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【744】パリの植物園

東京からパリまで、飛行機で、12時間あまり。
到着したのは、まだ陽も高い午後4時ごろだったが、
翌日からの行動に備えてパリで一泊することにした。

翌日にAusterlitz駅から、友人の住むBourgesに向かうので、
駅の近くに宿をとった。パリの事情を知らないので、鉄道駅の前
あたりを、と探していたら、パリ5区、ソルボンヌ大学、植物園の
そばによいホテルが見つかった。
あらっ、ラッキー!
パリには何度か来ているが、植物園は、ぜひ行きたいところだったから。
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シャルル・ド・ゴール空港は、町の中心から離れている。
空港からエール・フランスバスというシャトル・バスで、リヨン駅まで行く。
このシャトル・バスの切符は東京でネットで買った。
リオン駅からホテルまで、徒歩でも行ける距離だが、荷物があるので、
タクシーで行った。
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17世紀、ルイ13世の王立薬草園が起こりというこの古い植物園は、
朝7:30~夜8時まで開いており、入場料は、無料!
さっそく翌朝、出かけた。朝は、ジョッギングしている人がいい汗を
流していた。
フランス庭園のような美しい花壇もあれば、植物の科ごとに分類して
植えてある標本園もある。
中には、動物園、自然史博物館、標本館、大温室もある広大な敷地。
25ha という広さは、とても一日で廻りきれるものではない。
大温室は、有料で、€6だった。
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花壇のあちこちに作業員がいて、雑草を抜いたり、ホースで水やりしたり、
植物の管理が行き届いている。
 (首都東京にこのような植物園が無いことを、本当に残念に思う。
  植物好きの外国人が来日しても、案内するところに苦慮してしまう。)

さて、チョウが好きなTamayam2であるが、こんなに夏の花が咲き乱れて
いる植物園で、驚くべきことに、チョウを見かけることがほとんどなかった。
背の高さをはるかに超えるブッドレアの樹がたくさん植わっていたのに、
チョウの姿が無い、とは!!?? おそらく、防虫剤のせいではないか…
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友人の住むBourgesの田園地帯で見たのは、
チョウトンボか、アオハダトンボの一種。沼地に羽を震わせていた。
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このチョウは、裏翅しか撮ることができかなかった。
植物は、本当に豊かなマレ(沼地)だったが、昆虫は、やはり
農耕の大敵なので、淘汰されたのか・・・
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マレの島に住んでいるネコたち。
このネコのそばに咲いているピンクの花は、アカバナ。
ミソハギ、ヨツバヒヨドリ。こういう植物は、チョウが
最も好むものなのだが・・・うむむ。
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生まれたばかりの赤ちゃんを連れたハクチョウの親子。
ヒトと共に生きているいろいろな生物たち・・・
別の言い方をすれば、いろいろな生物たちと共に生きているヒト!
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フランスの豊かな自然を味わいながら、目は、時おり
虫を探しているTamayam2だった。

by tamayam2 | 2015-09-10 13:02 | たび | Comments(10)

【737】やっと雨があがって

毎日毎日、よく降りました。
11日、やっと東京地方にも青空が見え、と同時に暑くなって
きました。まだ、梅雨明けではなさそうですが、気分は晴れ晴れ。
汐留方面から築地へぶらぶら歩き。
でも、さすが暑かったです。
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清澄庭園の木陰で、カラスアゲハを見ました。
水たまりで吸水していました。
東京湾に面しているからか、辺りは塩水の匂いがしました。
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先日行った三鷹市野川で、いろいろなキノコもみましたが、
赤い地衣類を見ました。柳の木の幹に生えていました。
コアカミゴケかもしれません。

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アカザは、昔はどこにでも生えていたのですが、現在では
ちょっと珍しくなりました。余り紅色が美しかったので、撮影。
昔は、この植物を摘んで、おひたしにしたのよ、と
若い人に言いますと、笑われてしまいましたが、本当です。
アカザ【アカザ科 Chenopodium album】英名 Fat hen
英語が示すように、鶏の餌にしたようです。シュウ酸があるそう
ですが、ホウレンソウと同じ仲間。また、種は、
キヌア(Quinoa)と同じ種類で、南米では、トウモロコシの粉と
同じように、雑穀としてよく食されています。
きれいなパッケージに入っていて、健康食品の店などで売られて
います。日本では、雑誌などで紹介されると、ぱっと人気商品に
なりそうなキヌアですが、実はアカザの実だったとは・・・私も
知りませんでした。

東京の下町、都電荒川二丁目にある荒川自然公園で、地元の有志の
方たちがオオムラサキを育てていると聞き、昨日出かけました。
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オオムラサキの幼虫は、エノキの葉しか食べないので、エノキの
樹の葉が必要なのです。そのエノキが最近、都内では少なくなって
います。昔は、よく見かけたのですが・・・今は、園芸的価値のある
樹木に取って替ってしまったからでしょう。
テント中に置かれたエノキの木の葉はあらかた喰いつくされ、
葉が足りないなぁ~という印象でした。
雌をやっと一頭撮影することができました。
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雄は、ムラサキの構造色がとても美しいのですが、
テントの天井に張り付いており、
私の視野の中には、なかなか入ってきませんでした。
こちらは、山梨県北杜市にあるオオムラサキ・センターのHPの
写真。本当は、自然の中で見てみたいものです。
日本の国蝶なのに、めったに人の眼に触れることがないのは、
残念なことです。
過去ログ やっと会えたオオムラサキ 2010年7月
                     
過去ログ オオムラサキセンター   2011年7月  

by tamayam2 | 2015-07-13 09:23 | 日々のできごと | Comments(6)

【736】ハンゲショウが咲くころ

日本の暦ではちょうど今ごろ、雑節で半夏生(はんげしょう)
と言うそうだ。
そして、そのころには、ハンゲ(カラスビシャク)とか、
ハンゲショウという植物が見られる。
ハンゲショウ【ドクダミ科 Saururus chinensis】
植物のハンゲショウは、葉の半分が白くて、おもしろい。
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おそらく「半化粧」という漢字が当てられているのだろう。

先週、晴れ間を見計らってちょっと武蔵野の野川公園に行ってきた。
はたして、途中で降られたので、やっぱり梅雨どきは無理はできない
なぁ~と思った。

おはぐろ(鉄漿/お歯黒)という言葉をご存じだろうか。
時代劇などで、侍の奥さんの歯が真っ黒なのを見たことがあるかもしれない。
昔は、既婚女性は、歯に黒いものをつけて“おしゃれ”をしたらしい。
(現在は、肌の美白とか、歯を白くするのが流行のようだが・・・)
その日見たのは、二つのハグロ
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ハグロトンボ(羽黒蜻蛉)とハグロソウ(葉黒草)
どちらも湿気の多い藪や川べりなどに生息するという。
ハグロトンボ♂は藪の中をゆっくり飛んでいた。体の金属的な光が美しい。
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ハグロソウ【キツネノマゴ科 Dicliptera japonica】
は、唇の形がかわいい。
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その他に見たのは、ヒメウラナミジャノメ。小さい蝶だが、ヤブの中を
すいすいと飛んで来ては、ススキの葉の上で翅を拡げてくれた。
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やや明るい草地では、ベニシジミも見た。
この蝶の下のヒメジョオンの花びらに、緑の幼虫が写り込んでいた。
知らずに撮っていたが・・・
(気持ちの悪い人がいるかもしれないが、これが蝶のお子様の姿です。
 お子様も親と同様に愛してあげてください。)

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かわいいピンクの花が咲いていたのは、
イヌゴマ【シソ科 Stachys japonica】
犬が付くのは、蔑称かと思っていたが、ゴマには非ず、という意味で
否ゴマがなまってイヌゴマとなったという説を読んだ。

あ、それもありうるなぁと思った。犬は役に立たないものという蔑称は
ちょっと気になっていた。
イヌザンショとか、イヌホウズキとか・・・
「イヌゴマは、ゴマではないから、食べてもおいしくないよ」、
という警告として読める。

ハグロソウイヌゴマもどちらも日本の湿地、川べりの草むらに
生える雑草で、学名にjaponicaがついている。こういう植物を大事
にしないと、と思う。

ひと気の無い川べりをうろうろしたが、けっこう収穫があり、
楽しかった。

by tamayam2 | 2015-07-06 13:39 | 日々のできごと | Comments(10)

【734】六月が過ぎ去り、七月が来る

東京地方は、梅雨時期。
まだ本格的な暑さではない。
クーラーを入れる日もあるし、肌寒く、長袖を羽織る日もある。
みな様のところでは、いかがでしょうか。九州地方は、豪雨が
続いていると聞いています。体調管理に気をつけてくださいね。
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ウチでは夏、昼食に、ザルソバ、ソーメンなど冷たい麺類をよく
いただく。年をとると、麺類をしみじみとおいしいと思う。
子供のころは、あんなもの、つまらないモノと思っていた。

特に、ソバ湯というのがイヤだった。
なんだか汚らしくて、それをズルズル飲んでいる大人たち!?
イヤ~ね、と感じていた。ソバ湯は、栄養的に、とてもよいモノ
だそうだ。今は、おいしいと感じる。
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さて、変体仮名で、1.ソバは「楚者」と書く。こんな
漢字、学校で習いません。でも、たいていの日本人は
読める。生蕎麦は、下のような漢字をくずしたものだそうだ。
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  「幾 楚 者」 信じられない漢字がその正体だった!
トジ蕎麦は、2.「登じ」と書いてあり、
ザル蕎麦は、3.「左に点々」で、「左る楚ば」。
天ぷらのプの字は、4.婦人の「婦」に丸がついてプと読ませる。
おもしろいなぁ~と思った。外国人はこんな字をを見て
どう思うのだろうか。
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さて、六月に興味が惹かれた植物を載せておこう。
富山に行ったとき、民家の戸口で割に背の高い植物をみた。
ルリヤナギ【ナス科 Solanum-melanoxylon】
ブラジル、ウルグアイ、ペルーなどで見られる花だそうだ。
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こちらは、富山県中央植物園で。
Asphodelus aestivus (ススキノキ科・ユリ科) ギリシャ神話では、
天国に咲く花と言われ大事にされているという。南欧が原産地らしいので、
ギリシャ、パレスチィナにも咲いているのだろう。聖書にも登場する。
ツルボランの仲間のようだ。私は、モンシロチョウを撮ろうと思って
レンズを向けたのだが、素敵な花だと後から気づいた。
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バーレーン国の切手にもなっている。
この清楚な花がさくアラビア半島は、今、けっして平和ではない。

冒頭のシダは、今年は、なんだか伸び伸びと葉を広げており、
幸せそうだったので、撮影した。亡母の置き形見。

このシダのそばの火鉢池の中で、メダカを飼っているのだが、
2匹の稚魚を見つけた。
新しい命が誕生することは、何にせよ、うれしい。

by tamayam2 | 2015-06-27 16:32 | 日々のできごと | Comments(2)

【733】アカボシゴマダラ

アカボシゴマダラと言っても何のことかわからないだろう。
赤星胡麻斑というタテハ科の蝶の名なのだが、この蝶について書く
のも、ちょっと恐ろしい。なぜかというと、これは、侵略的外来種に
指定されており、日本の蝶の愛好者の間では、敵視されている。
まぁ「お尋ね者のリスト」に入っているということですね。
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この蝶に出会ったのは、5月23日、東京小石川植物園でだった。
入園して、すぐひらひらと飛んでいるチョウに出会った。
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なんだか、丸っこくアゲハではないし、シロチョウでもないな、と
思った。地面に止まった姿から、アカボシゴマダラだと分かった。
この日は、この植物園の違う場所で、何頭か見かけた。
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東京・小石川で発見、ということは、東京のあちこちに広がっているの
かも知れない。インターネット上では、「○○地で、発見」という論文がたくさん
出ている。その書き方は、「困ったものじゃ」・・・という口調。
だから、「見てうれしい」とは堂々と言うことがはばかられる状況だ。

外国から持ち込まれこの蝶によって、在来種の存続の危機にさらされるという
ことらしい。限られた食草を短い夏の間に食べないと生き延びることが
できない蝶だからね。
外国から持ち込まれて、迷惑する例はたくさんある。でも狭い日本、
純国産品だけでは、生きられないだろうが・・・
韓国で流行っているという恐ろしい感染症も、今に日本に上陸するに
ちがいない。人々の往来があれば、仕方がない話なのだ。
うむ、むむむ・・・
アカボシゴマダラ 関連記事

小石川植物園では、ウマノスズクサの種類をいくつか育てていたが、
外国産のものは、気候が合わなかったらしく生育が悪かった。その内、
オオバウマノスズクサはツルが伸びていて、花が咲いていた。これは、
ジャコウアゲハの幼虫の食草なので、私は、いつも気になっている。
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オオバウマノスズクサ【Aristolochia kaemferi ウマノスズクサ科】
緑のツル性の葉が涼やかなので、西洋では、よく建物に這わせたりしていて
おなじみの植物。
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以前は、見られたジャコウアゲハは、ここ数年見たことがない。
温室がないと難しいのかもしれない。その温室は、取り壊しの最中だったが、
新しいものが建つのだろうか。予算が乏しいので、募金を募っていた。
私もお金があれば、ポンと数千万円ほど寄付したいところだが・・・

東京には、外国人を案内するに足る立派な植物園がない。それは、
とても残念なことだ。
先日、私は、富山県に出かけたとき、富山県中央植物園に足を伸ばした。HPはここ
地方には、いくつか通りすぎたくない植物園がある。
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標本園の傍らに、一群れのナデシコが咲いていた。花びらに切れ目が多く、
きれいだなぁと思った。
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高山に咲くというセンジュガンピ(千手岩菲)によく似て
いるが、センジュガンピは、白色しかない。

ナデシコとインターネットで調べれば、女子サッカー・チームのことしか
ヒットしない。ああ、昔は、日本女性の美称だったのですよ。

by tamayam2 | 2015-06-19 07:08 | 日々のできごと | Comments(10)

【731】忙しい日には、ちょこっと散歩

このところ、忙しい行事が立て続けで、落ち着かない日々をすごして
おりました。忙中閑あり、ちょっと自然の中を歩きたくなって、
白金の自然教育園と、小石川の植物園をちょこっと覗いてきました。

暦は、少しずつ推移し、春から初夏に変わろうとしております。
昆虫たちの羽化も始まって、虫好きの私は、草地や雑木林を歩き回る
だけで、こころ愉しいのです。
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細かい花ですが、どことなく風情のある小花・・・調べてみたら、
これは秋の野を彩るマユミの花でした。
マユミ【檀 ニシキギ科 Euonymus hamiltonianus】
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これは、数年前、長野県戸隠で撮影した11月のマユミの実
春の花と秋の実をいっしょにして覚えておこう、とUpしてみました。
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また、今、自然教育園で、辺りによい匂いを漂わせながら、細かい黄色の
花を散らしているのは、イイギリの花だと分かりました。
イイギリ【飯桐 ヤナギ科 Idesia polycarpa】
雄花は受粉が終ると、みな落花してしまい、雌花だけに実がついて
(当然のことですが)、落花せずに木にとどまっているということです。
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昨年の11月ごろ、ご近所にイイギリの実の美しいお家があったので、
撮影したものです。

このように、春のめだたない花と、秋の美しい実はとても同じ樹とは思え
ないのですが、葉や幹の特徴と共に、覚えておけば、秋の実を見るときに
よい勘が働くようになるかもしれません。
秋の赤い実は、どれもこれも美しく、幻惑されるばかりで、頭の中が
混乱してしまいがちですから。
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自然教育園で見たチョウ、2種類。
アオスジアゲハウラギンシジミ
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今、いろいろな種類のウツギの白い花が咲いています。
アオスジアゲハは、この世の春とばかりに、ウツギの花で吸蜜しています。
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また、小石川植物園では、バイカウツギの花で、
オオスカシバがホバリングしながら吸蜜しているのを見ました。
オオスカシバ【スズメガ科 Cephonodes hylas】
翅が透き通っていて、胴体が太くブラシのような尻尾がついています。
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眼も大きくて、お顔を望遠レンズでとらえることができたので、
この虫に親しみを持ちました。
ハチドリのようにホバリングする姿は、とてもユーモラスです。

by tamayam2 | 2015-05-25 01:53 | 日々のできごと | Comments(17)

【728】浅草寺・伝法院通り

連休中は、極力外出しないようにしているが、
家人が浅草寺伝法院の大絵馬・寺宝展に行きたいというので、
めったに見られないお宝拝見かたがた、伝法院の庭園も見て来よう
と出かけた。7日まで。情報は、ここ

連休中とあって、どこも人出でいっぱいですが、ま、それもよし。
おや、仲見世通りに、カメラを構えた、小町ふうの和服姿の女性が!
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若い人の着付けは、自由で、何でもアリ。ぅふふふ・・・と眺めた。
お着物に、エコバッグ、黄色いスッパッツと黒いズック。
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実は、数時間後、偶然にもまた、この女性を見かけのだ。
場所は、伝法院通りの和紙絵のお店。ちょっと和紙絵に関心があったので、
見ていたら、この女性がモデルのように被写体になっていたのです!
私はいいタイミングと、許可を得て脇から撮影させてもらいました。
こんな可愛いお嬢さんを撮影することができて、うれしかったです。

若い女性というのは、どんな人であれ、何か華があるのですね。
自分も若い時代があったのですが、そんなことには、ちっとも気づきませんでした。
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さぁて、喧騒の渦のような浅草寺近辺から、ちょっと脇に外れただけなのに、
この伝法院というお寺の庭園は、大変静かで、まるで、京都のお寺の庭園のよう
でした。向こう岸にサギが一羽たたずんでいました。(目を凝らさないと見えないかも・・・)
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また、池の縁の緑地に、<span style="color:rgb(255,0,255);">ヒメクイナかしら、鳩より小さめの鳥の番(つがい)が
歩いておりました。
追記:これは、ヒメクイナではなくて、ムクドリだそうです。イーハ・トーブガーデンのnenemuさんに
    教えていただきました。nenemuさん、ありがとうございます。

新緑がまぶしく輝き、池面には、浅草寺の五重塔とスカイツリーが映っています。
これがあの浅草寺の境内だとは、信じられません。
路順に沿って進んで行きますと、途中でお抹茶のご接待にあずかりました。
紙コップでしたが、乾いた喉が潤い、気分がしゃっきりしました。
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さて、伝法院通りというのは、まことに面白い通りで、新しいもの、古いもの、
実用的なもの、時代めいたもの・・・まぜこぜなのですが、何でも被写体に
なりそうで、私の眼は、忙しかったです。
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以前にご紹介したことのある、地口行燈(じぐちあんどん)も、一つ一つ読んで
いくと、ぅふふ・・・と微笑がこぼれてきます。
  目刺しは、ものをおごらざりけり・・・
  元歌: 昔は、ものを思はざりけり

  過去ログ:2015年1月 干支の人形
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この通りの防火用水の桶(おけ)でしょうか、江戸情緒がありますね。
その下の「伝」の漢字が、鳩の絵で作られています。おもしろし!
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よく見れば、伝法院通りの門柱にも、鳩の意匠が。
今ふうにいうと、アイコンですね。おっしゃれ~。
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うどん屋や、蕎麦屋があり、江戸情緒にひたりつつ、
楽しい午後を過ごしました。

by tamayam2 | 2015-05-05 17:32 | Comments(4)

【726】虫の季節到来 2015年春

年年歳歳花相似 歳歳年年人不同
(ねんねんさいさい花あいにたり さいさいねんねん人おなじからず)

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我が家にあるただ一本の高木、西洋ハナミズキが花ざかりになりました。
この樹づたいに二階までサルのように駆け上っていた愛猫は、
この花の開花を見ることなく、晩秋にこの世を去りました。

昨日は、親しかった友人の告別式でした。
突然のお別れでしたので、胸つぶるる思いでした。
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植物を愛する私は、どこでも植物に目がとまれば撮影しますが、
家に帰って写真を拡大してみると、思いがけず昆虫が写りこんでいることが
あります。そういうときは、儲けものをしたようにうれしい!
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先日出かけた赤城自然公園のみごとなシャクナゲ。(上)
その写真に写っていたのは、、コツバメ。
もう少し注意深く観察すればよかった! と後悔しています。
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もう一つは、やや離れたところにいて、翅を開いたり閉じたりしていたチョウ。
翅の形から、シータテハか・・・
 (通りすがり様より、教えていただきました。シータテハ)→ヒオドシチョウ…感謝!)
望遠レンズをもっていくべきでした。
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こちらは、別の日、花の植え込みにいたトノサマバッタ。
拡大したら、触角が一本欠けているのが分かりました。
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これは、ネコノメ草を撮影したのですが、アブの種類でしょうか、
 (通りすがり様より、教えていただきました。こちらは、おそらくヒメフンバエの♀)
虫たちに再び出会えるうれしい季節の到来を感じます。

追記)通りすがり様、お教えいただきありがとうございました。これからもどうぞよろしくご指導ください。

子供たちが、こういう虫たちを無意味に追い掛けまわしませんように。
静かに虫を見て楽しむ文化が、浸透していきますように、
老婆心ながら、祈っています。

by tamayam2 | 2015-04-22 10:27 | 日々のできごと | Comments(6)

【718】動物の人形がいる風景

そろそろ、ロサンジェルスの話は終わりにしようと思います。
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娘の家を訪問したときは、やっとエクステリア(外壁、窓枠)などの
工事が終わったところで、家の周りには、まだ作業用の足場が組んで
あった。インテリアの方は、専門のディザイナーが手掛けることに
なっており、いろいろな所に絵のフレームや、飾り物が置いてあった。
娘は、仕事柄、世界のあちこちに行っているので、民芸品の類や、
どこかのガラクタ市で買ってきたものや、人にもらったものなど、
本人には、思い出の品でも他人には、さっぱり理解が付かない代物も
多い。それを、ディザイナーがどう、組立てて統一感のある空間に
仕立てるのか、見ものだった。
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舞台となる中古住宅は、形式でいうとスペイン風なのだろうが、
コロニアル風も混ざっているような、不思議な家だ。
天井の梁や玄関ホールの吹き抜けは、スペインの田舎家風だ。
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これは、インド更紗の布を額装したもの。
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食卓の上のレモンは、知り合いの家の庭になっていたもの。
この辺りの家には、レモン、ビワが地植えにされ、たわわになっている。
Meyer lemonというやや丸みを帯びた酸っぱ味の少ないレモン。
娘は、これが気に入って庭に植えたいと言っている。
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KiwiはNew Zealandの飛べない鳥だが、このメタル製の皿の縁に
掛けるととてもよく似合っている。どちらも高価なものではないが、
New Zealandの思い出とともに懐かしい。
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これは、亀の置物のようだが、アフリカ産の器に入っている。
立てかけてあるのは、友人からもらったカード。サインから見ると
安藤廣重の浮世絵らしい。カードに描かれているのはキジだろうか。
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上の亀も寅も中国製のおもちゃのようだが、こうしてSEIKOの置時計
の上に置かれるとちょっと面白い。
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額装のチョウの画は精密画の一種。どこで手に入れたか、ディザイナーに
選ばれずにいつまでも床に放置されていたのは、きっと全体の調度に
合わないのだろう。ママの好みだけど、黙っている。

たくさんある装飾品も、不要になれば、ネット上のオークションに
出品して、処分してしまうのは、現代風といおうか、アメリカ風?
不要になったソファーや、装飾品を買いたい人が、訪ねてきて、
さっさと買ってもらっていた。

ある人には不要な品も、ある人には、必要なのだ。
こうしたドライな取引がごく当たり前に行われているのも、面白く
観察した。

by tamayam2 | 2015-03-04 09:42 | たび | Comments(14)

【699】11月の野川公園

9月から今まで、家にこもってパソコンの前に座っていることが多かったです。
秋のまばゆい光に誘われて、今日こそはと、朝から三鷹市、野川公園に行って
まいりました。
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ここは、元国際基督教大学のゴルフ場があったところ、同大学に隣接する広い緑地です。
真ん中に野川が流れており、なぁんにも無い公園ですが、そこが自然の宝庫。
ジョッギングする人、犬の散歩をする人もたくさん見ました。
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私は、まだ蝶の姿が見られるだろうか、木の幹にひっそり何かの蛹が隠れてはいない
だろうか、虫に会えればいいなぁ~と期待して行きました。
蝶は、シジミチョウ、黄チョウ、ツマグロヒョウモンをいくつか見かけただけでした。
植物は、大半が枯れており、実をつけているものも多かったです。
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枯れた野の風情ですが、少し仔細にみれば、いろいろ珍しいものも見られました。
一番面白かったのは、センボンヤリ【キク科】の閉鎖花
閉鎖花というのは、普通の受精ではなく、自家受粉を行うものだそうです。
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立ち枯れた丸い花が美しかったばかりでなく、タンポポのような葉は青々として
おりましたし、傍らに蕾さえ見ることができました。
センボンヤリとは千本槍の意味でしょう。大名行列のときの槍でしょうね。
そのようにすくっと直立しているのです。
別名ムラサキタンポポとも言うようです。確かに葉はタンポポのようでした。
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秋の実の代表格、ヒヨドリジョウゴ【ナス科】下は、ジョロウグモ。
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ナナホシテントウムシ
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その他、小さな虫たちも秋の陽ざしの中で活動中でした。
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この(多分)カメムシの一種の名はまだ同定できておりません。
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私も、自然から気持ちのよいエネルギーをいただいたようで、
体内の活力が生き生きとしてくるのを感じました。

by tamayam2 | 2014-11-15 09:03 | 日々のできごと | Comments(10)