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路傍の花々 (五月)

5月もそろそろ終わりかけているというのに、
今朝は肌寒い。 10度C
ときおり、初夏を思わせるような暖かい日があった
ことにもあったが・・・やはり不順な5月と記録して
おこう。

今月は、出かけることも多く、でもたくさんの友人に
も会った・・・忙しいけれども楽しい月だった。

さて、私の住む東京都X区は、都心まで30分ぐらい
の住宅街だが、道端の野草も、私が子供のころとは、
少しずつ変化している。

5月に見たYamyam町一丁目のアスファルト道の傍らで
健気に咲いていた植物たち。
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ヒメオウギ【アヤメ科 Anomatheca cruenta 南アフリカ原産】
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白い種類もある。漢字で書くと、姫扇
   (みやびな感じ!)
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ヒルザキツキミソウ【昼咲き月見草 アカバナ科 Oenothera speciosa】
この種は、アカバナユウゲショウとともに、増えている。
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ヒメフウロ【姫風露 フウロソウ科 Gerenuim robertianum】
(へ~、学名から見ると、ゼラニウムの仲間)
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タツナミソウ【立浪草 シソ科 Scutellaria indica】

以下は、ご近所の生け垣で撮影させてもらったもの:
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カルミヤ【ツツジ科 Kalmia latifolla 北米原産】
別名アメリカシャクナゲ
(ツツジ、シャクナゲの仲間だったのね!)
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カラタネオガダマ【唐種招霊 モクレン科 Michella figo 中国南部原産】

(この植物の漢字を見ると、すごいわね!?)
中国から渡来して、霊を招く、というのだから・・・
宗教的な意味があるのかもしれない。
バナナのような芳香がある。

みなさまにとって、この5月はいかがでしたか?
by tamayam2 | 2010-05-27 06:09 | 日々のできごと | Comments(14)

赤城山西麓の自然園

今月8日、群馬県、赤城山の西麓にある 赤城自然園 
行って来た。
この園は、2009年3月に閉園したが、
今年4月に経営的母体が変わって、再オープンした。
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120ヘクタールの園内は、よく整備され早春の植物
たちがひっそりと息づいている。

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ハウチワカエデやモミジの新緑が輝いている。

たくさん見た花々は、ツツジ類、ヤマブキソウ、ヤマシャクヤク、
イカリソウ、ウラシマソウ、シラネアオイ・・・

特に、昆虫を誘引する目的で植えられた自然生態園は、
すばらしかった。7月ごろ幼虫が育つころには、チョウが
乱舞してみごとだろう。
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ヒメギフチョウの食草、ウスバサイシンもたくさん見られた。
葵の御紋のような葉の根元には、紫色の花がひっそりと
咲いている。(矢印のところ)
少しボケているが、花の拡大図はその下。
ウスバサイシン【ウマノスズクサ科 Asarum sieboldii】
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私が、見たいと思いつつまだ見たことがない清楚な花、
キクバオウレンの種を見ることができた。
種のつき方が、丸い輪になっていてかわいい。
左の種の上に、よく見れば、イモムシ(?)らしきものが!
花は、3月ごろだろうか。
キクバオウレン【キンポウゲ科 Coptis japonica Makino】
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シャクナゲもあちこちで大輪の花をさかせていた。
愛子さまのお印のシロヤシオ(ツツジの一種)も
びっくりするぐらい清楚な白だった。下は、ウワミズザクラのつぼみ。
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この園には、川がないので、地下水を汲み上げて園に巡廻させて
いる。土質も悪く、地下層の軽石を取りのぞき、堆肥を鋤きこん
で、野草が育ち、動植物が生存できる環境を造成したと聞いた。
つまり、完全に人工的に造られた自然なのだ。

この大掛かりなプロジェクトに賛同し、資金を提供した
会社名が自然園の門のところに書いてある。
下のようなピンクの花を咲かせるノイチゴもたくさん見た。
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RHS(英国王立園芸協会)の日本支部の方々が監修をしている
ということだから、英国のキュー・ガーデンのような、
生物全体が生きている姿を観察できる自然園になるかもしれない。
by tamayam2 | 2010-05-26 10:58 | たび | Comments(8)

北国街道、白鳥神社の大ケヤキ

先日、長野県 東御市(とうみし)へ行く途次、
北国街道、海野宿(うんのじゅく)に立ち寄りました。
寛永2年(1625年)に江戸幕府によってつくられた
日本の古い街道の一つです。
この写真右に、だらぁ~んと寝そべっているようなモノ、
何だかおわかりでしょうか。 ↓
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街道の入り口に白鳥神社という古い神社が鎮座まします。
その境内にあるケヤキの根っこです。
その根もとに水源でもあるのか、根を洗うように
清流が流れております。
あまりに巨木ですから、全容をレンズに納めることが
出来ず、根っこだけを写すとこういう写真になります。
樹齢700年以上、高さ30mということです。

樹のこずえのほうだけを撮るとこういう写真に↓
なります。 (すみません!頭の中で合成してください。)
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新緑がまばゆく、輝くようなケヤキの若葉が風に
そよいでいました。

日本の道、百選に入っているとか、何となく昔ふうの
家並みが続きます。電線が地中に埋められているので、
古い民家の格子やウダツがよく観察できます。
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一軒の家の軒先で、ツバメが巣を作っていました。
じっと見ていたら、向こうも遠来の客を観察して
いるようでした。


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住民の
方の、
ご接待の
心遣い
でしょうか、
見ごろの
鉢植えなど
さり気なく
並べて
あります。










瓦の縁についている白いものは、一種のコケ(地衣類)です。
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真っ白なサクラソウは、日本サクラソウでしょう。


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ピンクの地植えのサクラソウも古典的なサクラソウの
ようです。
ニホンサクラソウは、江戸時代、大名や庶民に、大そう
人気を集めた古典的園芸植物です。

人の趣向は移ろいやすく・・・園芸の世界では、
今、何が人気者なんでしょうか???
by tamayam2 | 2010-05-22 15:03 | たび | Comments(8)

最近みた青い花々

最近、Blog仲間のnenemuさんが青い花ばかり集めて
Upしておられる。もちろん、彼女のことだから、
宮澤賢治にまつわるお話があるにちがいない。

私も、たくさん撮った写真の中で、ついついUpしそこねて
しまったけれども、記憶に残したい青い花がある。
Tamayam2の青い花特集です。
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紫系ではなく、空色の花を3点ご紹介します。

ヤマルリソウ【ムラサキ科Omphalodes japonica】
奥多摩にて、4月9日
道端の人に踏まれそうなところに咲いていました。
きっと、もう踏まれてしまったかもしれません(涙)。

♪~ 折らずに置いてきた山かげのさゆり、
人が見つけたら枝を折るだろう。 
風がなぶったら露こぼそものを、
折ればよかった 遠慮がすぎた。
折ればよかった、遠慮がすぎた。・・・・


ずっと昔に、こういう歌をだれかに習ったことがあります。
私の家には、庭らしい庭がないので、自分で栽培しようと
考えたことはありませんが、欲しくなる人の気持ちも
わからないでもない。でも、無理ですよ。採らないでね。
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フデリンドウ【リンドウ科 Gentiana zollingeri】
群馬県、赤城自然園にて、5月8日 案内の方によると、
わずか高さ3~5cmのこの花を持ち去る人が多くて
困るそうです。里では、生存できないのに。

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ワスレナグサ【Forget-me-not ムラサキ科 園芸種】

5月15日 山梨県西湖根場(さいこ ねんば)にて
近くのシバザクラ祭りの交通渋滞に巻き込まれて、
往生したので、西湖に立ち寄りました。
by tamayam2 | 2010-05-19 17:30 | 日々のできごと | Comments(10)

ハンカチの木

先々週8日、群馬フラワー・パークで、ハンカチの木を
見た。外国では、ダヴィディア(Davidia)とか、
鳩の木(Dove Tree)とか呼ばれている。
全体的に見るとこんな感じで、かなり大木である。
(風がびゅーびゅー吹いていたので、本当に洗濯物が
揺れているみたいだった。)
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中国 四川省原産、ミズキ科【Davidia involucrata】
日本では、ハンカチの木と呼ばれ、あちこちの植物園
で人気を集めている。白いハンカチのように見えるものは、
花を包む苞(ほう)で、、中心の丸い玉のようなものが花の集合。
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この木を中国で発見したダヴィデ師は、イエズス会の神父
で植物学者。ハンカチの木のほかにも、彼の名が付いている
植物にいくつか会ったことがある。
たとえば、チョウが大好きなフジウツギ(別名 ブッドレア)
も学名は、【Buddleja davidii】
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フランス人のアーマン・ダヴィデ神父(1926-1900)は、
中国の南西部に派遣されその自然のすばらしさに心を
うばわれてしまったのだろう。

植物ばかりでなく、動物や昆虫など、博物学全般にわたって
いい仕事をなさっている。『ファーブルの昆虫記』のファーブル
みたいな人だったようだ。
宣教のほうでもよいお仕事をされたのは疑いなかろうが、
植物の学名に名を残すという生き方は、
もっとすてきですね!
by tamayam2 | 2010-05-19 06:45 | 日々のできごと | Comments(10)

北林 谷栄さん、逝く

おばあさんの役を演じたら、日本一の北林 谷栄(きたばやし たにえ)さんが亡くなった。98歳。

私の記憶のある限り、いつでも、「おばあさん」役だったが、
お若いときにも「おばあさん」を演じておられたのだろうか。
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私が最近観た映画は  『阿弥陀堂だより』。
過去ログは ここ
若いときに観て印象的だったのは 『ビルマの竪琴』。
ビルマ人の「おばあさん」役なのだが、片言の
日本語ができる。水島上等兵と、捕虜となった部隊との
間の仲介者役を演じる。
あの独特の日本語が忘れられない。
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あの映画のバックグラウンドで流れる ♪~『埴生の宿』
旋律が今も聞こえてくる。いい映画だった。


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私は、ドイツから
取り寄せた
Leier
(ライヤー)という
小型の竪琴を
練習しているが、
頭の中には、
いつも、
あの水島上等兵の
弾く竪琴を
弾きたいという
願望がある。

なかなかうまく
ならないけれども・・・。
それでも、
いいの、いいの。



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Yamyam町一丁目の我が家の庭にもいろいろな
植物が咲き始めた。私が植えたものは、何ひとつなく、
すべて先代が植えたものが根付き、季節を告げてくれる。
ろくな手入れはしないのだが、家の台所から出る生ごみは
すべて堆肥にし、一年に一度花の後でお礼に与える。
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上から、シャガ(アヤメ科)、シラン(紫蘭 ラン科)、
ブルーベル(ユリ科)、ヤツデ(ウコギ科)、
アメリカハナミズキ(ミズキ科)。
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知人がくれたコバンソウ(小判草 イネ科)は、↑
私の好きな野草なので、ドライフラワーにして、
乾いたら、庭に種を放とうと思う。
うまく根付くかどうかわからないけれど・・・。

北林 谷栄さんのご冥福をお祈りいたします。
by tamayam2 | 2010-05-07 20:49 | 日々のできごと | Comments(14)

山くらげ

先月21日、信州に行ったときに、
(サクラは満開なのに、雪がちらつくような変な天候の日)
路上で、地元の人が野菜の乾燥したものを売っていた。
その中に山くらげ があった。

海のくらげじゃありませんよ。
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見たところ、細い緑のヒモのようなものである。写真上

普段は、そんな変わったものを買わない私だが、
小父さんの売り場に添えられた写真に関心をもった。
「これが、山くらげの葉なの?」
「そうだよ。でも、葉を食べるのではなくて、茎を食う。
 レタスの一種なんだ。」

確かに写真の葉は、みずみずしく、レタスのように見えた。
                           写真 下
たいていは、中国からの輸入物だが、小父さんの
持っている品物は、自分の畑で栽培したものという。
水で戻して、アクを抜いて、炒めて食べると、
あ~ら、不思議、クラゲのようなテクスチュアで、
コリコリ、プリプリしていておいしいのだと言う。

「だまされたと思ってやってみな。」
彼は、くわしい調理法を書いた紙をくれて、その紙には
自宅の住所、電話番号まで書いてあった。
こういう紙をもらったからには、だまされてみようじゃないか!
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2日がかりで、作りましたよ。
三分の一を水に戻しただけなのに、ボウル一杯の量に
増えた。シラタキ、揚げなど手近にあるものと一緒に炒め、
鷹のツメをちょっと入れて炒りつけたら、なかなか結構な
おかずになりましたよ。コリコリ、プリプリした歯触りが
よいのですよ。残りの三分の二は冷凍してあります。

ヤマクラゲは通称。本当は、
ステム・レタス【和名:茎ヂシャ キク科アキノゲシ属 
        Lactuca sativa 中国】
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庄内地方では特産物らしく、
2006年6月24日付「荘内日報社」写真入りの説明が
わかりやすいので、写真を拝借させていただいた。

レタスの茎がこんなにおいしいとは!
新しい発見だった。


Wikipediaによると、西洋でよく食べられる、マーシュは、
生物学的にはオミナエシ科で、レタスの種類とは全然別モノ
そうだ。ドイツでは、フランス語のマーシュを、
Feldsalat(野ヂシャ)と言い、春のサラダの代表格。

日本のツマミ菜のようでやわらかく、酢油のドレッシングと
よく合う。みな、馬のようによく食べている。
by tamayam2 | 2010-05-06 23:06 | 日々のできごと | Comments(6)

ゴールデン・ウィークの銀座

3日、憲法記念日、晴れ。気温20度。
銀座方面へ人間ウォッチングに出かけた。
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四丁目の角では、Swarovskiの看板が交差点を見下ろしている。
十本の指全部に指輪をはめている女性の目はちょっと
さびしそう。

森 英恵のチョウは春らしい。
道端に座っている若い女性の 「なま足」 の健康的なこと!
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若いお母さん、お父さんのファッションにも見とれて
しまった。
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あ、風鈴屋さんも出ていました。

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憲法記念日とあって、右翼の方々のうるさい行進もありました。
(あの独特のアッピールの仕方は、芸がないと思いますが、
 この日は憲法記念日なので、しょうがないのかな。)

それを制止する機動隊の青年のりりしい活動ぶり。

高野山から来られた托鉢僧は、UNIQULOわきの雑踏を
ものともせず、鐘を鳴らし読経を続けていました。偉い!

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銀座にはカメラマンがたくさんいますが、左の男性は、
最近オープンしたAbercrombi & Fitch(通称 アバクロ)
というアメリカの洋服屋に並ぶ群衆を撮っているのです。
長い列ができており、入場規制が行われていました。

銀座に来るイヌは、やはりとってもおっしゃれ~です。
カメラマンの視線を意識しているようで、所作もエレガント。
下のイヌは、ジーンズ、Tシャツ、宝石付きベルトをして
いました。 
(お金がかかっているのね~)

上のイヌは、迷彩色のシャツを身につけていました。
飼い主のバッグも同趣向。
(ちゃんと合わせているのね、ニクイなぁ~)


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銀座を抜けて、ビールでもと思ったのですが、
先月オープンしたばかりの丸の内の新名所
三菱一号館のカフェは
大入り満員でした。

ワインを飲んでいる人たちがいましたが、ビールのジョッキは見られませんでした。

(ワインは、おっしゃれだけど、ビールはダサいのかしら)

敷地内の美術館では、
「マネとモダン・パリ展」が行われ、そこも長い列が
出来ていましたので、さっ~と通りすぎて、
東京駅に出ました。
by tamayam2 | 2010-05-04 12:03 | 日々のできごと | Comments(12)