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スペインの聖地、のこぎり山

バルセロナから北西へ53Km、カタルーニャの聖地と
言われる場所がある。のこぎり山(Mont serrat)という
その山は、本当にギザギザの形をしている。私が今まで
見たこともない不思議な形。この山の形から、ガウディは
サグラダ・ファミリアのモチーフを得たと言われている。
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標高はたかだか720mほどだが、高く、高く隆起して増殖
し続けるような生成のイメージが、この山にはある。
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信仰の対象になっていて、頂上付近にヴェネディクト派の修道院
が建っている。聖堂中央に大切におさめられている黒い顔の
マリア像が有名で、それを拝むためにたくさんの人たちが
押しかけるという。
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のこぎり山は、太古に海だった地面が隆起して、何千年もかけて
自然に形成された山だというが、形が奇想天外で、自然の力の
大きさに圧倒され、どこをどのように切り取って撮影したら
よいか途方にくれてしまった。
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こちらは、マドリッドから北西へ95Kmのところにある古都、
セゴヴィア(Segovia )3月24日の「イベリコ豚」で、
カピトリーノの雌狼という銅像を載せた。狼の乳を
飲んでいるのは、ロームルスとレムスという兄弟なのだが、
兄のロームスが後にローマ帝国の祖になる。(BC7Cの頃の伝説)
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Blog仲間の寧夢さんが、どうして、スペインにローマ帝国?
と疑問を投げかけられた。(良い質問を、ありがとう!)
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何を隠そう、この地は、ローマ帝国の遺跡、水道橋があるのです。
ローマ人は、野望を抱いてここまで押し寄せてきた。
大きな石と石の間に接合材のようなものは無く、こんな巨大
な水道橋を築きあげたローマ人って、文句なしに尊敬に値する。
川から水を引いてこなければ、どんな都市にも人が住めない。
この水道は、1世紀に建設され、1884年まで、実際に機能して
いたということだ。(ユネスコ世界遺産)
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これで、一応スペイン旅行の話は終わりです。ありがとう
ございました。

by tamayam2 | 2012-03-29 13:59 | たび | Comments(12)

スペインで見た植物

どこに行っても植物は気になるほうだが、今回は、
自由に歩き回れなかったので、ちょっと残念。
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一番目についたのは、イトスギ(糸杉)。
どこにでも、ひょろっと細長い杉が林立しているのだった。
ゴッホの絵の中のイトスギは、やや波打っているが、それは、
彼の感性が捉えたイトスギだろう。
高いものは、数十メートルもある。球果は丸くて
ウズラの卵大だ。
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地中海に面しているバルセロナ、グエル庭園で見たオウム
ナツメヤシ(Date)の実を食用にするのか、オウムの
鳴き声でうるさいほどだった。
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セゴヴィア(Segovia)というマドリッドから北に行った街
では、オオデマリ【スイカズラ科】の一種だろうか、
きれいな花が咲いていた。
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高いモミの木の梢には、コウノトリが巣をつくっていた。
羽を半分広げている姿を撮ったが・・・ご覧になれる
だろうか。鶴のように大きい鳥である。
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マドリッドを南下したところにあるトレド(Toledo)の植物は、やや
亜熱帯ふうだった。センダンの実がどこでもたわわになっていた。
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乾ききった大地には、リュウゼツラン(龍舌蘭)が逞しく生えていた。
枯れた花が株から1mも茎を長く伸ばした先端についていた。
いろいろな薬効があるらしい。
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この二つのステンドグラスは、バルセロナの大聖堂のもの。
アーチ形のフレームの中に精巧な文様が散りばめられていて
美しかった。

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by tamayam2 | 2012-03-26 22:34 | たび | Comments(15)

イベリコ豚

今回の旅行では、スペイン、バルセロナ近辺(カタルーニャ地方)、
北側バスク地方、マドリッド近辺のカスティーリャ地方を
巡りました。団体旅行ですから、自分でレストランに入る機会
は、一度しかありませんでしたが、Bar(バル)という軽食屋は、
日本の居酒屋のようで大いに気に入りました。
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この写真の玄関右手にかかっている長細いものは、生ハム。
店の奥にぶら下がっている黄金色の筒型のものもすべて
生ハムです。豚か羊の大腿の部分の塩漬け(数年熟成したもの)。
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デパートの食品売り場にも、この大腿が1本丸ごと売って
いました。1本2~3万円ぐらいだったかなぁ~。
大腿1本をスタンドのようなもので固定して、よく切れる
ナイフでそぎ切りにします。切りたてのハモン・セラーノとか、
ハモン・イベリコは絶品。シェリー酒とかワインによく合います。

スペインのパンは素朴ながら外側がパリッとして、内部が
ふわふわ。そのパンとワインと生ハム、フレッシュなサラダが
あれば、あとは何も要らないと思うほどです。
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セゴヴィアという街に出かけたときのこと、土地の名物料理
なのでしょうか、生後まもない豚の丸焼き料理が出てきました。
こんなに柔らかい肉です、と証明するかのように料理人が
テラコッタの皿で肉を切って見せて、その皿を床に叩きつけて
割る・・・という儀式をしました。
ペッチャンゴになった子豚の顔が哀れで、私のような
気の小さい者は、食欲を失い気味でした。
日本の、鯛の生け作りのような物を客に見せるというのと
同様な趣向でしょうか。
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  写真上:カピトリーノの像 セゴヴィアにて
スペインでは、豚や豚を原材料とするハムが名物です。
イベリコ豚は、ドングリの落ちているような森の中に放牧して
育てるからうまいといいますが、スペインでも品薄で貴重品
であるようです。家庭で気楽に食べるというものではない
らしいです。肉が柔らかく、しっとりとしていて熟成した
うまみが何ともいえません。あの乾燥した土地だからこそ
できるうまみという気がします。
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 写真上:熊とマドリョニョ(ヤマモモに上る熊) マドリッドにて
ある時、ホテルのサラダに、白いパスタのようなものが
かかっておりました。説明によれば、ウナギの稚魚ということ
でした。味が淡泊で、魚臭さは全くありませんでした。
見た目には、シラスですが、特に味わいがよいというものでは
なかったです。ウナギの蒲焼のほうがいいなぁと思いました。
日本のTVによれば、日本ではウナギの稚魚が不足している
って、本当でしょうか。
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私がやや驚いた点は、この国では、飲み物と言えば、コーヒー
に決まっており、お茶があまり飲まれていないらしいことです。
ホテルで注文した紅茶も埃っぽくてまずく、日本からお茶を
持参すればよかった、と反省したことです。
私はコーヒー党ではないので、お茶が無いと腸の働きも
頭の働きもにぶるのです。
いままでの経験では、フランス、イタリア、それに加えて、
スペインがコーヒー党の国、お茶がおいしい国は、ヨーロッパ
ではやはり英国、アジアでは、中国、台湾がお茶飲み国ですね。

by tamayam2 | 2012-03-24 11:43 | たび | Comments(6)

サグラダ・ファミリアで外尾さんに会った

バルセロナで、有名なサグダラ・ファミリア贖罪教会
訪れました。6年前にも訪ねたことがあり、その時より
工事がやや進んでいるように見えましたが、相変わらず、
教会を撮るのにクレーンを撮らずに写すことは難しい
のです。
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    過去ログ:2006年10月 バルセロナにて

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今回、とてもラッキーだったのは、この教会の彫刻を
担当しておられる日本人の彫刻家、外尾悦郎氏
お目にかかり、案内していただいたことです。下の赤いジャケットの方が外尾さん。
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3月19日、NHKハイヴィジョン特集で、
「いつでもスタンバイ」という番組で放映されたばかり
ですので、ご覧になった方がおられるかもしれません。
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この途方もない建築を志し、志半ばで世を去った
アントニオ・ガウディ(1852-1926)は、質素な生活をし、
信仰に生きた人であったと伝えられています。
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外尾さんのお顔を一目見たときに、あっ、この人は、
何か違う! 何か強い意志を持った人だ!という
印象を受けました。

一つ、一つの説明が力強いメッセージでした。
海外に33年間住み、ガウディに心酔して、ノミを振って
石を刻んでいる人の言葉は、無駄がなく心打つものでした。
仕事仲間のスペイン人から絶大な尊敬を得ているようでした。
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別れる前に、我々のグループと記念撮影に収まってくださった
のですが、「皆さん、僕が アントーニオ! と叫びますから、
皆さんは、ガウディ! と答えてください!」
とおっしゃいました。

写真のなかに写っていた人は、間違いなくみないい顔でした。
その後、我々の旅では、バルセロナとを去った後も、
アントーニオ! ガウディ!が飛び交ったことは
言うまでもありません。

by tamayam2 | 2012-03-22 15:49 | たび | Comments(15)

透明人間

10日間にわたる旅行から帰ってきました。
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留守中たまった用事があって、まだ写真の整理ができて
いません。今回は、スペインのバルセロナ近辺、バスク地方、
最後は、首都マドリッド周辺を回りました。
スペインは、朝夕は、4,5度で寒く、日中は、14,5度、
日差しが強く半そででもよいほどの暖かさ。温度差が10度
もありますと、上着を着たり脱いだり、忙しかったです。
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ちょうど、アーモンドの薄ピンクの花があちこちで咲いて
いました。桜や梅は無いようで、アーモンド、アンズ、
スモモなどの木が多いようです。アーモンドで作ったお菓子も
たくさん売られていました。
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植物を見て歩きたいところですが、団体旅行でしたので、
なかなか思うようにまいりません。
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この写真は、マドリッド市内で。
ソフィア王妃芸術センターというところへピカソの
「ゲルニカ」という大作を見に行ったときのこと。
路上の椅子に、透明人間が座っていました!

私もしばらく透明人間を決め込んで、片付け仕事を
しようと思います。

by tamayam2 | 2012-03-17 10:00 | たび | Comments(28)

しばらくお休みします

東京地方は、今日、3月3日は、ぽかぽかとした
春の一日になりました。
   梅一輪、一輪ほどのあたたかさ 嵐雪



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梅が咲いて
いるかなぁ~と
立ち寄った
小石川
後楽園で。
水戸光圀
公のお屋敷跡
です。
















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藪ツバキも
寒さの中
毅然と
咲いて
いました。




















春がすぐそばまで来ているようです。
Tamayam2は、来週から、しばらく旅行に出かけ
ます。帰ってきましたら、皆様のところにも
ご訪問いたします。それまでお元気で。
by tamayam2 | 2012-03-03 14:18 | おしらせ | Comments(6)

雪の日、諏訪湖へ

2月の最後の日は、うるう年なので、1日トクした
気分だったが、東京地方は、あいにくの雪。
長野県に出かける用事があったので、車で行くのはやめて
電車で出かけ、降り立った駅でレンターカ―した。

翌3月1日は、快晴。気温も上がり、東京に帰ってきたら、
雪は完全に解けていた。選りによって変な日に外出したものだ。
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諏訪湖の岡谷寄りのところに、小さな島があり、そこに
たくさんのコハクチョウが集まっていた。カモの類もいる。
雪の上に白い鳥がいるのだから見にくいが・・・  円形の部分を拡大すると、↓
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数年前までは、地元の人が穀類の餌を蒔いていたのだが、
このごろは、鳥インフルエンザの感染源になるのを恐れて、
何もしないそうだ。水草や小魚などが得られる場所を
鳥たちは知っていて、自然に集まってくるのだという。
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2羽のコハクチョウは、カモたちに囲まれて一緒に
行動しているように見えた。まるで、カモたちに潜って
餌を取る方法を指導している教師のように見える。
何度もくりかえし同じ行動をしていた。

・・・鳥の学校かなぁ。でも、コハクチョウがカモを指導
するって、おかしいカモ・・・??
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諏訪湖の周りの植え込みで見た雪囲い。わらで丁寧に作ってあった。
昼食をとったうなぎ屋の坪庭にも、ツツジに雪囲いが
してあった。植物を思いやる心遣いが感じられる。
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諏訪湖の御神渡り(おみわたり)が有名だが、その日は、
湖の表面が凍るという感じではなかった。遠くに南北
アルプスの雪山が望め、寒いけれども凛とした空気が
気持ちよかった。
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by tamayam2 | 2012-03-02 11:26 | たび | Comments(10)