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9月の終わりに 新宿御苑(2)

雨の日が続いた翌29日、
東京に久しぶりに秋らしい空が広がった。
ヒガンバナも見たかったのだけれども、樹木のようすも
気になっていた。

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ガマズミの実が赤くなっていた。
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カジノキに花が咲いていた。

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2009年4月に白い花をつけていた謎の木には、
クルミの実大の丸い実がぶら下がっていた。写真上 ↑
この木は、一体何なのだろう???
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        2009年4月に見た 花 ↑
葉は、ハナズオウアメリカキササゲのよう。
花は、ソシンカバウヒニアのよう
実は、豆科のようではなく、クルミのようにまん丸

葉と花と実がわかったのに、まだ謎のまま・・・


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ハンカチの木の実もたくさんなっていた。
花のときには、たくさんのカメラマンに取り囲まれて一身に注目
を浴びるが、実は目立たないので、この木は、
秋の孤独を楽しんでいるようだった。

花は、過去ログ:2009年4月 御苑の花木
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面白い実を見つけた。
カンレンボク【旱蓮木 ミズキ科/ヌマミズキ科 
          Camptptheca acuminate 中国原産】

アメリカ、ワシントン樹木園で見たことがあるが、日本では初めて。
by tamayam2 | 2010-09-30 12:06 | 日々のできごと | Comments(10)

9月の終わりに 新宿御苑(1)

昨日29日、久しぶりの好天気に誘われ、新宿御苑に
ヒガンバナを見に出かけた。

今年は、ヒガンバナがお彼岸に間に合わなかったと
話題になったが、Blogでヒガンバナの画像がUp
され始めたので、こころ動いた。
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野原に自然に生えているヒガンバナ
チカラシバ、白ミズヒキ、ツユクサの見える茂み。
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赤い花のほかに白のヒガンバナも咲いていた。
秋の光の中ですくっと立っているこの花は、この世のもの
とは思われないほど妖しい。そして、すぐ姿を消す。
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もうすっかり花が枯れたアガパンサスカナブンが!
近くに寄ってさわって見ると、このカナブンはもう死んでいた。
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名残のアガパンサス
アガパンサス【 ユリ科 Agapanthus  南アフリカ原産】


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目の高さで
見られる
ヒマラヤ杉
下枝。













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若い球果の撮影に熱中していたら、
「あら、これ何!?!」と、女性が叫んだ。
下を見ると、地面に落ちたヒマラヤ杉の葉が、
前夜の雨に流されとみえて、
自然の模様を描いていた。
めずらしい模様を、未知の方と眺めて楽しんだ。
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この日見たチョウは、たくさんあるが、
茂みの中で、
ジャノメチョウの仲間。
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イチョウの大木で休んでいたクロアゲハ
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ゴマのそばにいたハチ。
この季節は、ハチクモが大活躍だ。
by tamayam2 | 2010-09-30 08:52 | 日々のできごと | Comments(4)

入笠山

入笠山(にゅうかさやま)1955mは、
山梨県富士見町と長野県伊那市にまたがる山。
17日、信州からの帰途、ロープウェイを利用し登ってみた。
ロープウェイを降りた地点がすでに1730mの湿原地帯。
(そこからの200mが本当の登山です)
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遠くに八ヶ岳の山々、富士山が見える。
この日は、白い夏の雲が山々の姿を覆っていた。
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ウメバチソウは、初めて見た湿原の花。
ウメバチソウ【梅鉢草 ユキノシタ科】


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これも
初見の花。
目立たない
花。


名前は
似ているが
イカリ草とは
別の花。

ハナイカリ
【花碇 
リンドウ科】















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写真 左:スジグロシロチョウ【シロチョウ科】
   右上:エゾリンドウ【リンドウ科】
   右下:クマザサの山道で見たキノコ

湿原にはノハラアザミ、エゾリンドウがいっぱい。
夏を惜しむかのように花々の間をチョウが舞う。
夏の終わりのチョウはゆったりしていて、逃げない。
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これは、ウラナミシジミ(下)チャバネセセリ(上)だろうか。
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山道の薄暗いところには、
キツリフネ【黄釣り舟 ツリフネソウ科】
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ホソバトリカブトが群生していた。
ホソバトリカブト【細葉鳥兜 キンポウゲ科 猛毒】

この山は、登山の人、野草を見に来る人のほか、
マウンテン・バイクで麓まで滑走する若者たちの人気スポット。

若者たちは山を、まるで大きな滑り台と思っているのか、
あっという間に、森の影に消えて行った。
by tamayam2 | 2010-09-27 14:36 | たび | Comments(10)

敬老の日の銀ぶら

20日(月)敬老の日、久しぶりに銀座ぶらした。
歩行者天国では、お年寄り連れの人たちもちらほら。
まだまだ暑さが厳しい。


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おや、
この女性は!? 
なぜ、
きつく
叱責されて
いるの
だろうか??



















・・・そう思ってよく見れば、台車に乗った男たちが、
トラ女性を追いかけながら撮影していた。
ふっふ、モデルさんだったのね!
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私も台車の動きに合わせてあわててシャッターを切った。
モデルを撮る男たち、
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それに続く、野次馬カメラマン、
それに続く、私・・・。
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四丁目角の銀座三越。先ごろ、大改築が終わり、新装オープンした。
裏手のビルとつながって売り場面積が広くなった。
9階には、銀座テラスという屋上庭園ができている。
子供たちが芝生の上で腕立て伏せをやっていた。

ソーラー発電基盤の見える壁の横では、つる性の植物が壁を這っている。
デパートで出る生ゴミを肥料にして植物を育てているんですって。
ほう!

隅に、小さなお稲荷さんのような祠、お地蔵様などもあり、
色々なコンセプトをすべて取り入れました、というぜいたくな空間
になっている。
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この日は、子ども連れ、ご老人連れ、外国人の群でごった返して
いたので、対面の三愛ビルから撮影した。
(オレンジ色の線は内部照明の映りこみです)

商品をざっと見渡したところ、外国のブランド物が多かった。
近隣の国々からのお金持ちの購買者を狙っているのだろう。


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夕刻、
ビルの間から
空をみれば、
もう秋の空!














午後4時を
まわっていたから、
そろそろ
ビアー・タイム!
by tamayam2 | 2010-09-25 11:42 | 日々のできごと | Comments(8)

ぐんま昆虫の森で見たチョウたち

暑さ寒さも彼岸まで・・・と昔の人が言うように、
今日は、急に涼しくなりました。
雨が降ると、涼しいというより、寒い!
何か羽織るものは、ないかしら・・・。
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さて、チョウの話が続きます。
15日、ぐんま昆虫の森で見たチョウのうち、いくつかを記録のため、
Upしておきましょう。

チョウは、1匹、2匹ではなく、1頭、2頭と数えるらしいです。
では、トンボはどうか、カブトムシはどうか・・・昆虫は、みな
頭と数えるのが学術的なんですって。
(素人は、匹でも構わないそうですよ)

この助数詞というのは、やっかいです。
中国が本家でしょうが、とても複雑で中国語の初学生を悩ませます。
椅子は、背もたれを取っ手のようにつかむことができるから、
一把、二把と数える・・・。テーブルは? 箸は? などなど。


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オオゴマダラは、
どの昆虫館でも
主役です。
大きくゆったり
としていて、
動作が優雅。

サナギは宝石
のような金色
です。
















  過去ログ:2008年 チョウのとまるクリスマス・ツリー
オオゴマダラ【大胡麻斑 タテハチョウ科 Idea leuconoe】
1頭がゲットウ(月桃)の花に止まりますと、
もう1頭が来て、次々にこの花の香りに誘われるように集まってきました。
うっとりする瞬間です。
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ツマムラサキマダラ【褄紫斑 マダラチョウ科 Euploea mulciber】
おそらく、上が♀、下が♂。(不確かです)
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ツマベニチョウ【褄紅蝶 シロチョウ科 Hebomoia glacippe liuliuensis】
前々回のコノハチョウと同様、表翔が木の葉に擬態しているように見えます。
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リュウキュウアサギマダラ【琉球浅葱斑 タテハチョウ科 Ideapsis similis】
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今年は、なぜか信州でアサギマダラを見ることができませんでした。
名は似ていますが、リュウキュウアサギマダラとは、別の属だそうです。

これらの蝶は、ほとんど琉球諸島や沖縄に生息しています。
したがって、昆虫館に植えられている植物は熱帯植物が主で、
内部は温室ですから、額に汗がじっとり滲んで来ます。
盛夏よりは、涼しい時期向きかもしれません。
by tamayam2 | 2010-09-23 12:05 | たび | Comments(6)

自転車に乗るチョウ

暑さがピークを過ぎたというのは、ウソだったのか・・・
カンカン照りの21日の昼下がり、

定期的に通うお教室の帰り道、アゲハチョウが、
ふらふらと飛んできて、前を行くご婦人の自転車の前かごに
止まった。
そこへ、もう1匹のやや小ぶりなアゲハが加わって、
もつれあっている。


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「花とまちがえているのかしら」
「何かいい匂いでもするのかしら」
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自転車の前かごの花模様のバッグがいたく気に入ったようで、
そこに取り付いて離れない。
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自転車を押しながら、女性たちの楽しそうな声が弾む。

そのまま、大通りに出るまで、50mほどチョウたちは
自転車のかごに乗って移動した。

午後出かけた、板橋区で、
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ハギ【萩 マメ科 lespedeza thunbergii 】秋の七草

水辺で見たのは、
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オグルマ【小車 キク科 Inula japonica】

自然界では、そろそろと秋の準備が整ってきたみたい。
今週はもうお彼岸ですよ、ね!
by tamayam2 | 2010-09-22 08:54 | 日々のできごと | Comments(6)

コノハチョウ

しばらくドイツ旅行の話が続きました。

先週15日に、群馬県桐生市にある ぐんま昆虫の森
行って来ました。
Blog仲間のイーハトーブ・ガーデンのnenemuさんが、
昆虫館ならここ、とお勧めいただいたリストの一つです。

前から行ってみたいと思っておりましたが、とうとう実現
できて本当にうれしいです。nenemuさん、ありがとう!

日本では、昆虫館と言えば、子供たちが好きな甲虫類(カブト虫の仲間)
に焦点が当てられ、夏休みはとくに、混雑する気配がしたので、
九月まで訪問を控えておりました。
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少し高いところに、落葉のようなモノが・・・あれ、怪しそう・・・
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しばらく見ていたら、羽を広げた。
したり、あれは、木の葉に擬態していると言われるコノハチョウでは
ないか。
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目が慣れてくると、あれ、ここにも!
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水辺のそばの木に、羽をすっかり開いてリラックスしているお姿を
見つけた。

コノハチョウ【木の葉蝶 タテハチョウ科 Killima machus 】
台湾、沖縄などに生息。環境庁レッドデータ 準絶滅危惧(NT)


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このチョウは、
羽の一部が
破れていた。

夏の暑さも
あったし、
入館者も
多かったの
だろうか、

お疲れのご様子。










コノハチョウは、特定の葉を食べるというより、腐った果実、樹液などを
好むという。
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この昆虫館に入る前のアプローチで見たガガイモの茂み。
ガガイモは、チョウが好む食草の一つ。

私の頭も、すでにチョウの頭になってしまったのか・・・・
食草になりそうな植物には目ざとくなった。
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ガガイモの実は、トウワタと同じように、はぜると綿を吹く。
ガガイモ【ガガイモ科 Metaphexis japonica ( Thunb.) Makino】
by tamayam2 | 2010-09-19 20:51 | たび | Comments(12)

ドイツの窓枠と鍵のはなし ふたたび

ドイツから日本に持って帰りたいものは、じつは、
窓枠なんて言うと、人は、信じられないでしょう。

先回、窓の写真でご紹介した三種類に開閉する窓について
もう少し説明させてください。
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三種に開く窓というのは、住んだことの無い方には
想像しにくいものですが・・・
どんな安物のホテルでも、貧しいアパートでも、古びた家屋にでも、
一般仕様の設備として備わっているものです。

どのぐらい昔からあるのか知りませんが・・・・。

犬養道子さん『ラインの河辺』中公文庫(1976年)によれば、
第二次大戦中にもこういう窓は、あったということです。

初めてドイツのホテルに泊まったとき、窓を開けて、空気の
入れ替えがしたいと思い、重い取っ手を動かしていたら、
ふっとした弾みで、右の窓枠が支点となり、ガラス窓を大きく
全開することができたのです。
あらら、うれしや!

ところが、次にどうやって、閉めればよいかがわからない・・・むむむ。
ホテルの窓を壊しちゃ、日本人の恥と思い、慎重にあれこれ
操作しました。
半時間あまりの試行錯誤の末、次のような原則がわかったのです。

ノブは、時計まわり。
12時ピッタリの位置でノブを垂直に立てると、完全にしまる。
3時の時点で、ノブを水平にすると、左右いずれか窓枠を支点として
全開する。
(観音開きの右窓でしたら、右のほうへ開く。 
 あとから実感したことですが、ドイツ人が大好きな窓磨きも
 この装置のおかげで、内外、両面きれいに磨くことが可能になります。)

6時のピッタリの時点で、ノブを垂直に下げると、底辺を支点として、
窓の上部が室内側に15°ほど傾く。底辺は固定されたまま、上部枠だけが
枠から離れ、その隙間から風が通る。
(ベランダに通じるガラス製ドアも同じ原理が適応されます。
 この装置を、日本で見たことがありません。)

そういう装置がすべて、窓枠と、窓枠を支える壁枠内部に
仕組まれているのです。ある地点で、両者がぴったり呼応すると、
ガチャリと施錠されます。おそらく、窓枠師とか錠前屋などの
専門的な技術が関与しているのでしょう。プロのわざです。


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鍵の話を
しましょう。
ドイツの鍵は、
だいたいにおいて、
時計まわりに
2回まわすのです。





















しかし、ある鍵は、1回半、ある鍵は、2回まわしたあとで、半回逆まわし
などという変則的なものもあります。
そういう鍵を2、3組み合わせますので、手順を覚えるまでが大変です。

私の住んでいたわりに高級アパートでは、
道から、床がタイル張りの玄関ホールに入るのに、1本、
そのホールから、じゅうたん敷き内玄関に入るのに1本、
内部階段を上り、私の部屋のドアを開けるために3本、
都合5本の鍵を操作しないと自室に入ることができない仕組み
になっていました。(嗚呼)

はじめは、めんどうだから、自室に入る鍵の1本だけを施錠する
ことにしたら、大家からたちまち文句を言われてしまいました。

補修業者や、通いのお手伝いも入ってくるので、原則どおり3本きちんと
施錠しないと、他の人が迷惑すると言うのです。たしかに、原則を破ると、
後から来た人は、どの時点からやり直しをしなければならないのか、
手順がわからなくなります。

「12時を2回通過して逆まわり、9時で止める・・・」などとブツブツつぶやき
ながら、自室に入るため、3つの鍵穴と格闘したものです。
きゃしゃな真鍮の鍵でしたが、ドイツ暮らしの第一日目には、
「ア~ア、とんでもない国に来ちゃった!」
とため息が出ました。
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閑話休題
ヨーロッパでよく見る植物、ミルトス。(上の3枚の写真)
この植物は色々な異名があり、
ミルテ、マートル、ペルシャ語では、ステラ(Stella)、英語ではスター(Star)。
意味は、夜空に輝く星です。
聖書にも幾度も登場し、ユダヤ人にとって儀式に欠かせない
芳香の樹木だそうです。結婚式にも使われることから、一名、
祝いの木とも呼ばれます。 
日本語名は、ギンバイカ(銀梅花)
あまり見たことがありませんが、新宿御苑にあるということです。

8月22日 Wuerzburug大学植物園で撮影。

ミルトス【銀梅花 フトモモ科 Myrtus communis 地中海原産】

旧約聖書のあちこちに登場します。
 「・・・山と丘はあなたたちを迎え、
  歓声をあげて喜び歌い、
  野の木々も、手をたたく。
  茨に代わって糸杉が、
  おどろに代わって ミルトス が生える。
  これは、主の記念となり、しるしとなる・・・・」
       旧約聖書 イザヤ書55:12~13
                          
 
同じくフトモモ科に、
フェイジョア【フトモモ科 Feijoa sellowiana】があります。
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こちらは、Yamyam町内の医院の庭で 6月に撮影。
by tamayam2 | 2010-09-13 23:25 | たび | Comments(18)

戸口と窓辺について

戸口と窓辺に関して・・・ドイツの町々の点描です。


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ちょっと見にくいかもしれません。

ピンクのドア枠上部に、
17*I*H*S*08
記されており、

その下の扉上部に白いチョークで、
20*C*M*B*10
記されております。

これは、ドイツの家でよく見られる印なのですが、
上のものは、1708年(日本では元禄時代)にこの家が建てられ、
ラテン語、I*H*S  In hoc salus (この十字架の下に救いあり)
という文字が、1708年の17と08の間に挟みこまれています。

下のものは、今年の公現節に教会にお祈りをしてもらった家の印、
チョークで書かれています。
(教会に献金もしたでしょうから、領収書の意味もあるのでしょうか)

C*M*Bは、Christus Manshionem Benedicat(神、この家に住み給へ)略語。
2010年の、20と10の間にC*M*Bを挟みこみ、
一年の神のご加護を祈る言葉です。
チョークの文字は、一年間消さないでおきます。

  過去ログ:2006年2月 謎の数式?
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これは、かつては、納屋か厩の戸口であったようです。
同じような謎の数式のチョークがかすかに読めます。

ヨーロッパの住宅のドアや窓は、なかなか赴きがあり、
写真を撮る者にとっては、魅惑的な被写体です。
(数多く撮るわりには、いいものが少ないのですが)


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←この写真、
右のドアの上に
謎の数式が
認められます。








ドアの上部には、聖母マリアの像が見えますね。
300年前のご先祖は、さだめし信仰深い方だったのでしょう。
この地方(バーバリアン地方)は、カトリックが多いのです。



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肉屋さんは、
Metzgereiと
いうのですが、
しっかり牛の
マークです。



文盲が大半を
占める中世の
世界では、
絵文字が大活躍
したはずです。








こういう店に入って、自家製ソーセージを何組か(ソーセージは2本で1組)、
ハムを数枚切ってもらって、ワインのツマミにするのは最高です。

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窓辺を飾るカーテンは、特に上等なものではありませんが、
住む人のセンスがうかがえます。子供のいる家でしょうか。
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窓辺の花は、ゼラニウムやペチュニアが主流です。
ときには、ブドウやノウゼンカズラのような蔓草が、窓辺を
華やかに彩ることもあります。
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どんな人が住んでいて、どんな暮らしがあるのでしょう。
みなそれぞれに個性的で、住む人が外の人に向けて、
Willkommen (どうぞ、お入りなさい) のメッセージを
伝えています。
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カーテンのある小窓、花のある窓とノウゼンカズラが絡みついた家の窓は、
上部が内側にスライドしていますね。この日はちょっと暑かったのです。

ドイツの窓は、きっちり閉めるか、全開か、上部だけ開けて
風を通すか・・・の三種類あります。日本には無い特殊な金具が窓枠に
装着されていて、ノブの角度で3種の開け方ができるようになっています。

Tamayam2が日本でもぜひほしいものが、この窓枠です。
もの作り大国日本。ヨーロッパ式古典的窓の開閉問題を
研究して、ぜひ製品化してほしいです。

外から見られたくないが、ちょっと風を入れたい時、
この上部スライド式は非常に便利です。
by tamayam2 | 2010-09-11 05:37 | たび | Comments(17)

ドイツで見た野草とチョウ

今日は、ひさかたぶりのお湿りです。
何日ぶりでしょうか・・・・
クーラーのお世話にならずに過ごしました。

気持ちよい季節の到来まで、まだちょっとの辛抱ですね。

ドイツの写真の中に何枚か記録しておきたいものを
出してみましょう。
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キレンゲショウマ【黄蓮華升麻 ユキノシタ科 
Kirengeshoma palmate Yatabe】
学名が日本語、Yatabeは、矢田部良吉(1851-1893)のこと。
日本ではめったに見られない(レアモノの)花
ということですが、ケルンの友人宅の庭に咲いていました。
彼女が日本から持ち帰ったのかもしれません。

Blog仲間のShibataさんが、7月ごろ日光植物園で、ご覧に
なったものです。絶滅危惧種Ⅱ類。
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ツリフネソウ【釣舟草 ツリフネソウ科 
           Impatiens textori】
この親類筋に、園芸種インパチエンスがあります。
英語では、impatient (我慢ならない)という変な名ですが、
鳳仙花の種のように、触れると種がパッと弾けて飛び散る性質
が、堪え性のない、我慢ならない・・・ということになる
ようです。ちょっと気の毒な命名です。
そういえば、ホウセンカという昔風の花も最近、あまり見かけ
ませんね。
ツリフネソウは、ドイツで、道端や川べりなどでよく見る
野草です。


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Limburgの町中で
見かけた
パイプカズラ
(ウマノスズクサの一種)
が二階まで
届くような高さに
這い上がって
いる様子。


















オオバウマノスズクサ【大葉馬の鈴草 ウマノスズクサ科 
Aristolochia kaempferi Willd.】
日本では、町中でこんなに緑を茂らせているウマノスズクサの類を
見ることはありませんが・・・都市の緑化には、なかなかよい植物
だと思います。暑さ対策として。これが食草であるジャコウアゲハを
ドイツで見たことはないのですが・・・
実はキュウリの短いようなものです。
    過去ログ:2007年6月 都市の緑化とウマノスズクサ
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ドイツやイギリスの線路沿いや空き地に、うるさいほど、どこでも
繁茂していたブッドレヤ。我が家のものは、この夏、暑さと小さな
バッタにやられて枯れてしまいました。
ブッドレヤ【ゴマノハグサ科 フジウツギとも言う
 Buddleja davidii】
この木には、チョウがよく集まるが、このチョウは、アカタテハ
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Iphofenの森で見たヨツバヒヨドリに止まっていた蝶あるいは、蛾?
(西洋ではあまり蝶と蛾を区別しない)
これはナミシャクの仲間かも。
幼虫が尺取虫のような虫・・・よくわかりません。
ご存知でしたら、お教えください。
大変鮮明な色でした。羽の裏側が、オレンジ色。

ヨツバヒヨドリも蝶が好む野草です。
蝶が見たければ、蝶の好む植物を探すのが手っ取り早い
というわけです。(笑)
ヨツバヒヨドリ【四葉鵯 キク科 Eupatorium chinennsis】
by tamayam2 | 2010-09-08 23:26 | たび | Comments(8)