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【521】トウダイグサ科の植物

前から気になってしかたがない植物は、トウダイグサ科の植物です。
東大ではなくて、燈台です。時代劇などに出てくるロウソクを立てる台に
姿が似ているというのです。漢方では大戟(タイゲキ)と言われるので、
白山タイゲキとか、伊吹タイゲキという亜高山地帯に生える高山植物もあります。

下は私が7月中旬に八方尾根で見たハクサンタイゲキだと思われます。
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ハクサンタイゲキタカトウダイの区別がよくわからないので、間違えている
かもわかりません。
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ハクサンタイゲキ【白山大戟 トウダイグサ科 Euphrbia  togakusensis Hayata】
学名に、戸隠という地名が見えます。日本固有の植物だということです。
別名はミヤマノウルシ(深山野漆)。
タカトウダイは、学名がEuphrbia pekinensis (こちらは北京という地名が見えますから、
中国から渡来したものでしょう。)

同じときに、白馬五竜高山植物園というところで、紅葉しているハクサンタイゲキ
みました。白馬五竜高山植物園のHPはここ
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紅葉しているものも色合いがとても美しいものでした。
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先日5月に出かけた箱根湿生花園でも、トウダイグサ科のノウルシを見ました。
この種類は、湿地帯に咲くもののようです。
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ノウルシ【野漆 トウダイグサ科 Euphrbia adenochlora 】
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トウダイグサ科の植物は、意外なところで目にしていることが多く、
キャッサバ、パラゴムノキ、トウゴマ、ナンキンハゼ・・・やはり樹液がクセの
強いものがあり、あまり親しくならないほうが無難な植物のようです。

しかし、この均整のとれた造形美と、地味な色合いに以前から興味が魅かれて
おりました。猛暑の七月の末に、調べることができてよかったです。

明日から、八月。しばらくは、Londonオリンピックが楽しめそうですね。
みな様、お元気で。

by tamayam2 | 2012-07-31 07:26 | 日々のできごと | Comments(8)

【520】ゴマノハグサ科の植物

7月の最後の日曜日。この頃は、さすがに猛暑で・・・青息吐息といったところ。
皆々様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。
暑中お見舞い申し上げます。

【516】(7月22日)にゴマノハグサ科ヨツバシオガマの写真を載せました。
Japonicaの付く山野草でした。

その他にも、ゴマノハグサ科の植物は、シソ科などと並んでけっこう多いです。
最近見たものをまとめておこうと思って・・・。

暑いときには、難しいことを考えずに分類作業をしましょう。
以下の花々はすべてゴマノハグサ科の植物です。
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6月に住宅街で見たジキタリス。心臓の薬として有名です。学名がDigitalって
驚き!コンピュータ用語ですね。ギリシャ語で指という意味だそうです。なるほど!
「キツネの手袋」、「魔女の指ぬき」といった別名があるようですが、やはり、
なんとなく気味悪さが感じられる命名です。薬効があるということは、毒草でも
あるからです。北アメリカに多いです。花壇に植えられているのをよく見かけます。
美しいからと言って庭に植えるときには、子供が口に入れないように、気をつけた
ほうがよさそうです。
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栂池の高原で見たミゾホオズキ。湿地に咲いていました。ツリフネソウに似て
いますが、距(花の後ろにつくしっぽのようなもの)がありません。
学名から推察すると、ネパールが原産国で、日本のはその亜種であるようです。
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最近、荒地や高速道路沿いの崖などでよく見かけるビロードモウズイカ
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背が高くなり、1mもあるものも珍しくありません。トルコの内陸部の乾燥地でも
たくさん見かけました。恐るべき花です。葉は、まさにビロードのような肌触りで、
触ると気持ちがいいのですが、枯れた茎は、材木のようになります。
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ホソバウンランはヨーロッパで、雑草のように生えている植物。
これは、長野県八方の駅のそばの空き地に咲いていたものです。
庭に繁茂して困りもののツタバウンランもこの仲間。

結論:ゴマノハグサ科は、けっこう剛健で、繁殖力が強いように思います。
うっかり心を許すと、庇を貸して母屋をとられてしまうかも・・・。

きれいだけど、油断がならない植物たちです。

by tamayam2 | 2012-07-29 17:23 | 日々のできごと | Comments(4)

【519】ジャコウアゲハご難

昨日24日、ジャコウアゲハのいる場所へ行った。
ウマノスズクサがあって、幼虫がいることを知っている場所だ。
むっと湿気がこもっているような暑い晴天だから、きっと出会えるはず
と思って・・・。
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コスモスの咲くここには、キタテハが! 
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ゴマノハグザには、モンシロチョウが!
ゴマノハグサ科には、蝶が好む植物が多いが、ゴマノハグサはとても目立たない薄水色の
花。めったに見かけないので、これも掲載しておこう。
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ゴマノハグザ【胡麻の葉草 ゴマノハグサ科 Scrophulariaceae】
ジャコウアゲハの飛び方は、ゆっくりなので、飛んでいるのがわかった。
木の陰で身を休めている姿を見て驚いた。羽が半分、すっかり失われている。
いたわしや。
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帰りがけに見た別の個体も羽が無残にももげていた。可哀そうに!
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夏休みに入ったからだろうか、補虫網を持った子供を見かけた。
ジャコウアゲハは、数が少ない蝶なのだよ、採らないで、追い掛け回さないでほしい。
じっと見るだけにしてね。
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こちらは、先日長野県八方の駅の近くで見たヒョウモンチョウ
(多分)ヒメシジミチョウ
田舎のチョウは、無傷だから、見ていてほっとする。

by tamayam2 | 2012-07-25 08:22 | 日々のできごと | Comments(6)

【518】都内でオオムラサキ!?

東京、荒川区と言えば、下町。その自然公園で、国蝶 オオムラサキ
を育てていて、羽化する時期に公開するという新聞記事を読んだ。
今月中の土日だけというので、22日出かけた。

都電荒川線の荒川二丁目で降りてすぐのところに公園がある。
残念ながら、紫の色が美しい♂の姿を写すことができなかったが、
幼虫や蛹を見ることができた。
オオムラサキ♂は、過去ログ:2011年7月 オオムラサキ・センターをご覧くさい。
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夏休みになったばかりとて親子連れが大勢いたが、親のほうが
はしゃいでいるみたい。子供に「お父さん、あわてないで!」などと
注意されている。
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帰り道、荒川二丁目から、JR大塚駅まで、都電に乗った。
都内で唯一残された路面電車、チンチン電車です。
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乳母車の親子づれが何組も乗ってきた。お年寄りが乗って来ると
みんなが席を譲り合っている。沿道には、きれいなバラの植え込みが
乗客の眼を楽しませ・・・庶民的な下町オムニバス! 
銭湯につかっているような心地よさ。
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都内では、少子化と言われ、小学校や幼稚園の数が減っているというが、
この都電の様子から見る限り、世の中には、子供連れの若いカップルがいっぱい。
若いパパが背負子のようなものに赤ちゃんを乗せて、子供を上手にあやしている。
いいなぁ~と、ほほ笑みながら見た。

by tamayam2 | 2012-07-24 17:04 | 日々のできごと | Comments(2)

【517】八方尾根で見た花々

田中澄江さんの「新・花の百名山」で話題になっている花々を
いつの日にか実際に見てみたいもの・・・と思っていましたが、八方尾根でいくつか
見ることができて、本当にうれしかったです。
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その一つ、ユキワリソウ(類種にハクサンコザクラというのもある)
日本サクラソウの原種に当たるのでしょうか。
キンポウゲ科のユキワリソウとは別種。
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ユキワリソウ【雪割草 サクラソウ科 Primula modesta】
白山とか、立山とか山の名、土地の名をを冠した高山植物も初めて見た。
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タテヤマリンドウ【立山竜胆 リンドウ科 Gentiana thunbergii var. minor】
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ハクサンチドリ【白山千鳥 ラン科 Dactylorhiza aristata】
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ハッポウウスユキソウ【八方薄雪草 キク科 Leontopodium japonicum f. happoense】
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チシマキキョウ【千島桔梗 キキョウ科 Campanula chamissionis】

たまたまご一緒に歩いた70代の婦人は、東北のご出身で、山歩きの
経験が相当ある方だった。ベテランなのに、偉ぶらず私のような初心者を
励まし、要所要所で、適切なアドヴァイスをいただいた。花の名にもくわしく、
「あっ、これは、なかなか美形だわね」、などと教えてくださるのだった。
ご自身は、全然写真を撮られないのに・・・。
よい方と出会えて、山歩きが一層たのしいものになった。
下は、14日曇り空の中、栂池高原を歩くハイカーたち。

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by tamayam2 | 2012-07-23 10:30 | たび | Comments(2)

【516】八方尾根にて

7月15日栂池高原で雨に降られましたが、翌16日は快晴になり、
予定通り白馬連峰の唐松岳に続く八方(はっぽう)池まで登山しました。

登山と言っても、麓からゴンドラやリフトを乗り継ぎ、標高1880m
の地点まで連れていってもらえるのです。そこから木道や岩ゴロゴロの山道を
進み2080mの高さまで登ります。時おり、雲が流れ、白馬岳、杓子岳
の岩肌が見えることもありましたが、ほとんど厚い雲に覆われていました。
雪渓の脇を通ると、下から涼しい空気が流れてきて気持ちがよかったです。
八方尾根トレッキング HPはここ
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2000mを越えると、さすがに植物の様子が違います。
「高根の花」という言葉がありますが、これは、タカネバラ
岩ゴロゴロの砂礫地に、バラがひっそり咲いているのを見ると誰でも顔が
ほころんでしまいます。
タカネバラ【高嶺薔薇 バラ科 Rosa suavis ssp. nipponensis】
学名にnippon がしっかりついていますね。
栂池の湿地帯で見たチングルマもバラ科でした。東日本の高山でしか見られないと
のことです。私は、2008年9月に北海道・大雪山で見たことがあります。
チングルマ【稚児車 バラ科 Geum pentapetalum】
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花は白い丸みを帯びた花ですが、葉は、確かにバラのような羽状複葉。
花後の種をつけた穂が風車のように揺れている様が、子供が遊ぶ稚児車に
見えるのでしょう。美しい命名です。
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私にとって初見の花は、ミヤマムラサキ。勿忘草のような花です。
本当に険しい砂礫地に岩と岩の間のわずかな隙間にひっそりと咲いていました。
ミヤマムラサキ【深山紫 ムラサキ科 Eritrichium nipponicum Makino】
牧野先生のお名前が見えます。
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ちょっと珍しかったものとしては、ムシトリスミレ
ムシトリスミレ【虫取り菫 タヌキモ科 Pinguicula  vulgaris】
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どこでもよく見かけたのは、ヨツバシオガマ
ヨツバシオガマ【四葉塩竈 ゴマノハグサ科 pedicularis chamissonis
var. japonica】
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こういう花を見ながら、しゃがんで写真を撮り、汗をぬぐいつつ一歩一歩登りました。
まだ地面に雪が残る八方池に着いたとき、ちょっと雲が途切れて白馬の岩肌が
ちらっと見えました。

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by tamayam2 | 2012-07-22 21:48 | たび | Comments(2)

【515】栂池(つがいけ)高原にて

7月の連休に、長野県栂池高原の自然園へ出かけた。
木偏に母と書いて、ツガと読む。マツ科。コメツガは、長野県で広く
見られる美しい樹木だ。

栂池自然園へは、栂池高原駅から70人乗りロープウエイで一気に自然園入り口まで
登ることができる。麓の駅が、839mで、登ったところが1829mというから、
高低差990m!   悪いなぁ~と思うけれども、私のような年よりには本当にありがたい。
しっかり2010mの展望高原まで歩く予定だったのだけど、だんだん小雨が
本降りになってきたので、1920mの浮島で引き返した。
それでも、途中雨が小止みになって、白馬の嶺をちらっと見ることができた。
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ロープウェイの窓越しでうまく撮影できなかったのだけど、
何年ぶりかに実るというオオシラビソ(別名 青森トドマツ)の濃紺の球果を
高い梢に認めることができて、心が躍った。
大きい球果は、10~20cmもあり、遠目には、小鳥が止まっているように見える。
白いものは、実から染み出るマツヤニ。
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雨の中の撮影は、どれもうまくいかなかったのだが、図鑑でしか見たことが
無かったキヌガサソウ【衣笠草 Paris japonica】の群生を見ることができたのが、
なによりうれしかった。輪生した見事な大振りの葉、そして中央に一輪、
白い、大きい端正な花が咲いている。見事な造形美に、その場を通るときには、
だれもが手を合わせたくなるほどの感動を覚えるのだった。ちょうど、時期的に
よかったのだろう、どの花も今が盛りのようだった。
japonicaがついているので、日本固有の植物なのだろう。
田中澄江さんの新・花の百名山にも登場している。
             Cf.針の木岳(P.236)
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近くには、サンカヨウシラネアオイの群生も見られた。
この二つは、そろそろ花期の終わりごろという印象だった。
植物がその生息地に自生し、生き生きと生命の輝きを見せているのを
見せていただくことのできる幸せ、この喜びはここに足を踏み入れた人々がみな抱く
感動だろう。
栂池自然園のHPは ここ

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雨の中昆虫はあまり見ることができなかったが、ここで珍しい蛾を見た。
調べてみると、農家の人たちには、よく知られた害虫であるようだったが、
エダシャクの仲間で、姿が見ようによっては威嚇する面に見える。

信州在住のNickさんのBlogで例年7月ごろ紹介されていた白馬の大自然の中へ
やっと足を踏み入れることができ、とても幸せだった。

by tamayam2 | 2012-07-18 15:21 | たび | Comments(10)

【514】ナデシコの仲間たち

先日出かけた新潟県当間(あてま)高原でいろいろな種類のナデシコを
見ることができた。ナデシコ・ジャパンや、大和ナデシコという言葉があるように、
ナデシコは、日本女性の代名詞になっているようだ。

小さくて可愛いい感じでもあるが、ところが、どっこい、芯が強く野原でも荒地でも
しっかり根を張って生き抜く力がある。たしかに、このごろは、男性よりも女性のほうが
たくましいなぁ~と思える場面もあるわね。

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切れ込みの深い
カワラナデシコ
ピンクのものも、
白花もありますね。

カーネーションも
ナデシコの一種です。

英語で、なでしこの
ことをなぜかpinkと
呼ぶようです。
色の名ではなくて、
花の名です。


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昔から園芸種でたくさん見られるセキチクの類。中国から渡来したものらしい。
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べたべたとした粘液が虫の自由を奪うことから、ムシトリナデシコと呼ばれる種類。
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西洋では、雑草のようによく見かけるムギセンノウ。センノウ(仙翁)の種類もやはり、
ナデシコの仲間だ。
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これは、マツモトセンノウ。なんでも花が歌舞伎役者の松本幸四郎家の家紋に似ている
からとか、変わった命名の仕方だ。
現代の幸四郎さんは、こんな花があることをご存じなのでしょうかね。

by tamayam2 | 2012-07-13 20:12 | 日々のできごと | Comments(6)

【513】梅雨の晴れ間に

俗にクマに襲われたら、木に登れ、と言われているようだけど、
これは間違いのようだ。
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新潟県、当間(あてま)高原の山中には、クマが出現するということだが、
ブナの木の幹に残された爪痕を見ると、クマは木登りが上手だということが明白だ。
オレンジ色の囲ったところが爪痕。
かなり高いところまで登っている。

春先に、冬眠から目覚めたクマは、出始めたブナの新芽を食べるために木に登る。
クマは、便秘症で、ブナの新芽が排便を促す良薬なのだそうだ。
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この森で見た初見の植物は、
ツルアリドオシ【蔓蟻通し アカネ科 Mitchella undulate Sieb. et Zucc.】
赤い実には、よく見ると点が2つある。この実は、白い2つの花が合着して
1つの実を作っているそうだ。学名から見ると、シーボルトとツッカリーニの
両名が命名している。
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ブナの森のそばの広葉樹林には、コナラ、ミズナラ、リョウブ、タムシバ、クロモジ等
たくさんの樹木が茂っていた。そして、その葉の上には・・・【512】で
ご紹介したモンキンガ以外にも、シャクガの仲間やゾウムシに出会うことができた。
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あ、そうそう、カエルさんにも。
モリアオガエルがどうか・・・?
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樹木が生い茂る林の中に、ぽっかりと空いた空間に青い空が見える。
梅雨の合間は、天気の保障はないけれど、あまり暑くないし、虫にも
出会えるし・・・(夏休み前なので、昆虫採集の子供たちにも会わずにすむし・・・)
Tamayam2にとって、幸せな散策となった。

by tamayam2 | 2012-07-08 21:44 | たび | Comments(12)

【512】ブナの赤ちゃん

先週、新潟県十日町市に出かけた。
国内有数の豪雪地帯で、冬の積雪は3m~4mに達するという。、
新しい家の1階は、コンクリート造りのガレージになっていて、
住居は二階から上になっているのだった。
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その辺りのブナ林を散歩する機会に恵まれたので、喜んで参加した。
7月の第一週だが、よく晴れた日だったので、木漏れ日が美しかった。
これがブナの赤ちゃん。
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ブナは毎年種を落とすのではなく、6年~8年ごとに大量の種を
地面に落とす。ふかふかの腐葉土の中から、かわいい双葉が芽生える。
多くの種は、小動物の餌になってしまうが、何本かは、次世代の幼木に
育つ。
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いま、世間はパンダの赤ちゃんのことで、大喜びをしているが、
この土地の人は、今年はブナの赤ちゃんの大量出現に大喜びなのだった。
ハウチワカエデの葉が風にそよぎ、大振りのホオノ木の葉が天を覆う。
成長期にある若葉はどれもこれも輝くように美しい。
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オオカメの木(別名 ムシカリ)は、まだ虫に喰われず、丸い葉のまんまだ。
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森の中で、都会ではあまり見かけない黄色の蛾を見た。
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キンモン蛾。この蛾は林の中を悠々と飛んで羽を広げては葉の上にとまるのだった。
モンシロチョウより、小ぶりで黄色の濃いものも白っぽいものもいた。

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by tamayam2 | 2012-07-07 21:32 | たび | Comments(8)