスの蝶園で

Butterfly gardenというのは、どう訳してよいかわかりませんが、
便宜的に蝶園と訳しました。東京近辺では、多摩動物園の中にあります。
群馬県には、「ぐんま昆虫の森」という施設があります。大きな温室の中で、
蝶を蛹から育てていて、蝶が舞う姿を一般の人に見せている施設です。
人工飼育ですから、自然の状態ではないのですけれども、蝶を間近に見られる
という点では、教育的でもあり、魅力的な場所です。
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今回8月にスイスに行くことになって、スイスにもこういう施設がないかと
調べてみましたら、首都ベルンの近くKerzersという所にあることがわかりました。HPはここ
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“Papiliorama”という所です。Papillonというのが蝶のフランス語ですが、
この場所はフランス語圏とドイツ語圏の境界あたりです。
地図では(2)の場所。【685】のテルマエ・ロマエのある街は(4)。

北米、中南米のチョウがたくさん放蝶されていました。
モルフォ蝶は、たくさん飛んでいましたが、動きが速すぎて青い表翅を撮影するの
が難しかったです。ヨーロッパから比較的近いアフリカ大陸の蝶が私には、初見で、
めずらしかったです。中央と尾翅のところにギョロ眼がついています。
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こちらは、インド・オセアニア圏の蝶です。
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ツマグロヒョウモンに似ていますが、ヒョウモン(虎紋)はありません。
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帰国後、スイスの友人に聞いた話によると、この蝶園に、何者かが、“ゲッコウ”
放つという悪質ないたずらをしたので、現地で話題になっているという話でした。
さて、“ゲッコウ”とは何か?
調べてみますと、学名Gekko geckoというヤモリの一種、トッケイヤモリだそうです。
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コイツは、昆虫を主食とするので、ここに放蝶されている蝶にとっては、天敵
ということになります。ただでさえ、はかない命の蝶たちはどうなることか・・・
スイスの人たちはこの犯罪について、胸を痛めているということです。
今後は、入場の際、ボディチェックが厳しくなるかもしれません。

東京では、代々木公園や新宿御苑で、デング熱を引き起こす原因となる蚊が発生、
盛大に薬剤が散布され、立ち入りが禁止されています。
新宿御苑はヒガンバナが美しい季節でしょうに・・・残念なことです。
私の定点観察地ですから、昆虫たちの命も心配です。

デング熱は、熱帯地域ではありふれた病気で、だれでも、どこでも罹る可能性があります。
私の知識では、マラリアなどと違って、命に係わる病気ではないと思っておりますが・・・
やや騒ぎすぎではないかしら・・・。

蝶園に入るときには、蚊を避けるスプレーやきつい香水は厳禁です。
蝶も昆虫のひとつですから。

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by tamayam2 | 2014-09-25 12:33 | たび | Comments(12)

【684】旅行のお金勘定について

先日、私の計画したユーレイルパスの旅行について、いろいろな方が
一緒に旅行した気分になったと、楽しんでくださった。

また、ある方々からは、個人旅行としては経済的だったのか、それとも、
贅沢旅行だったのか、と質問された。
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大手旅行会社が企画する旅行とは比べることができないが、今後こういう旅行をしたい
と思っておられる方のために、費用についてメモを記しておきましょう。

まず、ユーレイル・パスは、6日間で5万円ほどだったので、一日8500円ぐらいについた。
特急や鈍行にも乗ったが1等の料金としては、まぁ、相応だったと思います。
若い人なら2等でもっと安くできます。ユーレイル・パスは利用者の年齢、期間、旅行範囲に
よって細かく設定できます。
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今回の旅行では、スロベニア(ユーロ)、オーストリア(ユーロ)、
チェコ(コルナ)、ドイツ(ユーロ)、スイス(スイス・フラン)と、
通貨が3種類だったので。換算がややこしかった。
今日のレートでいうとおよそ、
1ユーロは、138円
1コルナは、5円
1スイス・フランは、114円ぐらいです。
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私は、いろいろな通貨を持ち歩かず、現金が必要な分だけCiti Bankの円口座
から現地通貨を街角のATMから引き出した。ホテルの支払いや買い物は、
クレジット・カードを使う。お金の感覚がよくわからないまま払うのだが、
後でクレジット・カードの明細を見ると、あまり見当外れではないことが多い。

スロベニアで、小型バスの日帰りツアーに参加し、スロベニアの北部、Bled湖
南部のカルスト地方に鍾乳洞と洞窟城を見に行った。町の旅行案内所で手配して
もらったもので、英語を話すガイド付き7~8人編成のツアーだった。
その費用がだいたい一日1万円ぐらい。ツアーの終わりにチップを渡すのだが、
現金の代りに現地のプリペイド・交通カードを差し上げた。千円弱入っていたので。
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夜は出歩かないことにしているので、高くつくけれども、ホテルのダイニングで
食事をする。あまりお腹がすいていないときには、デリカテッセンで、生ハムとパン、
果物やナッツ、ワイン等買ってきて部屋で軽く済ます。
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街歩きは、一日フリー乗車券(600円~800円)を買って、バス、市電で移動。
重い荷物を持って移動するときには、遠慮なくタクシーを使った。
タクシーの場合は、端数程度のチップを渡す。
ガイドブックに書いてない特殊な場所(植物園など)へ行くときには、ホテルに
タクシーを手配してもらって、帰りの迎えも頼んでおく。
安全のためには、あまりケチケチ考えないで、チップをはずむ。
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やはり、老女の一人旅の場合は、安全料というものは支払わないといけないと、
思っています。

見知らぬ人から助力を得るためには、挨拶と感謝は、笑顔とともにしっかりと
伝えたいですね。
じつは、それが一番の保険かもしれません。

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by tamayam2 | 2014-09-18 00:10 | たび | Comments(0)