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【781】梅雨明けはまだかなぁ~

☆足立区生物園で
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この枯葉のようなもの、これは、ちょっと怪しい。
全然動かない。でも、じっと眺めていること20分。
少し動きがあってテキは静かに回転しはじめた。
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ああ、やっぱり! 触覚や眼、足を確認することができた。
このチョウは、非常に動きに乏しいのだ。
コノハチョウ【タテハチョウ科】Kallima inachus

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一瞬、ちょっと翅を開きそうになって、オレンジ色
の光が見えた。2.5mほどの樹なので、上からのぞき
見ることができないのが残念。本来は、オレンジ色と青の構造色が
光っているはず。

目白から高田馬場にかけて、山の手線は、
地面より高いところを走っている。いつもは電車の車窓から外を
眺めるだけだが、先日は、線路際の道を土手に沿って歩いた。
そうしたら、土手をびっしり覆っているカラスウリの花に出会った。
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昼間は、こんな姿だが、日没から深夜にかけて、ゆっくりと白い
網状の花びらが開花するという。
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深夜に観てみたいが、それは…ちょっと危険な感じのする場所だった。
カラスウリの原産国は、中国/日本。Trichisanthes cucumeroides【ウリ科】
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7月も半ばを過ぎたというのに、東京地方は、まだ梅雨が明けない。
時には折り畳み式傘では間に合わないような驟雨に見舞われる。
かと思うと、カンカン照りの真夏の太陽。
先日、私が関係する集会でお出ししたのは、水大福
ウチの近くの餅菓子屋さんで売っているのだが、この季節に、
いつも喜んでいただける。本物の笹の葉に包まれたコシあんが
つるりと口に入ってしまう。
おりおりの和菓子は、いいなぁ~

☆再び、足立区生物園で
蝶を放し飼いにしている温室の中で、とても小さいシジミチョウ(1円玉大)がいた。
舞うたびに、チラリと青い翅が光る!
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何というチョウかなぁ?と独り言。すると、そばにいた青年が、
即座に“ツシマウラボシシジミ”!
わぁ~、すごい人! こんな舌を噛みそうなチョウの名を一気に言えるなんて!
ツシマウラボシシジミ Pithecops fulgens tsushimanus【シジミチョウ科】
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この蝶の食草は、ここではハエドクソウ。極小の花は撮影が非常に難しい。
ハエドクソウ Phryma leptostahya asiatica【クマツヅラ科】
極小のチョウと花を撮り終えると、体の力が一気に抜けて、汗が
どっと吹き出た。なにしろ、ここは温室だし…。

このチョウは絶滅危惧種なので、足立生物園では保護育成をしている。
一つの区の事業としては、なかなか夢がある仕事ではないだろうか。
チョウの育成活動については、このページで。

by tamayam2 | 2016-07-21 21:37 | 日々のできごと | Comments(4)

【780】東京23区 足立区と港区

東京23区 所得別ランキングというのが
新聞に出ていた。 
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     上は。 宮古島のウマノスズクサ(都薬用植物園で撮影)
人さまの懐具合を知ったところで、どうにもならないし、まして、
ランキングなんて、下世話な話ですが…どれどれ自分の住んでいる区
は、何位なのだろうと関心をもって見てしまった。
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           上は、ジャコウアゲハ♂
それによれば、最下位が足立区だそうだ。     
前回「709」でご紹介したレトロな眼医者さんのあるのは、足立区。私の住む都内西部の
中野区からは、都の中心部をまたいで、東北部へ、電車を乗り継いで、一時間は
かかる。私は時折、足立区生物園というミニ動物園に出かけるが、
その度に足立区の子供たちをうらやましく思う。
 そこで働いている若い職員は、「生活のためだから」と仕事に従事している
というより、動物のことが好きでたまらないという風だ。しかも、動物の生態
を熟知していて、何を聞いても親切に答えてくれる。この生物園には、チョウの
ための温室と、それとは別にチョウの食草を育てている温室がある。
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         上は、満州のウマノスズクサ(小石川植物園で撮影)
絶滅危惧種を卵から孵化し、チョウの温室に放っている。特に大きい
施設ではないが、よく工夫されていて、子供たちに生命の不思議さを
よく伝えている。それが、23区の一つの区の事業なのだ。

足立区生物園のHPは、ここ
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           上は、ジャコウアゲハ♀
一方、23区の最高位は、どこかというと、ご想像通り
港区なのだ。友人に、六本木の交差点近くに住む人がいて
ときどき訪問する。その方の話によれば、港区は福祉の面では、
他区より満足度が高いものの、医療機関には不満が多いと
とおっしゃるのだ。例えば、入れ歯の噛み合わせが悪くて近所の
歯医者に行けば、その医者の関心は、もっぱら歯を白く見せる
ことだの、歯並びだの、美容歯科に関することで、フツーの歯科医を
見つけるのに苦労したとのこと。皮膚科や内科も同じような傾向が
あって、結局歩いて行ける範囲に良医が見つからず、ランキング15位
のわが区、中野区の医療機関に通って来ているのだった。
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         上は、ぺルーのウマノスズクサ(京都府立植物園で撮影)
米国でも同じような傾向があるらしく、ロサンゼルスの高級住宅街に
住んでいる娘は、一般的な小児科医や、歯科医を探すのに苦労していた。
上には上の悩みがキリなくあろうが、風邪を引いたり、歯が痛くなったり
したときのフツーの病気に対処してくれる医療機関も地域にあらまほしい。

by tamayam2 | 2016-07-09 21:26 | 日々のできごと | Comments(6)

【779】東京点描・6月から7月へ

いやぁ~ 暑くなりました。東京は、まだ梅雨明けではありません。
そろそろね。
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Tamayam2はあちこち都内を動き回っております。
① これは、北千住からバスに乗って出かけたときのこと。
  車窓から、非常にレトロな建物を見たので、帰りにバスを降りて、
  撮影してきました。「大橋眼科」という今も開業中の目医者さん。
  あ~、目が悪くなったら、ここに通って、内部も撮影させて
  もらいたいものだ。
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  調べてみれば、この建築自体は、1982年の建築。元の医院は、
  1917年(大正6年)に、当時の大橋院長が、ドイツ民家ふうの建築を
  建てたそうです。その方は、亡くなって後を継いだ鈴木という眼科医が、
  初代の建築の面影を残すように考えて、再建されたそうです。
  一つ一つ、古い洋館の材料を集めて…。なかなかよい話ではありませぬか。
  ぺらぺらの洋館まがいが多い中で、じつに本格的。
  下町には、そういう奇特なお医者様が住んでおられるようです。

② 先週は、六本木のミッドタウンを通りました。無機質な地下通路に
  丸い大きな大理石がころん、と転がっているのは、なんだかいい感じ。
  そこを通るとき、ちょっと触れてみたい気がします。
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  天井近い壁に、水に染みのような影が見えるのは、ガラス天井を
  クリーニング中だからです。梅雨明け間近の風景です。
  安田侃作「意心帰」2006年

③ アメリカ西海岸の娘宅に、こんな黄色のトラ模様のチョウが現れたと
  連絡がありました。チョウの話など特にしたこともないのに、へっへ、
  だんだん彼らも私の趣味に感化されつつあるなぁ~、とニンマリしました。
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  調べてみれば、Tigar swallowtailという割に普遍種だった。
  娘の夫の故郷コネティカット州(東部)では普通に見られるとか。
  ともかくトラフ(虎斑)、つまり虎のような模様が特徴的です。
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  日本では見たことがない種類でうれしかった。今後は密かに
  彼らをこの世界に誘い、昆虫の話をしてみたいものです。
  Papilio rutulus【アゲハチョウ科】

④2日土曜日、所用があって新宿西口から、南口の高島屋へ向かっていた。
 いつものように、サザンテラス側から橋を渡ろうとしたら、な、何だ!
 手前に広い空間ができていて対岸の高島屋まで徒歩で行けるではないか!?
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その空間には、すてきな花壇まで広がっていて、子供たちがSHINJYUKUの
ロゴの周りで遊んでいた。MIRAINA TOWER(未来なタワー)という新名所。
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「未来な」という新しい造語を一つ覚えた。(個人的には、こういう創作を、
 あまり評価しないが・・・)

⑤そのMIRAINA TOWERの前には、美しい人口庭園が造ってある。
 その下は電車の走る線路なので、言ってみれば“空中庭園”である。
 そこに植栽されている植物の中で、ひときわ涼し気で美しい花を
 咲かせていたのが、この写真のセイヨウニンジンボク。葉をもむと、
 よい香りがする。西洋では女性ホルモンの漢方薬として使われる。
 私が初めてこの植物を見たのは、トルコの古い遺跡でだった。
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 珍しい植物だなぁ~と思って葉を一枚採って香りをかいでみた。
 それが、大都会の“空中庭園”に植わっているとは!?
 なんだか不思議な気がする。
 Vitex agnus-castus(シソ科)英語は、Chaste tree
下の2枚は、2008年8月に初めてトルコを訪問したときのもの。
ベルガマのアクロポリス神殿近くの円形劇場のあたりで。
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 この植物の原産地は、南欧、西アジア、南アジアということだから、
 トルコにあってもおかしくない。“空中庭園”の下は、JRの電車が
 走っている線路なので、乾燥と暑さに強い植物である必要がある。
 セイヨウニンジンボクは、その条件によく適応しているのだろう。

by tamayam2 | 2016-07-04 18:14 | 日々のできごと | Comments(2)