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【727】信州へちょっとお出かけ

24日、久しぶりに信州に出かけました。一泊したかったのですが、
翌日に大事な会合があったので、日帰り…。
気持ちよくはれ上がった春の日。駅前ひろばも、小川のほとりも、
どこもかしこもサクラが満開でした。
花びらのひとひらも散っておらず、今しも満開になったばかりという
タイミング。
東京で、花の盛りを味わい、再び信州でもサクラを見ることができて
しあわせな気分でした。

さて、降り立った駅の脇に梢が赤い樹を見つけました。
もしや、と思い望遠レンズで見てみますと、はたしてアメリカハナノキでした。
この花をヨーロッパやアメリカで知って以来、日本にもあるのだろうか、と
探していたので、再会できてうれしかったです。
アメリカハナノキ【Acer pycnanthum カエデ科/ムクロジ科】
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雌木の花は、こんなふうに長く垂れ下がっているのです。
すでに、プロペラ状の小さい果実も見えます。
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上の別の木は、雄木でしょうか、すでにカエデのような幼葉が見られます。
秋の紅葉を思わせるように真っ赤です。秋には、きっと素晴らしい紅葉が
見られるでしょう。
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チョウも見ました。
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  再び「通りすがり先生」より、ご指摘を受けました。これは、
  シータテハではなく、キタテハだそうです。本当にありがとうございました!

こちらは、スジグロシロチョウでしょう。
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西洋では、カタクリは、ほとんど黄色、
ミズバショウも黄色のものが主流です。
訪れた湿地で、見かけたのは、白と黄色のミズバショウ
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懐かしく思い、カメラを向けました。
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緑の葉が青々しく、キャベツのようにバリバリと食べたくなりますが・・・
これは、英名が示すようにSkunk cabbage(スカンクのキャベツ)。
人は、食べないほうがいいですね。
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空を見上げるとカラマツの梢が青い空に透けて・・・
やはり、信州の空、空気はいいなぁ~と胸いっぱい清涼な空気を吸いました。

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by tamayam2 | 2015-04-27 10:02 | たび | Comments(12)

【726】虫の季節到来 2015年春

年年歳歳花相似 歳歳年年人不同
(ねんねんさいさい花あいにたり さいさいねんねん人おなじからず)

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我が家にあるただ一本の高木、西洋ハナミズキが花ざかりになりました。
この樹づたいに二階までサルのように駆け上っていた愛猫は、
この花の開花を見ることなく、晩秋にこの世を去りました。

昨日は、親しかった友人の告別式でした。
突然のお別れでしたので、胸つぶるる思いでした。
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植物を愛する私は、どこでも植物に目がとまれば撮影しますが、
家に帰って写真を拡大してみると、思いがけず昆虫が写りこんでいることが
あります。そういうときは、儲けものをしたようにうれしい!
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先日出かけた赤城自然公園のみごとなシャクナゲ。(上)
その写真に写っていたのは、、コツバメ。
もう少し注意深く観察すればよかった! と後悔しています。
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もう一つは、やや離れたところにいて、翅を開いたり閉じたりしていたチョウ。
翅の形から、シータテハか・・・
 (通りすがり様より、教えていただきました。シータテハ)→ヒオドシチョウ…感謝!)
望遠レンズをもっていくべきでした。
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こちらは、別の日、花の植え込みにいたトノサマバッタ。
拡大したら、触角が一本欠けているのが分かりました。
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これは、ネコノメ草を撮影したのですが、アブの種類でしょうか、
 (通りすがり様より、教えていただきました。こちらは、おそらくヒメフンバエの♀)
虫たちに再び出会えるうれしい季節の到来を感じます。

追記)通りすがり様、お教えいただきありがとうございました。これからもどうぞよろしくご指導ください。

子供たちが、こういう虫たちを無意味に追い掛けまわしませんように。
静かに虫を見て楽しむ文化が、浸透していきますように、
老婆心ながら、祈っています。

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by tamayam2 | 2015-04-22 10:27 | 日々のできごと | Comments(6)

【725】今年初めての赤城自然園

行きたいと願っていた群馬県赤城自然園に、今年は、親しいお友達2人と
行くことができました。
ここは、自然の森ではなくて、西武セゾングループが開発した人工的な
”自然園”なのですが、まあいろいろな野草や樹木を見ることができます。
一番たくさん見たのは、カタクリでしょう。
カタクリは、いつもうつむいてなかなかお顔を見せてくれませんが、
その花芯のところを覗き込むと、サクラの花びらのような紋を見ることが
できます。
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ご一緒した方が手鏡を持っておられたので、花の下のほうに鏡を差し込んで、
その紋がどんな形か確認することができました。すると、驚いたことに、
その紋は大きさ、色、形、一定ではなく、個々それじれに違ったお印がついて
いるのです。
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私は、あまりその紋にはこだわらないほうですが、自然の造形の不思議さに
驚嘆してばかりいました。
カタクリが咲いているそばに、ノビルのようなマッチ棒状の軸に黒い種がついた
ものがそよ風に揺れていました。これが、一年生。
また、一枚葉の爪さきほどの若葉も見えました。これが2~3年生。
2枚葉になって蕾が付くまでには、7~8年もかかると聞いて、おお大変なこと!
とため息が出ました。しかも、カタクリは、昆虫(アリやハチ)に助けてもらわない
と種を拡散することもできないというのです。
今、写真に収めたものは、8年前に受精に成功した種から芽生えたものと思えば、
命の愛おしさに涙がこぼれそうです。
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春の芽生えをいたるところに見つけて、喜びの声を上げました。
山菜として食べられるコゴミ(クサソテツ シダ科)
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丸で村人の寄り合いに出かける村の衆の群れのようなヤブレガサ(キク科)

今この園での主役は、たくさんのツツジ類。
アカヤシオ
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ロウソクのように突っ立っている芽がみんな三つ葉に開く、
ミツバツツジ
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その他、キブシ、コブシの類、モクレンの類、春の日差しを受けて
木々が伸び伸びと枝をひろげていました。

私も日ごろの生活の煩雑さを忘れ、一日のんびりと過ごしました。

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by tamayam2 | 2015-04-20 15:42 | 日々のできごと | Comments(12)

【724】4月も早や半ばに

四月から、なんだか気忙しい日々を過ごしています。
仕事ではなく、すべてヴォランティア-の仕事だけれども
けっこう忙しい。手帳に予定が書いていない日があると、
ほっとして、家でぼんやりする・・・こういう休息が必要だ。
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久しぶりに晴れたので、空を見上げたら、ウチの唯一の高木の梢あたり
に花が咲いているように見える。この頃、目も悪くなったので、
望遠レンズで見たら、まぁ、なんということ、ハナミズキの花がすでに
直径5㎝ぐらいになっているではないか!?
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近所のお宅の小さなガーデンに、ニリンソウが美しく咲いていた。
ニリンソウは、【キンポウゲ科】。自然の中でうぁ~と咲いているのを
見たいと思うが、今年は、まだ自然の中に出かけていない。
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定期的に通っている豊島区で、ムラサキケマンの花を見た。
高層ビルの間の小道。雨の中に気高く咲いていた。
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こちらは、ヒュウガミズキ【マンサク科】の若葉、
若葉って、縁が紫っぽくって、托葉がこんな美しいピンクだったのか、
と驚かされる。扇のようにきれいに折りたたまれた若葉がしずかに開く。

先日、浅草橋の問屋街に五月人形を見に出かけた。
ヨーロッパに住んでいる友人に初孫が生まれたので、見てきて
ほしいとの依頼だった。予算は、2~3万円。
その金額が全く現実的でないことを、人形の製造元問屋を4,5軒
ハシゴしてよく理解した。桁が違うのである。
小さい兜や金太郎のお人形でもかる~く10万はしてしまうのだ。
初孫が生まれたおじいちゃん、おばあちゃんの懐を狙う商売がしっかり
確立していることを悟った。
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そのとき、浅草橋の駅前で目に留まった店。
いいなぁ~、一字で、商っている商品を表し、店主の名も明記されている。
江戸ッ子の心意気やよし。この潔さを私は、愛す。
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店頭をちらっと見てみたけれど、およそ紐(ひも)と名がつくもの、
何でも商っているのである。ビニール紐、植え木用のシュロ縄、
経木(きょうぎ)のひも(昔、肉屋さんでは、コロッケでも肉でも
経木の皮に、経木のヒモで結わいてくれたものだ。
今は、輪ゴムだろうな。

バラン(ハランというのか)とその紐は、握り飯、羊羹や、佃煮に使った
かしら。どこの家の庭の片隅でもハランが植えてあった。
今は、プラスティックでできた葉っぱの形にくりぬいた、不衛生なものに
なり代わってしまった。ハランという天然の葉があることも忘れ去られた。
ハラン【スズラン亜科】

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by tamayam2 | 2015-04-15 19:44 | 日々のできごと | Comments(4)

【723】新しい年度がはじまって

3月末は、いろいろ忙しいことがあって、外出の機会が多かった。
昨日から新しい年度に切り替わり、生活のスタイルが変わった方も
おられるでしょう。
どうか、どの方々の新生活にも、幸せがしずかに舞い降りますように。
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3月25日、ポカポカと暖かい日、私は、東京の西、八王子市に出かけ
早春の植物をいくつか見ました。
その一つ、セリバオウレン【キンポウゲ科 Coptis japonica 】
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日本原産の植物であり、牧野富太郎先生の命名。同じ仲間の、バイカオウレン
(梅花黄蓮)は、牧野先生のお気に入りの花で、高知の牧野植物園の
シンボルマークになっています。
同じところで、たくさんのスミレを見ましたが、スミレサイシンを見ることが
できてうれしかったです。
スミレサイシン【スミレ科Viola  vaginata】
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中央の唇状の花弁の先がちょっと尖がっており、紫色の筋がくっきり見えます。
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葉が丸いもの、長細いものもいろいろ見ました。
武蔵野の一部にこうした植物がひっそりと息づいているのは、ありがきことと
しか言いようがありません。

帰りにモノレールに乗って多摩動物園に立ち寄ってみました。
冒頭の写真は、昆虫館の近くで見たネコヤナギ

花粉が熟して、噴射寸前というところ。生命力を感じます。
立川まで乗ったモノレールの中は、中央大学の卒業式帰りの若者でいっぱい。
晴れ着を着た若者たちは、男性も女性も若さが弾けそうで、私までウキウキし
ました。
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3月28日、家のそばの八幡様のサクラも満開になりました。
倉庫のシャッターに映った花影。
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4月1日、小雨模様の四谷。見附から、市ヶ谷方面に行く土手の上で。
ほとんどの花がソメイヨシノでしたが、この樹だけが、ヤマザクラ。
古木らしく、静かに小雨の中で咲いておりました。
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下を通る総武線。遠景に外濠通りのサクラが見えています。

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by tamayam2 | 2015-04-02 12:02 | 日々のできごと | Comments(12)