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ドイツ最古の町、トリヤー

今回の旅で、ドイツの南部、フランス、ルクセンブルグの国境
近くのトリヤー(Trier)という古い町を再訪した。
過去ログ:2005年8月 古い町、トリヤーにて
ローマ人がライン、モーゼル川を通ってこの町に
やってきたのは、4世紀ごろ。
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古い浴場の跡地を見に行った。
地下に沸かした湯や、排水を流すパイプが通してあり、
たいそう大掛かりなものだ。やはり、湯に体を浸すのが
一番のリラックス法だったようで、貴族だけでなく、庶民も
利用できたらしい。

震災を受けた東北の方々に、いま一番プレゼント
したいのは、温泉じゃないだろうか。
廃墟に真黄色のレンギョウの花が咲いていた。

その辺りでみた野草の数々。
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日本で見かけるのは園芸種だが、こういう雑草が原種だろう。
デージー【ひなぎく キク科 Bellis perennis】
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スノードロップ【まつゆきそう ヒガンバナ科 Galanthus nivalis】
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シラー【ユリ科 Scilla siberica】
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キバナセツブンソウ【黄花節分草 キンポウゲ科 Eranthis hyemalis】

町の中央にある大聖堂の時計台。
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ラテン語は、「その時がくる時刻はいつかわからない」という
意味。教会の時計台には、よくこのような文字が見られます。
Memento Mori(死を覚えよ)もその一つ。
げに、我々人間には、いつ、どのような死が訪れるのか・・・
だれにもわかりません。そのときを覚えて、日々を大事に、
ていねいに過ごすしかありません。
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by tamayam2 | 2011-03-23 09:10 | たび | Comments(16)

旅行中に聞いた震災のニュース

このたびの大震災に被災された方々に心からお見舞い
申し上げます。被災地で日夜、骨身を削って仕事を
しておられる方々に、手を合わせたい気持ちです。
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3月11日(金)の午後、私は、パリからルクセンブルグに
向かうフランス新幹線TGVの車中にいた。

突然、同行者の日本からのメールで、東北地方に大地震が
発生して大変なことになっている、と知らされた。
ルクセンブルグに到着してから、CNNやBBC放送で、
地震の規模がかつて経験したことの無いほど深刻なこと、
東京地方にも地震が発生したことを知った。

本来なら16日午前中に成田に到着する予定だったが、
ドイツのNational Flagであるルフトハンザ機は、
フランクフルトから韓国仁川(ジンセン)に立ち寄り、
そこで給油し、クルーを入れ替え、名古屋セントレア空港
に、午後到着したのである。

東京方面が原発事故によって、放射能汚染されていると
考えているようだった。
ルフトハンザは、しばらくの間、成田にクルーが上陸する
ことを避けたいようだ。

ドイツばかりでなく、フランス政府も、自国民の帰国便を
手配したと聞いた。ヨーロッパ人にとって、地震や津波の
恐怖にも増して、原発事故の恐怖が、当座の心配事のようだ。
1986年4月のチェルノブイリ原発事故の記憶がまだ生きて
いるからだ。

下の写真は、16日フランクフルト空港で買った新聞。
Atom(原子)という文字が一面に浮かび上がっている。
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Tamayam2は、14日、ドイツ・ケルンの大聖堂で
行われた特別ミサに出席した。ケルン大司教区の方々
が日本の被災者のために熱い祈りを捧げてくださった。
私もそれに答えて、感謝の言葉を申し述べた。
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ケルン大聖堂は、とても大きく、全容をカメラで捉えることは
至難のわざ。足元から見るとこんな感じ。
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by tamayam2 | 2011-03-19 09:46 | たび | Comments(15)

白碗竹筷楼

東京・赤坂と言えば、政界の方々が密会をする料亭が
あるところ・・・そんなイメージだったが、
最近、めずらしく古風な中国料理屋を見つけた。

白碗竹筷楼と書いて、ベイワンズクワィロウと読む。
こんな竹やぶの奥の一軒家のドアを押すのは、
ちょっと勇気が要るが、だいじょうぶ。


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店内は、中国風の調度の美しいチャイニーズの店。
お値段もランチなら、そんなに高くない。
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内容は、特に凝っているわけではないが、
ちょっと上海あたりの家庭料理の店のよう。

赤坂の一つ木通りをちょっと入ったところにあって
アクセスが便利なのと、友人とゆっくり話ができる
落ち着いた雰囲気がよい。
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BGMなど余計なものがなく、ゆったりと家庭的な
昼ごはんが食べられる。夜は、北京ダックなども
出すらしいし、もっと本格的なチャイニーズが
食べられるのかもしれない。私は、夜は行ったこと
がないのでわからないけど・・・・。
港区赤坂4-2-8  関心がある方は、
こちらをごらんください。

お知らせ:明日からしばらく旅行します。更新がとだえますが、
      帰宅しましたら、また、皆様のところにご訪問いたします。
      季節の変わり目ですが、皆々様、お元気で!
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by tamayam2 | 2011-03-08 22:27 | 日々のできごと | Comments(8)

六日の菖蒲

先週、私はドイツの友人に贈りたいと思って、日本人形
を求めてデパートをいくつか巡った。
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私のイメージとしては、黒いおかっぱの女の子で、
着物を着ていて抱けるようなやわらかい素材で
作られた人形。
市松人形ほど高級でなくても、1万円程度で子供が
分身のように可愛がってくれるようなもの・・・
デパートにあるんじゃないかと考えていた。
           過去ログ:市松人形
まぁ、その日がひな祭りの数日後というタイミングが
最悪だったのでしょうね。六日の菖蒲、十日の菊・・・と
昔から言われるように、時期遅れの間抜けの見本の
ようなお話でございます。ま、お聞きくださいナ。
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デパートの案内嬢は、「この時期ですから、日本人形は、
置いてごさいません。」ときっぱり!
でも、ここは日本なのだから、日本人形の一つぐらい
探せないものかと、デパートの玩具売り場を見て驚いた。
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バービードールというスリムで、金髪碧眼、ウェストが
きゅっと締まった大人の女性のスタイルの人形。
抱き人形も金髪碧眼、ぴらぴらのドレスを着ている・・・。
着物を着ている人形は、皆無なのだ。

呉服売り場に日本人形がすこし置いてあるということで、
そちらにも足を向けてみた。
ガラスケースの中には日本舞踊のポーズを決めた
観賞用の端正な人形が収まっているのだった。

そういうのじゃないんだなぁ~。
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日本橋三越本店の案内嬢は、もしかしたら、浅草橋の人形
専門店に行ってみたらとアドヴァイスしてくれた。

翌日、出かけて見ましたよ。浅草橋の駅前から有名人形店の
呼び込みが割り引きのチラシを配っている。
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人形の吉徳、久月、秀月・・・いろいろ回って見ました。
雛人形は終わり、今は、五月人形の売り出し中なのですって。
高価なものは、1000万円もする!?!
鯉のぼりや兜、金太郎さんが所狭しと陳列してありました。

女の子の人形を求めている・・・と申しますと、
「もう、そういうものは、片付けちゃった」ということ。
なんとも場違いな客と思われてしまいました。

ああ、日本で日本人形が買えないなんて!

Tamayam2は、数日後にヨーロッパに旅立ちます。

日本びいきの友人の病状があまりよくないので、
ベッドサイドに置いてもらいたいと思って触れる日本人形
を探していたのです。
ひな祭りの前に気づけばよかったのですが・・・
ちょっとタイミングを逸してしまいました。

五月五日、端午の節句に菖蒲はつきものですのに、
六日に菖蒲を贈っても時すでに遅く、間が抜けて
しまいます。そういう世間の諸行事のタイミングに
合わないちぐはぐな行動のことを、
六日の菖蒲 と言うのですよ。ははは

写真は、日本橋三越本店の春のショーウィンドー
Yamyam町で見かけた春の花々
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by tamayam2 | 2011-03-07 10:10 | 日々のできごと | Comments(8)