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【706】アウェイ インナ メンジャー

子供のころ教会学校で習った歌に、
“Away in a manger”というのがある。
子供だから意味はわからなかったけれども、メロディーは覚えている。
この歌は、「まぶねの中に」とか「かいばおけで」という名がつけられている。
Mangerというのが、飼い葉桶(かいばおけ)の意味で、
イエス・キリストがベツレヘムの貧しい旅屋の馬小屋で生まれ、
ベッドの代りに馬の餌を入れる桶の中に寝かせられた聖書の記述による。
                (ルカによる福音書2章6節以下)

Away in a manger no crib for a bed
(飼い葉桶の中、寝床のベッドもなく)
The little Lord Jesus laid down his sweet head
(小さな主イエスは、かわいい頭を寝かせていた)
The stars in the bright sky look down where he lay
(お星様は空から赤ちゃんを見下ろして)
The little Lord Jesus asleep on the hay
(小さなイエスは干し草の上で眠っておられた)


中学生になってミッションスクールに入ってからは、歌詞の意味を教わった。
詩の末尾に、bed と head、 layと hay・・・のように韻が踏んであること
などをアメリカ人の先生に教えてもらって、感心した覚えがある。

先日、親しい方から“Away in a manger”というクリスマス・キャロルを知っている?
と聞かれたので、こういうメロディでしょう?と言って歌ったら、それじゃないと
おっしゃった。

私が覚えていたのは、James Murrayという人が作曲した曲(1887年)


彼女が言うのは、William Kirkpatrickという人が作曲した曲(1895年)


Murrayのものは、日本やアメリカで有名で、Kirkpatrickのものは、英国やアイルランド
で有名だそうです。Youtubeで見て見ますと、今は、Kirkpatrickのもののほうが
圧倒的に多く演奏されているようです。
いずれも、懐かしく、美しい旋律です。

作曲者は二人いるわけですが、作詞のほうは、よくわかりません。
一説にマルティン・ルターという説があるようですが、これは、信ぴょう性が薄い
とWikipediaに書いてありました。

明日の夜は、クリスマス・イヴ・・・
いと高きところには栄光、神にあれ、
地には平和、みこころに適う人に、ありますように。

by tamayam2 | 2014-12-21 20:20 | 音楽 | Comments(8)

【692】世界の言語の中で

ふだん、TVを観ない私だが、雑誌などを見ていたら、
あちこちから”アナユキ”という新語が見えてきた。
NHKの朝の連続ドラマ“花子とアン”に関係があるのだろうか・・・と
ぼんやり考えていた。
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何かの折に若い人に聞いてみると、それは、ディズニーのアニメ映画のことで
今大変に人気があるのだそうだ。本来の題は「アナと雪の女王」。
そのテーマソング、Let it go がTVでしょっちゅう流れているから、YouTubeで
聴いてごらん、と言われ聞いてみた。
そうしたら、日本語の歌詞の他に25か国語で歌われているヴァ―ジョンもあり、
それを面白く見ているうちに歌まで覚えてしまった。25か国ヴァ―ジョンはここ。↓

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25の言語がどうして選ばれたのか・・・よくわからないが、この映画を観そうな人が
住んでいる地域の言語が選ばれたのかもしれない。
しかし、人口の多いインドやアジア圏、イスラム圏の言葉が少ないような気がする。
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歌の中に出て来る言語は、
英語、フランス語、ドイツ語、オランダ語、北京語(マンダリン)、スウェーデン語、日本語、
スペイン語(中南米の)、ポーランド語、ハンガリー語、スペイン語(欧州の)、
カタルーニャ語、イタリア語、韓国語、セルビア語、広東語、ポルトガル語、マレーシア語、
ロシア語、デンマーク語、ブルガリア語、ノルウェー語、タイ語、フランス語(カナダの)、
フラマン語(ベルギー北部の)・・・の25。
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これとは別の統計で、言語使用者の多い言語を調べて見ると、
英語、フランス語、スペイン語、アラビア語、北京語、ロシア語、ポルトガル語、ドイツ語、
日本語、ヒンドゥスターニー語、マレー語、ペルシャ語、スワヒリ語、タミル語、イタリア語、
アフリカーンス、ベンガル語、トルコ語、ベトナム語、ポーランド語、ジャワ語、パンジャブ語、
タイ語、広東語、朝鮮語・・・となっている。
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わが日本語が、どの位置におかれるのか、ちょっと気になるところである。
なぜなら、その言語を使用する人口が減れば、その言語は衰退の道をたどる。
現在6000~7000あると言われる世界の言語だが、100年以内に100以上の言語
が消滅するだろうと言われている。日本に関していうと、アイヌ語や琉球語などが
衰退の危機にある。
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「アナと雪の女王」という題名が長すぎるからと言ってすぐ「アナユキ」などと
短縮化してしまう、無神経な言語感覚を持っていると、将来が不安だ。
言語は、人とのコミュニケーションの道具なのに、なんとなく隠語化
させて、仲間うちでひそひそやっている点が気になる。
別に隠すほどのことでもないのに・・・。

外国に行って日本人がこういう短縮語が通じると思って、人前で堂々と使うことが
ある。見ていてヒヤヒヤする。
テレビ、コンビニ、スマホ、ネット、コピペ、インフラ・・・など等。

これらは、日本の仲間うちでしか通じない隠語です。
国際社会で通じる英語ではけっしてありませぬよ。

写真、一番上は、黒法師【ベンケイソウ科 Aeonium arboreum 】
ベンケイソウ科やサボテン科の植物を集めてみました。

PS)アゲハチョウ(ナミアゲハ)の羽化を観察されたsmallcreatureさんのBlogはここ


by tamayam2 | 2014-06-20 15:22 | 音楽 | Comments(13)