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熱帯の果実と 原種シクラメン

そろそろ秋が忍び寄って来たと思って身構えていると、
今日は27度ですって、肩すかしね。

9月中旬に大阪市の咲くやこの花館というところに行って
来ました。1990年に行われた花博という国際博覧会の会場とか。
広々としたところでした。

この館では、それぞれの植物の生育に適した環境が人工的に
つくられ、高山植物の部屋では、クーラーがしっかり利いている
のでした。

熱帯植物の部屋で、熱帯の果実がなっているのが面白かったので、
記録しておきましょう。
通称チューインガムの木サポジラという熱帯アメリカ原産の木。
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サポジラ【Sapodilla アカテツ科 Achras zapoa L】
この樹液からチクルというチューインガムの成分が採れるの
だそうです。
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こちらは、以前にもUpしたことがある通称スター・フルーツ
断面が ☆形で、すっきりした味です。
スター・フルーツ【カタバミ科 Averrhoa carambola】
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こちらは、ドラゴン・フルーツの花。月下美人かと思いましたが、
いずれも紐状のサボテンの一種で、近縁種。
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ドラゴン・フルーツ【サボテン科 別名 Pitaya 】

日本も気候が亜熱帯に近づいてきたせいか、暖かい地方では、
路地植えでもいけそう。ドラゴン・フルーツは、アジア諸国
では、実ばかりでなく、花(蕾)も、葉肉も食用にするそうです。
こういう果実は、今は、高級な果物屋さんで、売っている
ようですが、その内、もっと庶民的な食品になるのかも
しれません。
温度さえ確保されれば、肥料もそれほど必要とせず、ミネラル分
に富んだ栄養価の高い果物だそうです。

さて、こちらは、8月にエストニア・タリン植物園で見た
シクラメンの原種です。


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シクラメンは、冬の鉢植え植物とばかり思っていましたが、
最近日本では、路地植えの小型のものもよく見かけるよう
になりました。耐寒性がある種類。

ヨーロッパの北部でも、この種のシクラメンが林の中に
ひっそりと自生している姿を見ることができます。花も
かわいいですが、私は、葉の斑の美しさにうっとりとなります。

私が見たのは、冬ではなく、夏の間です。
よく見ると、根もとにらせん形のものがあり、花後の花茎が
クルクル巻くのです。
CyclamenはCycleなどの語源と同じく、旋回、螺旋を意味する
言葉です。原種の一つ、Cyclamen hederifoliumという種類
から近代的育種技術によって、たくさんの園芸種が生み出される
のだそうですって。

最近の日本の園芸種の流行としては、大型のシクラメンより
原種シクラメンへと移行しているらしいです。
園芸関係者も大変ですね。

人の好みは移ろい易く、大きく、派手なものがちょっと飽きられ、
野生味のあるものが評価され始めているのでしょうか。
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by tamayam2 | 2011-10-23 19:33 | たび | Comments(23)

イワタバコ科の植物

私のBlogでは園芸種の植物は、数が多くてキリが
ないので、あまり扱わないことにしています。「園芸種と
いうのは、hybridのことですか」と海外に住む方から
質問をいただきました。そうです。

日本では、園芸業界で交配技術が進んでいて、一つの原種から
たくさんの色、形の亜種が人工的に作られています。更に、
それを売る園芸屋さんが、勝手気ままな「売れそうな」名前を
付けるものですから、だんだんどれが、どの親戚筋なのか、
わけがわからなくなります。
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9月に京都府立植物園の温室で、めずらしい植物をたくさん
見ましたが、その中の一つ、アキメネスという鉢植え植物は、
最近海外の植物園でもよく見かけるものでした。色、形の
ヴァラエティが豊富ですので、将来、園芸市場で人気者に
なるでしょう。いや、すでに人気者になっているのかも・・・。
(知らぬはTamayam2ばかりなり・・・)
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イワタバコ科の球根植物ということですから、
きっと湿気の多い半日蔭を好む植物かもしれません。
南米メキシコ、コロンビアが原産国だそうです。
アキメネス【イワタバコ科 Achimenes】


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商業的につけられた名は、たくさんあって、思わずキャーと
叫びたくなるものもあります。
Orchid pansy (ランのような三色すみれ)
Widow’s tear(寡婦の涙)
Cupid’s bower(矢を射るキューピッド?)
Japanese pansy(日本の三色すみれ)
Kimono plants(キモノ の植物)
Magic flower(魔法の花)
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再び申し上げますが、この花は、ランの仲間でも、三色
すみれの仲間でもなく、日本とも魔法とも無関係の
イワタバコ科の球根植物です。
私の好きなアフリカン・ヴァイオレット(イワタバコ科)とも
似ているようで、交配によってたくさんの色が作られるよう
です。
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もう一つ、イワタバコ科の植物で、私にとって、初見だった
ものに、コリトプレックスがあります。こちらは、やや大型で
かわいらしいという感じではありませんが、葉の広がり方が
面白く、大胆な配色、存在感があります。大きくなれば、木の
ように育つそうです。こちらはペルー、エクアドルが原産国と
いうことです。

お寺やお城の石垣の間に、大振りのイワタバコの葉がだらんと
垂れ下がっているのを見たことはありますが、花を見る機会に
まだ恵まれていません。見たい、見たいと願っていると、きっと
いつかその季節に出会えるかもしれません。
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by tamayam2 | 2011-10-21 09:15 | 日々のできごと | Comments(14)

京都の南、伏見にて

先だって、京都に行ったとき、京都の南、伏見を訪れました。
伏見と言えば、何を思い出しますか?
安土・桃山時代、秀吉の伏見城、伏見稲荷、
鳥羽・伏見の戦い、竜馬の寺田屋事件・・・

恥ずかしながらTamayam2は学校時代、歴史の授業を
さぼっていたせいか、伏見と言えば、伏見の黄桜~と
いうCMのフレーズしか浮かんでこないという情けなさ
です。(嗚呼)
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京阪で中書島(ちゅうしょじま)駅に降り立ち、なんだか
Yamyam町そっくりな庶民的な家並みを見ながら、宇治川派流に
出ると、なんと、江戸時代の十石船が水面に浮かんでいます。
水量が豊富で、水がきれい。十石船は、今は、観光用ですが、
昔はここから、米、塩、酒を京へ運んだのでしょう。
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川べりの道に大蔵酒造記念館があります。
湧水も豊富で、水に恵まれたところですから、この辺りには、
古くから醸造所が多いのです。


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この看板は
昭和8年
(1933年)に、
月桂冠の
ポスターと
して制作
されたもの
ですが、
当時は、
“過激” で
公開され
ることなく
お蔵入り
になって
しまった
ものだ
そうです。











ふっふ、こんな程度で“過激”だなんて・・・今の若い人たちの
お尻スレスレのファッションをみたら、仰天してしまうことでしょう。
利き酒を楽しみ、おいしい奈良漬を買いました。
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その後、竜馬が定宿にしていた旅籠、寺田屋へ。

そのわきの昔ながらの商店街は、竜馬通り と名乗っていましたが、
どこか人懐かしい、小さい商店が並んでいました。
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宇治茶を売るお茶屋さんの店先には、京の番茶が。
宇治茶の宇治も近い場所がらでしょうか、和菓子の老舗も
あります。
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ちょうど時分どきでしたので、商店街の鯖寿司を作る店の
店先でお昼をいただきました。そこから近鉄・桃山御陵駅まで
ぶらぶら歩き。桃山時代から昭和まで、歴史を感じられるものが
この一角にギュッと詰まっているようでした。
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by tamayam2 | 2011-10-18 11:04 | たび | Comments(13)

10月の半ば、京都で

9月には、同窓会で京都を訪れた。10月にも京都に出かける
機会があったので、小一時間ほど、府立植物園の生態園を
覗いてきた。先月は、スズムシバナがいっぱいだったが、
今は、影をひそめ、花の主役はホトトギスに交替していた。
一番うれしかったのは、アケボノソウ
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ほかの方のBlogで見て、なんと繊細で美しい野草だろう、実物を
見る機会があればなぁ~と思っていた。
それは、赤紫や白のツリブネソウが生い茂る湿地帯にひっそりと
咲いていた。通りすぎて、もしやと思いしゃがんで、よーく
見たら確かに、曙の星のような斑点が認められた。
センブリの仲間の小さな花だった。
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アケボノソウ【曙草 リンドウ科 Swertia bimaculata】

アキチョウジ【秋丁子 シソ科 Plectranthus longitubs】
関東で、関谷の秋丁子(セキヤノアキチョウジ)と呼ばれるものと
近縁か。


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キバナアキギリ【黄花秋桐 シソ科 別名 コトジソウ(琴柱草)
        Salvia nipponica Miquel】
日本固有種のセージですね。
黄花だけでなく、紫色のアキギリも見かけました。
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サラシナショウマ【更科升麻 キンポウゲ科 
                  Cimicifuga simplex】
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カシワバハグマ【柏葉白熊 キク科 Pertya robusta】
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ショウキズイセン【鐘馗水仙 ヒガンバナ科 Lycoris traubii】
ヒガンバナよりも遅れて咲くという。
14日は、午後から大雨になった。雨の前に植物園に立ち寄れて、
幸いだった。
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by tamayam2 | 2011-10-17 07:25 | たび | Comments(12)

10 月のチョウ

10月は、所用で出かけることが多い。
まだ本格的に涼しくならないせいか、チョウの姿をよく見かける。

我が家の猫額大庭に、導入したブッドレヤ(Buddleja)の木は
チョウにとって、気軽に入れるファミリー・レストランのような
ものなのだろうか。日中、日が差していれば、大小のチョウが集まって
来ては吸蜜に余念がない。
一番の常連客は、ツマグロヒョウモン。ようこそ、ようこそ!
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そばのサンショウの木には、アゲハの幼虫が。
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木を丸裸にして・・・その後ちゃんと羽化するだろうか。


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都の薬用植物園で最近見かけたフユザンショウの実。
普通のサンショウと違うのは、常緑で、冬になっても葉が
落ちないのだそうだ。辛みは、サンショウに劣るとのこと。
ブッドレヤ、山椒のようなミカン科の植物、ミント類は、
チョウが好む植物なので、Tamayam2は積極的に植えている。
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区の健康診断のために出かけた保健所で、ヒヨドリバナ
見かけた。長野県でよく見るヨツバヒヨドリは、チョウが
大好きな花。このヒヨドリバナにチョウが来るかどうか、
まだ確かめていない。
ヒヨドリバナ【鵯花 キク科 Eupatorium makino】
学名に牧野博士の名が見える。
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11日、池袋で、
コミスジ
幼虫を
見つけた。
もう終齢に
近いようだが、
ちゃんと
羽化する
だろうか。




モクレンの葉の上にいた。
鳥に見つからなければよいが・・・。


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9月末吉祥寺で見た成虫。写真上 ↑
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その近くにいた、ヤマトシジミ
トベラのつやつやした葉の上で開翅していて美しかった。
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by tamayam2 | 2011-10-13 00:02 | 日々のできごと | Comments(9)

10月の銀ブラ

冷房も要らない、暖房もまだまだ・・・やっと過ごしよい季節が
めぐってきました。そうは言っても、よい季節ですから、いろいろな
行事も目白押し。家の片づけも山積・・・どうしよ~
先日の土曜日、用事にかこつけて久しぶりに銀ブラをしました。

週末人の集まるところは、できる限り避けることに
していますが、銀ブラだけは別です。
歩行者天国となる週末に、人を見に行きたいのですから。
銀座を歩く人々は、なんとなく華やいで、ウキウキした気分
で歩いています。どの人もちょっとお洒落して、まぁ
見てもらいたがっているようでもあります。このごろは、
ペット自慢の人も多いです。
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この犬たちの前には主人がいて、小さいジャグラーズボールを示し、
眼差しだけで細かい指示を出しています。次の指示が何か、
犬は凝視して身構えているのです。まさに忠犬。
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大きい犬は、片足が欠けているようでしたが、行動が機敏
で、賢そうでした。
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Apple社の前は、5日逝去されたSteve Jobs氏を悼む人たち
でいっぱいでした。マッキントッシュ コンピュータの生みの
親で、伝説中の人物。Tamayam2が初めて所有した
コンピュータは、Macでした。1995年ごろのことです。

アイコンをマウスでタッチするだけで、コンピュータ操作
できる、その画期的な操作法に驚き、その恩恵にたっぷり浴した
ものです。その後、Windowsに転向しましたが、Macのアイコンの
かわいらしさ、美しさに魅了されました。

友人がJobs氏がスタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチ原稿を
送ってくれました。英文で読み、さらにYouTubeの映像で聞き、
56歳の彼の一貫して夢を追い続けた生涯を想い、感銘を
受けました。YouTubeの映像は、日本語字幕付です。
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御木本のディスプレーのあるコーナーは、園芸種の秋の花
で飾られていました。
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銀座に出かける人は、見せたがり屋の人も多いですが、
人は人、我は我というのでしょうか、自分のすべきことを
粛々となさっている人たちも見られました。
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さぁ~、私もウチに帰って山積するmust-do Listを 
こなさなくちゃ、と思います。


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by tamayam2 | 2011-10-10 12:49 | 日々のできごと | Comments(10)

秋の散歩道より

10月に入り、急に涼しくなったり、夏を思わせるような
日差しだったり・・・でも、確実に秋が深まってきています。

ここ数週間に歩いた散歩道の風景から、心に残ったものを
記録しておきましょう。


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9月中旬に出かけた近江八幡(滋賀県)を歩いていたとき、
見かけた雑草2つ。東京ではあまり見ないものだった。
調べたら、やはり湖沼や田圃などに多いということだ。
琵琶湖の近くで。シロネ【白根 シソ科 
                    Lycopus lucidus】

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クサネム【マメ科 Aeschynomene indica】

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先週、山の手線の目白から池袋に向かって線路沿いに
歩いていたら、ガードレールに野葡萄の蔓がからまって
いた。ちゃんと葡萄の実がなっていましたよ。

そこから遠くない自由学園明日館(みょうにちかん)を訪れた。
この建築は、旧帝国ホテルを設計したF.L.ライト(Wright)の
設計(1926年)で、国の重要文化財になっている。
内部の見学も可能です。HPで見学可能日を調べてから
お出かけください。
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堅実なキリスト教主義の学校らしく、風格がある。
木製の家具、照明器具、建具のディザインにも、一貫して
ライトの趣向が貫かれており、静謐な心地よい空間を
つくっている。
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庭の植え込みの中にクロッカスと黄金ニシキカズラを
見つけた。色のハーモニーが美しい。


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同じ日、家の中に、変な虫がブンブン飛んでいた。
撮影してから、逃がしてやった。
ハチドリのようにホバリングしながら花の蜜を吸う
ホシホウジャク
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ホシホウジャク【星蜂雀  
スズメガ科
    
Macro
glossum
pyrrhosticta】
お尻にブラシの
ようなものが
付いている。
それで、静止
することが
できるようだ。
激しくバイブ
レ-トさせて
いた。

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庭のフェンスで見たクロハグルマエダシャク
クロハグルマエダシャク【黒歯車枝尺 シャクガ科
                      Synegia esther】

家の狭い庭には、チョウが好みそうな植物を意図的に
植えている。そのためか、色々な虫の訪問があり、
驚いたり、喜んだり!(*^。^*)
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by tamayam2 | 2011-10-08 10:24 | 日々のできごと | Comments(8)

急に秋になりました

10月に入りました。Yamyam町の道の辻々から
キンモクセイのいい香りが!もう、秋になったのですねえ。
さしもの悪女も深情けの影をひそめて、どこかに吹き飛んだ
ようです。
庭に出ると、小さいやぶ蚊がまだ襲ってきますが。でも、
この国では、まだ秋の昆虫が見られるのです。
日本はその点でよい国だと、深くうなずくTamayam2です。

東京の私の定点観察の場所、新宿御苑、白金台の自然教育園
先週行ってきました。9月21日の台風15号の影響で、
多くの貴重な樹木が、倒れたり、大枝が強風にもぎ取られたり
気の毒なありさまでした。もう一つの定点観察の小石川植物園
台風被害のため、しばらく休園中ということです。
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台風以後10日間に見た植物や昆虫のスナップを記録しておき
ましょう。
上の写真は、秋の七草の一つ、ハギです。
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自然教育園では、今、ヌスビトハギが園の主役です。

盗人が地下足袋を履いて抜き足、差し足でお屋敷に
忍びこむのですよ。その足跡に似ているでしょうか。
唐草模様の大風呂敷を背負った、頬かぶりをしたどろぼう・・・
そんなイメージが湧くかなァ~

ヌスビトハギの種は私のジーンズにも引っ付いて離れません
でした。人や動物に引っ付いて種をばらまくのがこの植物の戦略です。
ピンクの花は細かいですが、よく見れば、ハギです。
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自然教育園の武蔵野植物園は、封鎖されていましたが、
荒れた野草の中で、チョウたちが元気に飛び回っていました。
ゆっくり飛んでいたオオウラギンスジヒョウモン
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そばに、サワフタギのルリ色の実が。
サワフタギ【沢蓋木 ハイノキ科 Symplocos chinensis】
ガマズミの赤い実。
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ガマズミ【スイカズラ科 Viburnum erosum Thunb】
こういう実を見ると、童謡が自然に口から出てきちゃう。
 ♪~赤い鳥、小鳥、なぜなぜ赤い? 赤い実を食べた
   青い鳥、小鳥、なぜなぜ青い? 青い実を食べた

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サワフタギの下には、冬、根もとに氷をつけるシモバシラ
花が盛大にさいていましたよ。
シモバシラ【霜柱 シソ科 Keiskea japonica 】
植物学者、伊藤圭介の名前が学名になった日本原産の植物です。
  過去ログ:2011年1月 シモバシラ


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その茂みの中には、大きな茶色の幼虫が。
これは、キイロスズメガの幼虫です。
これから寒くなるというのに、羽化して蛾になれるのかしら。
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オオカマキリや、侵略的外来種として注目されている
アカボシゴマダラも見かけました。
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荒れ果てた野草園は、昆虫たちにとっては楽園なのでしょう。
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自然教育園で、先週注目を浴びていたのは、トラノヲスズカケ
トラノヲスズカケ【虎の尾鈴懸 ゴマノハグサ科
Veronicastrum axillare 】

自然教育園が江戸幕府の御領地であったころ、平賀源内に
よって香川県から移植された苗が、一旦消え、その後、
2008年に再発見されたといういわく付きのもの。もともと
九州、四国地方に自生する植物のようです。
こういう野草についても、きちんとした記録が残っている
ということに驚きを禁じえません。

朝晩の温度差がはげしく、夏の疲れが出るころです。
みな様におかれましても、健康に注意して過ぎ行く秋の日を
楽しんでくださいね。
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by tamayam2 | 2011-10-02 21:35 | 日々のできごと | Comments(11)