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思いがけない宿   水上温泉

先週、26日(金)。新潟から東京へ戻る途中、午後からだんだん
雲行きが怪しくなり、関越道はひどい土砂降りになった。

夕闇も迫ってくるし、ワイパーをいくら動かしても視野が悪くなって
いくばかりである。運転に不安を覚えた私は、水上温泉で一泊する
ことにした。

よる暗くなってから着いたので、その旅館がどういうところに位置して
いるのかも知らぬまま休んだ。
翌朝、目が覚めて外を見て、おどろいた。
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窓からは、利根川の流れと色とりどりの紅葉した木々が広がっているでは
ないか。錦繍(きんしゅう)という古めかしい言葉が思い出されたほど、
うっとりと眺めてしまう景色である。
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ドイツにも紅葉はあることはあるが、たいていは、黄色か明るい茶色で、
Goldener Oktober(黄金色の十月)という言葉どおりに、町中が黄金色
に輝く。

赤い色の紅葉は、ほとんど見かけない。日本の秋の色を見て、やっぱり、
これが、正しい日本の秋の色!と、ナットク。

翌日は、台風一過、秋晴れのよい天気だったので、無理をしないで一泊
してよかったと思った。
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by tamayam2 | 2007-10-31 19:46 | たび | Comments(0)

大文字草と 園芸ビジネス

10月の終わりの声を聞くと、なんとなく気ぜわしい感じがしてくるが、
みな様はいかがでしょうか。
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先週、ドイツから友人がきて、新潟に出かけた。そのとき、県立植物園
大文字草の展示会をしていると聞いたので、立ち寄った。
ダイモンジソウは、ユキノシタ科の植物で、もともとは野草だと思うが、
最近の育種技術によって栽培用に品種改良されて、注目されている
植物だということだ。

ドイツでは、普通にユキノシタをあまり見ることはなかったが、デュッセル
ドルフの大学付属植物園の日本のコーナーに、ギボウシなどと共に植えられ
ていた。(写真↓ 野生種 2006年6月撮影)
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5弁の花弁のうち下の2枚が長く、「大」という字に似ているので、ダイモンジ
ソウという優雅な名がついている。
ダイモンジソウ(Saxifraga fortunei ユキノシタ科 )

野生のものは、白で、上の小さい花弁に赤い斑が入っていたりして、よ~く
見れば、とても繊細で美しい花である。それに、肉厚な葉や茎にも赤みがか
った色がにじんでおり、東洋的な美を感じていた。漢方の働きもある。

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新潟の展示会場には、石に少量の土を配し、外の野草とともに寄せ植え
されたミニ・盆栽仕立てや「こけ玉」仕立てのものもあって、
ドイツ人育種家の目をみはらせるのに十分だった。

作成者の I さんによると、いろいろな色の種類、斑入りの種類、さらに、八重
咲きを作ることなど、品種改良の余地がたくさんあるということだ。

日陰を好む植物だし、小ぶりなので、玄関先や浴室のインテリアとして、
これから宣伝していきたいというお話。

私は、植物が好きではあるが、栽培種のことや、園芸ビジネスのことはあまり
考えたことがなかったので、こんな野草にそういう市場価値があるのかと、
驚きをもって眺めた。
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by tamayam2 | 2007-10-31 07:11 | たび | Comments(0)

御苑のバラ

秋の真っ最中なのに、なかなか外に出る機会がない。この日、丸の内線
新宿御苑駅付近に行ったので、御苑の北の道だけちょっと歩いてみた。


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空高く、
きれいな秋雲が
ひろがっていた。
暑くもなく、
寒くもなく、
本当に散歩日和。















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道の中ほどに、レトロな木造平屋造りの建物が。明治29年にできた
旧洋館御休所(皇族の方の休憩所 重要文化財)。レースのような軒飾り
やレリーフなど、明治年間にアメリカで流行ったステック・スタイルと
いわれる様式なのですって。
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休館中の温室の前庭に秋のつるバラが咲いていた。白いのは、
リンデンホフというドイツで交配された品種だそうだ。
清楚な美しさに見入ってしまった。
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by tamayam2 | 2007-10-24 21:19 | 日々のできごと | Comments(0)

東京の植物園事情

9月から10月にかけて、東京都の植物園に出かけた。
全国的に見ると、東京都は植物園の数が最も多いと人から
聞いていたし、ドイツから近々人が来るので、案内したいと思って。
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今まで訪ねた植物園と、入場料
1.  小石川植物園 (東大の研究所の一部 文京区)     330円
2.  自然教育園  (国立科学博物館の一部 目黒区)    300円
3.  新宿御苑(環境庁所管 国民公園財団の管理 新宿区) 200円
4.  神代植物公園(都立 調布市)                 500円
5.  東京都薬用植物園(都立 小平市)              無料
6.  昭和記念公園(国立 立川市)                 400円

行く前に、場所や休園日の確認など、HPで確かめてみた。お役所関係の
施設は、利用者が最も知りたい情報にはなかなかたどり着けない。
どうやって行くか、休園日や閉園時間、料金・・・など。
園の沿革や研究内容などに重点がおかれている。
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素人さんの見学は、なるべく遠慮してほしいのだけど、ま、来たかったら
来ても構わないからね、という姿勢が感じられる。
お役所の作るHPはどうして、こんなに魅力に乏しいのだろうか。

4と6の「公園」と名がつけば、子供さんが来て、芝生を駆け回っても
構わないよ、というメッセージが読み取れる。
3~6は、子供用のストローラーや車椅子の貸し出しもある。
ペットと共に入場できるのは、6だけ。


利用規則をみてみると、池にミドリガメを放つ不心得者やペットの糞の始末、
ごみの処理で困っている施設側のご苦労も感じられる。いろいろ規則を作って
ガードを固くしておかないと、非常識な人も中にはいるのだろう。
ご苦労なことです。日本では、基本的には性悪説で行くらしいのね。

たいていの園の入園料は、公的施設だから、安く抑えられている。
英国のKew Gardenの12ポンド(約2800円)と比べれば破格のお値段。
これは、すばらしいこと。しかし、入園券の売り方が変だった。

大方の植物園の入場券は、自動販売機で買う仕組みになっている。
窓口の人は、入園者が正しく券を買ったかどうかチェックする任務を
専らにしているようだ。人がそこにいるのに、人から券が買えず、機械から
買わなければならない。
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ある園では、入り口の斜め先にあるタバコ屋さんで券を買って来るように
言われる。「はい、はい、買って来ましたよ。」と窓口のお嬢さんに差し出す。
「園内地図は?」とうかがうと、それも自動販売機で買うように。
そのお嬢さんは、窓口でぼんやり立っているだけで、入園者が正しく
自動販売機を使用しているかどうか、見張る係りのようだ。
外国人には、こんな込み入ったシステムは理解できないだろうね。
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あの人は、園の職員(公務員)ではなくて、アルバイトの人だろうと思うが、
ネェ、きっと、そうなのだよね?
そうでなかったら、あまりにもラクな仕事ではなかろうか。

写真:10月5日 小石川植物園 イチョウの精子が初めて発見された
           大イチョウ  銀杏がたくさんなっていた。
           ジョロウグモ
           大イチョウの幹にいたスズメバチ
           この植物園に住み着いているネコ
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by tamayam2 | 2007-10-21 07:47 | 日々のできごと | Comments(0)

コスモスで できた丘

うす曇りの朝。明日から天気がくずれそう・・・という情報。
今日こそ出かけなくてはと決意して、西立川にある昭和記念公園へ。
昼ごろには、陽も差してきて、おだやかな秋の日になった。

じつは、東京に帰ってきて、東京での定点観測の場所をさがそうと、
あちこちの植物園や公園に足をはこんでいたのですが・・・
なんとなく、心にビビっとくる場所が見つからず、
東京にいるのに、自分が異邦人になったような、心もとなさを感じており
ました。
いわゆる、「逆カルチャー・ショック」というヤツなのでしょうね。
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関西弁のFさんだったら、「アンタ、ごちゃごちゃ言わんと、
皆が行く人気のトコへ、出かけたらよろし。」とか言うだろうな。
そう思って、いま見ごろだというコスモスを見に出かけたのです。

いゃ~あ、驚いたのなんのって。
わたしゃ、コスモスが、花壇一面にどこまでも広がっている風景を
想像していましたが、確かにそういうのも、アリ。しかし、なんと
言っても見所は、丘陵全体がコスモスで埋め尽くされているダイナミック
な光景。コスモスの丘といった生やさしいものではなく、
「コスモスでできた丘」。
その場に居合わせた人は、だれでも、お、お、お・・・・と言って言葉を失う。

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日本人って、凝ると、ここまでやるんですね。
「物づくり大国、ニッポン」という言葉がチラと脳裏をかすめましたよ。

春から土を耕し、種をまいて、秋のちょうどこの時期に丘を埋め尽くす
ように設計し、準備してきたそうです。半年ごしの大掛かりなプロジェクト
だと言えます。

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いま、心惹かれている日本のチョウにも出会え、十分に満足しました。

写真:上のチョウは、ツマグロヒョウモンの オス(?)
    下は、ミントの花の蜜を吸うアオスジアゲハ
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by tamayam2 | 2007-10-19 03:33 | 日々のできごと | Comments(0)

R.L.スティーブンソンの 旧家

9月に、二度ロンドンに行き、あちこち歩きまわった。
ラッセル地区に宿を取ったが、そこにチャールズ・ディッケンズの住居
跡があると、友人のMさんが言うので、その住所を訪ねて行った。
歴史的建造物には、青い陶製の楕円形のプレートがはめ込んである。
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その後、ハムステッド地区では、キーツの家や、ロバート・ルーイス・
スティーブンソンの旧家を、チェルシー地区では、オスカー・ワイルドや
カーライルの家を、ブルーのプレートで確認することになった。

R.L. スティーブンソン(1850-1894)のプレートを偶然見つけたのは、
夕暮れ時の薄暗くなりかけた住宅街であったが、
同行のYさんが、突然美しい声で Bed In Summer という
彼の英詩の一部を諳んじ始めた。

うかがえば、学生時代のご専攻は英文学とか。英詩を暗誦することなど、
昔の学生はよくしたのだろう。
夕暮れの丘に彼女の朗々とした英詩がひびき、その町の風景とともに
忘れられない印象が刻まれた。

英国の夏(5月ごろから9月末ごろまで)は太陽がまぶしく、夜の9時
ごろまで明るい。それなのに、「子供は、7時にベッドに入るもの」と
決められている。口答えできず、ベッドに追いやられたものの、納得が
いかない子供の心情を綴った詩。


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・・・・もっと、もっと外で
   遊びたいのに、
   大人たちはそぞろ歩きして
   いるのに、
   どうしてボクはベッドに
   行かなければならないの・・・。





英詩のお約束どおり、night, light や、day, wayと・・・末尾は
韻を踏んでいる。
『宝島』の作家は、ベッドの中で、冒険旅行などを夢見ながら長い夏の
夜を過ごしたのではないだろうか。
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日本でも、歌碑などをみて、すらすらと短歌が出てくる人たちがいる。
昔に習い覚えたことが、無駄にならなかった人たちだ。それが
若いころとは違い、キザな感じではなく、素敵だなあと思う。
そういう人たちと旅行をしていると、2割増ほどトクをしたような気がする。
(嗚呼、俗物的な表現で、彼らには聞かせられないが・・・。)

ロンドンのチェルシー地区というと、東京の田園調布。ここの一隅にある
Chelsea Physic Gardenという薬用植物園は、17世紀から続く
由緒ある植物園。(1673年 開園とは、驚き!)
水曜と日曜の午後しか公開されていないが、その日にロンドンに居合わせ
れば、ぜひ立ち寄ってみたいところ。
英国の、古きよき時代の博物学の伝統が感じられる。

写真:チェルシー地区の住宅で見かけたアサガオ
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by tamayam2 | 2007-10-16 00:41 | たび | Comments(0)

オトギリソウ

トウワタの毒について知った「毒草を食べてみた」という本を見ていると、
あら、きれい! あら、素敵!と素朴に感じていた植物の別の顔が
見えてきて、自然界の仕組みに驚異を感じる。

毒食わば、皿まで・・・またか、と思われるかもしれないが、私にとって、
最近の発見だったオトギリソウ(Hypericum androsaemumオトギリソウ科
オトギリソウ属)について書いておきたい。
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花も実も、その紅葉した葉でさえ、美しく、西洋では比較的ありふれた植物。

この植物の毒性は、紫外線によって引き起こされるということで、
牧畜業のさかんなところでは、長年、動物やヒトの皮膚ガンのような被害
に悩まされてきたそうだ。時には、致命的被害をもたらすこともある。

日本では、弟切草という漢字が当てられ、江戸時代から兄弟の確執のストー
リーがその背後にあるらしい。

葉をすかして見ると黒点が見えるが、それは、兄が弟を殺したときの血の
しぶきであると・・・。(そう考えてみると、怖いなあ。)
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家の鼠額大の庭に、ビヨウヤナギ(Hyporicum chinense 美容柳、または、
未央柳)という、これと親戚筋の、日本ではごくありふれた庭木が植わっている。
同じような黄色い花を咲かせている。毒草であるかどうかは、どこにも明記され
ていない。

書けば、庭に植える人がいなくなるからかもしれないが、剪定のときには
注意しなくちゃ。

この写真は、ワシントンDCの国立樹木園(National Arboretum)で、
9月に撮った。

DCの植物園では最大で、植物好きには、見逃せない場所である。
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by tamayam2 | 2007-10-14 10:13 | たび | Comments(0)

トウワタ

先週、天気のよい日に、都内の植物園を二、三のぞいてみた。
秋の日は、つるべ落とし。こんな日がいつまで続くのやら・・・。

数週間前の主役は、紅や白のヒガンバナ。目立たない引き立て役は、
ミズヒキや、シモバシラ、イヌショウマ。やっぱりこういう日本的な
植物がものめずらしく感じられた。
ヤブミョウガも、青い実を光らせて、しっかり存在を主張していた。
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日本であまり見かけないもので、北米ではありふれた野草は、
トウワタ(ガガイモ科 トウワタ属 Milkweed)。

赤とオレンジ色の一見、か弱そうな秋の野草なのだが、
それが、どうして、どうして、かなりの有毒植物らしい。


c0128628_7102551.jpg植松 黎「毒草を食べてみた」
(文春文庫099)によると、
家畜などがこの草を食べて
命を落とすこともあるという。





アメリカの国蝶のオオカバマダラ(Monarch)の食草なので、北米では、
いたるところに生えている。

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綿が飛び出て、キラキラ光っていて、美しいと思い、好もしく思って
カメラにおさめてきたが。
(人は、おっとモトイ、花は、)見かけにはよらないものね。

タンポポのように綿毛が飛んで、あちこちに根付く強い野草。
日本にも自生しているのだろうか。
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by tamayam2 | 2007-10-13 14:43 | たび | Comments(0)

ホッパーの回顧展 ワシントンDC

ワシントンDCのスミソニアン博物館群には属していないが、ナショナル・ギャラリー
西館は、見ごたえのある作品の宝庫である。前にも観たことがあるが、フェルメール
の4点や、ダ・ヴィンチの油絵など、名品ぞろいで、その上無料。
       フェルメールを観る フェルメールを追い求めて
居心地のよいパティオのような空間が用意されていて、歩きつかれたら休める。
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今回は、地下通路でつながっている東館に行ってみた。
中二階のような会場で、ちょうどEdward Hopper( 1882-1967)の回顧展をやっていた。

朝11時前だったが、ガラス張りの会場に朝日が差し込んで、会場へのアプローチと
しては、すばらしい演出効果だ。

ホッパーは、20世紀を代表するアメリカの画家で、部分的にはあちこちで観たこと
があったが、彼の初期から晩年の作品まで、ずうっと通して観たのは初めて。
ありふれた都市の風景が、彼の手にかかると、意味ありげなドラマになる。
孤独な女性がポツンと場末の食堂に座っていたり、寝静まった街角の薬屋のショー
ウィンドーに灯りが灯っていたり、だれでも、どこかで見たような風景なのだが、
孤独な都会人の息づかいが感じられる。

会場内で15分ぐらいの映画もやっていたので、彼の画家としての生涯をたどること
ができた。


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展覧会場の
入口にすえられた
大きなパネルは、
Nighthauwks
という代表作。







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その横の、吹き抜け天井には、カルダー(A. Calder 1898-1976)の軽やかなモビール
が音も無く、静かに廻っていた。

ワシントンに住んでいる人は、忙しい政府関係者が多いのだろうが、ちょっとのヒマ
さえあれば、こういう展覧会に立ち寄って、気持ちのよい空間で、くつろぐことが
ができて、うらやましいなあと思った。説明のイヤーフォンを5ドルで借りた以外に
お金がかからないし、座り心地のよいベンチでパンフレットを見たりして贅沢な
午前中を過ごした。
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by tamayam2 | 2007-10-10 07:22 | たび | Comments(0)

ワシントンDC  チョウの集まる茂み

世は、三連休ですってね。外国製のカレンダーを使っていて、6日まで気づきません
でした。ある集まりで出席率が悪いなあ、と思っていたら、三連休だもん・・と。
はぁ~、なるほど、以後気をつけます。
さて、少しゴタゴタすることがあって更新が遅れてしまいました。
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イギリスから出かけたワシントンDCは、アメリカの首都、政治の中心地。
私は、家族に会いに出かけたので、プライベートな滞在を楽しみました。

市の中央にあるスミソニアン博物館群は、今回はパスしましたが、ナショナル・
ギャラリー彫刻庭園と自然史博物館のあいだに、ちょっとした細長い植え込み
があり、私はそこが気に入ってしまいました。
上の写真のように、チョウの食草を集めた植え込みで、運がよければ、DCに生息する
70種のチョウが見られるということです。
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写真上:Dryas Julia
米国全体には、200種のチョウがいますが、水辺、草地、森の傍ら、住宅地の裏庭、
その4つの自然環境を人工的に再現した空間だそうです。チョウの好む草花だけが
植わっているので、花壇としては、地味で、どうってことない野草の茂みに見えますが、
そこに小一時間もいてごらんなさい、チョウがひらひらと集まってきます。
どこに止まるのかを注意深く目で追い、息を凝らして、そうっと近づきます。
子供のころ、補虫網ににぎりしめて、昆虫採集したときのドキドキするようなコーフンを
覚えます。
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この空間に限らず、どこででもよく見かけたものは、写真上:Monarch(オオカバマダラ)。
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Zebra Longwing Butterfly
ブッドレアー(Buddleja)、トウ綿(Milkweed)、ランタナ(Lantana)の花が咲いて
いれば、たやすく見つかります。Monarchは、アメリカ独特の渡りをするチョウということ。
アメリカの国蝶だそうですが、日本の国蝶もあるのかな・・・。
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Crimson-patched Longwing Butterfly
DCの動物園は、スミソニアン博物館の一部ですが、場所は、中心より北部の住宅街の
中にあります。爬虫類館の一部にチョウが住んでいる温室があり(地図には書いてあり
ませんが)その裏手には、チョウの食草だけが植えられた空間がありました。
懐かしいシオンの数々、アベリア、ミントの種類などが繁茂していて、昆虫と食草の
関係を昆虫学者が調べているのでしょう、地味な場所ですが、私には、目玉のパンダ
より魅力的なところでしたよ。
下から2枚の写真は、動物園で撮影。
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by tamayam2 | 2007-10-08 18:38 | たび | Comments(0)