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【757】過去の写真 その1

現在、松葉杖で、外出できないので、昔の写真の整理など
している。みな様は、どうやって、写真の整理をなさって
おられるのでしょう。
どんどん溜まる写真・・・どんどん溜まるBlogの記事。
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Blogの記事は、2009年~2010年の分をとりあえず
ExciteのMybooksの製本システムでまとめた。
年末の忙しいときに、歩行が不自由になって・・・
悔やむ気持ちもあるが、ま、こういう豊かな時を与えられ、
整理ができる幸せを感謝しようと思っている。

さて、Face Bookに掲載した過去の写真であるが、
ちょうど10年前、2005年10月末に訪れたルクセンブルグの
思い出を書いておこう。
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ルクセンブルグは、フランス、ドイツ、ベルギーの主要都市
から特急に乗れば1時間ほど。面積こそ小さい国であるが、
欧州の「へそ」のような大事な国。
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私は、当時ドイツ、ケルンに住んでいたので、一人で訪れた。
黄葉がきれいな時期で、町の中心の国旗掲揚場から下を見下ろすと、
下にも美しい町が広がっていることがわかった。
翌朝、下の町のほうへ、だらだら坂を下って行くと、
上の威風堂々とした町とは別の中世の趣のある町が広がっていて、
興味深かった。あちこち撮影して、さて、帰ろうと思うのだが、
上の町に登る道が見当たらない。来た道を戻ればよいと思うのだが、
それが見当たらない。まるで迷路に迷いこんでしまった
ようで、あわてた。
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上の町は、すぐ目の前に見えているのに、そこへ行く道が
見当たらないなんて! それが、要塞都市の特徴。
何とか、人に尋ね尋ねて道を教えてもらって上の町の
中心地に戻ったのは、午後3時に近かった。
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2013年3月に、この国の大司教になられたオロリッシュ神父様と
上智大学の人たちと再訪したときには、なぁ~んだ!?!
迷った地点のすぐそばに上の町に登るエレベータがあったのだ。
当時もあったと思うのだが、そんなものがあるのさえ知らなかった。
欧州のいろいろな町を訪問したが、こんなに迷いに迷った町は、
初めて。よい経験をした。要塞都市、恐るべし。
(冒頭の写真)
下の町へ行く道で見た紅葉の美しい樹。ドイツ人に聞いたら、
Sumacと教えられた。Sumacとはウルシのこと。
後から、Rhus typhina、アメリカハゼノキまたは、
ニオイウルシ(ウルシ科)とわかった。
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それから、10年後、この樹の花をフランス、Bourgesの
川のほとりで見ることになる。ご一緒にいたエシャロットさんと
何の樹かしら、と疑問に思って写真に撮った。
秋には、この樹も真っ赤に染まったことだろう。
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フランスでは、いろいろなものを撮影したが、世界遺産の
大聖堂の天文時計がおもしろかった。
プラハやベルンで見た面白い天文時計。
どうやって暦を知るのか分からないのだが、上の時計は、
ちゃんとその時の時刻を示していたので、正しく作動して
いると思われる。
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この夏訪れたボルドーの大聖堂で見た古い時計パイプオルガン。
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オルガンの左下に赤いシャツの人が見える。人のサイズから見て
このオルガンの大きさがわかるかもしれない。
大聖堂のステンドグラスも建物も面白いのだが、私は、
こうした教会の古い備品に心惹かれる。

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by tamayam2 | 2015-11-26 11:16 | 日々のできごと | Comments(8)

【756】療養中の経験

Face Bookにも書いた話なのだが・・・
日本では、めくら、おし、つんぼ、ちんば・・・等が差別用語の指定を
されたとかで、「いざる」(躄る)という動詞も差別用語となったそうだ。
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名詞の「いざり」という「物乞い」も見ることが少なくなったし、
これらの言葉は死語になったようだ。
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デュランタの実
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デュランタの樹で。ツマグロヒョウモンの交尾。

骨折から1週間目の診察日。
再度レントゲンをとって、骨がくっついていることを確認した。
あ~よかった!あと何週間かの辛抱、と私の心は明るくなった。
30代と思しき整形外科医との会話。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
医師:いかがですか?
私:松葉杖もなんとか使えるようになりましたが、段差のあるところは、
  「いざれば」なんとか移動できます。
医師: ???
私: (ジェスチャーで示す)
医師: あ~、「這い這い」ですね~!
私: (そうですが、私、赤ちゃんじゃないんで・・・「這い這い」は使いにくし。)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
彼は、本当に「いざる」という動詞を知らないようだった。
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この投稿には、FaceBookでは、あまり反応がなかった。元々この語彙を
知らない人が多いのだから、意味がわからないらしい。
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その後、言語の専門家からコメントがあり、
2007年にイザリウオという魚が、差別語の匂いがするという理由で、
日本魚類学会がカエルアンコウと改名したと聞いた。
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科名すら、イザリウオ科からカエルアンコウ科へ。
英名は、Frogfish というので、その連想で、カエルアンコウと
名付けられたらしい。爬虫類のカエルにも、魚類のアンコウにも
無関係な魚である。嗚呼~
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私は、日本人のこうした無節操な言語感覚に腹立たしさを禁じえない。
だれに対して差別なの? 魚に対して?

私の家は、古い一戸建ての住まいで、勝手口に複雑な段差があるので、
現在、古いマットを敷いて、その部分を「いざって」通行をしている。
松葉杖を使うとかえって転倒の危険があるので、膝で「いざる」能力が
残された幸いを感じている。
「いざれば」転倒の危険がなく、非常に安全なのだ。
狭い場所で砂利道、敷石、縁石などを確認しつつ、松葉杖で
移動するのは、至難のわざである。
ウズグモの巣
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さっそく、介護認定の申請をすることを友人から教えてもらったり、
勝手口の段差をなくす工事の人に来てもらったり、なかなか
身辺があわただしくなってきた。
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こういうことも事故に遭ってはじめて知る手続き・・・。
ヤマトシジミの交尾
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今まで便利に使ってきた勝手口が、身障者にとって非常に
危険だったことに初めて気づいた。
病院などの外出は、今、すべてタクシーを使っている。

9月、10月に見たチョウの写真をいくつかUpしてみました。
交尾の写真がある。昆虫の世界も冬の前にしておかなければ
ならないことが、山積していて忙しいのだろう。

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by tamayam2 | 2015-11-14 19:02 | 日々のできごと | Comments(22)

【755】登山中のアクシデント

10月最後の日、31日はハロウィーンとて、東京・渋谷
は大騒ぎだったそうです。薄曇りの日でしたが、
私は予定が無かったので、高尾山に行こうと思いました。
東京近郊の有名な低山です。
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しかし、土曜日の高尾山は、大混雑と聞きましたので、
予定を変更して、小仏城山に行くことにしました。
写真は、頂上の城山から高尾山を眺めたところ。
晴れておれば、富士山が見える、とそばにいた人が
言っておられました。
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中央線高尾駅から日陰というところまでバスで
行って、そこから川に沿って一人で登り始めました。
城山は標高760mの低山です。
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始めは、特筆すべき植物もなかったのですが、
だんだん面白い植物が見られるようになりました。
先に歩んでいた女性が熱心に撮影されていたので、
「何かめずらしいものですか?」と声をかけました。
それがIさんとの出会いです。
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彼女のお目当ては、センブリという小さい花。
彼女も植物に関してよくご存じで、話がはずみました。
頂上でお弁当を食べた後、その方にまた会いましたので、
下山をご一緒することにしました。

日陰林道を素直に進んで行けばよかったのですが、
ちょっと横道に入って歩いて行くことにしました。
Iさんは、週に2回も登っておられるベテランだし・・・、
横道のほうが面白い植物に出会えそうだったので・・・。
(ちょっと欲を張ったのですね。)

確かに、予想どおりでした。
センブリもすぐ足元でいくつも見つけることができました。
ただし、曇っているので、開花しているものはわずか
でした。
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アクシデントはその後で起きました!

麓から2/3ぐらいのガレ地で、私は、滑ってしまったのです。
滑るとき左足をねじるようにしたらしく、痛ッ!
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後で、レントゲンを撮ったらしっかり骨折していました
その時は、よろよろ立ちあがって、左足をかばいながら、
杖を頼りにそろそろと歩き始めました。
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Iさんは、何度も「ゆっくりでいいですよ、ゆっくりネ」と
念を押されました。
彼女は、何度もその道を通っておられるので、
その後の行程も見えていたはずです。
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その後は、想像していたより、急坂の昇り、下りが多く、
岩が露出しているところ、谷側に傾斜している細道など
難所もいくつかあり、最後は、小さな川を飛び石づたいに
渡るのでした。ある場所では、私は、お尻を使って滑り落ちて、
下に着地したり、後ろ向きになって、足が着くまでずるずると
斜面を這ったりして、ともかくバス通りまで出ることが出来ました。
(難所を下りるときは、お尻、胸を使う手があることを知りました!)

普通1時間半ほどの行程が、2時間以上もかかりました。
泥だらけになりましたが、無事に普通の林道に戻ることができました。
足に異常がなければ、楽しい下山のはずでしたが、
“びっこ”では、なかなかのものでした。
その間、Iさんは、常に沈着で、
「ゆっくり、急がないで!」を繰りかえし励ましてくれました。
それから、バス、中央線特快に乗って、家の近くの駅から
病院に直行しました。

少し前に、昔の同業者が登山中スティックが折れて、足を骨折、
ヘリコプターで、搬送されたという事故を耳にしていました
ので、私も一瞬、これは大変!と思いました。
事故を起こした場所は、携帯の圏外でしたが、救急車を呼んでも、
林道まで、だれかに背負ってもらわなくちゃいけません。
(それは、まずい!)

何とか、自力で下山しなくっちゃ!と思ったのです。
私は、やはり今後は自分の年を考えなくてはと思い、
大いに反省しました。それと同時に、Iさんのような方に
出会わなかったら、どうだっただろう、と不幸中の幸いを
しみじみとありがたく思いました。

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by tamayam2 | 2015-11-03 12:18 | 日々のできごと | Comments(32)