【797】新年のできごと

 
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東京の地名には、「富士見」とつく地名がたくさんある。今のようにビルが
 立ち並んでいなかった頃には、そこから富士山が見えたのだ。
 今は、よほど高いところからでないと、富士山の姿を見ることができない。
 2日の午後、たまたま西武線田無付近におり、O先生のダイヤモンド富士の写真を
 思い出した。踵を返して東久留米という駅に降り立ったのが4時半ごろ。
 ちょうど日没寸前の富士山を撮る
 ことができた!

★三が日も明けた。用意した御節料理、人さまからいただいた各地の珍味・・・
 おいしいお酒。この上もなく幸せなことですが、どうも体が重い。
 
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 近場の井の頭公園に出かけた。小春日和の昼下がり、冬枯れの木立の影の下、
 老人はしずしずと足元に注意しながら歩く。

★脇道のマテバシイの茂みの中で何かが動いた。ムラサキツバメ!?
 Arhopala bazalusの♀ だ!
 かなり接近して撮れた。2017年初のチョウ撮影うれしい(^^♪
 
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★自然文化園の中をそぞろ歩きしていたら、クチナシの実が見つかった。
 朝、きんとんを食べながら、そのつややかな黄金色は、昔なら、クチナシの実で
 色づけしたのよ、と話したばかり。面白い形。どうしてこれが色付けに使われる
 ようになったのか、不思議な気持ちで眺めた。暖かい日差しの中で、白梅もすこし
 ほころんでいた。
 
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★1月6日、私はたまたま明治神宮におり、たまたまそこで何か伝統行事が行われる気配が
 したので、席に座って待っておりました。アナウンスによれば、三横綱の“でずり”が
 3時20分ごろから始まるということだった。“でずり”とは・・・・後で知ったことだが、
 横綱土俵入りを大勢で行うのでなく、横綱単独で行われること。
 「出数入り」(でずういり)と書く。
 
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 いよいよその時が来て、鶴竜、日馬富士、白鵬の三横綱がそれぞれに先頭に露払い、行司を
 伴って入場。
 
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 神殿の前で厳かに片足を高く上げ四股を踏むと、観衆から“よいしょ!”の掛け声が!
 厳粛な伝統の技を見せてもらい、清々しい心地でした。

# by tamayam2 | 2017-01-07 12:24 | 日々のできごと | Comments(12)

【796】2017年新年

年が改まりまして、新年おめでとうございます!
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 ここのところ、Blogがおろそかになりまして、友人から
 ずい分間遠くなったかれども、調子が悪いの?と聞かれる始末。
 やはり、年のせいか何もかものろくなっているのでしょう。
 それと、Facabookに毎日1枚写真をUpしようと決意してから
 というもの、そちらにかまけてしまっておりました。

 Facabookでは、昔の友人に出会ったり、交友関係が一気に広がり
 ましたが、一番の収穫は、海外にいる友人とリアルタイムでお話
 ができることです。しかし、Facabookを全くしない方も多く、
 私のBlogに来てもまったくコメントを残さずごらんになっている
 方もあることを知り、今年は、心を入れ変えて頑張ります。
 こんな私ですが、どうぞよろしくお願いいたします。

★さて、上の写真はニワトリではなくて、キンケイ(金鶏)と
 いいます。2006年10月にロンドンに行ったとき、Kew Garden
 で撮影しました。この庭園は広大で、とても一日で回りきれるもの
 ではありませんが、私は西のはずれの方に関心があり、その辺りの野草を
 撮っていたら、ごそごそと動くものが草の茂みから出てきて、たまげました。
 つがいで、3,4羽はいたでしょうか。飼っているのか、野生なのか?? 
 後ろ羽も長く、クジャクのようです。キンケイは中国南西部原産
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★万両は万のくらい、次は千両、百両、十両、一番下のくらいは一両です。
 幕末では、一両は、4千円ぐらいの価値があったらしいとどこかに書いて
 ありました。正月の縁起物でよく寄せ植えにされるのが十両のヤブコウジ
 (写真左)、少し背の高いのが百両のカラタチバナ(写真中央)。
 写真右のマンリョウ(万両)が一番背が高くて、和風庭園では見栄えがします。
 ふふふ、江戸時代のお大尽はこういう植物を愛し、大枚をはたいたようです。
 現代の流行りもので言えば何なのでしょうね。クリスマスローズは、もう
 人気者の座を降りたようです。私は、あまり新奇なものは好きではなく、
 昔から日本にある野草が一番すきですけど・・・この写真は、暮れに
 世田谷ボロ市で撮影

★上の写真で欠けているセンリョウ(千両)は、ウチの鼠額大の庭にあります。
 ムクドリが赤い実を食べている気配で、上のほうの実はあらかた失われて
 しまいました。
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★実は、一番下の単位、一両と呼ばれる赤い実を見たことがあります。
 これは、ツルアリドオシ アカネ科 Mitchella indulate Sieb.et Zucc.
 学名によると、シーボルトとツッカリーニの命名ですね。
 彼らは、東洋でこんな珍しい植物を見つけてどんなに興奮したこと
 でしょう。私も彼らに劣らずこの植物を見て不思議な感銘を覚えました。
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 見たのは、長野県阿寺渓谷の湿った山道で。白い花は、別のときに
 新潟県十日町で見ました。2つの白い花の子房の部分が合着していて、
 実が一つなるのですが、実には、その痕跡として2つの穴が見られるのです。
 不思議な植物です。
【お断り】白い花の欄外に
十日市町と誤って書いてありますが、十日町の間違いです。失礼いたしました。
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★じつは、 世で「一両」と言われているのは、この親戚筋のアリドオシと
 いう樹木です。トゲトゲがあって鳥も近づけないような樹なのですが、
 アリなら通れるということでアリドオシと呼ばれるそうです。
 いつかぜひ見てみたいなぁ~
 アリドオシ アカネ科 Damnacanthus indicus C.F. Gaertn.

 はい、一応このページで、一両~万両までご紹介いたしました。

 
# by tamayam2 | 2017-01-02 10:10 | 日々のできごと | Comments(13)

【795】クリスマスから年末へ

2016年度のクリスマスの諸行事はすべて終わり、やれやれ一安心です。
教会の役員をしておりますので、いろいろなお役が当たっていて忙しかったです。
 
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★子供たちのための降誕劇(ページェント)の撮影を頼まれました。
 ウチの教会は、少子化のあおりを受けて幼児から高校生まで、16人しか
 おりません。でも、毎年降誕劇を演じる必要があります。子供の脳裏に
 何が残るかは・・・???ですが、「子供のころ、マリヤ様の役をやった、
 ぼくは、羊飼いの役!」これが大事なのです。ウチの教会では大きなお姉さん、
 お兄さん(おじさん、おばさん)も友情出演をしないと配役が埋まりませんでした。
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    ★クリスマスのページェントで/日曜学校の
     上級生たちは/三人の博士や/牧羊者の群や/
     マリヤなど/それぞれ人の眼につく役を/
     ふりあてられたが/一人の少女は/
     誰も見ていない舞台の背後にかくれて/
     星を動かす役があたった/
     「お母さん/私は今夜星を動かすの/
     見ていてちょうだいねー」/その夜、堂に満ちた会衆は/
     ベツレヘムの星を動かしたものが/誰であるか気づかなかったけれど/
     彼女の母だけは知っていた/そこに少女の喜びがあった
     (松田明三郎 詩)

★教会の図書委員なので、クリスマスの書籍のコーナーを作りました。
ついでに長期未返却者に督促状も書きました。
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★次の二枚の写真は、2012年3月にスペイン・トレドを訪問したときのもの。
 トレドは、城砦都市で道が迷路のようになっており、迷子にならないように
 おっかなびっくり歩きました。エル・グレコの住んでいた町なので、彼の
 作品を見にトレド大聖堂へ行ったときの絵です。
 闇夜に幼子の誕生がよく描かれていて印象に残ったので、撮影しました。
 F.Bassanoという方の作品。
 
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★もう一つは同じ大聖堂で見た絵説き聖書。
 聖書に書いてある降誕の物語は、不思議がいっぱい。処女が懐妊するとか、
 星が羊飼いにイエスが誕生したことを知らせ、三人の博士をベツレヘムの
 馬小屋まで案内するとか…昔の人の大半は字が読めなかったから、絵を
 見て降誕の物語を理解したのに違いない。こういう金パクが施された古い
 聖書を見るのが好きです。
 
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★年末は、海外に住んでいる親類や友人にクリスマス・カードを出す仕事が
 一仕事。昔は、いろいろ楽しんでクリスマス・ショッピングをしたもの
 ですが、今年からやや簡略化することにしました。やっぱり年なのね~
 その後が、年賀状。日本に住んでいる限り簡略化できない部分があって、
 今年は少し数を減らしたものの用意しました。

★秋の実が美しいころ。たった一つ枝に残った赤い実に心惹かれました。
 (写真一番上・・・六義園で)
 
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 こちらはガマズミ。やっぱり、秋の野には存在感があります。
 (新宿御苑で)

# by tamayam2 | 2016-12-27 12:32 | 日々のできごと | Comments(2)

【794】世田谷ボロ市

★江戸よりもっと前、北条氏の時代に栄えたという世田谷ぼろ市
 出かけてみました。世田谷線というのどかな電車に乗って、時空を
 越えた小旅行。
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 面白かったのは、古い絵付けの陶器、ハサミ、包丁などの刃物。
 そば殻のまくら。ヒノキの桶やお寿司を混ぜる飯台。地元の方が
 「白菜漬けはおいしいよ」と教えてくださったので、漬物類を
 買いました。
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売る方も買うほうも、商売はヌキでおしゃべりを楽しんで
 いるようでした。このような伝統的な行事が438年も続いている
 こと自体が驚きです!毎年12月と1月の15日、16日と決まって
 いるので、覚えやすいですね。
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 古物以外にも食ベものの屋台や占い小屋なども出ていました。
 後ろは、代官屋敷。中にお白州跡などもあり立派なものでした。
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★一見バラの花のように見えるのは、ハボタンとケール(下)
 色彩の乏しくなった冬の庭に植えられる古典的園芸植物。
 キャベツの仲間です。ハボタンといいますよ。
 食用ではありませんから、残念ながら食べられません。
 ハボタンもケールも(アブラナ科)Brassica oleracea
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★植木を雪の重みから守る雪つりというのがありますが、
 そういうものを作る職人さんが考案したようです。
 名付けて「メジロの遊び場」 やさしさが感じられます。
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★こちらは、獅子ユズ。普通のユズの10倍ぐらいの大きさ。
 ジャムを作るのでしょうか。
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★こちらは、鬼おろし。鍋ものや焼き魚に欠かせない大根おろし。
 なかなか手間ですよね。これならハカが行くでしょうね。
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★ちょっとスネ者のような顔をして、お腹の真ん中に真っ黒な丸い印を
 つけたこの魚、マトウダイ。弓の的(まと)のようですからね!
 タイの仲間ではなくマトウダイ科の魚。長さ20㎝のこの魚が2尾400円
 足らずで売りに出ていたとき、わたしゃ、即ゲットしましたよ。
(こういう場面では、急に本性が現れ出て下卑た物言いになります・・・)

 この魚、東京で見たことがありません。私が知ったのはNewZealandで。
 非常にうまい魚と知って、よく買っては、干物にして食べたものです。
 刺身でも、煮つけ、干物、ムニエルすべてGoodです。
 フランスではSaint Pierre, 英語はJohn dory!
 学名:Zeus faber な、なんと?Zeusって神様のことですよ!
 それほどおいしいのです。

# by tamayam2 | 2016-12-17 10:28 | 日々のできごと | Comments(10)

【793】神戸散策

12月の第1週に、たまたま神戸に立ち寄った。
2日の晩、食事をしていたら、そこに居合わせた方が、「今夜はルミナリエが
あって特別に賑わっている」と、言っていた。ホテルに戻ってから、
8時すぎに元町の大丸のほうへ行き、行列に加わってみた。
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1995年1月17日に起こった関西・淡路大震災で犠牲になった方々の
鎮魂のためにこの光の点灯が始まったと聞いた。
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あれから、21年、神戸の街は見事に復興して、外国人を含めたくさんの観光客で
にぎわっていた。当時、元町付近は、火の海になって、TVの画面に見るも恐ろしい
光景が映し出されているのだった。そして、その年の3月、オウム真理教の地下鉄
サリン事件が起こった。まったく、世の中が神からも仏からも見放されたような
悲惨な冬だった・・・

神戸には、City Loopというコミュニティ・バスが町中を走っており、
われわれ(老人2名)はそれを利用して、神戸港に面したメリケン波止場から、
南京町(中華街)を散策した。乗り降り自由のこのバスは、停留所で待って
おれば15分おきにやってくるので、とても便利だった。
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一日券が630円。タクシーを利用しなくて、町中の主要な場所は見て回れる
のだった。過去の思い出をたどって、気ままに町を見たい老人は、特にルート
などが決まっているわけではないから・・・(笑)

ガイジンさんもけっこう多かった。そのことに配慮して、車掌さんも各国語に対応
していた。聞かれることはだいたい決まっているので、中国語、韓国語、英語
で対応できれば、たいていのことは間に合う。さ~すが国際都市!と感心した。
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新幹線の駅に近い布引ハーブ園では、ケーブルカーで山頂まで登った。紅葉が
まぶしい山肌を見ながら、遠くに光る海や高層ビル群を見下ろして、爽快な気分
を味わった。

# by tamayam2 | 2016-12-14 08:00 | たび | Comments(4)