カテゴリ:日々のできごと( 491 )

【763】三月に突入!

先回は、二月に突入・・・でした。なんという怠け者!

一月もBlogをほったらかしにしていたので、友人から
電話がかかってきました。
「あなた、元気なの?それとも、具合が悪いの?」
こころ優しい友人!ありがたいことです(涙)
私は、元気です。やっと自前の足で歩けるしあわせに、
昔行ったところを、ぼちぼちヒマを見つけては、出かけて
います。とは、いえ、一日一件です。掛け持ち、欲張りは
しないように心がけています。以前より体力が落ちたなぁ~
と思いますが、仕方がありません。
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順不同で、2月に出かけたところを二、三取り上げます。
①2月12日、教会の用事の帰りに、久しぶりに井の頭
公園を歩いてみた。真冬で、何もないだろうと思っていたのに、
さにあらず、自然園の中でオシドリを見た。
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檻にいるオシドリを撮影したのだが、昔、2006年にドイツ
で、森の奥の池で、オシドリの群れを見たことを
思い出し、昔の写真を捜してみた。
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写真は、右クリックすれば、撮影日時を検索できるので、
大変便利だと思った。特にいい写真ではないが、
懐かしいのでFaceBookにUpしたら、かなりの
反響があった。都会では、めったにお目にかからない
水鳥だが、吉祥寺の井の頭公園にいたとは!
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②22日、池袋のお教室の方々に誘われて、高速ジェトで
伊豆大島に日帰りで出かけた。足が悪いので・・・と
断ったのだが、バスで巡るからぶらぶら歩きで十分と
言われたので、参加した。あいにくうす曇りの日だったが、
ツバキ、オオシマサクラの満開を見ることができて、
しあわせな一日になった。
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③Blog仲間のトミ子さんから、「魔女の秘密展」
というおどろおどろしい名前の展覧会の切符をいただいた。
トミ子さんは、ドイツにおられるが、この企画の
ために翻訳を担当されていたのだ。

私は、ドイツの北のほうブロッケン山の辺りが
好きで、数回旅行したことがある。お土産物屋で売って
いる人形は、黒い服を着た鼻の曲がった老女が箒に
またがって空を飛んでいるもの。その旅行をきっかけに
魔女とはなんだろう、魔女裁判とは??と非常に関心
があったので、怖いもの見たさに24日、出かけていったのです。
展示は、そんなに怖くなかったですが、魔女が人を
毒殺するときに使う道具とか、薬草の話がおもしろくて、
興味をもって見学しました。トミ子さん、ありがとう。
薬草のことが書いてある本を一冊購入し、大変興味深く
読みました。
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その展覧会が行われている場所が、な、なんと、原宿の
ラ・フォーレ。原宿に一歩足を踏み入れた途端に、
これは、私の来るところじゃないんじゃないか??
何しろ歩いている人は、若い人ばかり、ガイジンさんも多く、
辺りは、まるで日本の風景ではなく、異国のようでした。
ラ・フォーレの前の東急プラザの入り口がこんなんです!
目がくらみそうでした!
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しかし、少し歩いて行きますと、表参道の手前に、あの
なつかしい、同潤会アパートが、と思ったら、そのアパート
はとっくに取り壊され、今は、おっしゃれ~な商業地区に
生まれ変わっていたのでした。
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安藤忠雄という建築家がアパートの古い外観の一部だけ残して、
「表参道ヒルズ」にリメイクされたのだそうです。
昔風の建物の前で、中国人の親子が写真を撮りあって、はしゃいでいました。
それが、なかなかほほえましい場面でしたので、撮影させてもらいました。

これからも、しっかりUpしてまいりますので、どうぞ
よろしくお願いいたします。さぁ!三月、頑張るぞ~

by tamayam2 | 2016-03-02 09:32 | 日々のできごと | Comments(16)

【762】二月に突入!

暮れから正月にかけて、高揚したふんいきが少しずつ
落ち着いてきたころ、はっと気づけば、もう二月!
私も「びっこ」(差別用語?)ながら、歩けるように
なり、何とかフツーの日常生活を送っております。
長く歩くと足に負担がかかるのか、疲れますので、
ぼちぼちと出かけております。
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1月に小田原で、ウメの花を見ました。
ウメは、古典では「むめ」と書かれました。
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日本人は、「う」の前に口を結んで、mmeまたは、
ngmeと発音していたらしいです。中国語でも「メー」と
いうような発音ですからね。
このことをfacebookに書きましたら、いろいろな反応が
ありました。(すばやい反応が返ってくるところがSNSの良い点です)
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若い方で、何かおいしいものを食べたら、「うんまい」、とか
「うんめぇ~」とか、表記なさる方がいて、それがなかなか感じが
出ているので、mmai, mmeeは、ウメの表記と似ていると
コメントしました。そうしましたら、また、ある方が、
津軽弁では、おいしいことを、「め~」
おいしくないことを、「めぐね~」というと教えてくださいました。
ほほう!方言って、いいなぁ~、感じが出てるなぁ~と感動しました。
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放送禁止用語で、「びっこ」を禁止したり、つまらないことです。
他人に言うことはまずいのでしょうが、自分に言うのは、かまわない
でしょう。「片ちんば」で歩きますと、確かに、「びっこ」というのが
ぴったりの感じなのですよ。こういうのを、生きた言葉だというのです。
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さて、もう一つfacebookで反応がおもしろかった言葉の話題。
私が小学校6年生のとき、私立中学を受験しました。
今から、ウン十年も前の話です。
面接官から、家族のことについて話すように言われ、
話し終わりますと、
面接官「で、ご家族は、ごよったり?」
私「ん? 家族は、4人です!」
なんだか、珍問答ですね。12歳の私は、「ごよったり」の
意味は理解したらしいですが、なんだか、自分の語彙では
ないと感じて言い直したらしいのです。
「この時点で、一般的ではない言葉だったのですから、今じゃ、
おそらく死語でしょうね」とfacebookに書いたのです。
おひとり、おふたり、おさんにん、ごよったり・・・
こういう数え方。

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相当の年代の方も、初めて聞く言葉だ、とおっしゃいました。
また、ある方は、聞いたことがあるが、使ったことはない、と。

ある方のおばあ様は、よく、ノートのことを「帳面」に書きなさい、
と言われたが、意味がわからなかったとか。
昔の方は、「何人?」という代わりに、「いくたり(幾たり)?」と
おっしゃったとか。言葉を巡って豊かな会話が展開し、楽しかったです。

私は、あまりTVを見ませんが、NHKの朝のニュース番組でさえ、
番組のスタッフどうしが、くつろいだ調子で話している場面の
意味がわからなくて、なぜ笑っているのだろう??と訝しく
思うことがしばしばです。タレントや芸能人の話題にうといこと
もありまして、本当に意味不明の言葉が増えてきています。
そろそろボケの兆候が始まったのかと、心配になることも
ありますが、やはり、現代語にうといのでしょう。
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やはり、語彙の変化は急速に進行しているように思えます。
Blogやfacebookで、自由にいろいろ発言できることは
よいことですが、基本になる言葉がガタガタ揺れて、これから
どうやって、意思疎通を図ればよいのか、ちょっと心配でも
あります。

by tamayam2 | 2016-02-02 06:55 | 日々のできごと | Comments(12)

【761】まぎわらしい命名

Tamaym2は、ここ10年以上、植物に関心をもってきた。
その延長線上でチョウに出会い、蝶類にも興味がある。

植物探索をしていると、鳥に出会うことも多く、
鳥にも関心がないわけではないが、どうも鳥の名は、植物や蝶
ほどしっかり覚えられない。
記憶力の容量に限界があるので、鳥類はちょっとあきらめ、
植物と昆虫でもチョウだけに留め、しっかり覚えたいと思っている。
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さて、この植物は、極楽鳥花(ごくらくちょうか)と
言われているが、見ればみるほど、鳥に似ている。
この花が咲いている道を歩いていて、風が吹いたりすると、
鳥の気配を感じて振り向いてしまうほどだ。
熱帯や亜熱帯地方に多い。英名は、Bird of paradise 
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その名の元になった極楽鳥(ごくらくちょう)という鳥も
熱帯や亜熱帯地方に多い。実物は見たことがないが、
羽が長く、美しい鳥のようだ。天国にいる鳥のようなのだな~
そして、驚くべきことに、英名はBird of paradise

ええぃ、鳥だか花だか、はっきりせぃ!
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この花は、大胡蝶(おおごちょう)という。
蝶と言っているが、じつは、蝶ではなく、植物である。(写真上 ↑)
蝶の翅のように薄く軽い花びらをもっているからだろう。
ジャケツイバラ科の植物。
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じつは、昨年夏にパリの植物園で見たこの花もジャケツイバラ科。
Caeselpinia gilliesii 日本で見たことがないので、
和名はわかりません。
英名は、desert bird of paradise (砂漠の極楽鳥)。
今度は、蝶ではなくて天国の鳥に似ているというのだな。

植物の名に鳥だの蝶だのの名はつけてほしくないなぁ~
紛らわしいではありませんか。

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このランは、最近、千葉県のらん展で見たものです。
ランにしては、なんだか、鳥のような、蝶のような・・・
紛らわしい姿をしていますね。怪しいぞ~

東京では毎年2月に世界らん展という大きなランの展覧会が
あります。展示の中には、エクアドルのモンキー・オーキッド
(猿顔の野生ラン)の展示があります。
ランの中には、サルの顔そっくりなものがあって、
なぜこんなに真に迫っているのか、首をかしげたくなるような
ものです。
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インターネットで、“猿顔蘭”というキーワードで検索されると、
見ることができます。

私としては、植物は植物らしく、チョウはチョウらしい名を
つけてほしいと思うのです。


いくら似ていると言っても植物は植物、鳥は鳥類、
蝶は昆虫類ですよね~

by tamayam2 | 2016-01-18 21:16 | 日々のできごと | Comments(8)

【760】新しい年の始めに

新年が明けましたのに、ご挨拶もせず、大変失礼いたしました。
改めまして、新年おめでとうございます。
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今年の年賀状は、申年にちなんで、サルの写真を、と
いろいろ捜しましたが、やっぱり、2008年12月に訪れた長野県
地獄谷野猿公苑で撮った温泉に入るサルの写真にしました。
古い写真でごめんなさい。
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Tamayam2は、10月末日にハイキングで足を滑らせ、骨折
治療中なので、ここ数か月、病院以外外出していないので、
新しい写真がないのです。温泉に入るサルの様子・・・ほんとうに
しあわせそうです。私も足の治療中、なにより入浴が楽しみに
なりました。
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始めの一か月は、入浴などとんでもない状態でしたが、
介護保険で、しっかりしたお風呂用椅子を購入しましたので、
(手すりは、以前からついていました)安心して入浴できる
ようになりました。

一月になってから、伊豆半島の本物の温泉に出かけました。
ヒトもサルと同様、温泉に入って、つくづくと幸せを感じるのですね~
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途中で立ち寄った三島市付近のSAで見た富士山。
何か帽子をかぶったような雲が天辺を覆っていました。
傘雲(かさぐも)というらしいです。
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今日、FaceBookで、米国ワシントン州のMt.Rainier(日本では
レーニア山)にかかる二重の傘雲の写真が載っていました。
朝焼けなのか夕焼けなのか、わかりませんが、これは、
すばらしい画像です。
暖冬のせいか冬にしては雪が少ないと感じました。
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ウチの庭の隣家との境付近に、ツバキの樹が植わっています。
この花が好きだった亡父が、どこからか手に入れた苗木でした。
本来は、家の中から見える位置に植わっていたのですが、私が
実家に越してきて増築をした際、家の陰になる位置に押しやられて
しまったものです。
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いつも、悪い、悪いと思っているのですが、今年は、私が骨折のため、
庭にも出ることができませんでした。
先日、そろそろと杖を頼りに歩いて裏手に回ってみますと、
今年は、当たり年だったらしく花殻がたくさん落ちていました。

「あ~、ごめんなさいね」ツバキに詫びて、小さな蕾を
小さな花器に挿し食卓の上において鑑賞しました。
金属の格子が張ってあるテープル用花器は、長さが短く、
頭が重い花を生けるのに便利です。
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南伊豆のアロエセンターで見たたくましいアロエ。
「医者要らず」の別名を持つこの植物は、ウチにもありますが、
あれよあれよという間に成長して、すぐ手に負えなくなります。
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キダチアロエの花を近くでみてみましたら、意外に繊細な作りなので
驚きました。

歩行が不自由になってすっかり身障者生活に慣れた私ですが、
まあ、こういうふうにして段階的に本物の「老人」になっていく
のだなぁ~と感じます。こういう練習期間を与えられたことは
ありがたかったです。こんな状態ですが、これからもどうぞ
よろしくお付き合いくださいませ。

by tamayam2 | 2016-01-14 16:52 | 日々のできごと | Comments(12)

【759】スノーマンに会いに、銀座ブラ

10月31日に骨折して、7週間(49日)目に入った。
松葉杖が2本から1本になり、ゆっくりながら歩行できるように
なった。整形外科に毎週通っているが、薬をくれるでなし、
レントゲンを撮って骨がちゃんと着いているか確認するだけ。
でも、むくみも少なくなったし、だんだん健康な足の状態
に近づいていることがわかる。骨折の治療は、本当に
時間をかけて忍耐強くやるしかないのだ。
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12月に入って、気温は低いが晴れ渡った気持ちの良い日。
ちょっと気分転換に電車に乗って外出したくなった。
ウチからバスで西武池袋線練馬まで行く。そこから地下鉄
有楽町線に乗って、銀座一丁目まで行こうと計画を立てた。
もちろん、保護者付き、杖は、一本。
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地下鉄の区間は駅は12,3あるが、乗り換えなし。
銀座松屋で、「スノーマン展」をやっているので、それを目的地とする。
スノーマンは、イギリス人が創作した漫画。緩やかなストーリーは
あるが、セリフがないから、大人から子供にまで愛されている。
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ウチの孫たちは、なぜかスノーマンを溺愛しており、これが
無ければ夜も日も明けないほどなのだ。幼児のころ、ちょっとでも
スノーマンが見つからないと火がついたように泣く。代用品では
ダメで、自身の匂いのついた自分の人形でなくてはいけないのだった。

ピーナツという漫画のライナーズという子供が、ボロボロになった
毛布を引きずっているのと同じことだ。
「Security blanket」 あるいは、「安全毛布」という。

2010年に子供たちと一緒に過ごしたカナダ、ヴィクトリア島での
写真を見ると、二人は、いつもこの人形を抱えている。
このとき、1歳、3歳だった孫たちは、今は小学生になった。
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今年の2月に訪問したとき、子供部屋で見せてもらった、スノーマンは、
7体。あるものは、ボロボロになり顔は真っ黒だ。それでも、
洗うわけにはいかないのだった。
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最近の親からの便りによると、この子供たちの成績は、クラスで中位。
親はどちらもPh.D保持者なのにね~と、嘆いていた。
親は親、子は子、関係ないよ~と言っておいたが、幼少時の
「安全毛布」へのこだわりと成績は関係があるのだろうか・・・
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さて、金曜日の銀座は、人通りも多くなく、爆買いのガイジンさんたち
も目につかなかった。MIKIMOTO(御木本)は、社屋を改装中で
今年は、名物のクリスマスツリーはなかった。が、お隣の山野楽器が
大きなクリスマスツリーを店頭に出していた。
キラキラの♪のオーナメントがぶら下がっていた。
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三越の壁には、ショー・ウィンドーからはみ出した人形の
キャラクターたちが壁に落書きのように描かれていた。
「Life is a gift」 というような訳のわからない英語が書いて
あったが、こういうあいまいな言い方をしないで、
「年始年末は、三越でしっかりお買い物を!」と正直に
言ったらいいのに…。日本人は、直接にズバリということを避けて
なんとなく曖昧にへらへらと笑っていることがある。
「こんなん、世界では通じませんよ」とTamayam2は思いながら通りすぎる。
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杖をついて歩いているので、歩行は問題がないのだが、人に
接触すると困る。だから、デパートの中では、その点に注意し
ながらしずしずと歩いた。
Appleの前には若い人たちがいっぱいいて、道行く人たちで
さえスマホを見入っている。こういう人にぶつかると危険
なので、近づかないようにした。
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Ito-ya(伊東屋)は新装ビルで、入りたい気もあったが、
人が多そうなので、止めておく。
いつもなら必ず入る「教文館」のビルにも入らなかった。
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保護者と少しへヴィーな昼食をして、また、同じ行程で、
家にたどりついた。地下鉄は、エスカレータやエレベータが
整っていてほどんど問題がなかった。ありがたいこと!

銀座通りも段差が少なく安全だが、一番心配なのは、人の動き
だった。とっさに駆け出す人、とっさに止まる人、
おしゃべりに夢中な人。そういう人に対して、
一般の人よりずっと動作の緩慢な「歩行不自由者」は、素速い対処
がしにくく、転倒しそうになるのだ。

今回は、ゆっくりと銀座一丁目から四丁目まで歩いただけだが、
都会の空気を胸いっぱい吸って、とてもいい気分転換になった。

by tamayam2 | 2015-12-19 15:23 | 日々のできごと | Comments(30)

【757】過去の写真 その1

現在、松葉杖で、外出できないので、昔の写真の整理など
している。みな様は、どうやって、写真の整理をなさって
おられるのでしょう。
どんどん溜まる写真・・・どんどん溜まるBlogの記事。
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Blogの記事は、2009年~2010年の分をとりあえず
ExciteのMybooksの製本システムでまとめた。
年末の忙しいときに、歩行が不自由になって・・・
悔やむ気持ちもあるが、ま、こういう豊かな時を与えられ、
整理ができる幸せを感謝しようと思っている。

さて、Face Bookに掲載した過去の写真であるが、
ちょうど10年前、2005年10月末に訪れたルクセンブルグの
思い出を書いておこう。
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ルクセンブルグは、フランス、ドイツ、ベルギーの主要都市
から特急に乗れば1時間ほど。面積こそ小さい国であるが、
欧州の「へそ」のような大事な国。
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私は、当時ドイツ、ケルンに住んでいたので、一人で訪れた。
黄葉がきれいな時期で、町の中心の国旗掲揚場から下を見下ろすと、
下にも美しい町が広がっていることがわかった。
翌朝、下の町のほうへ、だらだら坂を下って行くと、
上の威風堂々とした町とは別の中世の趣のある町が広がっていて、
興味深かった。あちこち撮影して、さて、帰ろうと思うのだが、
上の町に登る道が見当たらない。来た道を戻ればよいと思うのだが、
それが見当たらない。まるで迷路に迷いこんでしまった
ようで、あわてた。
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上の町は、すぐ目の前に見えているのに、そこへ行く道が
見当たらないなんて! それが、要塞都市の特徴。
何とか、人に尋ね尋ねて道を教えてもらって上の町の
中心地に戻ったのは、午後3時に近かった。
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2013年3月に、この国の大司教になられたオロリッシュ神父様と
上智大学の人たちと再訪したときには、なぁ~んだ!?!
迷った地点のすぐそばに上の町に登るエレベータがあったのだ。
当時もあったと思うのだが、そんなものがあるのさえ知らなかった。
欧州のいろいろな町を訪問したが、こんなに迷いに迷った町は、
初めて。よい経験をした。要塞都市、恐るべし。
(冒頭の写真)
下の町へ行く道で見た紅葉の美しい樹。ドイツ人に聞いたら、
Sumacと教えられた。Sumacとはウルシのこと。
後から、Rhus typhina、アメリカハゼノキまたは、
ニオイウルシ(ウルシ科)とわかった。
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それから、10年後、この樹の花をフランス、Bourgesの
川のほとりで見ることになる。ご一緒にいたエシャロットさんと
何の樹かしら、と疑問に思って写真に撮った。
秋には、この樹も真っ赤に染まったことだろう。
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フランスでは、いろいろなものを撮影したが、世界遺産の
大聖堂の天文時計がおもしろかった。
プラハやベルンで見た面白い天文時計。
どうやって暦を知るのか分からないのだが、上の時計は、
ちゃんとその時の時刻を示していたので、正しく作動して
いると思われる。
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この夏訪れたボルドーの大聖堂で見た古い時計パイプオルガン。
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オルガンの左下に赤いシャツの人が見える。人のサイズから見て
このオルガンの大きさがわかるかもしれない。
大聖堂のステンドグラスも建物も面白いのだが、私は、
こうした教会の古い備品に心惹かれる。

by tamayam2 | 2015-11-26 11:16 | 日々のできごと | Comments(8)

【756】療養中の経験

Face Bookにも書いた話なのだが・・・
日本では、めくら、おし、つんぼ、ちんば・・・等が差別用語の指定を
されたとかで、「いざる」(躄る)という動詞も差別用語となったそうだ。
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名詞の「いざり」という「物乞い」も見ることが少なくなったし、
これらの言葉は死語になったようだ。
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デュランタの実
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デュランタの樹で。ツマグロヒョウモンの交尾。

骨折から1週間目の診察日。
再度レントゲンをとって、骨がくっついていることを確認した。
あ~よかった!あと何週間かの辛抱、と私の心は明るくなった。
30代と思しき整形外科医との会話。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
医師:いかがですか?
私:松葉杖もなんとか使えるようになりましたが、段差のあるところは、
  「いざれば」なんとか移動できます。
医師: ???
私: (ジェスチャーで示す)
医師: あ~、「這い這い」ですね~!
私: (そうですが、私、赤ちゃんじゃないんで・・・「這い這い」は使いにくし。)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
彼は、本当に「いざる」という動詞を知らないようだった。
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この投稿には、FaceBookでは、あまり反応がなかった。元々この語彙を
知らない人が多いのだから、意味がわからないらしい。
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その後、言語の専門家からコメントがあり、
2007年にイザリウオという魚が、差別語の匂いがするという理由で、
日本魚類学会がカエルアンコウと改名したと聞いた。
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科名すら、イザリウオ科からカエルアンコウ科へ。
英名は、Frogfish というので、その連想で、カエルアンコウと
名付けられたらしい。爬虫類のカエルにも、魚類のアンコウにも
無関係な魚である。嗚呼~
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私は、日本人のこうした無節操な言語感覚に腹立たしさを禁じえない。
だれに対して差別なの? 魚に対して?

私の家は、古い一戸建ての住まいで、勝手口に複雑な段差があるので、
現在、古いマットを敷いて、その部分を「いざって」通行をしている。
松葉杖を使うとかえって転倒の危険があるので、膝で「いざる」能力が
残された幸いを感じている。
「いざれば」転倒の危険がなく、非常に安全なのだ。
狭い場所で砂利道、敷石、縁石などを確認しつつ、松葉杖で
移動するのは、至難のわざである。
ウズグモの巣
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さっそく、介護認定の申請をすることを友人から教えてもらったり、
勝手口の段差をなくす工事の人に来てもらったり、なかなか
身辺があわただしくなってきた。
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こういうことも事故に遭ってはじめて知る手続き・・・。
ヤマトシジミの交尾
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今まで便利に使ってきた勝手口が、身障者にとって非常に
危険だったことに初めて気づいた。
病院などの外出は、今、すべてタクシーを使っている。

9月、10月に見たチョウの写真をいくつかUpしてみました。
交尾の写真がある。昆虫の世界も冬の前にしておかなければ
ならないことが、山積していて忙しいのだろう。

by tamayam2 | 2015-11-14 19:02 | 日々のできごと | Comments(22)

【755】登山中のアクシデント

10月最後の日、31日はハロウィーンとて、東京・渋谷
は大騒ぎだったそうです。薄曇りの日でしたが、
私は予定が無かったので、高尾山に行こうと思いました。
東京近郊の有名な低山です。
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しかし、土曜日の高尾山は、大混雑と聞きましたので、
予定を変更して、小仏城山に行くことにしました。
写真は、頂上の城山から高尾山を眺めたところ。
晴れておれば、富士山が見える、とそばにいた人が
言っておられました。
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中央線高尾駅から日陰というところまでバスで
行って、そこから川に沿って一人で登り始めました。
城山は標高760mの低山です。
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始めは、特筆すべき植物もなかったのですが、
だんだん面白い植物が見られるようになりました。
先に歩んでいた女性が熱心に撮影されていたので、
「何かめずらしいものですか?」と声をかけました。
それがIさんとの出会いです。
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彼女のお目当ては、センブリという小さい花。
彼女も植物に関してよくご存じで、話がはずみました。
頂上でお弁当を食べた後、その方にまた会いましたので、
下山をご一緒することにしました。

日陰林道を素直に進んで行けばよかったのですが、
ちょっと横道に入って歩いて行くことにしました。
Iさんは、週に2回も登っておられるベテランだし・・・、
横道のほうが面白い植物に出会えそうだったので・・・。
(ちょっと欲を張ったのですね。)

確かに、予想どおりでした。
センブリもすぐ足元でいくつも見つけることができました。
ただし、曇っているので、開花しているものはわずか
でした。
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アクシデントはその後で起きました!

麓から2/3ぐらいのガレ地で、私は、滑ってしまったのです。
滑るとき左足をねじるようにしたらしく、痛ッ!
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後で、レントゲンを撮ったらしっかり骨折していました
その時は、よろよろ立ちあがって、左足をかばいながら、
杖を頼りにそろそろと歩き始めました。
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Iさんは、何度も「ゆっくりでいいですよ、ゆっくりネ」と
念を押されました。
彼女は、何度もその道を通っておられるので、
その後の行程も見えていたはずです。
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その後は、想像していたより、急坂の昇り、下りが多く、
岩が露出しているところ、谷側に傾斜している細道など
難所もいくつかあり、最後は、小さな川を飛び石づたいに
渡るのでした。ある場所では、私は、お尻を使って滑り落ちて、
下に着地したり、後ろ向きになって、足が着くまでずるずると
斜面を這ったりして、ともかくバス通りまで出ることが出来ました。
(難所を下りるときは、お尻、胸を使う手があることを知りました!)

普通1時間半ほどの行程が、2時間以上もかかりました。
泥だらけになりましたが、無事に普通の林道に戻ることができました。
足に異常がなければ、楽しい下山のはずでしたが、
“びっこ”では、なかなかのものでした。
その間、Iさんは、常に沈着で、
「ゆっくり、急がないで!」を繰りかえし励ましてくれました。
それから、バス、中央線特快に乗って、家の近くの駅から
病院に直行しました。

少し前に、昔の同業者が登山中スティックが折れて、足を骨折、
ヘリコプターで、搬送されたという事故を耳にしていました
ので、私も一瞬、これは大変!と思いました。
事故を起こした場所は、携帯の圏外でしたが、救急車を呼んでも、
林道まで、だれかに背負ってもらわなくちゃいけません。
(それは、まずい!)

何とか、自力で下山しなくっちゃ!と思ったのです。
私は、やはり今後は自分の年を考えなくてはと思い、
大いに反省しました。それと同時に、Iさんのような方に
出会わなかったら、どうだっただろう、と不幸中の幸いを
しみじみとありがたく思いました。

by tamayam2 | 2015-11-03 12:18 | 日々のできごと | Comments(32)

【751】西洋のツタと日本のツタ

フランスBourgesのEさんのお気に入りの道で、少し紅葉が
始まったばかりのツタを見た。西洋のこの種のツタは、
細長い葉が5枚で、紅葉の色が朱色というより、紅色。
燃えるような紅だ。
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Eさんが調べてくださって、アメリカヅタまたの名をヴァージニアヅタ
ということが分かった。(学名Parthenocissus quinquefolia)
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しかし、ドイツにいたころ、この種のツタを、どなたかに、
「ヘンリーヅタ」と聞いたことがあった。(学名P. henryana)
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どちらかは、よく分からないのだが、茎が赤くなるという特徴は、
アメリカヅタのものらしいので、フランスのものは、アメリカヅタ
のほうに違いない。ややこしい表現ですね…(笑)

この細葉5枚のツタは、西洋ではごく一般的に見かけるものだが、
日本では余り見かけられないと思う。
日本の山地で見かける葉が3枚のツタウルシとも違う。
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日本でよく見かけるツタは、ナツヅタと呼ばれるもの。
(学名 P.tricuspidata)この種のツタの葉は、一枚で、
モミジのようにつながっている。
こちらは、ドイツのWormus大聖堂の入口で撮影したもの。
1122年ヴォルムス協約というのが、世界史で有名だが、よく調べてみたら、
1521年にマルティン・ルターがヴォルムスの公会議で、異端とされた、
ことのほうがキリスト教史では有名。Wormusには用が無かったのですが、
Mannheimという近くの町に行ったときに立ち寄ったのです。
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さて、私がドイツ・ケルンに滞在中(2004年~2007年)、
アパートの台所の窓から庭の向こうに見える裏通りのお宅のツタが
とても見事だったので、ある日、ぐるっと裏道に回って、撮影した
ことがあります。
裏道に通じる横道がないので、かなり大回りしてそのお宅の玄関に
達しました。大きなお宅で、屋根の天辺のあたりから紅葉が始まっていました。
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駐車中の車のリア・ウィンドーに映った家。
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また、その一角に、家全体がツタに絡まっているお屋敷がありましたので、
別の時に撮影に出かけました。一階の右から2つ目のドアのところを
家の前から撮影したものが下の写真です。
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これほど、ツタに覆われますと、窓や戸口がふさがれないように、
常に、剪定を怠らないようにしないといけませんね。

ツタに覆われた家は、一見ロマンティックに見えますが、
湿気や、ツタの中に住みつく虫や小動物のために、体によくないと
聞いたことがあります。呼吸器系の病人がいる場合には、あまり勧められ
ないとも。
でも、おとぎの国のお家のようなこんな風景に、女性は一度は、あこがれ
ますよね~

by tamayam2 | 2015-10-10 14:16 | 日々のできごと | Comments(12)

【750】九月に見た虫たち

暑かったり、涼しかったり、雨が続いたり・・・本当に秋の
天気は変わりやすい。
それでも、てらてらと秋の陽が輝く日には、ちょっとの時間でも
見つけられれば、蝶がいそうなところに見に行きたくなる。
蝶も大急ぎで冬支度、卵を適当な植物に産みつけて子孫が
生き残れるように準備している。

私の家のプランターのスミレの葉はもう丸坊主になっている。
ツマグロヒョウモンの黒い毛虫(幼虫)があちこちに見つかる。
ウチが蝶を大事にしている家だということがわかっているのだ。
だから、私もスミレ類やカタバミ類を抜かないように保護している。

さて、あちこちで撮りためた虫の写真。この辺でまとめておこう。
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①新宿御苑にて カジノキに実がなっていた。
そのそばで見たコミスジ
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②八王子市の公園で見たホシホウジャク(スズメガの仲間)
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落ち着いて撮影すればよかったのだが、あまりにも動作が速いので、
あわててシャッター切った。まるで、ハチドリのように長い嘴を
花に突っ込んで吸蜜をしていた。

③9月末に長野県に出かけた。
こちらは、標高1500mぐらいのビーナスラインの道端で。
同行の方々は、八ヶ岳連山を見ておられたが、私は、道端の茂みに
もしやチョウがいないか??と探していた。そうしたら、
裏が白っぽいヒョウモンチョウを見つけた。
クモガタヒョウモンの♀
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写真 下 ↓
また、すっかり晩秋の気配の八島湿原(標高1500m~)で、
アザミに止まっていた。コヒョウモン
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 追記:通りすがりのおじ様に教えていただきました。正しくは、ウラギンヒョウモンの♀。
ありがとうございました!
弱っているのか、花をちょっと揺すっても動かなかった。
ここで見たチョウは、この一頭のみ。
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奥蓼科温泉郷に通じる湯のみち街道沿いにある
御射鹿池(みしゃがいけ)を見たいと思って、
この辺りに住んでいる友人に連れていってもらった。
その友人によると、9月中旬に11年ぶりに水ぬきをしたそうだ。
農業用ため池だから、そういうことをしないといけないのだろう
が、観光客の多いシルバーウィークを避けてほしいという要請が
あって、9月下旬にずれ込んだのだそうだ。
そのせいか、水面に浮遊物が浮いていて、ちょっと景観が
損なわれていたが、ま、我慢しよう。

東山魁夷がこの無名のため池が好きで、この池を題材に絵を描いて
いる。実際にはいないはずの白い馬が対岸に走っている絵「緑響く」
が有名。
何度か通ったことがあるが、秋になればちょっと立ち寄って
みたくなるところだ。

by tamayam2 | 2015-10-07 10:33 | 日々のできごと | Comments(8)