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コオニユリ

先週出かけた伊吹山が、とても明るい印象だったのは、
シモツケソウのピンクと、このコオニユリの朱色がいたるところ
で見られたからだと思います。園芸用のユリも美しいです
が、山で見るそばかす美人のような野生のユリに出会うと、
うれしくなります。
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コオニユリ【小鬼百合 ユリ科 Lilium leichtlinii】
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Tamayam2は、明日から月末まで、ヨーロッパ方面に
出かける予定です。こんな猛暑の中で、コートやセーター
を準備するのは、異な感じですが、もうかの地では、小さい
秋が始まっているようです。
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しばらく更新ができませんが、9月に旅のご報告をしたり、みなさまの
Blogをお訪ねしたり・・・楽しみにしております。

どうかお元気で、よい夏休みをお過ごしください。
by tamayam2 | 2011-08-16 22:28 | おしらせ | Comments(10)

涼をつくりだす

お盆ラッシュが始まったと、テレビが伝えています。
ああ、もうお盆なのですね。

改めて、暑中お見舞い申し上げます。

先日訪れた木曾、馬籠宿。昔の日本の雰囲気を
感じながら、歩きました。
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裏山から引いた水が、野菜を冷やす。
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戸口に張られた切り紙。
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水は、川に流れる途中で貯めおかれ、人の用に使われる。
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玄関わきの家庭菜園。


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このごろ節電とて都会でも大はやりの日よけ用つる草。
つる草は、どんどん伸びてくれるから、
緑を鑑賞することもできるし、収穫も期待できますね。

都会では、グリーン・カーテンとシャレて言うけれど、
日本人は、昔からやっていたのですねえ。
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この辺りでよく見かけたタマアジサイ。日本固有種です。

タマアジサイ【玉紫陽花 アジサイ科 Hydrangea involucrata
              Sieb.】
この植物を見たときの驚き、感動・・・Sieboldの名前がついている学名から
うかがえます。つぼみが真ん丸なので、玉アジサイというようです。爽やかな
色合いのアジサイでした。

追記:じつは、先ほどまで、この花をコアジサイと勘違いしており、
   間違った記述をしておりました。私の植物観察の大先輩、Nickさん
   からご指摘をいただきました。ありがとうございました。
   訂正しておきます。
by tamayam2 | 2011-08-12 09:47 | たび | Comments(22)

伊吹山のお花畑

長いあいだ行きたいと思っていた田中澄江「花の百名山」
の一つ、伊吹山(標高1377m)に行く機会が与えられた。
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植物の中には、イブキトラノオとかイブキジャコウソウ
とかイブキという接頭辞がつく植物群がある。伊吹山には
固有種も多いと聞いている。
天下の分け目、関ケ原の近くから、伊吹ドライブウェイで
山頂近くまで車やバスで行ける。
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草原で今目を引くのが、ルリトラノオの群生。(写真上)
これは、伊吹山の固有種の一つ。写真の背景にぼんやり
ピンク色に見えるのは、もう一つのお花畑の主役、シモツケソウ


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ルリトラノオの葉は対生であるのに対して、よく似ている
クガイソウは、葉のつき方が輪生である。(写真下)
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青いブラシのような花々が風にそよいでいる。

山頂まで40分ほど歩いたが、その日は、カンカン照り、
しかし、ときどきガスが発生して、辺りがぼぉーと
かすんでくる。
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霞の中に蝶の形らしいものが見えた。ただし、遊歩道から
離れているので、立ち入ることができない。ヨツバヒヨドリ
の群生の中に、浅黄マダラもふわふわと飛んでいるのが見えた。
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後で、この初見の蝶は、サカハチチョウとわかった。
山地に多い蝶で、イラクサ科の植物を食草にするらしい。
イラクサ科の植物も目についた。
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こちらは、クサコアカソ
クサコアカソ【草小赤麻 イラクサ科 Boehmeria tricuspis】
この草は、虫に盛大に喰われていて、その犯人は、
この幼虫だった。マダラ蝶の幼虫のようだが・・・?

追記Blog仲間のdojou7さんから、
これは、フクラスズメ(ヤガ科)
の幼虫と教えていただきました。ありがとうございました。



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この山は、
関東から
出かける
には、
ちょっと
遠い。
何しろ
山頂から
琵琶湖が
見えると
いう。
滋賀県と
岐阜県の
境に
位置して
いる。

機会があれば、別の季節にぜひ再訪したい。
花も蝶も両方楽しめるから、私のお気に入りの山に
入れちゃおう。
by tamayam2 | 2011-08-11 09:03 | たび | Comments(10)

Yamyam町点描

早朝、ネコに餌をやると、
「散歩に行きたいよぉ~」と誘ってくる。
私は、防虫スプレーで防備して、2匹の
ネコを近くの神社へ連れていく。
ネコは静々と私の後ろに従ってくる。
神社には、ルリマツリの花が咲いている。
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早朝から掃除をする方がいて、6時には、すでに箒目が
ついている。
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神社のそばのお宅で、眼も覚めるような青いアサガオ
金網にからみついていた。
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こちらは、狭い私道。ブロック塀にケヤキの盆栽が
置いてあるのだが、だれかがプラスティック製の小さな
人形を枝に置いた。ふふふ、子供の仕業だろうか。
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この路地には、今サルスベリの花が満開だ。
地面から立ち上ってくるような熱気の中で、サルスベリは
街中にぼぉ~とした彩りを与えている。百日紅と書くよう
に、ずいぶん長く咲いている。
2006年7月に娘の結婚式に出るために訪れた米国
ワシントンDC、街中に色とりどりのサルスベリが咲いていた。
濃淡のピンク、紫、白・・・
東洋的な花と思っていたのに、アメリカ人に好まれている
ようだった。
サルスベリ【百日紅 ミソハギ科 Lagerstroemia indica】
中国南部原産。英語:crape myrtle 縮れている花びらが
ちりめんのようだから、crape(布)

私のBlog仲間にヤマトシジミばかり撮影している方がいる。
体長が数センチ、よく見かけるシジミ蝶なのだが、その表翅が
瑠璃色で非常に美しいことをその方のBlogで初めて知った。
開翅してくれるまで、じっと待てばよいのだが・・・今朝は、
その時間がなかった。
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ツマグロヒョウモンの♀。羽化したばかりなのか、
動きが穏やかで翅が美しい。
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こうした何気ない毎日毎日の暮らし・・・人と直に
接触があるわけではないけれど、みなが今日一日、
それぞれがやるべきことに従い、暑い夏の一日を
やり過ごしてしているんだなぁと思い、あたたかい気持ち
になる。
by tamayam2 | 2011-08-09 19:10 | 日々のできごと | Comments(6)

元気いっぱいな夏の花々

八月に入り、夏の花々は元気いっぱいです。
みな様は、いかがでしょうか。


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先日訪れた
夢の島
熱帯
植物園の
温室で見た
ヘリコニア・
ロストラタ

アルゼン
チン、
ペルーが
原産地。




















英語では、Lobster claw(エビのハサミ)ですって。エビと言っても
イセエビ級のエビですね。形がそっくりです。

夢の島は、 (小声で言いますと、東京都のゴミの島ですが)

ユーカリの木、この丸葉デイゴの大木が見られます。
ゴミ処理の熱が亜熱帯のような環境をつくっているのでしょう。
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マルバデイゴ【丸葉梯梧 マメ科 Erythrina crista-galli
                         'Maruba-deigo'】
ブラジル、アルゼンチンが原産地。

こちらは、4月に板橋区の熱帯環境植物館で見た
珍しいツル草。

ツンベルギア・マイソレンシス 原産地はインド南部。
ツンベルギアは、Thunbergという江戸時代に来日した
スウェーデンの植物学者の名から来ています。


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文京区の
いつも
通る道
でみた、
タチアオイ
の花。















上:ハイビスカス
下:モミジアオイ


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色のはっきりした大輪の花々が、惜しげなく生の輝き
を見せてくれます。夏に温室に入ると汗がボトボト
落ちます。やはり酔狂な趣味と言わざるを得ません・・・

暑いときには、熱を以って熱を制すと言いますからね(^_-)-☆
by tamayam2 | 2011-08-06 14:21 | 日々のできごと | Comments(12)

茉莉花のこと

先日出かけた都立・夢の島熱帯植物園で、ベニマツリという
かわいい花を見ました。マツリ(茉莉)という言葉がつく花には、
いろいろありますが、その元は茉莉花(ジャスミン)です。
花びらがくっついていること(合弁花)、香りがいいと
いうのが共通点でしょう。
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ベニマツリ【紅茉莉 アカネ科 Rondeletia edorata 】

中国茶のジャスミン・ティーに干した花の花びらが入っています。
あれが、茉莉花です。日本語では、マツリカと呼んでいるの
でしょうか。中国語の発音では、モーリーファ。


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私は昔
フィリッピン
に住んで
いたの
ですが、
フィリッピン
では
サンパ
ギータ
(san‐
paguita)

呼ばれて
いて、
国花です。













マニラの中心地、Quiapo教会の前には、たくさんの
善男善女が集まってきますが、サンパギータの美しいレイ
(長い花を編み込んだ鎖状のもの)が売られています。
信者は、そのレイを買って、マリア様の祭壇の前に捧げるの
です。人いきれ、物売りの声、教会から聞こえてくる聖歌・・・
懐かしい風景です。

この花は、夕闇が迫るころになると、花の香がより強く
なるような気がします。ポーチの籐椅子に腰かけて
夕涼みのおしゃべり。その思い出は、いつもサンパギータ
の香りと共にありました。
マツリカ【茉莉花 モクセイ科 Jasminum sanbac】


どなたかの随筆で読んだことがあるのですが、
横浜中華街の茶の専門店で、中国茶を買おうとしていたら、
そこに若いカップルが入ってきて、
「すげぇ! マリファナ茶を売ってるよ!」と叫んでいたそうです。
ジャスミン茶(茉莉花茶)は、マリファナ(marijuana 大麻)とは、
全く別物です(笑)

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先日、出かけた中華街で。焼き栗を売る若い女性。
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船員閣という文字、崎陽軒という文字。なんだか
懐かしい名ですね。  ↓
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by tamayam2 | 2011-08-04 12:16 | 日々のできごと | Comments(4)

レンブ

8月になりました。

東京地方は、ここ数日間に深夜にかなり大きな地震が
ありました。新潟県で、記録的な豪雨があった後、
東京は気温が低めで、空模様もぱっとしません。
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そんなある午後、東京、江東区夢の島熱帯植物園
でかけました。
植物園に行く道でヒマワリが歓迎してくれました。


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入口の
ところでは
マンゴ
鉢植えを
見ました。

重い実が
しっかりと
ぶら下がって
いましたよ。



















しかし、何と言っても、この日見た珍しい熱帯の果物は、
レンブです。


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レンブは、マレー半島が原産。このまま食べられるそうです。
梨のようなさわやかな風味があり、中はスカスカしていて、
水気が少ないということです。英語:Wax apple
中国では、連霧と書き、リェンウ(Liánwù)と発音。
レンブ【連霧 フトモモ科 Syzygium Samarangense】
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真っ赤なものピンク色のもの、白いものの三種を見ました。
白いものがだんだん赤くなるというのではなく、様々な
種類があるらしいです。
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私は、ガガイモ科と並んで、フトモモ科(Myrtaceae)にも
関心があるので、なんだか♪ ニンマリ ♪ してしまいました。

オセアニアに多いブラシの木、ユーカリ、グァヴァ、
地中海地方に多いギンバイカ・・・
スパイスの丁子(クローヴ)やオールスパイスも
フトモモ科だそうです。

女性の太股ではありません。
植物のフトモモです。
中国語で、プータォ(蒲桃)というので、日本読みして
フトモモになったということです。
by tamayam2 | 2011-08-02 23:55 | 日々のできごと | Comments(12)