師走になりました

あわただしかった11月が去り、いよいよ師走になりました。
いよいよ・・・と気張らなくてもいいのですが、やっぱり、
年の瀬は、年の瀬ですよね。
師走になりました_c0128628_12193987.jpg

帰国して4ヶ月。山のようにあった引越しのダンボールも少しずつ
片付きましたが、まだまだモノが多すぎて、正しい場所に落着いて
おりません。
モノを持ちすぎだぁ~。  捨てなければ!
師走になりました_c0128628_1220249.jpg

人生のひと区切り。あのときあんなに必要だったものが、今は
不要なものになってしまう・・・。

11月に捨てたもの:
3.5インチのフロッピーディスク。
大量のカセット・テープ。
フィルム式銀塩カメラ。
大量のVTRと再生機。

私が溜め込んだ愚は反省するけれども、世の中の進歩も激しいのね。

薄型のTVが主流になれば、日本中のTVの受像機がごみになるわけ
ですね。
おびただしい量のモノを生産して、捨てていく日本のこのエネルギーには
目を見はります。でも、いつまでもこんなことを繰り返していては、いつか
きっとバチが当たるんじゃないかと・・・そら恐ろしくなりました。

写真は、11月29日。新宿御苑の大イチョウ。
      新宿三井ビル 55広場から見たケヤキ。
# by tamayam2 | 2007-12-01 12:23 | 日々のできごと

キラー通りの 芸術家

青山キラー通りのグラフィティを紹介したあとで、3枚目のサイケな
建物は、店屋ではなくて、その近くにあるワタリウム美術館の作品の
ひとつであることが判明した。

失礼いたしました。
キラー通りの 芸術家_c0128628_6351491.jpg

どんな商いをしているんだろう・・・なんて、tamayam2は現実的なことを
考えておりましたが、

ほれ、あれは、芸術作品なんですって!

作者のBarry McGeeさんという1966年生まれのアメリカ人は、
こう語っています。

「・・・・僕がグラフィティで主題にしているのはホームレス、浮浪者、街が排除
しようとしているもの、隠そうとしていること、存在していないふりをさせられて
いるものを取り上げ、みんなに見せることだ。・・・・」
watari-um 美術館は、ここ

なるほど、なるほど。おみそれしました。キラー通りは、美術館の第二会場
でもあったんですね!
# by tamayam2 | 2007-11-27 06:35 | 日々のできごと

青山 キラー通り

神宮外苑にイチョウ並木があるのを思い出し、そろそろ色づいたかな、と
出かけてみたが、まだ一週間早かった。
ふんじゃと、青山通り(R246)をぶらぶらと西へ歩き、南青山3丁目から国立
競技場のほうへ、歩いていってみると、なんだか、風景が変わってきた。


青山 キラー通り_c0128628_20275357.jpg

たとえば、
こんな落書き。
(グラフィティと
言わないと、
アーティストに
悪いかしら)













青山 キラー通り_c0128628_20285344.jpg

その前の市街地案内版のところには、同じアーティストの作と見られる傑作が。
Guidance under here(案内版はここの下)と英語で書いてあるから、
外人さん用かも。
青山 キラー通り_c0128628_20293418.jpg

サイケなお店。一体何の商いをして日銭を稼いているのやら。
青山 キラー通り_c0128628_2030851.jpg

窓に異様に大きい人形が覗いている民家風の店も。
青山 キラー通り_c0128628_20303186.jpg

Haeagen-Dazsはアイスクリームだ。これなら、私にも解るけど、
このあたりは若者ばかり。異国に来たみたいだったわ。

この通り、名づけて「キラー通り」。有名な通りだそうだけど、外人さんが聞いたら
怖くて通れないのではないかしら。あまりの渋滞に、こんな名がついたとか。
地図にちゃんと、キラー通りと書いてあったが、この日は、日曜日なので、
閑散としてたし、殺人鬼が出没する気配はありませんでしたよ。
   青山キラー通りはここ
# by tamayam2 | 2007-11-26 20:32 | 日々のできごと

浅草の酉の市

今年は、一の酉とニの酉しかない。
Blog仲間に23日が二の酉とおそわったので、さあて、
どこの神社に行こうか。思案しているうちに早、午後4時。
浅草の酉の市_c0128628_734283.jpg

とりあえず、浅草の鷲(おおとり)神社へ行くことにした。門前から
3,40分行列に並んでやっと神社の境内へ。
はっぴ姿のいなせな江戸っ子たちがきびきびと動き回る。


浅草の酉の市_c0128628_743464.jpg
大きいのは
いったい
何十万円
ぐらいする
もの
だろうか。








商談成立までの熱気と掛け声がおもしろい。

いよいよ商談が成立すると、いょぉ~シャン、シャン、シャンと三本じめ。
この若者の顔がきりっとしていて、よかったぞ。
浅草の酉の市_c0128628_76204.jpg

このおじさんの角帯の締めかたは、ばっちり決まっていて、粋だったぞ。
私って、一体何をみていたんだろう。
浅草の酉の市_c0128628_764559.jpg

春を待つ ことの始めや 酉の市  基角
# by tamayam2 | 2007-11-24 07:14 | 特別なできごと

物くるる友

よき友に、三つあり。
一つ、物くるる友。二つ、くすし(医者)、三つ、智慧ある者。
                    兼好法師(徒然草117段)

先日、旧友から、電話があり、今が旬の蟹を食べに来いとのお招き。


物くるる友_c0128628_713552.jpg
一般名は、
ズワイガニ。

北陸方面では、
越前ガニ、

山陰地方では、
松葉ガニと
言われるカニが
昼頃、宅急便で
届くからと。











漁の解禁日が11月6日。
オスは、3月20日まで、香箱ガニとか、セイコガニと呼ばれる小型のメスは
1月10日までしか捕獲できない。
まさに、今がそのシーズンの最盛期なのだそうだ。
物くるる友_c0128628_7162376.jpg

両手足を拡げたら、お盆からはみ出しそうな、大蟹を、一人宛、一匹ずつ
召し上がれと言われたら、どーする?
もう一生、蟹は食べなくてもよいと思うほど、ひたすら食しました。
蟹みそから、爪先まで余すところなく、味わいつくして、思いましたよ。

こんな貴重な物を、人を呼んで振舞おうという人の心意気。

海から揚がったばかりのカニを、昼ごはんに間に合うように届けられる
日本の流通のすごさ。

カニと聞いただけで、二つ返事で駆けつけちゃうわが身の行動力の機敏さに、
冒頭の、「物くるる友」という言葉が浮かんできて・・・・我ながらちょっと
顔を赤らめたものです。
# by tamayam2 | 2007-11-22 07:21 | 日々のできごと