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【568】さようなら2012年、ようこそ2013年

どなた様も平穏に新年をお迎えになられたことでしょう。
東京は、肌寒い日ですが、あと数時間で新年を迎えようとしています。

いろいろあった2012年が去り、2013年に移ってまいります。
Blogを通じて言葉を交わしあった友人のお一人一人に新春のお悦びを
申し上げます。2013年もどうぞよろしく、おつきあいくださいませ。
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この写真は、11月7日に、羽田から出雲方面へ行く飛行機から
撮ったものです。雲海にそびえる富士山の姿は、やはり素敵でした。
コンデジでも、山すその紅葉らしい影を映し出しております。
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この頃は、だれでもカメラ、i-Pad、スマホ、ケータイから・・・
映像を簡単に撮影することができ、ちょっとでも珍しい風景があれば、
みなが「カメラマン」に変身します。

フィルムから、電子メディアへ、カメラの世界はこの10年に画期的に変化しました。
それでも、自分の生活の一コマを自分の眼で切り取って残したい、という思いは、
写真を愛するだれもが考えることでしょう。誰でも「カメラマン」になれるいい時代
になったのです。

2012年もたくさんの写真を撮りましたが、2013年も記録としていろいろな
楽しい場面や瞬間を撮っていきたいと思います。
それぞれの方の生活から生まれた写真を拝見する喜び、その写真にコメントを
書いたり、意見を交換できる喜びを、また共にしていきたいと思います。

みな様にとって、よい一年でありますよう!
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by tamayam2 | 2012-12-31 20:17 | Comments(16)

【567】クリスマス・ツリー

1987年(昭和62年)、今から25年ほど前に、私は、ある学校の
日本語クラスで教えていました。
そのクラスには、成人の外国人学生が10人ばかりいたのですが、
台湾人、中国人、ネパール人がいました。
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台湾人のAさんと、中国人のBさんは、けっしてそばに座ろうともせず、互いに
打ちとけませんでした。台湾人と中国人の間には、政治的に複雑な背景があると
知ったのはそのころでした。同じ中国本土から来た、BさんとCさんもよそよそしく、
彼らは、北の天津と南の広州の出身で、言葉も考え方も相当違うということを
知り、一くくりに中国人と考えてはいけないのだと知りました。

また、ネパール人のDさんとEさんなら、お互いに協力し合って勉強するだろうと
考えましたが、彼らも端と端に分かれて座り、全く口もきかないのでした。
後から聞いて見ますと、カーストが違うので、一つのテーブルで食事をすることすら
できない身分だということでした。

こうして駆け出しの日本語教師は、日本語教育の背景にある複雑な国際事情を、
こういう体験を通して学ぶことになるのです。

今回の台湾訪問は、当時のクラスの中国人のBさん夫妻と台湾人Aさんを訪ねる旅で
ありました。お二人は、25年の間ずっと級友として友情を育ててきました。

中国人のBさんが本国が認めない台湾に旅行するのには、VISAが必要ですが、
VISAの取得費が安くなり、簡単になったので、やっと台湾訪問が可能になったと
言っておりました。

Aさん、Bさん、私の三人を繋いでいたのは、毎年のクリスマス・カードや年賀状という
ごくごく旧式の情報交換手段でしたが、ほそぼそと25年間続いていたとは、驚くべきことです。

私は年老い、当時若かった彼らは、50代です。それでも、
元気で楽しく語れるというのは何という幸いなことでしょう。
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今夜はクリスマス・イヴ。
どうか、みな様にとって聖なるよい晩でありますように。
台北の駅舎、台北車站に飾ってあった絢爛豪華なクリスマス・ツリーをお目に掛けます。
25年前の台湾人の学生たちは、みなが口をそろえて、
「日本のすばらしいものは、地下鉄と新幹線! 日本の交通は便利です。」

今は、台湾にも新幹線が通っており、台北から南の高雄まで96分で結んでいるということです。
また、台北市内には、最新式地下鉄が走っており、移動が便利になりました。
私の好きな市立台北動物園にも地下鉄で行くことができます。
さて、これは、動物園で見たヤツデの葉に似た小木です。
よ~く、ごらんください。
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葉についているものは、なんと、生きたチョウです。
オオゴマダラというチョウの中でも最も大きく、緩慢に飛ぶマダラチョウの仲間です。
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チョウは、じっとしていてほとんど動きません。
このヤツデの花のような白い花粉がよほど気に入っていると見えて、
葉脈は、白い粉のような花粉にまみれているのでした。

これは、まさしくチョウのクリスマス・ツリーですね。
Merry Christmas!

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by tamayam2 | 2012-12-24 09:12 | Comments(10)

【566】台北・長春街の市場

朝飯前の7時半ごろ台北・長春街の市場をのぞいてみた。
色鮮やかな果物たち。
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こちらは、カシューナッツが採れるカシューの花托。
このへそ状の中央からぶら下がるようにして勾玉形のナッツがつく。
カシュー【腰果 Cashew ウルシ科 Anacardium occidentale】
皮のまま食べるとスカスカしていて薄甘酸っぱい。お腹のたしにもならず、
特においしいものでもないが、フルーツ・パンチなどに入れれば、彩りがきれい。
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今盛りなのが、グアヴァ。英語もGuava。和名は バンジロウ(蕃石榴)
グアヴァ【フトモモ科 Psidium guajava】
し噛むと、爽やかなジュースが出てくるが果肉はザラザラしていて特においしいものではない。
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左は、釈迦頭と呼ばれるバンレイシ(蕃茘枝)とろとろの甘い果肉の間に黒い種が
入っている。種を飲み込まないようにして白い果肉を食べる。面倒くさいけれども、
おいしい。
バンレイシ【バンレイシ科 Annona squamosa】英語はSugar apple
右は、トマト。
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野菜のいろいろ
A ダイコン、B ニガウリ、C ネギ、 D 春菊、 E カイラン(芥藍)
カイラン(アブラナ科)のオイスター油いためは、とてもおいしい。
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こちらは長いナス。ナスの左隣の丸いものは、果物かしら?
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おでんの具のような練り物は日本のものとそっくり。竹輪も見える。魚球と呼ばれている。

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鮮魚もとても新鮮でおいしそうだった。
右手前の丸いものは、なんであるか不明。なんとなくコラーゲンがたっぷりありそう。

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早朝に市場に来ている人は、近所の人が多かったが、スウェット・スーツ姿や
フリースのパジャマのような家庭着を着ている人が多かった。たくさん写真を
撮ったが嫌がられもしなかった。私は、茹でたての殻付きピーナツを買った。
こういう食べ方はとても珍しくおいしかった。(*^_^*)

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by tamayam2 | 2012-12-22 20:35 | たび | Comments(10)

【565】冬至に食べるもの

今日21日は冬至。冬至には、カボチャとゆず湯、だと思っていましたが、
なんでも、語尾に「ん」がつく食材が冬を乗り切る体力作りによいそうです。
カボチャは、別名、なんきん(南瓜)と言います。それに加え、
れんこん(蓮根)、にんじん(人参)、ぎんなん(銀杏)、きんかん(金柑)、
かんてん(寒天)、いんげん(隠元)・・・・まだあるかな。
我が家も今夜、カボチャが食卓に上りました。

先日出かけた台湾の都市部では、朝昼晩と三食とも外食ですます人が多いそうです。
え? 子供も? 子供がお金をもらって屋台で食べるのはそんなに特殊なことでは
ないらしい。

台北の夜市は、とても有名ですので、ちょっと覗いてみましたが、ちょこちょこっと
2,3軒の屋台で食べるともうお腹が一杯になるほど。軽食屋というか、
おかず屋さんというか・・・毎晩、お祭りのようなにぎわいでした。
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例えば、このチャーハンとスープも一椀90円ぐらい。子供のお小遣いで
食べれらます。
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家族で食卓を囲まないということは、教育的には、ちょっとぉ~と思いますが、
親子とも忙しいみたいです。子供は、夜まで補習班(塾)に行っていますし。
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こちらは、菱(ひし)の実
ゆでたものは、皮がつるっと剥け、キヌカツギ(里芋の一種)のような、クリの
ような味です。
ヒシ【菱 ヒシ科 Trapa japonica】

こちらは、骨まで黒い、烏骨鶏(うこっけい)の肉。
滋養もあり、味もよいそうですが、食べたことがありません。
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生きた亀は、いずれスッポン・スープにされるものでしょうか。右横はショウガ。
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こちらの犬は、買い物客のお連れさん。
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しっぽを振れば、どこかから御馳走が飛んでくるので、朝の散歩は
彼にとって一日の始まりの稼ぎ時なのかもしれません。

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by tamayam2 | 2012-12-21 20:17 | たび | Comments(6)

【564】台湾で、マダラチョウに出あう

先週11日から15日まで、台湾・台北市に友人を訪ねた。
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20年も前からの知り合いが、色々なところに案内してくれた。
ある日、台北の北西、陽明山の山中で、立ち淡雪センダン草の一群れががわぁ~と茂っている茂みがあった。
そこで、ゆらゆらと飛んでいたのは、なんと、アサギマダラ
信州に多いマダラチョウの一種だ。
タチアワユキセンダングサ【立淡雪栴檀草 キク科 Bidens pilosa var. radiata】
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この花は、台湾。沖縄諸島のどこにでも見られるが、元は外来種。侵略的外来種の
一つだが、チョウは例外なくこの花が好きだ。
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翌日訪れた、台北の南西、宜蘭(いらん)の海辺で、散歩した亜熱帯林の林は、
ガジュマルが生い茂り、クワズイモが地に這い、いかにも昆虫がいそうな場所
だった。チョウが好みそうな環境だ! 
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Tamayam2のアンテナが びびび・・・と感知した。
こちらは、スジグロカバマダラ。渡りをするチョウとして有名。
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スジグロカバマダラ【筋黒樺斑蝶 マダラチョウ科 Danaus genutia conspicua Bulter】
上に乗っていて羽を閉じているのは、ツマムラサキマダラだろうか。
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そこへ、リュウキュウアサギマダラが飛来。
なんだか信じられないチョウのドラマが眼前で繰り広げられた。
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12月の台湾は、日本の初秋ごろの気候。
台湾の方によると、10月~3月ごろが暑さが緩み、しのぎやすいが、雨天が多いそうだ。
私どもが滞在した5日間の内、好天と曇りが半々ぐらいで、雨傘を使うことはついに
なかった。

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by tamayam2 | 2012-12-17 16:47 | たび | Comments(8)

【563】禅寺の収入源

下の写真の手前の丸い穴をごらんになってください。
漬物を漬ける甕のようにも見えますが、漬物小屋ではありません。
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先日、訪問した京都・東福寺の東司という建物なのですが、
禅宗の寺で東司(とうす)と言えば、お手洗いのことだそうです。
室町時代の重要文化財です。
用便をするに際しては、いろいろ作法があり、禅僧には修行の一つだったそうです。

私がとても興味をもったことは、この甕に溜まった下肥(しもごえ)を捨てることはせず、
農家に売り、それが寺の重要な収入源になったという点です。
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京野菜として有名な京菜、真っ赤な京ニンジン、聖護院ダイコン、千枚漬けのかぶら、
万願寺とうがらし・・・そういう野菜は、昔は、下肥を使って育てられたのですね。

閑話休題:もう20年ほど前のことですが、韓国人の若い女性から、
「とても聞きにくいことなのですが、ある種の薬を買いたいのですが・・・・
何と言って買えばよいか・・・?」と、相談を持ちかけられたことがあります。
その方の日本語が未熟なせいでどんな薬かよく理解できないので、いろいろと
質問しましたら、それは便秘薬でも、下剤でも、避妊薬でもなくて、虫下しだったのです。

彼女が言うには、韓国では、お母さんが、いつも虫下しを用意しておいてくれて、
生野菜を食べた後には、用心のために虫下しを常用しているということです。
韓国では、まだ下肥を使っていますから・・・と彼女は恥ずかしそうに言っていました。
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ドイツでも新鮮な生豚肉のミンチをパンに挟んで食べるMettwurstという食べ方が
あるのですが、「・・・うむむ、生の豚肉は、ちょっと・・・」と尻込みする私に、
「なぁに、虫下しを飲んでおけば大丈夫ですよ・・・」としきりに勧めてくれた
友人がおりましたっけ。

今、日本の薬局で虫下しが簡単に手に入るかどうかわかりませんが・・・日本では
スーパーで買ってきた野菜を食べている限り、回虫に苦しむということは無さそうです。
若い世代では、虫下し、回虫などという用語も理解不可能でしょうね。
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東福寺で下肥を業者に売って、それが寺の大事な収入源になったということを
知り、広い世界には、まだ下肥を使っている国、虫下しや検便が必要な国が存在する
のだなぁ~と、当たり前のことですが、思い至ったのです。

それと、日本で水に流してしまっている下肥はもしかしたら、すごい資源なのではないか、
という疑問。

海外に行って、生野菜のサラダや生牡蠣、刺身を出されても、調理人の腕をあまり過信なさらない
ほうがよいかと・・・老婆心までに。

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by tamayam2 | 2012-12-10 14:43 | 日々のできごと | Comments(16)

【562】ひねった形

うろうろしている内に、12月になっておりました。気忙しくなりましたね。
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こちらの花は、サキシマフヨウ。前島(さきしま)とは、宮古、八重山諸島など、
沖縄より南の島々のことのようです。西表島(いりおもてじま)へ行ったとき、
12月と言うのに、どこに行っても、この芙蓉が野山に茂っているのを見て、何と美しい
花かと思いました。
サキシマフヨウ【前島芙蓉 アオイ科Hibiscus Makinoi】
学名を見たらわかる通り、牧野富太郎博士の献名です。
この花は、都立薬用植物園で撮影。
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こちらは、世界遺産に登録された小笠原島の固有種だそうです。
モンテンボク【アオイ科 Hibiscus  glaber 別名:テリハハマボウ】
モンテンボクは、Mountain の木という英語+和語から、できた言葉のようです。
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こちらは、先日新宿御苑で見たハイビスカスの一種。

これらの花に共通はのは、3つともHibiscusという学名がついていること
ですが、花びらが中心部分を軸として、ぐにゃっとひねったような形をしていることです。
五弁の花びらの右が上、左が次の花びらの下に来ています。
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プルメリアも同じ構造です。花びらが風車のように重なっています。
ハワイのレイに使われる香り高い花です。
プルメリア【Plumeria 】熱帯アメリカ原産。
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また、これも新宿御苑の温室で見たものですが、
ウナズキヒメフヨウ。これは全開することがなく、蛇の目傘を半開きにした状態で
終わりです。
ウナズキヒメフヨウ【頷き姫芙蓉 フヨウ科 Malvaviscus arboreus】中央アメリカ原産
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こちらは、どこかの温室で見たサボテンの一種。7~8のセクションに分かれて
いますが、ぐにゃっとひねった形のものもあり、おもしろいと思いました。
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こちらは、有名な酔芙蓉。この写真を撮ったのは、午前8時ごろですが、
だんだん(酔いがまわってくると)薄ピンクから、夕方には、完全に酩酊して
傍らに見えるくしゃくしゃになった花びらのように濃いピンクになって、その日のうちに
しおれます。色が白から濃いピンクに変わるので、酔芙蓉と呼ばれますが、
命名の仕方が粋ですね。
スイフヨウ【酔芙蓉 アオイ科 mutabilis cv. versicolor】
この花は、酔った美人が口を押えてうふふ・・・・と笑っているみたいでしょ。(笑)

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by tamayam2 | 2012-12-04 20:44 | 日々のできごと | Comments(12)