動物園ウォッチャー

今年の4月にロンドンの植物園で、放し飼いのキンケイを見た。
9月に行ったとき、また、出会いたいなあとキョロキョロ探したが
見つからなかった。その後、ワシントンDCの動物園の、鳥を囲ってある
巨大なスペースを歩いているとき、向こうからキンケイがこっちのほうへ
物言いた気にやってきときは、興奮した。
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やっぱりこういうハデハデな鳥が目の前に来るとドキドキするわね。
ニワトリと同じぐらいの大人しい鳥です。

このような鳥館は、鳥を金網ごしに鳥を眺めるのではなく、巨大な鳥かご
のようなスペースへ人が入って行って観察するように造られている。

先に行った多摩動物公園にも来年には、このような施設ができるらしい。
今月は、工事中。楽しみにしている。


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同じワシントンの
動物園で、
小動物を見て
いたら、この
アライグマに
似た動物が
(25Cmぐらい)
急に私の目の前で
立ち上がった。
驚いてカメラを
向けたら、
次々と仲間が
出てきて勢ぞろい
してくれた。






私は、これは、直立すると聞いていたレッサーパンダの種類かと思って
いたが、多摩動物公園で見たレッサーパンダというのは、大型イヌほどの
はるかに大きい動物で毛も茶色。太い尻尾をゆらゆらさせながら絶えず、
忙しそうに歩き回っているのだった。直立するようなそぶりはまったく
見せなかった。私は、動物が芸などをする見世物は、見たくもないので、
このような自由なふるまいを見て十分満足した。一方、立って見せてくれた
動物には、”いいんだよ、そんなに気をつかわんでも”・・・と言いたかった。
下は、多摩動物園のレッサーパンダ。 ↓
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日本を離れている間に、
北海道の旭山動物園というのが有名に
なったという話を聞いた。

関連書を読んでみた。動物の生態のことを熟知している獣医さんが、
(経営畑の人ではないのに)上野動物園の年間入場者を
上回る人の足を、この北海道の動物園に向けさせたということだ。

もう一つ、つぶれかかっていた動物園、小倉の到津の森(いとうずのもり)
公園の再建に携わったさわやかな男の話もあり、読み応えのある一冊になっている。

儲けよう、儲けようとガツガツしないで、きちんとしたポリシーをもって、
正攻法で経営を成功させた日本人に対して、日本にはまだこんな人がいる
のだなぁ~と心強く思った。


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世界中の動物園、植物園の
ウォッチャーになりたい
tamayam2としては、
この本を読んで、急に
元気が出てきたのだよぉ・・ぉぉ。

中公新書 1855
『戦う動物園』
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# by tamayam2 | 2007-11-05 20:01 | 日々のできごと | Comments(0)

秋のチョウ

11月に入るとさすがに庭のヤブ蚊も影をひそめ、チョウの姿
も見かけなくなった。この夏は、蓼科高原で初めて見たアサギマダラ
から始まって、アメリカ東海岸でも日本の植物園でもたくさんのチョウに
出あった。チョウとの出会いは、いつもワクワクするような喜びがある。

10月末に東京都多摩動物公園の昆虫館へチョウを見に出かけた。
この大温室に放たれているチョウは、ほとんど九州・琉球地方のチョウで、
ここでは冬季にも、目の高さでチョウが観察できる。都立の動物園も
すごいなぁ~。


私が興味を持っているチョウの好む食草もよく観察できるので、楽しい。
秋の遠足の一団らしく、子供たち歓声が温室にあふれていた。

一番、ポピュラーで、動作が遅く撮りやすいのは、オオゴマダラ
どんな顔かはっきりわかる。(大胡麻班Idea ieuconue )
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アサギマダラの仲間、琉球アサギマダラ
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アゲハの種類は絶えず羽を振るわせている。ベニモンアゲハか。
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# by tamayam2 | 2007-11-03 20:02 | 日々のできごと | Comments(0)

思いがけない宿   水上温泉

先週、26日(金)。新潟から東京へ戻る途中、午後からだんだん
雲行きが怪しくなり、関越道はひどい土砂降りになった。

夕闇も迫ってくるし、ワイパーをいくら動かしても視野が悪くなって
いくばかりである。運転に不安を覚えた私は、水上温泉で一泊する
ことにした。

よる暗くなってから着いたので、その旅館がどういうところに位置して
いるのかも知らぬまま休んだ。
翌朝、目が覚めて外を見て、おどろいた。
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窓からは、利根川の流れと色とりどりの紅葉した木々が広がっているでは
ないか。錦繍(きんしゅう)という古めかしい言葉が思い出されたほど、
うっとりと眺めてしまう景色である。
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ドイツにも紅葉はあることはあるが、たいていは、黄色か明るい茶色で、
Goldener Oktober(黄金色の十月)という言葉どおりに、町中が黄金色
に輝く。

赤い色の紅葉は、ほとんど見かけない。日本の秋の色を見て、やっぱり、
これが、正しい日本の秋の色!と、ナットク。

翌日は、台風一過、秋晴れのよい天気だったので、無理をしないで一泊
してよかったと思った。
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# by tamayam2 | 2007-10-31 19:46 | たび | Comments(0)

大文字草と 園芸ビジネス

10月の終わりの声を聞くと、なんとなく気ぜわしい感じがしてくるが、
みな様はいかがでしょうか。
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先週、ドイツから友人がきて、新潟に出かけた。そのとき、県立植物園
大文字草の展示会をしていると聞いたので、立ち寄った。
ダイモンジソウは、ユキノシタ科の植物で、もともとは野草だと思うが、
最近の育種技術によって栽培用に品種改良されて、注目されている
植物だということだ。

ドイツでは、普通にユキノシタをあまり見ることはなかったが、デュッセル
ドルフの大学付属植物園の日本のコーナーに、ギボウシなどと共に植えられ
ていた。(写真↓ 野生種 2006年6月撮影)
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5弁の花弁のうち下の2枚が長く、「大」という字に似ているので、ダイモンジ
ソウという優雅な名がついている。
ダイモンジソウ(Saxifraga fortunei ユキノシタ科 )

野生のものは、白で、上の小さい花弁に赤い斑が入っていたりして、よ~く
見れば、とても繊細で美しい花である。それに、肉厚な葉や茎にも赤みがか
った色がにじんでおり、東洋的な美を感じていた。漢方の働きもある。

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新潟の展示会場には、石に少量の土を配し、外の野草とともに寄せ植え
されたミニ・盆栽仕立てや「こけ玉」仕立てのものもあって、
ドイツ人育種家の目をみはらせるのに十分だった。

作成者の I さんによると、いろいろな色の種類、斑入りの種類、さらに、八重
咲きを作ることなど、品種改良の余地がたくさんあるということだ。

日陰を好む植物だし、小ぶりなので、玄関先や浴室のインテリアとして、
これから宣伝していきたいというお話。

私は、植物が好きではあるが、栽培種のことや、園芸ビジネスのことはあまり
考えたことがなかったので、こんな野草にそういう市場価値があるのかと、
驚きをもって眺めた。
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# by tamayam2 | 2007-10-31 07:11 | たび | Comments(0)

御苑のバラ

秋の真っ最中なのに、なかなか外に出る機会がない。この日、丸の内線
新宿御苑駅付近に行ったので、御苑の北の道だけちょっと歩いてみた。


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空高く、
きれいな秋雲が
ひろがっていた。
暑くもなく、
寒くもなく、
本当に散歩日和。















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道の中ほどに、レトロな木造平屋造りの建物が。明治29年にできた
旧洋館御休所(皇族の方の休憩所 重要文化財)。レースのような軒飾り
やレリーフなど、明治年間にアメリカで流行ったステック・スタイルと
いわれる様式なのですって。
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休館中の温室の前庭に秋のつるバラが咲いていた。白いのは、
リンデンホフというドイツで交配された品種だそうだ。
清楚な美しさに見入ってしまった。
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# by tamayam2 | 2007-10-24 21:19 | 日々のできごと | Comments(0)