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【712】LA ビバリーヒルズにて(1)

娘一家は、最近米国の首都ワシントンDCから西海岸ロサンジェルスに
引っ越した。私が行ったところで何の役にも立たないだろうけれども・・・
様子見かたがた2月始めからこちらに滞在している。
[家の前の通り]
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大雪が降っている東海岸と違って、ここは、メキシコに近く亜熱帯地である。
高いヤシの樹がそびえ、ブーゲンビリアの花が咲いている。
[糸杉]
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厳寒期の日本からやってきた者にとっても南国の景色にくつろぎを感じる。
[2階にまで達しているポインセチア]
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植物好きの私は、まず亜熱帯性の花々に興味津々。近所の散歩が楽しい。
最近、公立小学校に入学を許された孫たちの送り迎えが日課となった。
孫は、一人が小学校1年生、もう一人は幼稚園の年長組(9月から小学校一年生)
[西洋ナシの花]
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ビバリーヒルズというと映画スターが住んでいる地域かと思っていたが、
そういう方々は丘陵地の高いところに住んでいるらしく、見たところ、やや高級では
あるが一般の住宅街と変わりがない。子供の送り迎えの親たちを見ても、特にセレブには
見えない。観光客が訪れる超有名なショッピング・センターRodeo Driveや
伝統的な商店街にも徒歩で行くことができる。
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そのRodeo Driveの入口に面したWilshire大通りの中央分離帯に、妙なものが
ぶら下がっている大木群が見えた。樹の高さは、ゆうに10mを超え、実の大きさは、
マンゴーぐらいの大きさ。いくつかの実は、熟して実がはぜ、中から綿が噴出して
いる。パンヤの樹だ!?
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学名Seiba speciosa、スペイン語では
Palo barracho(意味は酔っ払いの樹)、日本では
沖縄で見たことがあるトックリキワタ。幹が人の胴なら徳利のように膨れているので、
南米の人は、酔っ払いの樹といい、日本人は、酒を入れる徳利の形を連想する。
ともに、酒と関連があるのがおもしろい。
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私は、一年前中米のグアテマラで、Seibaの樹という大木に出会って感動した。
過去ログ: 2014年3月 [669]大木を見るのは愉快
同じ仲間の樹だ。その証拠にどちらの樹にも鋭いイボのようなトゲがびっしりと
ついている。獣や昆虫を拒絶するようなトゲだ。学名から見ても同じ仲間である。

パンヤは、昔は、枕やクッションの詰め物にした。そのパンヤの大木が、
東京でいえば六本木ヒルズのド真ん中に植わっているようなもの、なんだか
笑いだしたくなるほど愉快な光景だ。

by tamayam2 | 2015-02-11 09:29 | たび | Comments(10)

【688】鎌倉・小町通り

9月17日、Yamyam町の町会の遠足で、鎌倉へ出かけた。
先代は、町内会なんぞはと・・・、町会のお役目もお付き合いも敬遠していたが、
私どもは、できる内は、お役目もしお付き合いもしたいと思って・・・
初めて遠足に参加した。
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バスで連れて行ってもらって、おいしいお食事をいただき、久しぶりに
鎌倉の町を散策し、楽しい一日を過ごした。
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鎌倉に小町通りというショッピング街がある。
女性が好きそうな小物がいっぱい!
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日常の生活を忘れて、子供時代のノスタルジアに浸る・・・
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ショーウィンドーの中に、懐かしいミニアチュアのお人形さん。
動物たちや、ミニカー。
おじちゃんやおばちゃんに、もらったりして大事に箱にしまっていたっけ。
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鎌倉の大仏様にもお目にかかって来ました。久しぶりです。
外国人もたくさん来ていました。
スリランカのお坊さんたちの黄色い僧衣が珍しかったです。
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あれっ? 昔なつかしい千代紙の専門店の隣りには、トルコ・タイルが!
トルコの民芸品を扱う店もあり、トルコ人が流暢な日本語で対応していました。
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これは、西洋のPill Box(携帯錠剤入れ)です。
グリム童話に出てくるブレーメンの動物たちは、上から鶏、犬、ロバですが、
このデザインは、鶏、豚、牛です。なんだか、動物たちが太目でかわいい。

by tamayam2 | 2014-09-29 12:13 | たび | Comments(4)

【683】長年の夢だったユーレイル・パス

若いとき、旅行がしたかったけれども、お金がなかった。
働いて少しは自由なお金が使えるようになったときは、旅行する時間がなかった。
70歳になって、もう一度ゆっくりヨーロッパを旅行したいと思うが、
そろそろ体力と注意力に翳りが見える。

切符を失くしたり、カバンを置き忘れたり、
ぼんやりしていてスリに遭わないだろうか・・・
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今年は、スロベニアに行く予定があったので、その帰りがけに近隣の国に
立ち寄ろうと思い計画を立て始めたのが、今年の3月。
旅行予定の8月は航空運賃が高くなるので、4月に成田⇔チューリッヒ往復の切符を
比較的安く押さえることができた。
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8月31日、リュブリャナから空路ウィーンへ。
その後は、ウィーン → プラハ → ミュンヘン → コンスタンツ →チューリッヒ
ユーレイル・パスを使うことに決めた。
ユーレイル・パスは、ご存じのない方にご説明しますが、ヨーロッパを網羅する主要路線の鉄道、バス、船などを自由に乗り降りできるパスだ。
しかし、条件があり、ヨーロッパの住民は買えない。ヨーロッパ以外のところに住んでいる旅行者が
自国でパスを購入しなければならない。
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日本へ来る外国人が、京都・奈良に新幹線で行った後、九州・北海道まで足を伸ばすので、
お金があるのだなぁ~と思っていたら、彼らは、なんと自国で、ジャパン・レイルパス
を購入してきているのだった。(その逆ヴァージョンです)
RAIL  EUROPEのホームページがあるのだが、細かいことが分かりづらいので、
この切符は旅行社で買ってもらった。
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私のパスは、四か国(オーストリア、チェコ、ドイツ、スイス)を六日間で周るもので、
5万円ぐらいだった。年齢が60歳以上は、1等と決まっているようで、普段は2等に
乗る私としては、ぜいたくのような気がしたが、1等はすいていたし、飲み物の
サーヴィスがあり非常に快適だった。
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経路は自分で計画をすればよく、変更も自由。しかし、私は、夜遅く目的地に着くのを
好まないので、いろいろな経路をインターネットで調べ、第1案とその代替え案を調べて行った。
インターネットのルート検索は、非常によくできており、国が違っても細かいところまで
調べることができる。経路の地図も出てくる。乗り換え案内も非常にていねいに書いてある。
ただし、列車が遅れなければの話だけれども・・・。
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かなり綿密な計画を立て、それを5日間で実行したわけだけど、すべて第1案通り、
正確に運行されたので、修正案を使う必要がなかった。
胸のすく思いとは、このこと!
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昼食は、駅で買った(大好きな堅いドイツ・パンの)サンドイッチですませ、
荷物は、自分の席のそばに置いておき、飛行機のように、トランクのチェックインや
わずらわしい通関手続きが要らず、非常に気が楽だった。
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ただし、乗り降りのときには、ホームから列車まで、2~3ステップ分持ち上げなければ
ならないので、大きなトランクは鉄道向きではない。
たいていそばにいた若者が、手を貸してくれたが・・・。

地方の小さい駅では、エスカレータなどないので、乗り換えのとき、
階段を使わなければならなかった。まだ、バリアフリーではないのだ。

スイスの駅々では、階段とスロープの両方があって、どちらか選べるようになっていて
親切だと思った。
写真は、雨のプラハの風景と、ミュンヘン中央駅。

by tamayam2 | 2014-09-13 23:36 | たび | Comments(22)

【682】スロベニアでクジャクチョウに出会った

Tamayam2は8月の終わりに、
中央ヨーロッパのスロベニアの首都リュブリャナに5泊しました。
スロバキアではなくスロベニアです。
1991年にユーゴスラビアから独立した若い国です。
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そこで、日本学の国際会議が開かれたのです。たくさんの若い学者にお目にかかったり、
旧交をあたためたりしました。どんな国か興味津々で参りましたが、英語がよく通じ、
危険な感じはなく、五日間気持ちよく過ごすことができました。
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会場のリュブリャナ大学まで毎日バスで通いました。
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(ぶら下がっているようなソーセジがおいしく、ワインも良かったです。
 左端に、私の影が映ってしまいました・・・きゃっ!)

この国は2004年にEUに加盟し、ユーロが使えますし、ホテルのWiFiシステムも
よく完備されていました。ウィンター・スポーツがさかんで、日本のスキーの選手が
トレーニングのために滞在するようです。
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この国は、北は、オーストリア、ハンガリーに接しており、
南は、イタリア、クロアチアに接しています。しかし、日本からの直行便は
なく、ヨーロッパの主要都市から乗り継ぐ必要があります。
(上の画像で、黄緑色の部分です。)
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私は、3日目ちょっとさぼって植物園に行ってきました。
1810年(文化7年)に創立された植物園は、1919年(大正8年)に大学の管轄に
なったということです。小規模ながら、よく整備されていました。
そこで見たチョウのドラマ。
日本では北海道でよく見られるクジャクチョウが、ブッドレア―の花に
たくさんとまっていたのです。
クジャクの翅についている丸い眼のような模様に似ているということで
クジャクチョウ(タテハ科)と呼ばれています。鳥を威嚇する効果がある
ようですが、裏翅は、ごらんの通り、枯葉模様。
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これも擬態の一種です。
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枯葉模様の翅をしずかに開いてギョロ眼をのぞかせてくれます。
そして開翔・・・。
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美しいチョウと向き合う何分かは、私にとって幸せなときでした。
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多くの人は、ほとんど関心を示しませんが、
スロベニアでチョウが見られて、うれしいなぁ~、うれしいなぁ~と
心がおどりました。

by tamayam2 | 2014-09-08 20:20 | たび | Comments(11)

【671】珍しい花

5月中旬に京都に行ったとき、温室で珍しい花を見た。
ホウガン(砲丸)の木と言って、英語ではCannon ball tree.
その花を咲かせるために、係りの人は、人工授精をする。
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梯子に登って花粉を雌蕊につけてやる作業を日に何度もしなければならないという。
原産地は、南米のギアナ。Websiteで見ると、南米のガイアナ、アジアのタイ、
カンボジアなどで見られるようだ。外国で撮影された方のsiteを見ると、
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砲丸のような、直径15㎝もあろうかと思われるボールが幹にごろごろなっている。
「落下注意」などの注意書きの下を歩くときには、どんな気持ちだろうか。
この木を撮影するときは、ヘルメットでも被らないと、危険でしょうがない(笑)

おそらく、日本の植物園で花が見られるのは、京都府立植物園だけ。
花は、6月中旬ごろまでしか見られないと書いてあったので、見たければ、
時期を確かめて行ったほうがいいかもしれない。
ホウガンノキ【砲丸の木 サガリバナ科 Couroupita guianensia】
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上の花は、グァテマラのあちこちでよく見かけた木なのだが、まだ
名前がわからない。花の直径が15~20㎝ぐらい。
蕾が風船のようにふくらんで、パチンと弾けるように開花する。
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はじめは薄いレモン色だが、熟すと
だんだん黄色が濃くなり、最後は茶色になってしぼんで落ちる。
独立した花びらはなく、合弁花というのか、筒状の花弁。
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木自体もかなり高木になり、屋根の上まで伸びている枝もあった。
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京都府立植物園の自然園で見たユキノシタ【雪の下 ユキノシタ科】
眼がぱっちりした幼女が佇んでいるようでかわいい。
日本の野草は、小作りで、細部にまで造作が凝っている。
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梅雨明けの今ごろ、よく見かけるのは、ハンゲショウ【半夏生 ドクダミ科】
この花を見ると、ああ、夏休みが始まった、と思う。
いよいよ本格的な夏の到来!

by tamayam2 | 2014-07-21 13:49 | 日々のできごと | Comments(8)

【699】以熱治熱

毎日暑い日が続いています。皆さまは、いかがでしょうか。
熱帯の植物を調べに植物園の温室に行きたいところですが、7月の温室は、
けっこう過酷な環境です。
韓国の俚諺に、“以熱治熱”(이열치열 イヨルチヨル)というのがあります。
暑さは、熱いものを食して治す・・・という意味です。
今年の土用丑の日は7月29日だそうですが、日本では、ウナギを食すことに
なっております。
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韓国では、丑の日に、参鶏湯(サムゲタン)という若鶏丸ごと一羽をぐつぐつと
土鍋で煮て、一人で一人前、(鶏一羽)いただくことになっています。
これは、大変ですよ。
汗だらだら、体中ほてってエライことになりますが、それが、熱を以って熱を制す
という漢方の理屈に合っている療法なのであります。

さて、2月にグァテマラで見た植物のうち、調べがまだつかないものが一つ、
わかったものが一つ・・・忘れないうちにUpしておきます。
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(1)Wigandia urens(ムラサキ科)
現地では、Ortiga chaconと言っているようです。
グァテマラ、アンティグアという古都でのこと、その町のカテドラルの廃墟
にこの植物が生えていました。廃墟の壁の隙間から紫色の花をつけた枝が
飛び出しておりました。
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アンティグアは1773年に大地震に見舞われ、このカテドラルも崩壊したのです。
その後、首都は、現在のグァテマラ・シティーに移されました。
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(2)この花は、パナハッチェルのホテルの庭で見たものです。
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赤い花と肉厚の葉が印象的でしたが、この実はトゲトゲでさらに個性的でした。
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実が熟すとパカっと割れて種子が飛び出す仕組みになっているのです。
カスタネットのようですね。縦横4x3cmぐらいでした。
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テンニンカというフトモモ科の植物かとも思いましたが、実の形が違うようです。
どなたか、ご存じの方がおられましたら、教えてください。

by tamayam2 | 2014-07-17 10:43 | たび | Comments(8)

【698】パッション・フルーツ(トケイソウ)


2月にグアテマラのパナハッチェルで、ホテルのそばの農道を歩いていると、
竹やぶの中に変わった丸い果実を見つけた。葉の形が珍しかったので撮影した。
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蔓をたどっていくと、花が見つかって、野生のトケイソウだと見当がついた。
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中南米が原産のこの植物の野生の姿を見ることができてうれしかった。
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ホテルの庭のアーチにも園芸種パッションフルーツの蔓が絡み付いていて、
つやつやした丸い実がなっているものもあった。
日本では、この花の顔を時計の文字盤に見立てて、トケイ草と名付けた。
南米を征服したスペイン人の神父さんたちは、これを宗教的に解釈した。
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Passionには、情熱という意味もあるが、
この花の場合、キリストの受難を表すPassionのほうだ。
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中央に屹立している子房柱を十字架に見立て、花の中心をとり巻く副冠を、
キリストが被らされた茨の冠と見た。そのように見れば、そう見えてくる、
まことに精巧な作り物のような造作になっている。
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実は、果物として食べることができる。
種の周りのずるっとした部分が甘酸っぱくておいしい。
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鎮痛、鎮静効果があるそうで、ノイローゼ、ヒステリーにも利くということだ。
この花を見ているだけで、私の心もおだやかになるような気がする。
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茨の冠の部分が縮れているもの、白いもの、黄色いもの、紫のもの・・・葉の形も
いろいろでとても面白いと思った。

by tamayam2 | 2014-07-14 09:14 | たび | Comments(11)

【694】久しぶりの韓国

1984年というと、今から30年前になりますが、私は、当時始まったばかり
NHKラジオ「ハングル講座」を聴きながら、韓国語を全く初歩から学びました。
ハングルとは、韓国、朝鮮で使用されている独特の表記のことで、
【ハングル語】という言語はありません。

しかし、【朝鮮語】と言うと、北朝鮮の言語と間違えられるといけないということで、
講座名としては不採用。
日本と国交のある【韓国語】と言うと、韓国だけで使用されている言語と
誤解されてはいけないということでこれも、不採用。

学んでみてわかったことは、この言語は、朝鮮(北)でも韓国(南)でも共通に
使われており、朝鮮民族の言葉という意味であれば、【朝鮮語】でかまわないと
いうことです。(政治的なことを考えなければ・・・)

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前に述べたように、ハングルとは、表記の体系なので、日本ふうにいうと、
「ハングル講座」は「あいうえお講座」ということです。開講当時の先生は、
慶応大学の渡辺キルヨン先生、太刀川正樹先生、錚々たる教授陣でした。
ラジオを通して10年ぐらい習ったので、読むこと、聞くことはあまり不自由しません。
ありがたいことです。
昨今の“韓流”の時代がやってくるとは、当時は想像もできませんでした。
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今回はソウルより南西の、京畿道、仁川市、水原市、華城市などを訪問しました。
数時間滞在したソウル中心地、光化門で、運よく衛兵の交替式を見ることができました。
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韓国の男性の“ますらおぶり”には、目を見張りました。
なよなよとした今どきの日本の男性と比べててはいけないと思うけれども、
やはり、兵役がある国の男性は鍛えられています。
彼らは常に“有事”を想定して暮らしているのです。
(隣国が、ミサイルをぶっ放したりしますからね。)

さて、今回の旅の一番の目的地は、華城市、堤岩里(チェアムリ)です。
1919年4月に起きた堤岩里事件の現場である、キリスト教堤岩教会で、
6月29日、私どもの教会の牧師が主日説教を担当されたのです。

主題は、聖書マタイ伝5章24節より、
“まず行って、兄弟と和解せよ(먼저 가서 형제와 화애하라)”

堤岩里事件とは、1919年4月、旧日本帝国の圧政に苦しんでいた韓国人の側から
起こった三・一(サミル)独立運動が高まりつつあったころのこと。
日本軍がこの小さな部落の教会に集まった23名のキリスト教徒を銃剣で刺した後、
教会に火を放って閉じ込めて惨殺した事件です。
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見せしめだったのか、日本側にも出ていた犠牲者に対する報復だったのか・・・
歴史解釈はいろいろですが、たまたまその事件を目撃したアメリカ人宣教師によって
世に広く知られる事件になりました。
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事件後95年を経た今、すでに犠牲者の遺族で教会に通って来る人は、いない
模様でしたが、礼拝の出席者にも深い感慨があったのでしょう、
説教後に幾人かの老人が私どもの席に駆け寄ってきて握手を求めました。
痛みを受けた側は、時を経てもその痛みを忘れることはありません。
現場の記念碑のそばにあった絵と説明文。

一番上の写真は、水原の民族村で撮影しました。
韓式の家屋と庭に並べられたたくさんの甕(かめ)、甕、甕。
キムチも味噌も醤油もこういう甕の中で熟成させるようです。
韓国の料理は、辛いばかりでなく、色々な醗酵食品が醸し出す旨み尽くしで、
とてもおいしかったです。
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今回の旅は、忙しい日程で、たくさんの場所を訪問し、多くの方々にお目に掛かり
ました。韓国、日本の緒事情に触れ、久しぶりに韓国語を聞いたり、話したりして
両国のことを考えるよい機会となりました。

by tamayam2 | 2014-07-04 21:20 | たび | Comments(10)

【693】2014年 夏至のころ

東京地方では、昨日集中豪雨に見舞われたり、ヒョウが激しく降った
ところもあり、一日中不安定な空模様でした。
みな様のところは、いかがでしょうか。
サッカーは、日本、惜しくも破れました・・・残念です(涙)
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暦の上では夏至が過ぎたあたり、これから冬至に向かって、昼の長さが少しずつ
短くなっていくわけです。
いろいろな所で虫を見たのですが、名前がよくわかりません。
今年、2月に出かけたグアテマラで。
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グアテマラでは、数か所でマリンバの演奏を聴きました。
このように、街の中で、レストランで、2枚目はコーヒー園で、
観光客へのサービスなのでしょうか、演奏をしてくれました。
木製の手作りらしい楽器。
日本で見知っているマリンバは、金属製のものですが・・・
軽快で朗らかな響きでした。
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こちらは、6月初旬、同窓会で出かけた秋田県・乳頭温泉のブナ林で。
この虫は、テントウムシダマシの一種なのだろうか。
イタドリの葉をぼろぼろにしていました。よほどこの植物が好きなの
でしょう。

追記: Blog友のsmallcreatureさんから教えていただきました。
     な、なんと、その名はズバリ、イタドリハムシだそうです。
イタドリの葉を盛大に食べていた…という観察どおりの名でした。
smallcreatureさん、ありがとうございました!
イタドリハムシ【ハムシ科 Gallerucida bifasciata】
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ブナの林の中には、落ちた種から次々と新しい芽が出ていました。
ブナの赤ちゃんです。
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フカフカの林床の上を保護色なのでしょうか、茶色のカエルがビョンピョンと
飛んできました。この辺りには、モリアオガエルが生息している地域ですが・・・。

まだ、森の入口には冬に降った残雪がうず高く積まれていました。
森は、少しずつ春から夏へと準備が整い、急ぎ足で夏に向かうようです。

by tamayam2 | 2014-06-25 13:53 | 日々のできごと | Comments(13)

【688】多肉植物の造形美

世に多肉植物の愛好者は多いらしく、ウェブサイトで検索するとたくさんの
種類があって目がまわりそう。
そのどれもが、多肉だから、ぷくっと膨れていて、触ってみたい気がする。
色も緑とは限らず、多彩なのだ。
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私もいくつか持っているが、世話らしい世話もしてやらないのに、繁殖力が旺盛で、
ふと気づくと、子が生まれ、一族をなしている。多産系なのだ。
2月に訪れた中米・グァテマラ、パナハッチェルのホテルの庭では、たくさんの
多肉植物を見た。
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これは、センターの花壇。中央が糸杉で、小石のよう見えるものは、全て多肉植物。
名前がわからないので、記さないが、この世界に首をつっこんだら、大変そう・・・
という恐れがまずある。園芸種、ランの仲間・・・などには近づかないようにしている。
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庭にあちこちに部分植えの鉢が配置してあった。
薔薇の花びらのようなもの、ネギのように垂直に伸びるもの、苔のように地に這うもの・・・
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形も色も面白い。それぞれが個性的でおもしろい。どのように配置するかは、
園芸家の腕の見せ所なのだろう。
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こちらは多肉植物と言うのか、サボテンの仲間なのか、紐か鎖のように、
どんどん下に垂れ下がっていくタイプのようだ。
これは、ローマで数年前に撮ったもの。
アパートの小さな出窓もこんな植物で飾るとおもしろい。
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上は、パナハッチェルのホテルの客室の窓辺。
サボテン類なら、あまり水やりをしないほうがよいのだろうなぁ。
こんな吊り鉢に紐のように長く垂れ下がっていく植物を見るのは、
なんだか爬虫類かなにかの生き物のようで、ユーモラスで面白い。

by tamayam2 | 2014-06-05 07:19 | 日々のできごと | Comments(6)