カテゴリ:日々のできごと( 489 )

【792】師走の日々

いよいよ師走になりました。
なんとなく気ぜわしい日々ですが、前からお訪ねしようと思っていた
病後の友人を訪問しました。
友人は、だいぶ回復し、喜んで迎えてくださいました。その時、出た
ご馳走は、私の大好きな”吹き寄せ”!
秋の様々な珍味の数々がまるで、風に吹き寄せられた落ち葉のよう!
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赤いのがニンジン、イチョウの葉の形にくりぬいたサツマイモ、
黒い粒はムカゴ、萌黄色のギンナン、薄切りのレンコンなどが揚げてある。
あしらいは、ドウダンツツジの葉。

なんというすてきなおもてなしでしょう!
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お座敷の外の景色にも秋の色が映っています。
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そして、極め付けは、床の間に生けられたビワの花! ほのかに芳香がただよって
います。ビワは初夏に楕円形の実がなり、おいしい果実ですね。古典楽器の琵琶の形
から、この名がついたと言われています。でも、花は、初冬の季語なのです。
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俳句をなさる方、お茶をなさる方ならご存知でしょう。

また、冬の間に栄養を蓄えなければならないハチにとって、この花の蜜は
ごちそうです。ビワは、中国原産のバラ科の植物で、意外なことに明治時代に日本に
伝えられたそうですが、学名にjaponicaがついていて驚きました。
Eriobotrya japonica

お庭には、珍しいマユハケオモト。眉に黒を塗る刷毛のようだから付けられた名前。
この写真は、神代植物園で撮影したものですが、初冬のころに咲くようです。
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神代植物園から、深大寺のほうへだらだらと坂を下っていきましたら、お寺の
築地塀に紅葉がしだれかかって、京都のようでした。
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その先に、水生植物園があるのですが、こんな時期は、人っ子ひとりいません。
見るべき植物は、みな枯れてしまっている道をずんずん歩いていきますと、
向こうから、大きな野鳥がこっちに歩いてきました。「なんか、用?」とでも言いたげに。
アオサギでしょうか。向こうもこんな時期にヒトが歩いてくるとは思っていなかったので、
驚いたようです。面白い遭遇でしたよ!(^^)!
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by tamayam2 | 2016-12-10 06:39 | 日々のできごと | Comments(4)

【791】黄葉や紅葉がいっぱい

あれよ、あれよという間に今日は、11月の晦日になってしまった。
  来月は、師走…。足の骨折から1年経って、やっぱり元のように万全
  ではないものの、なるべくたくさん歩くようにしている。
  スマホの万歩計で、一日の歩数の数値が出てくるので、それを見ながら
  何となく励みにしている。
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★ 新宿御苑の新宿門と大木戸門の間に散策路があって、9時~4時半の間
だれでも通行できる。玉川上水の分水が流れている。そこにある大イチョウの樹。
幹のワラを巻いてもらっていたが、もう相当の老木に違いない。

★ 24日には、東京でめずらしく雪が降った。11月に雪がふるなんて…
それでも、子供のように楽しい気分になって、近くの八幡さまに写真を撮りに
でかけた。
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★ 29日には、池袋のお教室のO先生のご案内で、九品仏へ出かけた。
池袋からたった30分で到着。副都心線が東急大井町線に乗り入れているので、
とても便利だ。
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まぁ、ここは色とりどりの紅葉とイチョウの燃えるような黄金色で、
夢の世界!京都の紅葉は有名ですが、それに勝るともおとらず・・・
夢見ごこちで広い境内を歩き周った。
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あっ、婚礼衣装の「お嫁さん」!
今の方には、あきれられるかもしれませんが、私の子供のころは、
「将来何になりたい?」と聞かれたら、心底「お嫁さん!」と思い、そう答えて
いたのよ!

★ 22日、立教大学へ立ち寄ってから、山手線で駒込まで行き、六義園に
行った。以前、駒込で働いていたことがあり、懐かしい気持ちで町を歩いた。
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ちょうど紅葉が見ごろを迎えていて、夜間もライトアップをしているとか、
園は、にぎわっていた。紅葉はすてきだったけれども、この日、とても
印象に残ったのは、ハゼの紅色の美しさ!
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ハゼノキ(ウルシ科)Toxicodendron succedaneum

★ こちらは、たまたま橋を渡っている人物が入り込んでしまった写真だが、
ちょうどハゼが顔を隠してくれて面白い写真になった。
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知らない人の顔などが写ってしまったとき、眼などを修正して判別できなく
するのだが、これは、たまたま偶然の産物。紅葉の写真を撮る人で、この日
はたくさんの人が歩いていた。人物を写さずに紅葉だけ撮るのは至難のわざ!

by tamayam2 | 2016-11-30 10:30 | 日々のできごと | Comments(4)

【790】11月の外出

★11月…その日の天気によっては暗い日、雨の日がある。そういう日は、
外出する気がおきない。でも、快晴の気持ちのよい日であれば、心が
そわそわ。なんとか時間をヤリクリして外に出たいと思う。

★11月21日(月)、日ごろから出不精の夫をさそって、銀座方面へ
出かけることにした。たまたま、和光で開かれている展覧会のお誘いを
受けたので。しかし、長い歩行が難しくなったおじいさんを連れ出すには
よく計画をたてねばならない。
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★四丁目から都バスに乗って築地六丁目まで。そこから徒歩で、19日に
オープンしたばかりの“築地魚河岸”へ。
http://www.tsukiji.or.jp/walk/map/
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移転に関していろいろ議論されている築地だが、庶民にとって、安全で
生きのよい魚が手に入れば、まことに喜ばしいこと。新しい“魚河岸”は、
清潔で歩きやすく、なかなか見ごたえがあった。夕飯のお魚を少々買って
私どもは、大変しあわせな気分になった。帰りは、築地から四谷まで、また
都バスに乗って。国会周辺、千鳥ヶ淵のお堀付近のイチョウ並木が美しかった。
都バスで、東京見物ができて、うれしい。
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★翌日22日(火)、池袋のお教室の後で、近くの立教大学へ。
クリスマス・ツリー用の大きなモミの木、大イチョウ、ツタの絡まる校舎
など撮影。若い人が談笑して歩く開放的な校庭は、よそ者ながら、ウキウキした
気分に浸れる。若い人たちのきびきびとした動作を見ているだけで、気持がよい。
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★午後12時半ごろ、正面の時計台の時計の文字盤を見て出口に向かおうとしたとき、
小さなチョウがツタの壁に移動するのを認めた。
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チョウが止まるまで見守っていると、目の前のツタに止り、静かに翅を広げた。
青いメタリックな光が一瞬輝いた。あっ、ムラサキシジミの♀。
うれしかった! 11月の下旬にチョウが見られた!
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★この日、朝から東北地方を中心にM5以上の地震があり、津波情報のけたたましい
声で目覚めた。また、この日、娘の家で18年以上飼っていた愛猫Marbleが、いよいよ
歩行がかなわなくなり、飼い主の深い配慮と祈りのもとで、永遠の眠りについた。

by tamayam2 | 2016-11-23 10:17 | 日々のできごと | Comments(7)

【789】バタフライガーデンもそろそろ店じまい

ウチのささやかなButterfly gardenもそろそろ冬支度です。
トウワタの種類、ブッドレア(フジウツギ)山椒、スミレ、カタバミ、
ミント類が植えてあるため、こんな建て混んだ住宅街の小空間に、チョウ
が訪れてくれました。こちらは、トウワタの種。
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トウワタは、英語でMilk Weedと言います。折るとそこからミルクの
ような白い汁が出るからです。植物自体が有毒なのですが、毒素を体内に
取り込んで、鳥から補食されないように身を守っているのです。
学名:Asclepias  青い花は、Tweedia caerules
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ナガサキアゲハ
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カラスアゲハ
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ブッドレアに訪れたヒメアカタテハとモンシロチョウ
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以上は、ウチに来たチョウですが、小石川植物園で見たツマグロヒョウモンの♂。
止っているのは、キツネノマゴですが、この目立たない植物は、チョウの
お気に入りのようです。雑草と思って抜かないようにしたいものです。
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それに比べて、アフリカ原産のキツネノマゴ科の植物は、さ~すが大きい。
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都立薬用植物園で。アフリカ原産Hypoestes arostata

11月12日、久しぶりに快晴だったので、高尾山に行ってきました。
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もみじ祭りが始まったばかりとか、かなりの人出でしたが、みなさんのウキウキ感
が山に満ち満ちでいました。ガイジンさんも楽しそうに、歩いていました。
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杉の大木の間から、大都会TOKYOが展望できるのですよ。
高尾山も東京都の一部。当たり前のことですが、うれしくなりました。
東京の西のはずれにこんな自然が残されていることに感謝!
私は、骨折一周年記念登山なので、慎重にそろそろと歩きました。
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明るい森で、テングチョウを見つけてすっかり"天狗"になっているわたし!
テングチョウは、静かに私の目の前のヒイラギに枝に止り、静かに翅を広げて
くれました。テングチョウは、シジミチョウ科(タテハチョウ科)
シジミチョウより大きめ、ツマグロヒョウモンより、小さめでした。

by tamayam2 | 2016-11-14 13:14 | 日々のできごと | Comments(4)

【788】空白の十月ができてしまった…

私がさぼっていたため、Blogに空白の十月ができてしまった。
11月に入ってしまったが、10月に見た自然の一部を追記しておこう。
10月は、秋なのに結構気温が高く、ある時には暑いぐらいだった。
それが、ここ10日ばかりのうちに秋を通り越して急に冬になって
しまった。
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★新宿御苑の温室で見ためずらしい花 ゴジカ、午時花と書く。
昔の時刻の呼び方に、午(うま)の刻というのがある。11時ごろから13時ごろ、
つまり、そのころに開花する水辺の植物。初めて見た。ちょうど、その時間帯に
居合わせてよかった。熱帯アジア原産 アオイ科(Or アオギリ科)
Pentapetes phoenicea

★カメムシ
色づき始めたアメリカハナミズキの葉と実を撮ろうとおもったら、
カメムシが撮れた。クサギカメムシかなぁ?
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これは、バス停でバスを待っているときだったので、i-phoneで撮影。
とっさの時、i-phoneはとても重宝する。
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もう一つのカメムシは、箱根湿性花園で。ナシカメムシかな。地面を這っていた。
ナシ農園にとってはにっくき敵かもしれない。

★10月の下旬、池袋のお教室の帰り、自然教育園に立ち寄った。
白金台に着いたころには、ポツポツと雨が降ってきた。ま、いいかと
思って入園。雨に濡れた野草はつややかで美しかった。
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紅葉しているのはハナタデ。
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チョウは見なかったが、ホシホウジャクは大活躍。特に、タイアザミには、素早く飛んできて
吸蜜していた。元気なやっちゃ!ホシホウジャクは、スズメガの仲間。
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★タデ科の仲間が秋の野を覆っていた。小雨の中色があざやかで、美しかった。
ホソバノウナギツカミ(トゲがあるからウナギでもつかめる)とか、ママコノシリヌグイ
(継子のお尻を拭いたらさぞ痛かろう)ちょっと毒を含んだ命名もあって面白い。
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この花↑は、サクラタデ。

★アザミに止ったヒョウモンチョウの写真とサクラタデは、小金井市の野川で撮影したもの。
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今まで長らく愛用していたNikonD5200 も捨てがたく使っているが、10月より
FujifilmX-T1(ミラーレス一眼レフ)を導入したので、時間が許すかぎり、試運転を繰り返して
いた。まだまだ、不明な点が多く、自分の機械になっていないが、わずかに重量が軽くなった
ので、楽だ。

by tamayam2 | 2016-11-11 11:29 | 日々のできごと | Comments(6)

【787】秋が深まってきました

本当に長い間、Blogをほったらかして、しばらくぶりに
会った友人から、「あなた、いつまで黒い森にいるの??」
と聞かれ、顔を赤らめたものです。
Facebookのほうは、一日一回投稿するようにしている
のですが・・・
ときどき過去の写真が必要となり、Excite Blogの検索機能を
使って過去にUpした植物を再検索することもあります。
Blogの一つの良い点は、この検索機能です。

9月の終わりから10月は、いつもチョウを追っかけていました。
ウラナミシジミというチョウに出会って感動した10月でした。
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どこにでもいるヤマトシジミかと思っていたら、
そうではなくて、上部に黒い斑点が2つあって、触覚のように見えるヒゲがある。
そこは(じつは、お尻で)鳥には、眼がついている頭部に見える。
大事な頭部が攻撃されることから身を守っている、このチョウは大変な策略家だった。
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ペンタスの花に止っていたのは、港区六本木の近くで。
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ナンテンハギに止っていたのは、小石川植物園で。マメ科の
植物が好きだそうだと本に書いてあった。このチョウを撮るために
じっとそこにたたずんでいたら、「あなた、何を撮っているの?
それ、雑草でしょう?」と言われた。確かに雑草に見える茂みだった。
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暑い日で、長時間ねばっていたので、額から汗がたらたらと流れた。

9月も10月も暑かったですね。友人のOさんに誘われて小田原の
近く、南足柄郡に出かけた。そこの林道で、クサボタンを見て感動した。
クサボタンを初めて見たのは、ドイツ、ヴュルツブルク大学の植物園で。
シーボルトの出身地なので、植物園の一隅にシーボルトの愛した花々が
植えてあった。そこで見たのだ。
クサボタン(キンポウゲ科センニンソウ属)
Clematis stans Sieb. & Zucc. 日本の植物園で見ることが少ない。
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その時、山道の崖で、ツルニンジン
俗にジイソブ、バアソブというつる草が生い茂っているのに気づいた。
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あっ、あそこにも、ここにも!と歓声をあげて撮影した。ドライブの途中で珍しい野草をみつける私の
ために、車を止めてじっくりつきあってくださったOさんに感謝!
ツルニンジン(キキョウ科)Codonopsis lancedata

その日見た美しい花のひとつ、アケボノソウ(リンドウ科センブリ属)のことも
書いておかなければならない。Swertia bimaculata
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以前からしっかり見たいと思っていたので、本当にうれしかった。
信じられないほど、繊細なつくりの花で、この花の開花時期に居合わせた
幸せを感じることができた。

9月~10月は、天気が不順で、出かけようと思うと台風が来たり、天候が荒れたり、
なかなか外出ができなかったが、晴れている日は、なるべく自然観察の場に
足をのばすようにした。

昨日は、ハロ―ウィンとかで、世の中は、大騒ぎだった。私にとって、10月31日は
骨折一周年記念日。昨年のこの日に左足を骨折した。いま、元気に歩ける幸せを
かみしめ、これからは、無理しないようにしなくちゃ、と神妙に感じているところ
です。

by tamayam2 | 2016-11-02 14:54 | 日々のできごと | Comments(10)

【781】梅雨明けはまだかなぁ~

☆足立区生物園で
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この枯葉のようなもの、これは、ちょっと怪しい。
全然動かない。でも、じっと眺めていること20分。
少し動きがあってテキは静かに回転しはじめた。
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ああ、やっぱり! 触覚や眼、足を確認することができた。
このチョウは、非常に動きに乏しいのだ。
コノハチョウ【タテハチョウ科】Kallima inachus

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一瞬、ちょっと翅を開きそうになって、オレンジ色
の光が見えた。2.5mほどの樹なので、上からのぞき
見ることができないのが残念。本来は、オレンジ色と青の構造色が
光っているはず。

目白から高田馬場にかけて、山の手線は、
地面より高いところを走っている。いつもは電車の車窓から外を
眺めるだけだが、先日は、線路際の道を土手に沿って歩いた。
そうしたら、土手をびっしり覆っているカラスウリの花に出会った。
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昼間は、こんな姿だが、日没から深夜にかけて、ゆっくりと白い
網状の花びらが開花するという。
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深夜に観てみたいが、それは…ちょっと危険な感じのする場所だった。
カラスウリの原産国は、中国/日本。Trichisanthes cucumeroides【ウリ科】
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7月も半ばを過ぎたというのに、東京地方は、まだ梅雨が明けない。
時には折り畳み式傘では間に合わないような驟雨に見舞われる。
かと思うと、カンカン照りの真夏の太陽。
先日、私が関係する集会でお出ししたのは、水大福
ウチの近くの餅菓子屋さんで売っているのだが、この季節に、
いつも喜んでいただける。本物の笹の葉に包まれたコシあんが
つるりと口に入ってしまう。
おりおりの和菓子は、いいなぁ~

☆再び、足立区生物園で
蝶を放し飼いにしている温室の中で、とても小さいシジミチョウ(1円玉大)がいた。
舞うたびに、チラリと青い翅が光る!
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何というチョウかなぁ?と独り言。すると、そばにいた青年が、
即座に“ツシマウラボシシジミ”!
わぁ~、すごい人! こんな舌を噛みそうなチョウの名を一気に言えるなんて!
ツシマウラボシシジミ Pithecops fulgens tsushimanus【シジミチョウ科】
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この蝶の食草は、ここではハエドクソウ。極小の花は撮影が非常に難しい。
ハエドクソウ Phryma leptostahya asiatica【クマツヅラ科】
極小のチョウと花を撮り終えると、体の力が一気に抜けて、汗が
どっと吹き出た。なにしろ、ここは温室だし…。

このチョウは絶滅危惧種なので、足立生物園では保護育成をしている。
一つの区の事業としては、なかなか夢がある仕事ではないだろうか。
チョウの育成活動については、このページで。

by tamayam2 | 2016-07-21 21:37 | 日々のできごと | Comments(4)

【780】東京23区 足立区と港区

東京23区 所得別ランキングというのが
新聞に出ていた。 
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     上は。 宮古島のウマノスズクサ(都薬用植物園で撮影)
人さまの懐具合を知ったところで、どうにもならないし、まして、
ランキングなんて、下世話な話ですが…どれどれ自分の住んでいる区
は、何位なのだろうと関心をもって見てしまった。
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           上は、ジャコウアゲハ♂
それによれば、最下位が足立区だそうだ。     
前回「709」でご紹介したレトロな眼医者さんのあるのは、足立区。私の住む都内西部の
中野区からは、都の中心部をまたいで、東北部へ、電車を乗り継いで、一時間は
かかる。私は時折、足立区生物園というミニ動物園に出かけるが、
その度に足立区の子供たちをうらやましく思う。
 そこで働いている若い職員は、「生活のためだから」と仕事に従事している
というより、動物のことが好きでたまらないという風だ。しかも、動物の生態
を熟知していて、何を聞いても親切に答えてくれる。この生物園には、チョウの
ための温室と、それとは別にチョウの食草を育てている温室がある。
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         上は、満州のウマノスズクサ(小石川植物園で撮影)
絶滅危惧種を卵から孵化し、チョウの温室に放っている。特に大きい
施設ではないが、よく工夫されていて、子供たちに生命の不思議さを
よく伝えている。それが、23区の一つの区の事業なのだ。

足立区生物園のHPは、ここ
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           上は、ジャコウアゲハ♀
一方、23区の最高位は、どこかというと、ご想像通り
港区なのだ。友人に、六本木の交差点近くに住む人がいて
ときどき訪問する。その方の話によれば、港区は福祉の面では、
他区より満足度が高いものの、医療機関には不満が多いと
とおっしゃるのだ。例えば、入れ歯の噛み合わせが悪くて近所の
歯医者に行けば、その医者の関心は、もっぱら歯を白く見せる
ことだの、歯並びだの、美容歯科に関することで、フツーの歯科医を
見つけるのに苦労したとのこと。皮膚科や内科も同じような傾向が
あって、結局歩いて行ける範囲に良医が見つからず、ランキング15位
のわが区、中野区の医療機関に通って来ているのだった。
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         上は、ぺルーのウマノスズクサ(京都府立植物園で撮影)
米国でも同じような傾向があるらしく、ロサンゼルスの高級住宅街に
住んでいる娘は、一般的な小児科医や、歯科医を探すのに苦労していた。
上には上の悩みがキリなくあろうが、風邪を引いたり、歯が痛くなったり
したときのフツーの病気に対処してくれる医療機関も地域にあらまほしい。

by tamayam2 | 2016-07-09 21:26 | 日々のできごと | Comments(6)

【779】東京点描・6月から7月へ

いやぁ~ 暑くなりました。東京は、まだ梅雨明けではありません。
そろそろね。
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Tamayam2はあちこち都内を動き回っております。
① これは、北千住からバスに乗って出かけたときのこと。
  車窓から、非常にレトロな建物を見たので、帰りにバスを降りて、
  撮影してきました。「大橋眼科」という今も開業中の目医者さん。
  あ~、目が悪くなったら、ここに通って、内部も撮影させて
  もらいたいものだ。
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  調べてみれば、この建築自体は、1982年の建築。元の医院は、
  1917年(大正6年)に、当時の大橋院長が、ドイツ民家ふうの建築を
  建てたそうです。その方は、亡くなって後を継いだ鈴木という眼科医が、
  初代の建築の面影を残すように考えて、再建されたそうです。
  一つ一つ、古い洋館の材料を集めて…。なかなかよい話ではありませぬか。
  ぺらぺらの洋館まがいが多い中で、じつに本格的。
  下町には、そういう奇特なお医者様が住んでおられるようです。

② 先週は、六本木のミッドタウンを通りました。無機質な地下通路に
  丸い大きな大理石がころん、と転がっているのは、なんだかいい感じ。
  そこを通るとき、ちょっと触れてみたい気がします。
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  天井近い壁に、水に染みのような影が見えるのは、ガラス天井を
  クリーニング中だからです。梅雨明け間近の風景です。
  安田侃作「意心帰」2006年

③ アメリカ西海岸の娘宅に、こんな黄色のトラ模様のチョウが現れたと
  連絡がありました。チョウの話など特にしたこともないのに、へっへ、
  だんだん彼らも私の趣味に感化されつつあるなぁ~、とニンマリしました。
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  調べてみれば、Tigar swallowtailという割に普遍種だった。
  娘の夫の故郷コネティカット州(東部)では普通に見られるとか。
  ともかくトラフ(虎斑)、つまり虎のような模様が特徴的です。
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  日本では見たことがない種類でうれしかった。今後は密かに
  彼らをこの世界に誘い、昆虫の話をしてみたいものです。
  Papilio rutulus【アゲハチョウ科】

④2日土曜日、所用があって新宿西口から、南口の高島屋へ向かっていた。
 いつものように、サザンテラス側から橋を渡ろうとしたら、な、何だ!
 手前に広い空間ができていて対岸の高島屋まで徒歩で行けるではないか!?
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その空間には、すてきな花壇まで広がっていて、子供たちがSHINJYUKUの
ロゴの周りで遊んでいた。MIRAINA TOWER(未来なタワー)という新名所。
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「未来な」という新しい造語を一つ覚えた。(個人的には、こういう創作を、
 あまり評価しないが・・・)

⑤そのMIRAINA TOWERの前には、美しい人口庭園が造ってある。
 その下は電車の走る線路なので、言ってみれば“空中庭園”である。
 そこに植栽されている植物の中で、ひときわ涼し気で美しい花を
 咲かせていたのが、この写真のセイヨウニンジンボク。葉をもむと、
 よい香りがする。西洋では女性ホルモンの漢方薬として使われる。
 私が初めてこの植物を見たのは、トルコの古い遺跡でだった。
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 珍しい植物だなぁ~と思って葉を一枚採って香りをかいでみた。
 それが、大都会の“空中庭園”に植わっているとは!?
 なんだか不思議な気がする。
 Vitex agnus-castus(シソ科)英語は、Chaste tree
下の2枚は、2008年8月に初めてトルコを訪問したときのもの。
ベルガマのアクロポリス神殿近くの円形劇場のあたりで。
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 この植物の原産地は、南欧、西アジア、南アジアということだから、
 トルコにあってもおかしくない。“空中庭園”の下は、JRの電車が
 走っている線路なので、乾燥と暑さに強い植物である必要がある。
 セイヨウニンジンボクは、その条件によく適応しているのだろう。

by tamayam2 | 2016-07-04 18:14 | 日々のできごと | Comments(2)

【778】メダカの飼育・ネコの点滴

2011年ごろからメダカを飼い始めた。夏は、庭に火鉢池を
作ってやって、冬期は、室内の水槽の中で飼育する。
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4月に外に出したメダカは、10匹いたのだが、
5月に2匹の赤ちゃんが生まれていることを発見。2匹を隔離した。
そうしないと、親の世代に食べられてしまう危険性があると聞いたので。
6月に入って、何匹かが死んでしまった。
理由は、わからないが水質が悪くなったのかと思い、
もう一度水の入れ替えをした。今は、体長3㎝~3.5㎝ぐらいの親世代が8匹いる。
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その世代が産んだ2匹の子供は、始めは糸くずのようだったが、
今は、1㎝3㎜ぐらいになった。少し赤っぽくなってきた。(囲みB)
最近、また糸くずのような赤ちゃんを発見!(囲みA)
よ~く、みないとわからないほど小さい(3㎜ぐらい)だが、活発に泳いでいる。
毎日、3つの水槽のメダカがちゃんと生きているだろうか、と
調べるのが日課になった。メダカは小さくても眼がピカーっと光っていて
かわいいのだ。
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小さな子供用の水槽にやってきたカゲロウ(?) クサカゲロウかな??
追記) 通りがかりのおじ様によりますと、これは、キイトトンボCeriagrion melanurumのオス
    だそうです。

    お教えいただき本当に感謝しております。 Tamayam2

私の誕生日に、孫が絵を描いて送ってくれた。
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9歳のKyoko(Laura)は、乗馬を習っているので、ふだんから馬をよく観察
しているのだろう。子供の描いた馬としては、よく特徴をつかんでいる。
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7歳のAyako(Carrie)の絵は、飼っているネコの絵だ。
眼にまぶたが描いてあるのは、ネコが老齢のため、大きく愛嬌のある丸い眼
ではなくて、ぼんやりとした眠そうな眼だからだろう。よく観察しているなぁ~。

ヒトも老年になると、眼力(めぢから)が弱くなる。視力が弱いというのでは
なくて、どこを見ているのか、なんとなく印象がぼやけた眼になってしまう。
しょうがないのだろうな~

このネコは、いま、点滴を毎日しているという。
私どもが滞在中は、2日に一回だったが…もう15年以上にもなるのだから、
そろそろその時期が迫っているのであろう。
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でも、家族総出で点滴をしてやっている。「さぁ~、やるよ」とママが
かけ声を掛けると、Kyokoがネコの体を押さえている。Ayakoが椅子に
乗って点滴の管から流れ出る液体の落ちるスピードを調節する。
終わるまで、家族が協力して黙々とこの作業をしている。ネコは、じっと
おとなしくなされるがままに従っている。とても印象的な光景だった。
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by tamayam2 | 2016-06-28 15:51 | 日々のできごと | Comments(10)