トルコで見た植物たち



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しばらく更新を
怠っていました。
トルコの植物の
写真の整理に
なかなか着手
できず・・・。

















私がトルコを訪れたのは、8月末から9月の第1週にかけて。
エーゲ海側の町々から中央アナトリア地方の乾燥地帯のド真ん中
までバスで移動しました。

のどが渇き、日焼けで真っ黒になるような気候と言えば、ご想像が
つくでしょう。
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そんな厳しい風土の中に、元気がよかったのは、オリーブの木。
赤いの、黒いの、緑のもの・・・毎食たくさんいただきました。
その他に、イチジク、ザクロの大木を見ましたし、果実も
おいしそうでした。
トロイア、ベルガマ、エフェソス、ヒエラポリスの古代遺跡群も
訪ねましたが、tamayam2が目をつけるのは、そういう乾燥地帯の
遺跡にこびりつくように生えていた植物たち。


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一番感動ものは、
ビロードモウズイカ(ゴマノハグサ科
 Verbascum
thapsus )



















ともかく、頑強な植物で、葉は、ロゼット状。高さは、ものに
よっては1メートル以上も。北海道でもよく見かけましたが、もとは、
ヨーロッパからの外来植物。
この奇妙な花は、ドイツでも野原で普通に見られたものです。
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その他。アザミ科の植物たち。ごわごわとしたり、とげとげした葉を
もち、花は、黄色やうす紫色でした。
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遺跡のそばでよく見られたのは、細かい白い花をびっしりつけた野草。
葉全体が毛に覆われ、ごわごわしており、地べたを這っている。
這うさまが、まるで鎌首をもたげて移動する爬虫類ような奇妙さ。

私と言えば、ガイドの話をろくすっぽ聞かず、しゃがみこんでは花の
写真ばかり撮っていたので、遺跡のお話はできないのです。
トップの写真の遺跡は、ベルガマの野外大劇場。
ベルガマ遺跡の発掘品の大半は、ベルリンのベルガモン博物館
に納められているとガイドが言っていました。

H.シュリーマンをはじめ、多くの文化遺産がドイツ人の手によって
発掘され、国外に持ち去られたことを、トルコ人は、今も面白くなく
思っているようです。 (ま、それは、そうでしょう。)
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by tamayam2 | 2008-10-04 15:27 | たび | Comments(15)
Commented by 寧夢 at 2008-10-04 22:30 x
トルコの方の憤懣やるかたなき思いを申し訳なく思いつつ、ペルガモン博物館は3度も行った私です。思春期の『未来への遺産』(NHKのTV番組)の影響が大きく、遺跡・博物館・美術館大好き人間だったのです。
だから、植物は・・・イチジクぐらいしか記憶になくて。改めて写真をまじまじ見せていただきました。
Commented by kanmyougama at 2008-10-05 07:38
乾燥性の気候なのでしょうか・・・。
乾燥性の植物に見えますがホカの地域とは違って見えます。
遺跡すばらしいですが、風変わりな植物に惹かれます。
トルコはとっても遠い国の印象です。
Commented by tamayam2 at 2008-10-05 20:51
♭寧夢 さん、こんばんは。私もベルリンを訪ねれば、ベルガモン博物館
に幾度も足を運びました。その価値がある場所ですから。それがトルコ
からの略奪品であるという事情についてはあまり考えておりませんでしたよ。トルコの植物は、地中海性の植物が多いですが、とても興味が
ありました。チューリップ、ナデシコ、バラの原産国ということで、
陶器などの意匠に多く使われておりました。
Commented by tamayam2 at 2008-10-05 20:57
♭ kanmyougamaさん、ごぶさたしております。
小アジアの植物は、ほんとに面白かったですよ。乾燥によく耐え、
しかも冬は結構寒いところらしく(雪も多く)、ロゼット状の、寒さに
乾燥によく耐える身構えになっているのですよ。メロンやスイカなど
がとてもおいしい土地でした。あの乾ききった大地から収穫されるとは
信じがたかったですよ。
Commented by daikatoti at 2008-10-06 07:37
そうでしたか、あのベルガモン博物館はトルコからの略奪品だったのですか。 そっくり持って来たというような部分もありましたものね。そりゃぁ、おもしろくないですわね。
このオリーブは、よく見かける葉の細いのとはまた違いますね。
デパートのイタリア展で買ったオリーブがおいしかったなぁ。たっぷり堪能されたのですね。
ビロードモウズイカというのですか、花の咲いたところは遭遇していませんが、最近道ばたでよくこのようなのを見かけます。
Commented by nenemu8921 at 2008-10-06 23:10
ビロードモウズイカは盛岡市内の空き地などでたくさん見て、ビックリしました。
そうですか。トルコ……。
わたくしも、博物館より、植物のほうがいいなあ、
どんどん、ご紹介下さい。トルコの固有の植物ありますか?
楽しみです。
Commented by aamui at 2008-10-08 08:30
お早うございます それぞれのトルコだから面白いですね ラクは飲みませんでしたか?オリーブ食べてみたかった! 私の行った頃はまだ実がなっていませんでした 一面のオリーブでしたが・・・・・
Commented by tamayam2 at 2008-10-08 10:18
♭daikatotiさん、
ベルガモン博物館は、世界遺産にもなっており、ベルリンの名所です。
ベルガモンとはどこなのだろうか、と私も漠然とおもっておりました。
文化財の保存には、高い見識と先立つもんが無いと無理ですわね。
トルコはEUの仲間入りしたい、したいと思っているのですが、ドイツ
では、まだまだ難しそうという雰囲気でした。
オリーブの葉の形の違いは私も気づきました。細いものもたくさん
見かけました。これは、実も丸く大ぶりだったので、珍しく思い撮影
しました。ビロードモウズイカは、気をつけて見ればけっこう見られ
ますね。園芸用には、デカ過ぎるのかもしれませんが、可愛い花
です。葉は、ビロードのようでなでなでしたくなりますよ。はは
Commented by tamayam2 at 2008-10-08 10:26
♭nenemu8921さん、
あ、盛岡でも見られますか!この前北海道に行ったら、線路ぎわ、国道沿いにホコリにまみれて薄汚いものを見かけました。人にあまり注目
されていないようですが、半砂漠のような土地でも、どっこい生きて
いますというように自己主張の強い植物です。
トルコ原産の植物として、チューリップ、カーネーション、バラと聞きました
が、改良技術はオランダなどのほうが上手なのでしょう。
日本も園芸種の育種術が進んでいて、もう何が何やらわからない
状態ですわね。ですから、野生のものに心惹かれるのかもしれません、
Commented by tamayam2 at 2008-10-08 10:36
♭ aamuiさん、秋になりましたね。時雨を思わせる雨がふっています。
うちのネコはびしょぬれ。お宅のおネコさんは、いかが?
トルコのラクは、白濁するお酒ですね。私は嫌いじゃないのですが、
今回は、遠慮して、エフェソスというビールばかり飲んでいました。
ラク、ワイン、シャンペーンなどは、ビールの倍の値段でしたから・・・
同行者は、アイランというヨーグルト・ドリンクを愛飲しておりました。
私は、チャイ(紅茶)が気に入りそればかり・・・。アルコールに厳しい
イスラム圏にあって、(しかもラマダン時期だったのに)トルコは
異教徒には寛大でしたので、助かりました。
Commented by kanmyougama at 2008-10-08 16:25
ラク、ワイン、シャンペーンなどは、ビールの倍の値段でしたから・・・
同行者は、アイランというヨーグルト・ドリンクを愛飲しておりました・・・・・。
アルコールに目のない僕ですが、出かけたことのない土地柄のお酒は全く幻です・・・・。
土地に行けば土地のお酒が・・・ビールあり・ワインあり・・・・・。
焼酎が市町村の数以上にあって味が違うことを思えばうなづけます・・・・。
Commented by あんず at 2008-10-09 02:34 x
トルコは暑いですよね。ほこりっぽくって暑い という印象です。
摂氏44度を経験しました。
遺跡は大好きですが、たいてい、遺跡のそばの博物館にあるのはレプリカで
本物はどこか別の国にありますよね。その方が状態良く保存できるから
らしいですが、う~ん・・・持って行っちゃうのはいかがなものか、ですね。
Commented at 2011-10-06 13:31 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by tamayam2 at 2011-10-08 10:55
♡ HKHSSさん、
私にとってもトルコの旅行は大変興味深いものでした。
やはり、東洋と西洋の交差点という感じでしたよ。シュリーマンの
本がもし、家にあったら、お送りします。歴史好きには、たまらない
ところです。
Commented at 2011-10-08 12:55 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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