ギンリョウソウが 息づく森

久々の梅雨の晴れ間、Blog仲間のnick-1さんのサイトで
知った八千穂高原自然園へ出かけてみた。メルヘン街道
(国道299号沿い 佐久穂町)
いま、この森の主役はベニバナイチヤクソウ半日陰の
森のいたるところで可憐な花を咲かせていた。
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おや、落ち葉がフカフカの地面に、なにやら白く光るものが見えるよ。
ギンリョウソウ(Monotropastum humile)は、腐生植物。
葉緑素を持たないから、葉も花も蝋細工のようにまっ白。
花の中心をよく見ると、青みがかっている。
薄暗い森の下草の間に、ちら、ちらと白い植物が息づいて
いる。めずらしい植物を見て、心が躍る。

この植物が分類上はイチヤクソウ科というので、驚いた。
ベニバナイチヤクソウとは、似ても似つかないものなのに。
そばにいた小父さんが、キノコ類ナメタケ科(?)と言う
ほうが適切ではないか、と冗談で言っていた。
ふむ、ふむ(笑)
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クマザサの茂みを抜けて、日の当たる場所に出た。
サラサドウダン(ツツジ科 Enklanthus campanulatus)が
かわいらしいベル状の花を揺らしていた。
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帰り道、須玉インターへ向かう街道沿いに、ポピーやムシトリ
ナデシコが一面に植わっている農地が目に飛び込んで来たので、
車を止めた。
そこで、今年初のチョウと出会った。
ダイミョウセセリ(Daimio tethys)。羽を広げていたので、
蛾かと思ったが、このチョウ独特な止まり方だそうだ。

六月は、天候が不安定だけど、運がよけりゃ、初夏の草花
が見られる。真夏の花々の力強さとはちがって、繊細で
健気な感じがして、どの植物たちもいとおしい。
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by tamayam2 | 2008-06-25 10:07 | たび | Comments(0)
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