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ボホール島で見たこと、考えたこと

今日は、三月の最後の日。お役所関係では、年度末ですね。
昨夜来の雨で、サクラもぬれほとび、季語でいうところの花冷え

フィリッピン、ボホール旅行の印象を、ニ、三記してしておこう。
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我々が到着した翌日、21日は、キリスト教では、 聖金曜日
(Good Friday)に当る。国民の85%がカトリックの
フィリッピンでは、もちろん、この日は大事な日。
泊めていただいたお家の方が、夜、五つの教会を詣でるというので、
ご一緒させていただいた。古い石造りの聖堂の中は、
信者でひしめき、熱い祈りが捧げられていた。

車で通った街道沿いの道にも、徒歩で教会巡りする人たちの
長い列が続く。イエス・キリストに模した男が大きな木製の
十字架を担いで行進する様子も見られた。
聖金曜日は、キリストが十字架に架けられ、死んだ日という
ことになっている。その三日後の23日(日)が復活祭だ。


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復活祭のパレード
に使われる山車の
ようなもの。

イエスの似顔絵を
描いた布を手に
している聖人像は、
この地方
独特のものか。
初めて見た。













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泊めていただいたお家の庭に建っていたゲスト・ハウス。
ニッパ (nipahマレー語)と言われるススキのような丈夫な葉を
織って文様を浮き出した壁がとても美しかった。
ニッパの葉の裏と表の色合いの違いを巧みに利用して編み上げた
壁模様。貧しい掘っ立て小屋のような家でもこんな壁だったので、
我々日本人からみると、ゼイタクななもんだなあ・・と。
プラスティックやアルミサッシ、新建材だらけの我々の家に比べて、
手づくり、天然素材100%の壁は、環境にやさしく、風通しもよく、
健康的な住まいに見える。
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メガネザル Tarsierを見に山のほうへ入って行くと、うっそうと
した高い木の茂る森に出た。何の木?とうかがうとマホガニー
(Mahogany センダン科)だそうで、仰天してしまった。
あの、高級家具や楽器の材料になる原木を見るのは初めて。
高木で、木の切り口は赤みを帯びて油分を多く含んでいた。

ワシントン条約
で保護されているようなこんな高価な木材を、現地の
人々は、焚き木にして普段の煮炊きに使っているようだったので、二重に
驚いた。恐らく、プロパンガスなどよりも、コストがかからない
のだろう、沿道のサリサリ・ストア(雑貨屋)でもマホガニーの薪
が積み上げられて売られているのである。これもゼイタクな話。
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by tamayam2 | 2008-03-31 11:12 | たび | Comments(0)

フィリッピン ターシャ (メガネザル)

世界最小のメガネザル、ターシャ(Tarsier)
復活祭(3月23日)前後に1週間ほど、フリッピンのボホール島
(Bohol島)へ行ってきました。

ボホール島は、フリッピンの中央部ビサヤ州にあるかなり大きい島
です。セブ島とレイテ島の間にあります。
その島の内陸部に、世界最小のメガネザルの保護地区があると
聞いたので、出かけてみました。島の中心の町、タグビラランから
車で45分ほど入った山中です。

おりの中に飼われているというより、人が8畳ぐらいの囲いの中に
入ってサルを探すのです。目を凝らしてみれば、手のひらに載せら
れるほどの小さなサルが5.6匹熱帯の木の幹にしっかりつかまって
大きな眼をこちらに向けているのがわかります。
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とても小さなサルなので、注意深く探す必要があります。

体長10~12センチぐらい、しっぽがネズミのように長く、指は吸盤の
ようなものがついていて身体に比べてアンバランスに大きい。
映画“ET”の宇宙人のような手です。

夜行性なので、驚かさないよう、静かに近づいていって写真を
撮りました。枝にしがみついているほかは、あまり動きが
ありません。(オーストラリアのコアラなども昼間は動きが少ない)
その特徴的な眼がときどきキョロキョロと動きます。
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眼は開いていても休息しているので、触らないように、
フラッシュを焚かないようにという注意書きがありました。

サルというより、やや大きめのネズミのような小動物で、
主に、クモなどの昆虫やヤモリなどの爬虫類を食べて生きている
そうです。絶滅の危機にある貴重な種類であることは言うまでも
ありません。

こういう珍しい動物を見れば、コーフンしない人はいないでしょうが、
Tamayam2は、昔からなぜか、ヒトより、小動物および、植物に、
強く反応する性質なので、この日は一日中、シアワセな気分で
いっぱいでした♪♪・・・

このBlogをご訪問くださった皆様にも、そのコーフンと喜びを
ぜひおすそ分けしたくって!
ボホール島の ターシャ(日本語)はここ
フィリッピンの ターシャ(英語)は ここ
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by tamayam2 | 2008-03-28 19:38 | たび | Comments(0)

ちょっと南のほうへ

19日からしばらく、南のほうへ、出かけます。パソコンは持って行き
ませんので、更新が滞ります。

留守中に、スパムメールがたくさん溜まることと思います。
戻ってきたら、一網打尽に・・・・。


                       Tamayam2 敬白
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by tamayam2 | 2008-03-18 20:03 | おしらせ | Comments(0)

早春の野草たち

東京は、ここ数日春らしい陽気が感じられます。


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鼠額大の庭に
出てみたら、
亡母が遺した鉢に
小さなランの花
を認めました。

春ランです。たった一輪ですが、よく
生き延びてくれました。



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道端にホトケノザが。
つぼみの部分が
赤紫でかわいらしい。

















シソ科オドリコソウ属を、 ドイツ語では、Taubnessel(ハトの巣)
というのです。“仏様がお坐りになる席”と感じた
日本人の感性と、“あら、ハトが住んでいる巣みたい”、
と思った西洋人。同じものを見ても表現の仕方が違うことを
面白く思う。どこにでも見られる雑草です。
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西武新宿線 東大和市の駅のフェンスにカラスノエンドウ(マメ科)か生き生きした花を咲かせていました。
テントウ虫も写っていました!
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その近くの東京都薬草園の前庭には、クロッカスの一群れが。
アヤメ科クロッカス属、サフランはパエリャの香料として
使われます。(同じ種種だと思いますが・・・。)

今夜は、サフランを炊き込んだごはんにしようかな・・・・。
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by tamayam2 | 2008-03-18 03:01 | 日々のできごと | Comments(0)

KY式 日本語

日本に帰国してから、困っていることの一つは、何かを読んだり、
人の話を聞いていて、よく分らない日本語の単語が多いこと。

ある雑誌の広告で、『KY式 日本語』北原 保雄 編著と
いうのを見た。


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北原 保雄先生は、
有名な国語学者で
いらっしゃる。
その北原先生が、
ご自分のイニシャル
KYを冠した日本語
というのは、いったい
どういうものだろうか、
と興味が引かれた。


北原 保雄先生というのは、それほど偉い国語学者なのですよ。


よく読んでみたら、KYは北原 保雄の略語ではなくて、
「空気 読めない」の略語だった。        
ガァーン!

KYは、時折、新聞や雑誌で見たことがあったが、なにか
意味不明の言葉で、私の頭の中の辞書には未登録の言葉だった。

安倍元首相が急に退陣したときに流行った言葉らしいが、
そういう一過性の流行語がいま、日本国中、津々浦々に
行き渡っているのだろうか。

だれでも、KYと聞けば、「空気、読めない」と解るの? え?

そもそも「空気、読めない」とは、周りの雰囲気をつかめないヤボな
奴というような意味なのだろうが、まさか、空気を読んで、政治を
行うわけではあるまいし・・・軽佻浮薄なこの時勢の軽さを象徴
するような上調子な言葉だ。
笑い事ではないと思う。

そういう注釈が必要な言葉ばかりでなく、地デジ(地上デジタル)と
いうような、音が汚い言葉。 (わたしゃ、切れ痔かと勘違いした!)

略語、外来語・・・教養のない私ども老人を戸惑わすこれらの言葉の
氾濫にみなさん、ついていけるのだろうか。
言葉は、人を排除するものではなくて、理解によって人をつなぐため
のものでしょうが!!!

道を尋ねると、「角にマツキヨがありますんで、右に曲がってもらって・・・」
などと言われる。
マツキヨとは、マツモトキヨシという薬局のことを指すのね。
(これじゃ、外国人はわからないぞ。)

洋菓子はスィーツ、ケーキ屋さんは、パテシエ、スポーツする人は、
アスリート
Athleteは、語頭のAにアクセントがあって、しかも、thの音があるので、
日本式アスリートのリーの上にアクセントがあると、
全く英語には聞こえない。

プロのスポーツ選手のことを指すのか、アマチュアのスポーツ愛好家
のことを言っているのか、
文脈で判断するしかなく、あいまいな使い方で混乱する。
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先日、熱海駅でコンシェルジェという看板を見た。その下に
(観光案内所)と日本語で書いてあったので、笑っちゃった。

こんなフランス語はだれでも知っているわけではないので、
はじめから日本語にすればよいのに。

ホテルのコンシェルジェ Concierge は、コンサートの切符を手配して
くれたり、半日バスツアーなどをアレンジしてくれたりする相談員の
ことで、旅先ではよくお世話になるプロフェッショナルのこと。

私のような無教養な年寄りには、誠に生きにくい世の中になったもの
だと嘆いておりまする。
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by tamayam2 | 2008-03-15 08:12 | 日々のできごと | Comments(0)

今日の切手(2):ネズミ

3月になってからやることではないのですが、新年にいただいた
年賀状の整理をしました。くじ運に恵まれない私宅でも、最下位の
記念切手が3枚当りました。150枚中の3枚ですから、
50分の1の確率です。お宅はいかがでしたか?


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今年
(2008年 
平成20年)
は、
干支の
先頭、
ネズミ年。






左は、木曾、奈良井宿の土鈴。 右は、甲府の土鈴。 



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左:12年前の
1996年(平成8年)は、
大きな唐辛子とネズミの図。




この年に、私が好きだった「男はつらいよ 寅さんシリーズ」の渥美 清が亡くなった。

右:24年前の1984年(昭和59年)は、打出の小槌(?)とネズミ。

この年は、私はカナダに住んでいた。植村 直己氏が、アラスカ州 
マッキンリーの山中で消息不明になった。

ヨーロッパでは、ネズミは、14世紀に起ったぺスト禍の歴史が
あるので、ミッキー・マウスのような愛すべきマスコットには、
なり難い。

ドイツの北部に、ハーメルン(Hameln)という小さな町があり、
そこを舞台にする「ハーメルンの笛吹き男」のお話は有名。

ネズミを追い出すのを職業とする男がいて、その男が笛を吹くと、
町中のネズミが家々から出てきて男に従う・・・ネズミばかりでは
なく町中の子どもたちもついて行き、そして、最後には・・・・・
子どもが一人残らず消えてしまうという怖いお話。

1284年に実際にあったできごとが基になっているということです。

                   過去ログ:ハーメルンの笛吹き
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by tamayam2 | 2008-03-14 11:13 | 日々のできごと | Comments(0)

キンポウゲ科の花々 

だんだん、空気がぬく~うなってきましたね。各地から楽しい
花だよりが届く季節になりました。

先にUpした早春の可憐な花 セツブンソウは、キンポウゲ科。 
小さき花 セツブンソウ

一見花びらに見えるものは、花びらに非ず、ガクで、中心を取り巻く
黄色の点々のようなものが花の退化した密腺というものだそうです。
中心の紫色や白い部分が雌しべと雄しべ。
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最近日本でたくさんの愛好者がいるというクリスマス・ローズ
花びらに見えるものには、薄みどりや、紫がかったピンク、
時には、まっ黒い種類もありますが、あれは、ガクの色。

ちょうど、受難節のころに咲くので、Lenten Rose とも
言われます。Lentとは、キリストが十字架にかけられる
前の受難節のこと。今年の復活祭は、3月23日ですから、あと
10日で復活祭(イースター)ですね。西洋では、クリスマスに
次ぐ大きな祝日。
日本の黄金週とは、重なりませんが、だいたい早春のころ、
3月の終わりから4月の半ばにかけて・・・毎年変わる移動
休日です。クリスマス・ローズもキンポウゲ科の花です。

さて、ドイツの友人がデュッセルドルフでミスミ草らしき花を
見つけたと写真を送ってくれました。ミスミ草、スハマ草、
雪割草・・・いろいろな種類があるようですが、とても希少価値の
ある山野草らしく、めったなことで自然界ではお目にかかれません。
(デパートの山野草売り場で、見られるかなぁ。)
昨年、4月中旬にベルリン、ダーレム植物園で見た白い花は
ミスミ草の仲間のようですが、葉の形は3枚ではなくて2枚。
ミスミ(三角)草、学名:Hepatica nobilis のHepaticaという
のは、肝臓のこと。写真では、葉は肝臓と見えなくもない。
肝臓は2つで一対ですからね。
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名は分らぬものの気になったので、撮影しておいたのです。
ダーレム植物園の早春の花々は、今年はいつごろ開花するの
かしら・・・私の心はざわざわ。

雪割草の種類もキンポウゲ科。
上:クリスマス・ローズ 新宿御苑 今年3月7日
下:ミスミ草(?) ベルリン ダーレム植物園にて 2007年4月13日
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by tamayam2 | 2008-03-12 16:15 | 日々のできごと | Comments(0)

花の木のしたで

花見といえば、桜花。
そろそろあちこちから早咲きのサクラの便りが聞こえはじめると、
日本人は落着いてはいられなくなる。
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私の心もザワザワするのだが、ドイツ人は、特にサクラだけに
心を寄せるわけではない。サンザシ、ミラベル(スモモの
一種)、アーモンドなどの花木が咲き始め、スノードロップ、
ラッパ水仙やクロッカスなどの球根類が地面からわぁ~と顔を
覗かせると、心がさわぎ、サンドイッチ類を持って森や林に
出かけたくなるようだ。

いま、どこでも梅の花がまっさかりだが、梅の木の下で
どの人もみな幸せそうだ。
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若いお母さんと子どもたちが木の下でキャッ、キャッと笑っている。
老夫婦が静かにウメを見上げて何か語らっている。
お昼休みに職場を抜け出した一団が、ぶらぶら歩きを楽しんでいる。

ウメの木の下で、サクラの花見のように、ゴザを敷き、飲めや
歌えやのパーティーをしている人は見かけない。

ウメはサクラに比べておとなしい感じがするし、花の一つ、一つ
がいいというより、ぼぉ~と霞んでいるような樹形と、
ほのかな香りのするあたりに身を寄せたくなるような暖かさが
よいなぁ。

上は、紅梅。いずれも 7日、新宿御苑で。
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満開のカンピザクラ。4日 小石川植物園で。

このサクラの横の井戸は、旧小石川養生所跡地。
庶民のための施療院。(享保7年 1722年建)
山本 周五郎『赤ひげ診療譚』の舞台になったところ。
この作品を基に、黒澤 明の映画『赤ひげ』が作られた。
三船 敏郎の赤ひげ先生役は、忘れられない。
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by tamayam2 | 2008-03-08 10:52 | 日々のできごと | Comments(0)

熱帯環境植物館

先日、私は板橋区立 赤塚植物園に行こうとして、
駅前の交番のお巡りさんと話していたのだが、
なんだか話がこんがらかってしまった。

どうしてかと言うと、植物園らしいものは、
1)赤塚植物園 2)赤塚公園 3)熱帯環境植物館

の3つがあり、それぞれが、別々の場所であることがわかった。
(名前がまぎらわしいのね。)

その近くには、都営三田線高島平、新高島平、西高島平と
いう3つの駅ががあり、大型団地がびっしり建ち並んでいる
広大な地域にわたっているのだ。
(こういう駅の命名法自体がイージーなのね。)


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結果として、
最初に間違って
行ってしまった
3)熱帯環境植館
に非常に
感動した。













東京都のどの区にも、ゴミ処理場があるのだろうか。
板橋区では、ゴミを処理する時に出る熱を利用して、温水プールや
熱帯植物館と水族館を造り、区民にサーヴィスを提供している。
比較的新しい施設であるようで、あまり区民に知られていないらしい。

私の住んでいる区には、区営の植物園はおろか、温水プールさえ
無いから、羨ましくて、羨ましくてため息が出そうだった。
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そこで、ヒスイカズラ(Strongylodon macrobotrys マメ科)
という珍しい花を観た。フィリッピン・ルソン島原産の植物
だが、自然に花が咲くことはめったになく、小石川植物園の
ご尽力でやっと受精に成功したということだ。
ヒスイ色の50cmほどの花房が、天井近くからいく重にも
垂れていて、それは見事な眺めだった。

この熱帯植物園では、他にも多くの珍しい植物を見ることができ、
併設の水族館も非常に管理がよく、内容が充実していた。
 (いろいろな国で、水族館を見てきた私が合格点をつけるの
  ですから、間違いありません!)

板橋区の区民のみなさんは、胸をはってこれらの施設を
十分にご利用くださいね。HPは ここ
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by tamayam2 | 2008-03-05 17:13 | 日々のできごと | Comments(0)

小さき花 セツブンソウ

冬枯れ状態で、ほとんどの木々に芽吹いていない2月末から3月に
かけて、陽だまりの中にほんの短い期間に咲く小さな花々がある。
ヤブイチゲ、ニリン草、ミスミ草など、キンポウゲ科の植物群。
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昨年の早春、デュッセルドルフ郊外の公園をFさんと歩いていた
とき、偶然、ヤブイチゲの群生を目撃して興奮した。
落ち葉がふかふかの、木漏れ陽がちらちら差すような斜面の下が
一面に白く輝いていた。それがヤブイチゲ。

黄色い花群れは、キバナセツブン草、やはりキンポウゲ科。

その後、日本のBloggerのページで「春の妖精」セツブン草の写真を
見て、何と可憐な花なのだろうと感動した。ドイツでは、見かけない
種類なので、ぜひ一度見てみたいものと思っていた。
                  
先週、三鷹市野川公園で、今週、板橋区赤塚植物園で見て来
ましたよ。
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とても小さな花で、高さは、せいぜい3,4cm。
地に這いつくばるように咲いている。
いずれ周りに背の高い雑草が茂れば、見分けるのが困難なほど
小さな植物。
絶滅の危機圏にある植物なので、人が踏み込まないように囲いが
してあった。その姿は、大事に大事に保護されてやっと生存して
いる感じで、痛々しかった。

ヨーロッパでは、そういう野生の植物が森の木々の間に絨毯を
敷きつめたように咲いていることがあるが、だれもあまり関心を
はらっている気配は見えない。

盆栽のように鉢植えにされることもないし、山野草が園芸店で
売られていることもない。そういう花に近づいて写真を撮ろう
とする私のような不心得者もいないみたいだから、そのような
小植物にとっては、生存しやすいのであろう。

ミニアチュア・サイズのものに、「ちひさきものは、いとをかし」
と、「もののあはれ」を感じるような詩心が問題なのかなぁ~。
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by tamayam2 | 2008-03-05 15:12 | 日々のできごと | Comments(0)