サンカヨウを 見た!

願いごとがあって、・・・したい、したいと思い続けていると、
思いがけず夢がかなうことがあります。
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私の場合、サンカヨウ(山荷葉)という花を見たいと・・・
前回のBlogを書きながら、強く願ったら、翌週には、夢が
かなって見ることができたのです!

写真でしか見たことのない花です。運よくその時期にこの植物に
遭遇できたというのは、大げさに言うと、万に一つの幸運と言える
でしょう。花期には、少し遅めで、枯れかけているものも
ありましたが、無傷の株を選んで撮りました。
サンカヨウ(メギ科 Diphllela cymosa grayi)

Blog仲間のkanmyougamaさんのところで、ウマノスズクサ科
サツマアオイの花を見せていただいて、アオイの種類に
興味を持ちました。徳川家のご紋の葵ですが、ちょっと変わった
花なのです。
私が見たのは、ウスバサイシン(薄葉細辛 ウマノスズクサ科
カンアオイ属 Asiasarum sieboldii F. Maekawa)
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この植物の変わっている点は、二枚の葵形の葉の根元付近に、
葉に守られるように、暗褐色の小さな花がつくのです。
よく見なければ、気づかないほど地味な花です。

この植物は,またヒメギフチョウという日本固有の蝶の食草に
なっていて、この葉の裏に小さな蝶の卵を産み付けるのです。
もし、ウスバサイシンが絶滅すれば、これを食べて育つヒメ
ギフチョウの生存も危うくなるというわけです。アオイの種類
は成長が遅く、花が咲くまでに長い年月がかかる植物のようです。

春先に花をつけ、夏まで葉をつけ、あとは、地下で過ごす
一連の植物群をspring ephemeral(春だけに出現するカゲロウの
ようなはかない命)と詩的に呼ばれて愛されています。
フクジュソウ、カタクリ、セツブンソウ等がこの類でしょう。

これらの植物は、ブナなどの落葉広葉樹林に生きづき、ハチ、アブ等
の虫を媒介にして受粉を行う虫媒花である点も、興味がつきない点です。
樹木→落ち葉→土壌→野草→昆虫・・・の連鎖が、ぼんやりと見えて
きて、ワクワクさせられます。

6月10日 上高地にて 
by tamayam2 | 2008-06-13 10:27 | たび | Comments(0)
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