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【651】金色に輝く道

神宮外苑に絵画館という巨大な建造物がある。何十年も前からちっとも
変わらずそこに建っているが、中に何があるのか・・・
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その建物の前方に黄金色に輝く円錐形の木立が見えたので、野球場のわきを
回り込んで、見に行った。
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見事なイチョウ並木!
先端がとんがっていて、とても格好が良い。
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黄色のイチョウの葉を見ると、なぜか与謝野晶子の短歌を思い出す。

金色(こんじき)の ちひさき鳥の かたちして
             銀杏ちるなり 夕日の岡に

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黄金色の落ち葉が敷き詰められたプロムナードに、たくさんの見物人。
ちょうど今が見ごろなのだろう。一風吹けば、葉が落ちてしまうかもしれない。
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犬の散歩させている人、子供づれのカップル、写真を撮り合う男女・・・
みな、金色の光の中でウキウキしている。
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駐車中の車にもイチョウが映って・・・
 
ぶらぶら歩いて行くと、青山通りに出た。そろそろ日が傾きかけて、
勤め帰りの人々が駅に向かうころ。

ああ、楽しかった、黄金色に輝く木の下を歩くのは!

by tamayam2 | 2013-11-28 23:31 | 日々のできごと | Comments(14)

【650】東京駅八重洲口側も進化中

東京駅丸の内側(皇居があるほう)の新しい駅舎、中央郵便局跡のKITTEという
商業スペースなど・・・駅が素敵な空間に変わっている。
    過去ログ:【543】新装なった東京駅 2012年10月
         【595】東京の新名所 KITTE 2013年4月
その反対側、八重洲側は、どうなったかというと、
これまた、着々と進化を続けているようだ。
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昔からある大丸デパートの位置が変わって、
グランルーフという大屋根ができ、
雨でも建物間の移動が楽になった。
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この辺りの建物は、皆なぜか、フランス語的なGranがついている。
いわく、Gran STA、 GranAGE, Gran Roof    
Gran STA は、 Stationのことらしい。
フランス語ではgrandと書いても発音は、グランなのよね。
どうして、フランス語と英語をくつっけちゃうのか・・・。
こういう節操のなさは、もうお病気です~
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この空間にある店は、大半がしゃれた飲食店です。東京駅の中に、いったいどのぐらいの
飲食店があるのか・・・見当がつきません。たくさんの人の胃袋を満たす巨大な装置という感じがします。
この頃のこうした公共空間は、歩きやすく、壁が本物の植物で埋めつくされていて、
心が和らぎます。いわく、緑の壁・・・
壁の中に繊維質のものが埋め込まれていて、水分や栄養分が
過不足なく供給されているのでしょうか。
どの葉も健康そうで、生き生きとしている。
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こちらは、FENDIというイタリアのブランド店
バッグがなぜか、喜劇のお面のようだ。
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Louis Vuittonは、黒いガチョウとリボンでバッグを飾っている。

銀座の四丁目のWAKOでは、11月のテーマは、男性の“口ひげ”らしく
ネコまでがエラソーに、口ひげをはやしている。
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12月のパーティ・シーズンを予感させるようなディスプレーだ。

バッグの言えば、女性は一体いくつのバッグを持っているのだろう。
いくつ持っていても、新しいものが出ると買いたいのよね。
私でも5,6個やそこいらのバッグを所有しているのですから、
世の女性は、もっとお持ちでしょう。

男性は、どうして口ひげを生やしたりしたいのでしょうね。
手入れも大変なら、納豆、ソフトクリーム等食べる時にご不自由でしょうに。

女性のバッグ好き、男性のヒゲ好き・・・
異性には永遠に理解できない謎ですね。ふふふ

by tamayam2 | 2013-11-25 21:42 | 日々のできごと | Comments(10)

【649】よき友あり

枕草子117段に、
よき友、三つあり。一つには、物くるる友。
二つには医師(くすし)。
三つには、知恵ある友・・・・・とある。
(このことは、以前に書いた。)
私の知り合いに、医師ではありませんが、「知恵ある友」がおります。
その方の依頼で、彼の職場で、若い人々に講演を頼まれました。
一度は、お断わりしたものの、私の体験が少しは若い人にお役に立つかも知れず・・・
と思い直し、恐れ多くもお引きうけしてしまったのであります。
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日ごろ、若い人々と接触のないTamayam2ですが、礼儀正しく、真摯な眼差しの
若者に接して、非常に清々しいものを感じました。
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いいなぁ~、彼らの人生はまだまだ先があるのです。
つい、「春秋(しゅんじゅう)に富む」という言葉が出てきてしまいました。
こんな難しい言葉を彼らに理解できないと思い、話しの中で、説明しました。
「あなた方には、来年春が来て、そして、秋が来て、また春が来て、秋が来てと・・・
幾度も春、秋が繰り返されるでしょう・・・」と。
「春秋に富む」とはそういう意味です。

彼らは、一時間の講演に、足を組んだり、頭を動かしたり、まして居眠りする人
は皆無で、真剣に話を聞いてくれました。
いまどきのスマホに没頭して電車の戸口に立ちはだかる若者と、同じ年代の人なのか・・・と
いぶかしく思うほどでした。

翌日、講演の依頼主から発泡スチロールの大きな箱が届きました。
目の下35cmの鯛?!
普通の人なら、巨大な鯛を目にして、うろたえるでしょうね。
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幸い、私は世界どこに行こうとも、出刃包丁、刺身包丁、骨抜きの毛抜き、鱗落としなど、
・・・胴の晒しに巻いて渡世してきた者と・・・言うと変ですが・・・、
特技が魚をさばくことなのです。
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海外引っ越し荷物には、木屋の刃物を紛れこませ、どの地にあっても、刺身を作って
きた実績がありますので、なんとか処理することができました・・・いやぁ~
こんなところで特技が生きるとは! (写真の手は、助手の手です・・・)
このような形のお礼のしかたは、今ふうではありませんが、「物くるる友」
悪くないなぁと思ったものです。

巨大な鯛は、近所の方々にもお裾わけして、喜ばれたことは言うまでもありません。
アラの煮つけのおコボレにあずかった猫も狂喜したことを付け加えておきます。

世界のいろいろな国でいろいろな調理用ナイフを試しましたが、
やはり、日本の刃物は一番切れ味がよかったです。刀鍛冶の伝統があるから
でしょう。そして、日本の、荒物屋で売っているフツーの砥石が、日本の刃物を
研ぐのに一番適しているのです。

丸い実は、沖縄スズメウリ。伊豆半島で見かけました。
実は有毒ということですが、育ててみたいですね。
オキナワスズメウリ【沖縄雀瓜 ウリ科 Bryonopsis laciniosa】

by tamayam2 | 2013-11-19 09:04 | 日々のできごと | Comments(10)

【648】短日処理

この頃は、月曜日を休日に当てて、実質三連休にすることが多くなった。
だから、月曜が何の休日であったか・・・よくわからないままうち過ぎてしまう
ことも多い。それでも、9月23日(月)が秋分の日であり、その日は、昼と夜の長さが
同じだということを知っている。その日から昼の時間が一日一日、短くなり、
12月22日の冬至を境に、今度は、昼の時間が少しずつ長くなり、3月の春分の日の
ころ、また昼夜の長さが同じになることを、なんとなく理解している。
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さて、昨年のクリスマスに立派なポインセチアの鉢植えをいただいた。
クリスマス・カラーの派手な鉢植えが我が家の居間を明るくしたことは、言うまでも
ないことだが、さて、その後、庭の一隅に地植えしたものの、さぁて・・・この夏の暑さに参っているかと思いきや、
すくすくと育っているように見える。
そうであるなら、ちゃちゃっと剪定してポインセチアの短日処理を行おうと考えた。
始めたものの、これがけっこう大変なのだった。
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午後3時に暗室に入れ、朝8時に外に出してやるという作業を一日も欠かさず
行うべし・・・とインターネットが教えている。
さぁて、ウチでは、面倒見るべきものが通常二つあり、①猫、②メダカ・・・
それに加えること、③ポインセチアなのだった。
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勝手口の近くにある調理器具入れの納戸を、ポインセチアの暗室と決め、
その鉢が入っている午後3時~翌朝8時までは、けっして開けないことにした。
そうは言っても習慣なので、ちょっと開けちゃうことがある。その都度、
はっとなって、深く反省する。ちょっとの人工光も、花芽形成に悪影響を与える、
とインターネットは警告しているからだ。
ポインセチアの赤い花びらに見えるものは、実は、苞であり、その中心にある
丸い粒々部分が花芽に当たる。
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世間では、きれいなポインセチアの鉢植えが安いものでは、500円ぐらいから
売っている。なぜ、こんな努力をしなくてはならないのか・・・と思わないでも
ないが、一旦決意したこと、そう簡単には止めるわけにはいかない。

外出して、帰宅が5時過ぎになるときには、暗室から出す時間をずらして、
午前11時ごろにするとか、きちんと計算して日光に当てる時間を一日6~7時間に
限るようにする。そうすると、植物は、冬が来たと勘違いして、花芽形成を急ぐ
ようになるらしい。 この辺のメカニズムはよくわからないが、ともかく、
少し赤味がかってきたので、やれやれ・・・花屋の店頭に並んでいるような
見事な真紅は期待できないだろうが・・・短日処理がうまく行きつつあることに
ほっと胸をなでおろしている。 

by tamayam2 | 2013-11-08 08:25 | 日々のできごと | Comments(12)

【647】秋の野に咲きたる花を数えれば

秋の野に咲きたる花を数えれば・・・というような歌が万葉集にあったような気がします。
11月の声を聞くと、あれ!もう、そんな・・・とちょっとあわてます。
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先日、晴れて気持ちの良い日、三鷹市の野川公園に出かけてみました。
秋の七草の代表格、尾花、現代語では、ススキ
ススキが風にそよいでいる風景は、実に日本的です。
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秋の野は、キク科の植物がたくさん。
野菊の類は、とてもとても種類が多くて名前がなかなか覚えられません。
上は、シロヨメナ、黄色いのはヤクシソウ
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よく見かけたのは、ノハラアザミ
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コウヤボウキ(高野箒)は、野趣がある花。
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面白いのは、ゲンノショウコ(現の証拠)の種を飛ばした後の果柄が、
わっしょい、わっしょいのお神輿みたい! 別名、ミコシ草
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あ、余談ですが、わっしょいは、韓国語の来る(온다)の過去形、왔다(ワッタ)
あるいは、敬体、오셨다(オショッタ=いらっしゃいました)から来たと言われて
います。「神様がいらっしゃった!いらっしゃった!」が、
わっしょい、わっしょいに聞こえるのだそうです。
日本語には、中国や朝鮮半島の言語からの影響が至るところで見られます。

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ヒヨドリジョウゴは、まだ完熟していません。
ヒヨドリの餌になるのかしら。
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帰化植物のヒメジョオンには、ベニシジミの♂と♀が吸蜜の最中でした。
ヒメジョオン(姫女菀)は、ムカシヨモギ属、ヒメシオン(姫紫苑)はシオン属で、
同じキク科でも別物でした。

そういう些末なこととは関係なく、秋は静かに推移しているようです。
by tamayam2 | 2013-11-01 15:48 | 日々のできごと | Comments(12)