<   2009年 10月 ( 8 )   > この月の画像一覧

ヘブンリー・ブルー

初夏のころ、キューウリと西洋朝顔の苗を買って、
2階のベランダで育てていた。両方の蔓が絡みつく
ようにと、私としては念をいれてネットを張ったの
だが・・・・・朝顔のほうは夏中まったく花を
咲かせなかった。
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10月のはじめに、やっと遅い花をつけた。
ヘブンリー・ブルーという空色の清々しい花。
もう10月も終わろうとしているのに・・・
なんということだろう。

毎朝起ぬけに花を数えるのが楽しみになった。

Yamyam町の建てこんだ住宅地の空は、もう秋空だ。
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20日、新宿駅の近辺で、都庁方面の空もすっかり
秋の空だった。
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by tamayam2 | 2009-10-23 18:24 | 日々のできごと | Comments(11)

10月の植物園めぐり

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10月も半ばを過ぎ、秋もいよいよ深まってきているようです。
みな様は、いかがお過ごしでしょうか。

10月に親しい方から東京の植物園に案内してほしいという
依頼がありました。
こういうお話は、二つ返事で引き受けるのですが、
はて、さて東京のどこにご案内すればよいのか??
これは、けっこう難問でした。

園芸にご関心がおありならば、神代植物公園昭和記念公園
散策しながら、開催中の秋の花展などもよいか・・・。

小石川植物園は、樹木に関心がおありならよいが、温室は
休館中だし、いまの時期、あまり見るべき花もないし・・・。

先週、地方にお住まいで、野草や文学に関心のある方とは、
白金台の自然教育園を散策することにしました。
都内にありながら、うっそうとした木々に囲まれ、
武蔵野のめだたない野草にも名札がついていて、気に
入っていただけたようです。

地方都市に比べて、東京は空気がよくないのか、野草の
生育状態がいまひとつ、秋の木の実のつき具合も
いまひとつという秋枯れ状態でした。

都会のド真ん中でかろじて命をつないでいる植物たちを
いとおしく眺めながら、ご案内する側としては、やはり
少し残念な気持ちがしました。
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今週ご案内したのは、ドイツ人の植物仲間。公園ではなく
どうしても学名の名札付きの本格的植物園でなければ
なりません。東京では思いつかず、けっきょく、
つくば市の つくば植物園にお連れしました。大きい温室
もあるし、植栽されている草本も樹木も多岐にわたり、
設備的には問題はありませんでしたが、植物全体に
なんとなく生気がないのが気になりました。
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先日長野県飯山市で見たガマズミ。いま、山で元気のよい
のは木の実たちです。この日は、青ガエルが葉の上で
おやすみでした。
ガマズミ(Viburnum dilatatum スイカズラ科)

上のキノコは長野県蓼科で。
ツチグリ(Astraeus hygrometricus ツチグリ科)

長野県では、キノコ中毒を予防するためチラシなどが
配られていますが、日本人は世界的に見れば、
キノコをよく食する民族なのでょうね。

ツチグリは、食用になるそうで、
中国では缶詰にもされているということです。
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by tamayam2 | 2009-10-23 14:37 | 日々のできごと | Comments(3)

ニホンカモシカに出会った!

先日、蓼科、横谷峡を歩いていたら、黒い、大型の
動物が谷川を渡る姿が見えた。
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近くにいたおじさんが、
「イノシシ、イノシシ」と叫んでいたが、
同行者は、ニホンカモシカだと断定的に言う。
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家に帰って調べてみると、やはり、ニホンカモシカ
八ヶ岳の赤岳、蓼科の別荘地でも見られるという。
日本固有種で、特別天然記念物とは!?!
ニホンカモシカ (capricornis crispus)
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最近では、個体が増えて農作物の被害も報告されて
いるという話だ。
いずれ保護か捕獲か・・・問題になるかも
しれない。

カモシカと言っても、シカの種類ではなくウシ科!

とても大きい動物だった。私どものほうをじっと
見つめていた。滑りやすい岩を伝って悠々と川を
渡って上流のほうへ行ってしまった。
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紅葉はまだ部分的だが、黄や紅に染まった葉の
輝きを見に、三々五々散策している人々の顔も
上気しているようだった。
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by tamayam2 | 2009-10-17 20:31 | たび | Comments(16)

ヘナと トウゴマ

ベルリンの植物園の温室で、とても美しい青い花を
見つけた。写真におさめた学名を、東京へもち帰り
調べたら、ヘナ(ヘンナ henna)だったと思ったが・・・
北アフリカ、南西アジア原産。
追記)これは、ヘナではなく、マメ科のチョウマメ 園芸名、ブルージャックだそうです。
    間違っていてごめんなさい。kvさん、ありがとうございました。感謝!
    間違いの原因は、この植物の近くにあった名札を信じてしまったことです。
    ヘナは、ミソハギ科で、花の色は白または薄いピンクだそうです。
    これから注意します。



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私はヘヤーダイをしたことがないが、そういう名の
天然染料が、白髪染めやおしゃれ用に人気があるのを
知っている。

インドの女性が手に繊細な文様を描いているの
を見たこともある。染料の原料は、葉の粉末のよう
だが、花がこんなに美しいとは!
聖書にもコフェルという名で登場する。
(雅歌1:14)


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植物園の門前の植え込みの中央に聳え立っていたのは、
大きく育ったトウゴマ。赤いヤツデのような葉や茎が
美しかった。トウゴマのまたの名は、ヒマ。
トウゴマ【トウダイグサ科 Ricinus communis
      英Castor-oil plant】
東部アフリカ、インド原産。


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ヒマシ油の原料で、薬品でもあり、毒薬でもあり、
工業用に印刷などにも使われるそうだ。

これも聖書に出てくる。(ヨナ記4:6)この植物の陰で
日をさえぎったと書いてある。旧約聖書の時代から
人々の生活の近くにあった植物なのだろう。

日本では、もはやヒマシ油も使わないだろうし、園芸用と
しては、成長しすぎるのかあまり見かけないなぁ。
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植物園の温室の中で見たウズラ。こういう野鳥に出会える
温室が植物園の中にいくつかある。
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by tamayam2 | 2009-10-11 20:09 | たび | Comments(12)

エレベーターの 閉ボタン

ドイツに住んでいたころには気づかなかったことですが、
先ごろドイツのいくつかのホテルに泊まって、エレベーター
閉ボタンがない事に気づきました。
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エレベーターに知らない人と乗り込んで、ドアが閉まって
動き出すまで、ちょっとした沈黙のときが流れますね。
            ・・・・シーン・・・・
日本なら、エレベーターの操作ボタンの近くに立っている
人が、 閉ボタンを押すのが暗黙の了解になっています。
ドイツのホテルには、その閉ボタンが無かったのです。

自然と閉まるまで、乗客はじっと待っています。
人生の時間の1分やそこいら、こうやって待つことは
別に苦にならないのでしょう。
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だいたいいろいろな機械類の始動するまでの時間が
おっとりとしていて、「この機械、故障かな?」
と思ってちょっと不信感を抱きかけると、そろーっと
動き出すのです。機械に不案内な人、動作の鈍い私の
ような老人にはありがたいタイミングでした。

それから、ドイツでは、地上階は、0かEです。
うっかり1を押すと日本の二階に着いてしまい、何度か
失敗をしてしまいました。ぅふふふ

どこのホテルでも無線ランが使え(24時間分5ユーロ
程度)以前に比べ、PC環境は問題なしでした。


ドイツで見かけた植物。上の2枚は、毒草の
オオセンナリやハシリドコロ(ナス科)のようでも
あり、蔓性のようなので、ツルニンジン(キキョウ科)
かもしれない・・・。外国のものの同定には時間が
かかります。
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タデ科の園芸植物で、斑入りの葉が大変美しいもの ↑
を見ました。いま、日本の野原にもタデ科の植物が生い
茂っています。
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地味で頑健な植物ですが、ヒメツルソバ、ミズヒキの
V字型の斑は、天然の模様としては傑作のひとつでは
ないかと思って見ています。
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by tamayam2 | 2009-10-07 11:52 | たび | Comments(10)

サボテンの花

ドイツであるご家庭を訪問したとき、窓辺のサボテンの
鉢植えに花のようなものが咲いていた。
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五弁の花びらが見えているが、どう見ても
作り物(紙製か布製の)に見えた。

めったに花が咲かない珍しいものと、ご主人は、
誇らしげだった。触ってみたら、ラシャ紙を触った
ような感覚で毛羽立っていた。

とても生きた植物には見えなかった。
とりあえず客の立場としてご主人に敬意を表して、
写真を撮ってきた。
日本に帰ってからいろいろ調べたら、サボテンの
仲間ではないらしいことがわかってきた。

私は、多肉植物とかサボテンには、まったく知識が
ないのですが、じつは、奥がふか~いことがわかった
のです。
サボテン科ではなく、ガガイモ科なんですって。
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Stapelia grandiflora ( 大花犀角 ガガイモ科
                             アフリカ原産)

また、今回ケルンFrolaの温室で見たちょっと風変わりな
ちょうちんのような形の花も、ガガイモ科で、上記の
植物の仲間らしいことがわかった。
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確かに、端にちょっと写っている葉の形が多肉植物の
ものだった。ラベルには南西アフリカの原産の文字が見えた。
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Seropegia ampliata (ガガイモ科 アフリカ原産)

ウェブ上でサボテンの花と検索すると、そういう名の歌の
情報がわんさと出てくる。植物のサボテンの花を探すのに
苦労した。

ここ数日、サボテンの花の美しさ、はかなさ、また、
ガガイモ科の植物が環境に適応するためにサボテンの
ような姿に変えて自然界に生存していることや、
たいていのその種の植物は虫媒花で、虫をおびき寄せる
ために悪臭をもっていること。
めったに花が咲かないことなどを知った。

ガガイモとは、イモの一種かと思っていたが、けっこう
種類が多く、不思議な植物のようだ。
サボテンも同様に、私の考えていたものとは、だいぶ違った。

イモとか、サボテンとかひとくくりにして、悪かった!
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by tamayam2 | 2009-10-04 20:43 | 日々のできごと | Comments(6)

ドイツで見た野草

ケルンで友人宅に5泊しました。
お食事はお庭ですることが多かったですが、日本のように
蚊が全くいなくて、つくづくうらやましく感じたことです。

(東京の我が家の蚊は、まだまだやる気満々。 ちょっとでも
網戸を開けようものなら、容赦なく室内に侵入してきます。)

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水辺でよく見かけたのは、アカバナの一種、
アカバナユウゲショウツリブネソウ ↑

友人のお宅の庭で、思いがけずレンゲショウマ
黄レンゲショウマを見せていただけるとは!

シクラメンの原種も地植えにされていました。
斑入りの葉が美しかったです。
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時計回りに、
左上:シクラメンの原種 
右上:黄レンゲショウマ
右下:シクラメンの原種
左下:フウロソウの一種
左中:レンゲショウマ
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野原で見かけたミヤマウスユキソウに似た花 ↑
日本の園芸屋さんでみたことのあるアザミのような
植物。 ↓
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ブドウ畑で見かけた野草たち
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時計回りに、
左上:ゴマノハグサ科の植物 
右上:キジムシロの一種?
右下:ホソバウンラン(ゴマノハグサ科)
左下:キク科の植物
左中:ゴマノハグサ科の植物

日本でなら、山野草のお店で売り物になるような野草
が、そこいらへんに無造作に生えていることに、
興奮を禁じえず、ガツガツとカメラに収めておりますと、
ドイツ人に「そんなに珍しいですか?」と聞かれ、ちょっと
顔を赤らめました。

あることは、あるのですが・・・・
珍しい野草が咲くところには、人が殺到するという事情を
説明してうまくご理解いただけるかどうか・・・。
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by tamayam2 | 2009-10-03 09:45 | たび | Comments(4)

ドイツで見た木の実

この数日、雨模様の東京です。

街歩きをしていると、秋の実が目につきます。
花の後には、実がなるのは自然のことですが、
ドイツでもいろいろな実を見ました。
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どこでもよく見かけたイチイの実。  ↑
西洋では、弓矢の材料として昔から城や砦には必ず植えた
そうです。
一番ありふれた木の実は、西洋ニワトコ。 ↓
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主要な漢方薬でもあり、健康食品としてジュースも飲まれて
います。ドイツ語でHolunder。日本のニワトコとはずいぶん
様子が違います。

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ブナの実は、 ↑ 森で冬眠する動物の大事な餌です。

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ドイツトウヒの実が高い梢に垂れ下がってびっしりなってる
光景もよく見ました。この木は、トウヒ(唐檜)の一種でしょうが、
松脂がしたたり落ち、ロウのように固まっていました。
服につくととれませんから、注意が必要です。

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時計回りに、
左上:ツリバナの一種?
右上:野生のプラム
右下:ラズベリー
左下:シンフォリカルポス(雪晃木)
左中: ?

すべて野生のものです。森や野原で先月撮影しました。
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by tamayam2 | 2009-10-02 22:46 | たび | Comments(4)