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【691a】日時計

西洋の教会や市役所などの屋根ちかくで、よく日時計を見かける。
あまり見やすくないが、おおよその時刻の見当がつく。
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あの暑い夏の日の午後、スロベニア、リュブリャナの大聖堂近くで。
この時計で見ると、3時40分ごろ。
ショートパンツの女性が自転車で通りすぎたのどかな昼下がり。
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この写真の文字盤を拡大して見てみると、
---Noscitis diem neque horam---
Wikipedeaで調べてみると、ラテン語で、聖書 マタイ伝25章13節
であることがわかった。
要約すれば、
「目を覚ましていなさい。あなたがたは、その日、その時を知らないのだから。」
死がいつ訪れるか、だれも知らない・・・
Memento Mori (死を覚えよ!)と同じ意味です。
西洋の時計は怖いですね。こうして、
もの知らぬ衆生に日々警告を発しているのですから。
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こちらは、スイス、フリブール地方、Murtenという古戦場。
【687】の地図では(3)   町に入口に、日時計があった。
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ここには、警告らしい文字は見え
なかった。ローマ人が攻めてきたり、
フランス人がこの地を分捕ろうとしたり、過去にはたくさんの血が流された
この地には、警告文は厳しすぎるのかもしれない。
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町を一周する城壁から見ると、教会の時計台が見晴らせ、
見慣れた文字盤で時刻を読むことができた。
5時少し前だけれども、夏時間だからまだまだ日が高い。
私どもは、この後、ベルンに行って町をゆっくり散策することができた。

by tamayam2 | 2014-10-08 14:05 | たび | Comments(4)

【690】モルフォ蝶やフクロウ蝶

十月に入りました。なんだか夏のように暑い日があるかと思えば、
また台風が近づいているとか、みな様のところではいかがでしょうか。
お気をつけてお過ごしください。

【687】でスイスの蝶園で見たチョウについて書きました。
じつは、最近の旅では、南ドイツ、ボーデン湖に浮かぶマイナウ島にある
ドイツの蝶園にも行きました。
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ドイツ語では蝶をSchmetterlingと言いますので、蝶園は、
Schmetterlingsgartenです。Konstanzからバスで20分ぐらいの所で、
花の島として知られています。植物の展示も魅力的ですが、蝶園も
なかなかのものでした。 HPはここ

さて、スイスの蝶園でたくさんのモルフォ蝶が飛んでいるのを見ました。
ドイツでもたくさん飛んでいました。
(1)Morpho peleides (英語 Blue Morpho)
モルフォ蝶は、コバルト色に輝く翅をもつ中南米の代表的な蝶
ですが、飛翔が速くて撮影は、とても難しいのです。
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ドイツの蝶園で、かろうじて少し青の部分が少し見える写真がありました。
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この蝶は、威嚇のためのギョロ眼が付いているのですが、
裏と表の様子が全く違うので、どれがモルフォ蝶の裏翅か判断できたのは、
帰国してからのことでした。

(2)Prepona demophon (英語 Banded King Shoemaker)
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また、裏翅が地味なのに、きれいな青をチラリとのぞかせている蝶は、タテハチョウ科の蝶でした。
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なかなか開翅してくれないのでした。でも、かわいい眼が写せてうれしかったのです。

(3)Caligo eurilochus (英語 Common Owl)
私がモルフォ蝶かと間違って認識していた、一番強烈なギョロ眼は、フクロウ蝶でした。
(1)、(2)の写真の左に写っている蝶です。
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このギョロ眼が複数重なっていたりするとフクロウに見えます。
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その表翅はと言いますと、実にぼんやりとした、なんだか透き通っているような印象の蝶なのです。

過去ログ:  2010年7月 フクロウチョウ

いずれにしてもあまり、日本の蝶園ではお目に掛かれない蝶ばかりなので、
大変うれしく、夢中でたくさん撮影しました。しかし表裏の区別をしっかり
勉強していなかったので、更に一歩踏み込めていない駄作ぞろいで、
あぁ~あと嘆いているところです。

いろいろ調べて書いたのですが、もし、間違っていたら教えてください。

by tamayam2 | 2014-10-04 12:29 | たび | Comments(16)

【687】スイスの蝶園で

Butterfly gardenというのは、どう訳してよいかわかりませんが、
便宜的に蝶園と訳しました。東京近辺では、多摩動物園の中にあります。
群馬県には、「ぐんま昆虫の森」という施設があります。大きな温室の中で、
蝶を蛹から育てていて、蝶が舞う姿を一般の人に見せている施設です。
人工飼育ですから、自然の状態ではないのですけれども、蝶を間近に見られる
という点では、教育的でもあり、魅力的な場所です。
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今回8月にスイスに行くことになって、スイスにもこういう施設がないかと
調べてみましたら、首都ベルンの近くKerzersという所にあることがわかりました。HPはここ
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“Papiliorama”という所です。Papillonというのが蝶のフランス語ですが、
この場所はフランス語圏とドイツ語圏の境界あたりです。
地図では(2)の場所。【685】のテルマエ・ロマエのある街は(4)。

北米、中南米のチョウがたくさん放蝶されていました。
モルフォ蝶は、たくさん飛んでいましたが、動きが速すぎて青い表翅を撮影するの
が難しかったです。ヨーロッパから比較的近いアフリカ大陸の蝶が私には、初見で、
めずらしかったです。中央と尾翅のところにギョロ眼がついています。
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こちらは、インド・オセアニア圏の蝶です。
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ツマグロヒョウモンに似ていますが、ヒョウモン(虎紋)はありません。
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帰国後、スイスの友人に聞いた話によると、この蝶園に、何者かが、“ゲッコウ”
放つという悪質ないたずらをしたので、現地で話題になっているという話でした。
さて、“ゲッコウ”とは何か?
調べてみますと、学名Gekko geckoというヤモリの一種、トッケイヤモリだそうです。
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コイツは、昆虫を主食とするので、ここに放蝶されている蝶にとっては、天敵
ということになります。ただでさえ、はかない命の蝶たちはどうなることか・・・
スイスの人たちはこの犯罪について、胸を痛めているということです。
今後は、入場の際、ボディチェックが厳しくなるかもしれません。

東京では、代々木公園や新宿御苑で、デング熱を引き起こす原因となる蚊が発生、
盛大に薬剤が散布され、立ち入りが禁止されています。
新宿御苑はヒガンバナが美しい季節でしょうに・・・残念なことです。
私の定点観察地ですから、昆虫たちの命も心配です。

デング熱は、熱帯地域ではありふれた病気で、だれでも、どこでも罹る可能性があります。
私の知識では、マラリアなどと違って、命に係わる病気ではないと思っておりますが・・・
やや騒ぎすぎではないかしら・・・。

蝶園に入るときには、蚊を避けるスプレーやきつい香水は厳禁です。
蝶も昆虫のひとつですから。

by tamayam2 | 2014-09-25 12:33 | たび | Comments(12)

【686】西洋の野草

この夏スイス、スロベニア、ドイツ南部で見た道端の花々。
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日本では、フクロナデシコと呼ばれているものに似ているナデシコ科の植物。
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花の根元のところがぶくっと風船のように膨れていて、風に揺られている姿が
涼しげで、愛らしい。
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Silene vulgaris という種類のようだ。
日本語では、シラタマ草、ナデシコ科マンテマ属
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日本では、高原などでよく見るマツムシソウ
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どこでもよく見かけるヘラオオバコ
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この草にカメムシがとまっていた。ブチヒゲカメムシという。
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ハーブの一種、フェンネル。辺りを通っただけでよい香りが漂っている。
魚料理などに良く使われる。セリ科。
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こちらもアニスか、アンゼリカなどセリ科の植物の種。
クリスマス・リースのように美しかった。
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野生のシクラメンもよく見た。
地中海沿岸やトルコが原産国というから、むべなるかな。
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傾斜地の斜面などにひっそりと咲いていた。

by tamayam2 | 2014-09-23 17:11 | たび | Comments(6)

【685】スイスのテルマエ・ロマエ

8月末、スイスの友人宅に立ち寄って、ベルンの西、フリブール地方を
ドライブした。
ヌーシャテル、フリブール地方は、湖水が多く、時計産業の中心地。
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ドイツ語圏からフランス語圏に入ったところで、あらら・・・と思ったが、
友人のご主人が通訳をしてくださったので、レストランでおいしいランチを
楽しむことができた。
スイスは、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語が公用語。
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ローマ遺跡に興味がある?」と聞かれたので、
昼食後、ムルテン湖南のAventicumという3Cに栄えた町へ足をのばした。
地図にはAvenchesとあり、アヴァンシュと発音しているようだ。
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日本で人気になったテルマエ・ロマエは、ローマ風呂という意味だが、
その町の郊外にも昔の公衆浴場の跡地が田園地帯に拡がっていた。
みごとなもので、今で言う、床暖房の設備のある大型施設なのだ。
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ローマ帝国の統治の仕方は、しばしば「パンとサーカス」と言われる。
大衆に、パン(食糧)とサーカス(娯楽)さえ与えておけば、
政治に関心が向かず、世の中が平和に治まる・・・ということだ。
この町では、庶民は、競技場で剣闘士が戦うのを見て興奮し、
風呂に入って、労働の疲れを洗い流したのだろう。
あとは、ワインを飲んで寝るだけだ!
(なんだか、今の私の生活のよう・・・)
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遺跡のそばの金網に野生の葡萄が実をつけていた。
ローマ時代にもこんな葡萄がいたるところで栽培されていたのだろう。
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帰り道、ベルン郊外の田園地帯に、「ひときわ花がきれいな農家があるよ」、
と言われたので、車を止めてもらって撮影した。
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農業や酪農をしている農家のようだが、家の周りを花いっぱいにして、
沿道の他人の目を楽しませてくれている。
人を喜ばせるために花を育てる・・・何と心ゆたかな人々だろう。

by tamayam2 | 2014-09-20 15:55 | たび | Comments(4)

【684】旅行のお金勘定について

先日、私の計画したユーレイルパスの旅行について、いろいろな方が
一緒に旅行した気分になったと、楽しんでくださった。

また、ある方々からは、個人旅行としては経済的だったのか、それとも、
贅沢旅行だったのか、と質問された。
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大手旅行会社が企画する旅行とは比べることができないが、今後こういう旅行をしたい
と思っておられる方のために、費用についてメモを記しておきましょう。

まず、ユーレイル・パスは、6日間で5万円ほどだったので、一日8500円ぐらいについた。
特急や鈍行にも乗ったが1等の料金としては、まぁ、相応だったと思います。
若い人なら2等でもっと安くできます。ユーレイル・パスは利用者の年齢、期間、旅行範囲に
よって細かく設定できます。
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今回の旅行では、スロベニア(ユーロ)、オーストリア(ユーロ)、
チェコ(コルナ)、ドイツ(ユーロ)、スイス(スイス・フラン)と、
通貨が3種類だったので。換算がややこしかった。
今日のレートでいうとおよそ、
1ユーロは、138円
1コルナは、5円
1スイス・フランは、114円ぐらいです。
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私は、いろいろな通貨を持ち歩かず、現金が必要な分だけCiti Bankの円口座
から現地通貨を街角のATMから引き出した。ホテルの支払いや買い物は、
クレジット・カードを使う。お金の感覚がよくわからないまま払うのだが、
後でクレジット・カードの明細を見ると、あまり見当外れではないことが多い。

スロベニアで、小型バスの日帰りツアーに参加し、スロベニアの北部、Bled湖
南部のカルスト地方に鍾乳洞と洞窟城を見に行った。町の旅行案内所で手配して
もらったもので、英語を話すガイド付き7~8人編成のツアーだった。
その費用がだいたい一日1万円ぐらい。ツアーの終わりにチップを渡すのだが、
現金の代りに現地のプリペイド・交通カードを差し上げた。千円弱入っていたので。
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夜は出歩かないことにしているので、高くつくけれども、ホテルのダイニングで
食事をする。あまりお腹がすいていないときには、デリカテッセンで、生ハムとパン、
果物やナッツ、ワイン等買ってきて部屋で軽く済ます。
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街歩きは、一日フリー乗車券(600円~800円)を買って、バス、市電で移動。
重い荷物を持って移動するときには、遠慮なくタクシーを使った。
タクシーの場合は、端数程度のチップを渡す。
ガイドブックに書いてない特殊な場所(植物園など)へ行くときには、ホテルに
タクシーを手配してもらって、帰りの迎えも頼んでおく。
安全のためには、あまりケチケチ考えないで、チップをはずむ。
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やはり、老女の一人旅の場合は、安全料というものは支払わないといけないと、
思っています。

見知らぬ人から助力を得るためには、挨拶と感謝は、笑顔とともにしっかりと
伝えたいですね。
じつは、それが一番の保険かもしれません。

by tamayam2 | 2014-09-18 00:10 | たび | Comments(0)

【683】長年の夢だったユーレイル・パス

若いとき、旅行がしたかったけれども、お金がなかった。
働いて少しは自由なお金が使えるようになったときは、旅行する時間がなかった。
70歳になって、もう一度ゆっくりヨーロッパを旅行したいと思うが、
そろそろ体力と注意力に翳りが見える。

切符を失くしたり、カバンを置き忘れたり、
ぼんやりしていてスリに遭わないだろうか・・・
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今年は、スロベニアに行く予定があったので、その帰りがけに近隣の国に
立ち寄ろうと思い計画を立て始めたのが、今年の3月。
旅行予定の8月は航空運賃が高くなるので、4月に成田⇔チューリッヒ往復の切符を
比較的安く押さえることができた。
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8月31日、リュブリャナから空路ウィーンへ。
その後は、ウィーン → プラハ → ミュンヘン → コンスタンツ →チューリッヒ
ユーレイル・パスを使うことに決めた。
ユーレイル・パスは、ご存じのない方にご説明しますが、ヨーロッパを網羅する主要路線の鉄道、バス、船などを自由に乗り降りできるパスだ。
しかし、条件があり、ヨーロッパの住民は買えない。ヨーロッパ以外のところに住んでいる旅行者が
自国でパスを購入しなければならない。
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日本へ来る外国人が、京都・奈良に新幹線で行った後、九州・北海道まで足を伸ばすので、
お金があるのだなぁ~と思っていたら、彼らは、なんと自国で、ジャパン・レイルパス
を購入してきているのだった。(その逆ヴァージョンです)
RAIL  EUROPEのホームページがあるのだが、細かいことが分かりづらいので、
この切符は旅行社で買ってもらった。
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私のパスは、四か国(オーストリア、チェコ、ドイツ、スイス)を六日間で周るもので、
5万円ぐらいだった。年齢が60歳以上は、1等と決まっているようで、普段は2等に
乗る私としては、ぜいたくのような気がしたが、1等はすいていたし、飲み物の
サーヴィスがあり非常に快適だった。
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経路は自分で計画をすればよく、変更も自由。しかし、私は、夜遅く目的地に着くのを
好まないので、いろいろな経路をインターネットで調べ、第1案とその代替え案を調べて行った。
インターネットのルート検索は、非常によくできており、国が違っても細かいところまで
調べることができる。経路の地図も出てくる。乗り換え案内も非常にていねいに書いてある。
ただし、列車が遅れなければの話だけれども・・・。
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かなり綿密な計画を立て、それを5日間で実行したわけだけど、すべて第1案通り、
正確に運行されたので、修正案を使う必要がなかった。
胸のすく思いとは、このこと!
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昼食は、駅で買った(大好きな堅いドイツ・パンの)サンドイッチですませ、
荷物は、自分の席のそばに置いておき、飛行機のように、トランクのチェックインや
わずらわしい通関手続きが要らず、非常に気が楽だった。
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ただし、乗り降りのときには、ホームから列車まで、2~3ステップ分持ち上げなければ
ならないので、大きなトランクは鉄道向きではない。
たいていそばにいた若者が、手を貸してくれたが・・・。

地方の小さい駅では、エスカレータなどないので、乗り換えのとき、
階段を使わなければならなかった。まだ、バリアフリーではないのだ。

スイスの駅々では、階段とスロープの両方があって、どちらか選べるようになっていて
親切だと思った。
写真は、雨のプラハの風景と、ミュンヘン中央駅。

by tamayam2 | 2014-09-13 23:36 | たび | Comments(22)

【661】過去の旅・・・オランダ小旅行

昨日、引出しの中を整理していたら、64メガのSDカードが見つかった。
デジカメを使い出したころ、64メガでもわくわくしたものだ・・・(笑)

さて、そのSDカードの中に2007年に行ったオランダ小旅行の写真が入っていた。
過去のBlogに掲載したものもあったが、使わなかった写真もあったので、
7年後の2014年に、オランダ過去旅行の一部を再現しようと思います。
お時間があれば、お付き合いください。
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上の写真は駅のホームの壁です。運河に囲まれたライデンの街がよくわかります。

2007年6月当時私は、ドイツのオランダに近い西側にあるケルン住んでいた。
カトリックの祝日が木曜日に当たっていたと書いてあるから、金曜日に有給を取れば
4連休になる?! そこで、オランダ小旅行を思いついたようだ。一日目の宿泊地は
ライデン、二日目は、ロッテルダムに一泊した。二泊三日の旅。
一日目は、ケルン →アムステルダム →ライデン(泊まり)。
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アムステルダムまで特急で行き、そこからローカル線に乗り換える。

ライデン大学付属植物園に行くこと、その近くのできたばかりのシーボルト・ハウスを
観るのが目的だったので、宿は、シーボルト・ハウスの向かい、運河に面した小ホテル。
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たまたまこの年、リンネ生誕300年に当たり、渡欧された天皇がリンネ協会で、演説を
なさったのでした。Tamaya2の植物への傾倒もライデン植物園から始まりました。
        過去ログ:リンネ協会での天皇のご講演は、ここ
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        像の周りに植えられているのは、彼の命名した植物でしょう。
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      ライデン大学の日本学科は有名。 俳句が建物の壁に書いてあれば驚く。

二日目は、直接ロッテルダムに行けばよいのに、大いに寄り道をしている。
ライデン → ハーグ → デルフト → ゴーダ → ロッテルダム(泊まり)
たまたま来た普通列車がハーグ行きだったので、ハーグで途中下車。
フェルメールの有名な絵があるマウリッツハイス美術館は以前に訪れたことがあるので、パスして、
エッシャー美術館を訪問しました。
   過去ログ:ハーグで  エッシャー美術館を訪ねるは、ここ

(ここには、国際司法裁判所があり、雅子様のお父様が働いておられるのでしたよね・・・)
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オランダでは、ハーグとは呼ばず、Den Haag、デン ハーグと冠詞付き。
オランダの首都は、アムステルダムですが、政治の中心は、ハーグ。
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古いものもよく保存され、モダンな芸術の息吹がここそこに感じられる街でした。
駅前の時計がとってもおしゃれです。ただ今、10時11分。
エッシャー美術館は、森の中にあるのですが、エッシャ―好きなら、一日いても
楽しいでしょう。美術館前に停まっていたサンドイッチ屋の車もおしゃれ!

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駅の地図を見ていたら、デルフトがハーグからすぐということが分かったので、
急に思い立って、フェルメールの故郷、デルフトへ。駅の壁がデルフト焼き。
中国の明から染付技術を習ったとか。白地に青が美しい陶器が有名です。
     過去ログ:デルフトにて は、ここ
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各駅停車で、ちょっと足を伸ばせは、有名なゴーダチーズの故郷があるようなので、
そこもちょっと見ていくことにしました。
     過去ログ: ゴーダにて は、ここ
そんなわけで、二日目の宿泊地、ロッテルダムに着いたのは、夕やみがせまるころ
でした。でも、構いません。予約しているホテルは、いつも街の中心のわかりやすい
ところですから。

こんな、行き当たりばったりの旅は、旅行会社が何から何まできちんと用意してくれる
旅では味わえない面白さがありました。公共交通手段を使い、バスの回数券を使って
あちこち気の向くまま、足の向くまま移動しましたが、やはり、体力があったからできたこと
なのだなぁ~と我ながらあきれたり、感心したりしました。

by tamayam2 | 2014-01-18 17:52 | たび | Comments(14)

スペインの聖地、のこぎり山

バルセロナから北西へ53Km、カタルーニャの聖地と
言われる場所がある。のこぎり山(Mont serrat)という
その山は、本当にギザギザの形をしている。私が今まで
見たこともない不思議な形。この山の形から、ガウディは
サグラダ・ファミリアのモチーフを得たと言われている。
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標高はたかだか720mほどだが、高く、高く隆起して増殖
し続けるような生成のイメージが、この山にはある。
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信仰の対象になっていて、頂上付近にヴェネディクト派の修道院
が建っている。聖堂中央に大切におさめられている黒い顔の
マリア像が有名で、それを拝むためにたくさんの人たちが
押しかけるという。
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のこぎり山は、太古に海だった地面が隆起して、何千年もかけて
自然に形成された山だというが、形が奇想天外で、自然の力の
大きさに圧倒され、どこをどのように切り取って撮影したら
よいか途方にくれてしまった。
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こちらは、マドリッドから北西へ95Kmのところにある古都、
セゴヴィア(Segovia )3月24日の「イベリコ豚」で、
カピトリーノの雌狼という銅像を載せた。狼の乳を
飲んでいるのは、ロームルスとレムスという兄弟なのだが、
兄のロームスが後にローマ帝国の祖になる。(BC7Cの頃の伝説)
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Blog仲間の寧夢さんが、どうして、スペインにローマ帝国?
と疑問を投げかけられた。(良い質問を、ありがとう!)
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何を隠そう、この地は、ローマ帝国の遺跡、水道橋があるのです。
ローマ人は、野望を抱いてここまで押し寄せてきた。
大きな石と石の間に接合材のようなものは無く、こんな巨大
な水道橋を築きあげたローマ人って、文句なしに尊敬に値する。
川から水を引いてこなければ、どんな都市にも人が住めない。
この水道は、1世紀に建設され、1884年まで、実際に機能して
いたということだ。(ユネスコ世界遺産)
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これで、一応スペイン旅行の話は終わりです。ありがとう
ございました。

by tamayam2 | 2012-03-29 13:59 | たび | Comments(12)

イベリコ豚

今回の旅行では、スペイン、バルセロナ近辺(カタルーニャ地方)、
北側バスク地方、マドリッド近辺のカスティーリャ地方を
巡りました。団体旅行ですから、自分でレストランに入る機会
は、一度しかありませんでしたが、Bar(バル)という軽食屋は、
日本の居酒屋のようで大いに気に入りました。
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この写真の玄関右手にかかっている長細いものは、生ハム。
店の奥にぶら下がっている黄金色の筒型のものもすべて
生ハムです。豚か羊の大腿の部分の塩漬け(数年熟成したもの)。
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デパートの食品売り場にも、この大腿が1本丸ごと売って
いました。1本2~3万円ぐらいだったかなぁ~。
大腿1本をスタンドのようなもので固定して、よく切れる
ナイフでそぎ切りにします。切りたてのハモン・セラーノとか、
ハモン・イベリコは絶品。シェリー酒とかワインによく合います。

スペインのパンは素朴ながら外側がパリッとして、内部が
ふわふわ。そのパンとワインと生ハム、フレッシュなサラダが
あれば、あとは何も要らないと思うほどです。
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セゴヴィアという街に出かけたときのこと、土地の名物料理
なのでしょうか、生後まもない豚の丸焼き料理が出てきました。
こんなに柔らかい肉です、と証明するかのように料理人が
テラコッタの皿で肉を切って見せて、その皿を床に叩きつけて
割る・・・という儀式をしました。
ペッチャンゴになった子豚の顔が哀れで、私のような
気の小さい者は、食欲を失い気味でした。
日本の、鯛の生け作りのような物を客に見せるというのと
同様な趣向でしょうか。
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  写真上:カピトリーノの像 セゴヴィアにて
スペインでは、豚や豚を原材料とするハムが名物です。
イベリコ豚は、ドングリの落ちているような森の中に放牧して
育てるからうまいといいますが、スペインでも品薄で貴重品
であるようです。家庭で気楽に食べるというものではない
らしいです。肉が柔らかく、しっとりとしていて熟成した
うまみが何ともいえません。あの乾燥した土地だからこそ
できるうまみという気がします。
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 写真上:熊とマドリョニョ(ヤマモモに上る熊) マドリッドにて
ある時、ホテルのサラダに、白いパスタのようなものが
かかっておりました。説明によれば、ウナギの稚魚ということ
でした。味が淡泊で、魚臭さは全くありませんでした。
見た目には、シラスですが、特に味わいがよいというものでは
なかったです。ウナギの蒲焼のほうがいいなぁと思いました。
日本のTVによれば、日本ではウナギの稚魚が不足している
って、本当でしょうか。
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私がやや驚いた点は、この国では、飲み物と言えば、コーヒー
に決まっており、お茶があまり飲まれていないらしいことです。
ホテルで注文した紅茶も埃っぽくてまずく、日本からお茶を
持参すればよかった、と反省したことです。
私はコーヒー党ではないので、お茶が無いと腸の働きも
頭の働きもにぶるのです。
いままでの経験では、フランス、イタリア、それに加えて、
スペインがコーヒー党の国、お茶がおいしい国は、ヨーロッパ
ではやはり英国、アジアでは、中国、台湾がお茶飲み国ですね。

by tamayam2 | 2012-03-24 11:43 | たび | Comments(6)