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【754】モネの小径とツマベニチョウ

8月末にフランスのEさんを訪ねたとき、
彼女が「モネの小径」と名付けるマレの裏道を歩いた。
川沿いの径で、沼の浮島ではなくて、川のほとりに地面を
借りて家庭菜園を楽しむ人たちが使う道だ。
マレは沼地だが、川は、ときどき氾濫することもあるという。
家々のフェンスに絡み付いたツル草類、野草が
面白くて、私の眼は忙しかった。
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ブラックベリーというのか、キイチゴ。Eさんが採って食べて
いたのだから、食べられるのだろう。
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野ブドウの一種だろうか。
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野生化したぶどう
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野生化したホップは、あちこちの木に絡み付いていた。
これらは、栽培されていて、捨てられた株から
伸びたのだろう。植物は、たくましい!

フランスは秋が進んで、ホップは枯れ、アメリカツタは、
すっかり赤く色づいたとEさんのBlogが伝えている。
「モネの小径」を再度、秋に訪ねてみたいなぁ~と思った。
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さて、八王子市にある多摩動物園の中にある昆虫館は
私の好きな場所の一つだが、そこで、
ツマベニチョウを初めて見た。
裏翅に雲状模様があるという、美しいチョウだが、
なかなか飛翔が速く、止まってくれないのだ。
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あまりうまくは撮れなかったが、載せておこう。
ツマキチョウは、見たことはあるが、まだちゃんと
撮影したことがない。

by tamayam2 | 2015-10-23 11:22 | たび | Comments(6)

【753】北八ヶ岳「坪庭」にて

標高2240mの北八ヶ岳「坪庭」は溶岩台地。
風が吹き土が飛ばされ、植物にとってはこの上なく
過酷な環境だが、それでも植物は生えている。
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9月最後の日、友人たちとここを歩いた。
ロープウェイのおかげで、子供でも登ることができる。

岩石の上にシミのような地衣類が生え、
そこに苔が生えると、どこからか針葉樹の種が飛んできて
芽を出す。過酷な環境に耐えたものだけが、生き延びる。
ここの植物は、みな、岩に這いつくばるようにして
強風から身を守っている。
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ロマンティックに響くコケモモの実。
(ローウェイの乗り場のある売店でジュースやジャムを売っていたが、
そんなものが作れるほど実が採れるわけがない。
どこかの栽培地で採れた実を使っているのだろう。)

この辺りで、有名なのは、縞枯れ(しまがれ)現象
10年を単位にして、針葉樹が縞状に枯れてしまうのだそうだ。(写真上)
この辺りにしか観察されないので、不思議な現象と言われている。
確かに枯れた木々の筋が幾筋も観察された。
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珍しいと思ったのは、ゴゼンタチバナ(御前橘)の赤い実!
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7月ごろには、端正な白い花をよく見かけるが、初めて実を見た。
ゴゼンタチバナのそばに、てらてらと光る葉が生えている。
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これは、小イワカガミの葉。
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夏には、ピンクのかわいい花を咲かせるコイワカガミ
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ヤマハハコもあちこちに咲いていた。
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ハバヤマボクチ(葉場山ボクチ)は、ここではなく、翌日の八島湿原で見た
ものだが、珍しい形をしていたので、ここに載せておこう。
「ほくち(火口)」というのは、火打ち石で起こした火を燃えやすい
ワラなどに移して薪へ移動させるもののようだ。その形がこんな形

なのだろう。アザミの仲間。
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アザミもあちこちに咲いていた。
強く健気な花だと思い、一つ一つ撮影せずになおれなかった。
10月下旬には、早くも初冠雪の時期を迎えることだろう。

私にとって懐かしいこの地を案内してくれた信州の友に
心から感謝している。

by tamayam2 | 2015-10-17 09:45 | たび | Comments(6)

【752】八島湿原を歩く

9月の終わりに、長年の信州の友人と八島湿原を歩いた。
なんでもゲリラ台風が来ると言う日で、朝早く出発。
昼過ぎには、ポツリポツリ雨が降り出したので、あわてて
車の中でお弁当を食べた。
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あいにくの天気だったが、湿原に咲く秋の花々を見ることが
できて私はとてもうれしかった。
初めて見る花もあった。
ナギナタコウジュ(シソ科)
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チョウは、たった一頭だけ【750】に載せたウラギンヒョウモンの♀。
昆虫が生き延びるには、すでに厳しい状況なのだろう。
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八島湿原には、堆積物が溜まってできた浮島が・・・八つ、多分それ以上
あるのだが、珍しい地形をつくっている。池のところまでは、立ち入ること
ができないのだが、周囲の木道がよく整備されていて、いろいろな角度から
この浮島をみることができる。標高1600mの山地にあるのが、特徴的。
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下は、リンドウと紅葉しているフウロソウの葉がきれいだと思って撮った。
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夏に出かけたフランス、Bourgesのマレの湿地帯を思い出した。
出来かたは違うのだが、湿地の植物群の様子には、独特のおもしろさを
感じた。
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by tamayam2 | 2015-10-12 09:20 | たび | Comments(12)

【751】西洋のツタと日本のツタ

フランスBourgesのEさんのお気に入りの道で、少し紅葉が
始まったばかりのツタを見た。西洋のこの種のツタは、
細長い葉が5枚で、紅葉の色が朱色というより、紅色。
燃えるような紅だ。
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Eさんが調べてくださって、アメリカヅタまたの名をヴァージニアヅタ
ということが分かった。(学名Parthenocissus quinquefolia)
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しかし、ドイツにいたころ、この種のツタを、どなたかに、
「ヘンリーヅタ」と聞いたことがあった。(学名P. henryana)
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どちらかは、よく分からないのだが、茎が赤くなるという特徴は、
アメリカヅタのものらしいので、フランスのものは、アメリカヅタ
のほうに違いない。ややこしい表現ですね…(笑)

この細葉5枚のツタは、西洋ではごく一般的に見かけるものだが、
日本では余り見かけられないと思う。
日本の山地で見かける葉が3枚のツタウルシとも違う。
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日本でよく見かけるツタは、ナツヅタと呼ばれるもの。
(学名 P.tricuspidata)この種のツタの葉は、一枚で、
モミジのようにつながっている。
こちらは、ドイツのWormus大聖堂の入口で撮影したもの。
1122年ヴォルムス協約というのが、世界史で有名だが、よく調べてみたら、
1521年にマルティン・ルターがヴォルムスの公会議で、異端とされた、
ことのほうがキリスト教史では有名。Wormusには用が無かったのですが、
Mannheimという近くの町に行ったときに立ち寄ったのです。
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さて、私がドイツ・ケルンに滞在中(2004年~2007年)、
アパートの台所の窓から庭の向こうに見える裏通りのお宅のツタが
とても見事だったので、ある日、ぐるっと裏道に回って、撮影した
ことがあります。
裏道に通じる横道がないので、かなり大回りしてそのお宅の玄関に
達しました。大きなお宅で、屋根の天辺のあたりから紅葉が始まっていました。
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駐車中の車のリア・ウィンドーに映った家。
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また、その一角に、家全体がツタに絡まっているお屋敷がありましたので、
別の時に撮影に出かけました。一階の右から2つ目のドアのところを
家の前から撮影したものが下の写真です。
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これほど、ツタに覆われますと、窓や戸口がふさがれないように、
常に、剪定を怠らないようにしないといけませんね。

ツタに覆われた家は、一見ロマンティックに見えますが、
湿気や、ツタの中に住みつく虫や小動物のために、体によくないと
聞いたことがあります。呼吸器系の病人がいる場合には、あまり勧められ
ないとも。
でも、おとぎの国のお家のようなこんな風景に、女性は一度は、あこがれ
ますよね~

by tamayam2 | 2015-10-10 14:16 | 日々のできごと | Comments(12)

【750】九月に見た虫たち

暑かったり、涼しかったり、雨が続いたり・・・本当に秋の
天気は変わりやすい。
それでも、てらてらと秋の陽が輝く日には、ちょっとの時間でも
見つけられれば、蝶がいそうなところに見に行きたくなる。
蝶も大急ぎで冬支度、卵を適当な植物に産みつけて子孫が
生き残れるように準備している。

私の家のプランターのスミレの葉はもう丸坊主になっている。
ツマグロヒョウモンの黒い毛虫(幼虫)があちこちに見つかる。
ウチが蝶を大事にしている家だということがわかっているのだ。
だから、私もスミレ類やカタバミ類を抜かないように保護している。

さて、あちこちで撮りためた虫の写真。この辺でまとめておこう。
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①新宿御苑にて カジノキに実がなっていた。
そのそばで見たコミスジ
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②八王子市の公園で見たホシホウジャク(スズメガの仲間)
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落ち着いて撮影すればよかったのだが、あまりにも動作が速いので、
あわててシャッター切った。まるで、ハチドリのように長い嘴を
花に突っ込んで吸蜜をしていた。

③9月末に長野県に出かけた。
こちらは、標高1500mぐらいのビーナスラインの道端で。
同行の方々は、八ヶ岳連山を見ておられたが、私は、道端の茂みに
もしやチョウがいないか??と探していた。そうしたら、
裏が白っぽいヒョウモンチョウを見つけた。
クモガタヒョウモンの♀
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写真 下 ↓
また、すっかり晩秋の気配の八島湿原(標高1500m~)で、
アザミに止まっていた。コヒョウモン
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 追記:通りすがりのおじ様に教えていただきました。正しくは、ウラギンヒョウモンの♀。
ありがとうございました!
弱っているのか、花をちょっと揺すっても動かなかった。
ここで見たチョウは、この一頭のみ。
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奥蓼科温泉郷に通じる湯のみち街道沿いにある
御射鹿池(みしゃがいけ)を見たいと思って、
この辺りに住んでいる友人に連れていってもらった。
その友人によると、9月中旬に11年ぶりに水ぬきをしたそうだ。
農業用ため池だから、そういうことをしないといけないのだろう
が、観光客の多いシルバーウィークを避けてほしいという要請が
あって、9月下旬にずれ込んだのだそうだ。
そのせいか、水面に浮遊物が浮いていて、ちょっと景観が
損なわれていたが、ま、我慢しよう。

東山魁夷がこの無名のため池が好きで、この池を題材に絵を描いて
いる。実際にはいないはずの白い馬が対岸に走っている絵「緑響く」
が有名。
何度か通ったことがあるが、秋になればちょっと立ち寄って
みたくなるところだ。

by tamayam2 | 2015-10-07 10:33 | 日々のできごと | Comments(8)