2012年 05月 05日 ( 1 )

500回目のエントリー

2007年8月2日にこのBlog:Yamyam町一丁目 を始め、
この記事で、ちょうど500回目になりました。500回で、キリが
良いから、引っ越そうと考えておりましたが、なんだか
面倒くさくなったので、このまましばらく続けることにします。
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帰国して5年経ちましたが、いまだに異邦人のような
不思議な感覚をもちつつ、何とかYamyam町の住民に
紛れて生活しています。

先月、生誕150年を迎えられた故牧野富太郎先生のことを記事に
しました。子供のころから、牧野先生の植物図鑑に親しんでおり
ましたが、老年になってこんなに植物に熱を入れてしまうとは
人生はおもしろいものですね。やはり、何でも若いときに、 
“とっかかり”をさらっとでも付けておくことだと思います。

近ごろ発行された記念切手によると、牧野先生の手になる原画や
命名された植物5点が復原されています。私のスキャン技術が悪くて
きれいにお見せできませんが、よく見たい人は、郵便局でお買い
求めください。

5点の植物のうち、私は始めの2つしか見たことがありません。
あとの3点もいつの日にか実際に見てみたいものです。

以下は、郵政省のWebからとった簡単な説明ですが、明治時代に
牧野先生はロシア人の植物学者、
マキシモヴィッチ氏
(Carl Johann Maximowicz 1827-1891) 
と深い親交があったようです。お二人の会話は、いったい
何語で行われたのでしょうか。マキシモヴィッチ氏は、バルト海沿いの
人ですから、ドイツ語ができたでしょう。牧野先生は、小学校中退です。
たぶん、英語かドイツ語で話したのかしらと、想像をたくましくして
おります。
Tamayam2はこうした人と人の交流にとても心惹かれております。


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1.ガマズミ【蒲染 スイカズラ科Viburnum dilatatum Thunb.】
牧野先生が描いた着色原画。先生は、イギリス製の絵の具を使って
おられたということ。


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2.ジョウロウホトトギス【上臈杜鵑 ユリ科 Tricyrtis macrantha
                            Maxim.】
高知県の石灰岩地に特産する多年草。明治20年(1887)年に発見し、
マキシモヴィッチが学名を、牧野先生が和名を付けた。


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3.ヒメキリンソウ【姫麒麟草 ベンケイソウ科 Phedimus sikokianus
                       (Maxim. ex Makino) 't Hart】
四国の山地に特産する多年草。明治22年(1889)年、高知県仁淀川町鳥形山
で採集した標本をもとに新和名を発表、明治24年(1891)年にマキシモヴィッチ
から授かった学名を発表した。生育地が限られているため全国的に珍しく、
自生地のある徳島県、高知県で絶滅が危ぶまれている。


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4.ホテイラン【布袋蘭 ラン科 Calypso bulbosa (L.) Oakes var.
                        speciosa (Schltr.) Makino)】       
本州中部の針葉樹林下に稀に生える多年草。牧野先生は、江戸時代の植物画
からその存在を知り、明治35年(1902)年に和名を付けた。明治40年(1907)年、
開花株の寄贈を受け、実物を見て花の図を描かれた。



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5.コオロギラン【蟋蟀蘭 ラン科 Stigmatodactylus sikokianus
                            Maxim. ex Makino】
本州~九州のスギ林に生える多年草。明治22年(1889)年に高知県越知町
横倉山で発見、牧野先生は、明治23年(1890)年にマキシモヴィッチが提唱した
学名を発表、翌年和名を付けた。


池の写真は、先月25日、箱根・湿生花園で撮影。
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by tamayam2 | 2012-05-05 17:57 | Comments(16)